今回はちょっと冒険してみました。
良かったら見ていって下さい。(^_^)
1
(遅いのう)
あれから5分ほど待ったが、娘はまだ来ない。
ローレンス教授は、この政彦と言う
友人の息子を見極められないでいた。
彼の父が言うには、変わり者で頑固者。
22歳になるこの年まで浮いた話の1つもない。
女好きの父親とは正反対だ。
だが、政彦の父常彦は最後に必ずこう付け加える。
ローレンス教授自身、耳にタコができるほど何度も聞いた。
『少々難儀だが、いざと言うときは頼りになる自慢の息子』だと
誇らしげに楽しそうに、息子の事を
語る友人を、羨ましいと思ったものだ。
(ワシには、娘しか出来んかったからのう)
ローレンス教授には、妻そして、
結婚した長女に次女に3女のジェニファーと言う、3人とも美女といっても差し支えない、娘がいるが息子はいない。
(だが孫には男の子がいる。
不思議とうまいこといくもんじゃな)
ローレンス教授は孫の顔を思い出しながら、笑みを浮かべる。
「ローレンス教授、どうかしましたか ? 」
急に顔をにやけさせた、ローレンス教授を政彦は、怪訝な様子で見る。
「いや何でもない!!
もうすぐ孫の誕生日じゃなぁと思い出しての」
「そうですか」
「それにしてもジェニーは何をしているんじゃ、たった3人分のお菓子と飲み物を持って来るのに、いつまでかかってるんじゃあの娘は」
ローレンス教授は腕組みをしながら、
扉を睨む。
「お菓子がないから、買いにいってるのでは ? 」
「それならそれで、連絡ぐらい送ってくるじゃろう」
困った娘じゃとばかりに、ローレンス教授はため息を付く。
「それもそうですね」
そう言って政彦も同意する。
「まぁいい、あれは昔からトロいところがある娘じゃった」
「ところで、先程の話の続きなんじゃが、常彦君はともかく須美子(すみこ)ちゃんまで愛人がいたとは……彼女の事は知ってるが、男がいるようには見えんかったがのう」
ローレンス教授は首を傾げる。
「母は、両刀使いだったので浮気は主に同性が相手でしたから、気づかないのは当然です」
「なんじゃと !! 」
言いにくい質問に、あっさりと答えた政彦の驚きの内容に、ローレンス教授は思わず、すっとんきょうな声をあげた。
「 つまりレズじゃったのか、須美子ちゃんは」
「レズと言うより、バイセクシャルと言った方が正しいですね」
実の母の事なのに、政彦は何でもない事のように言う。
「政彦君は、その事をいつから知っていたのだね」
「母は、8歳の時でしたね。
父は6歳の時です、ふたり共どっちか留守だと、愛人連れ込んでましたから」
政彦はしれっとした感じで言う。
「それだと、もしかして愛人とその
愛しあってるのを見たり、したのかね」
ローレンス教授は、顔をひきつらせながら、表現を曖昧(あいまい)にして言う。
「見るというよりは、観てただったな。
ハメ撮り好きだからな親父殿は、最初は自分で取りながらやってたが、大変だから途中からは、俺に撮らさせてたなぁ」
「後、他の愛人の相手で疲れた時は、
変わりに、相手させられたっけ」と
呟くように語る政彦。
「おいおい、嘘だろそれは」
(どんな教育をしてるんだ、常彦君達は)
ローレンス教授は、信じられないものを、見るような眼で政彦をうかがう。
「嘘じゃない。
母がけちで財布の紐がきつくて、親父殿はなかなか金が、自由にならなかったからな。
だから、愛人に恵んで貰っていたんだ。
まぁそう言う愛人は金が魅力的なだけの女性だから、容姿が酷かったり、超肥満だったりするから、親父殿のも相手するのが辛かったりするんですよ」
政彦は、手のひらを広げて、話を続ける。
その内容はローレンス教授には、とても信じられないものだった。
4
政彦が、両親共に愛人がいるのを、知ったのは5歳の時で、十歳の時には、母の愛人である、母の学校の後輩の女性と、初体験を済ませ、父が冷めてきた、一人の愛人とも12歳の時に関係を結んだそうだ。
以来、複数の両親の愛人達と関係を結んできたそうである。
特に父である常彦は、政彦が愛人達の相手をすると、恵んで貰えるお金の量が増えるので、その増えた分を政彦に
与えていたそうだ。
大体1回相手をすると、1万から3万を貰っていたらしい。
ローレンス教授は話を聞いてるだけで、頭が痛くなってきた。
以前常彦と飲みにいった時、溢した愚痴の事を思い出した。
『政彦のやつ、18にも成るのに彼女一人家に連れてこれんとは』
その時は、まぁ奥手な子何だろうと
思い、機が巡ってきたら一人でも二人でも連れてくるさと、軽い感じで励ましたが、もし今同じ愚痴を言われたら、声を大にして、ローレンス教授はこう言うだろう。
(そんな幼い頃から、乱れた性生活を
息子にやらせてたら、そりゃひねくれて彼女も出来んわ)
無論口には出さず、ローレンス教授は
心の中にしまう。
政彦の幼い頃の乱れた性体験談を最後まで聞き終えた、ローレンス教授は
盛大なため息を吐くのだった。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
う~ん主人公にトラウマを作って、箔をつけようとしたんだけど、やり過ぎたかなぁ?(-.-)