最新話投稿します。
二つの新技術の残りの1つ
LMO手術について判明します。
そのため後半説明文多いです
ご了承ください
「ふう。 傷の修復完了」
再生能力を駆使し
撃たれた傷を治したグレアムは安堵の息を付く。
一応誰か来るかもしれないと思い再生中も外の音を警戒していたが、誰も来なかった
ようだ。
「さてと……そろそろ 行くぞエド」
再生を終えたグレアムは
部屋の中央にうずくまって
食事中のエドに声をかけ る。
食事中のエドの周りはまるで
赤いペンキでもぶちまけたかのように、床が朱に染まっている。
また真ん中以外の壁の左端
や右端にもおなじような、赤い円が2つあり。
その中央に人がそれぞれ倒れている。
赤い円の正体は人の血だった。
その量から倒れてる人物達はすでに事切れてるのがわか る。
倒れてるのは、支部長がグレアムをなぶっている間にエドが殺した2人の護衛達だっ た。
護衛達は劣勢のふりをしながら戦闘中にちゃっかり薬で変身に成功したエドに返り討ちにあったのだ。
1人は腹にドデカい風穴が
開いており、もう1人は首から上がない。
その首もとは何か強い力で
引きちぎられでもしたのか、
切り口は荒々しくズタズタに
なっている。
そして支部長はと言うと。
「待ってくれ……まだ心臓と頭を食べてないんだ」
食いしん坊の子供がするように、口の中にまだ残ってるのに次々と食べ物を詰め込みながら、エドが待ったをかけた。
背後から臓器をぶち抜かれた支部長はそのままショック 死して、エドのご飯になっていた。
「2人喰ったのにまだ足りないのか?」
呆れた声で良いながら
エドの元に近づいたグレアム は肉塊と鳴り果てた支部長の血だまりの中から、ペン型レーザー銃を拾い上げる。
(ふむ携帯しやすいし、一見 武器とはわからない 使える)
思わぬ戦利品に心を浮かせながら、グレアムは欲しい玩具を買ってもらった子供のように眼を輝かせる。
「2人は喰ってない、1人は
爪で腹を刺しただけだし、もう1人は頭をかじっただけ だ」
支部長の足を引き裂きなが ら、肉を口に含むエド。
辺りには、死臭とエドが喰ら う咀嚼音が響く。
常人なら今すぐにでも、出たくなるだろうが、MO手術技術者で死体に慣れてるグレアム は平然としてるし、そもそ もエドが人を喰うのを見るのは何度もある。
生きたまま喰ってるのを見たこともあるくらいなので、
これぐらい平気なのだ。
グレアムが血まみれの、レーザー銃の血を拭き取ってると
何時の間にか、さっきまでずっと聞こえていたおぞましい、咀嚼音がやんでいる。
「……御馳走様」
口元の血を手の甲で拭いながら、食事を終えたグレアムが立ち上がった。
口元は血を拭き取ったが
腹や喉元が血まみれで、おぞましい。
それを見たグレアムが顎で、血だまりの近くに置いてある、服だった物を指す。
喰うときに邪魔で引きちぎったのだ。
人肉を喰らう悪食だが服までは食べれない。
その服を拭き物に使って血を拭えとグレアムは指示してるのだ。
ジェスチャーだけだが、長年の付き合いである、エドはグレアムの意図する事がわかるので、破った服で体に付いた血を拭き取り、エドの体に付いていた血はなくなる。
「思ったより、時間がかかった。闘士達からローレンス教授を抹殺したという
報告も届いてない。
抵抗にあってるようだ」
「問題ないだろ。
実戦訓練に小町小吉を始め
UNASAの精鋭は出払ってもぬけの空だ。
それに後二匹食べてねぇし」
エドが舌なめずりして、壁際の2人の護衛の死体をみる
「もう十分腹は膨れた だろうが、膨れたら体が 重くなる。
運動で軽くしろ」
「膨れてねぇよ。
四割程度だ」
「仕方ない奴だ。
ならさっさと腹を膨らませ」
(まったく、食事に意地汚い奴だ)
心の中では罵りながらも、表情と口には一切出さず
グレアムはエドの食事が終わるのを、ペン型レーザー銃を
弄りながら待つ。
(太陽光で充電出来るから
フル出力にしなければ
弾数は無制限か)
グレアムは調べた、ペン型
レーザー銃の性能にほくそ笑む。
さらにこのペン型レーザー銃、モードチェンジで
レーザーソードにも出来る
らしい。
(近接戦闘も問題ないのか
他には短時間だがバリアー も張れるのか。)
グレアムがレーザー銃を調べている間に、支部長を食い終わったエドは、護衛達の肉を
喰らう。
爪で引き裂き、口の中に放 り込む。
「もぐもぐ……ん、肉が締 まって堅いがこの堅さの
コリコリ感は悪くないなぁ」
人肉を喰らい、その味に
舌つづみをうちながら、エド
は食事を続ける。
血とむき出しになった臓物の腐臭などが辺りに漂ってるがグルメバカと研究バカの2人は気にしない。
かたやひたすら肉を喰らい
腹を満たし、もう一方はレーザー銃の性能を知り、改良点を考える。
そうやって、2人が
マイペースに行動していると
突然、部屋の自動ドアのブザーがなる。
ロックを解除してくれと
言う合図だ。
「誰だ?」
興味津々でレーザー銃を弄っていた、グレアムがいち早く
気づき面倒くさそうに、ドアの近くまで歩いていき。
備え付けのカメラで、外に
いる来客者を確認する。
「ちっ」
来客者を確認した、グレアム
は舌打ちをすると、ポケットに片付けていたペン型
レーザー銃を取り出すとドア越しにレーザー光線を放つ。
無言で十回レーザー光線を
撃ち終わった、グレアムは。
レーザー銃を、レーザーソードに切り替え、ボロボロになって穴の空いたドアから
外に出て、バラバラになって
廊下に倒れてる、来客者を
見下ろす。
「手間をかけさせてくれたが
今回は拾い物の良い性能実験になったな」
レーザーで、上半身と下半身が横に割れて、手足がちぎれ飛んだテラフォーマーの
無惨な死体を見てグレアムは
嗤らう。
その時、部屋の奥の壁に
ひびが入り、亀裂が走ったかと思うと、壁の向こうから
人影が現れる。
「じぃー」
別のテラフォーマーが、隣の部屋から壁を壊して、侵入
してきたのだ。
その数は一匹だが、どこかで
調達したのだろう、右手に
マシンガンを持っている。
「じぃー」
壁を壊して舞った埃を被りながら、テラフォーマーは銃口
を同朋を殺したグレアムに
向け、引き金に指をかける。
「じっ?」
引き金に指をかけ、早速撃とうとするが、急に目の前が真っ暗になったので、テラフォーマーは引き金が引けなくなった。
それでも見えなくても、勘で
狙いをつけようとするが、
次に頭に激痛が走り、引き金から指を離す。
なにか、万力のようなもので頭を締めつけられているのだ。
直後テラフォーマーの足が
地面から浮く。
「てめぇのせいで、俺の
肉に汚れがついちまった
じゃねぇか、クソゴキブリ!!」
歯に護衛の千切れた腕を噛んで、右手でテラフォーマーの頭を握り締めながら、エドは
怒る。
ヒグマは獲物に異常に執着
するという。
自分の取った獲物を盗まれたりしたら、草の根分けても
探し出して、見つける。
クマの特性もあるが、エドの元来の性格が、その執着心に拍車をかける。
「じぃーじじっ」
強烈な締めつけに耐えながら、テラフォーマーはマシンガンを地面に落とすと、両手
で、エドの右腕を掴み、引き剥がそうと動かす。
「ふん!!」
格闘家が、パフォーマンスで
リンゴを握りつぶすように
エドが力を込めると、テラフォーマーの頭が潰れ白い
体液が飛び散り、一部が
エドの顔にかかる。
エドは空いてる左手で
その体液を拭うと、頭を潰したテラフォーマーを力任せに
横に投げ飛ばす。
投げ飛ばされた、テラフォーマーが壁にぶつかるコースを描き飛んでいく。
「……!! 」
が、壁にぶつかり潰れるはずのテラフォーマーが足の裏で壁に見事に着地し、その勢いを利用し飛びかかってくる。
テラフォーマーの急所は
頭ではない。
喉の下にある、食道下神経節
だ。
例え頭を潰されても、しばらくは生きていられる。
「人間だったら、今ので
終わってんだがなぁ」
左手で頭を掻いた、エドは
右腕に力を込め、構える。
右腕を真っ直ぐ直線に伸ばす
空手で言うところの貫手だ。
「熊爪」
1人静かに呟くと、飛び
かかってくる、首無し
ゴキブリを睨む。
(射程距離まで後数メートル
1メートル、50センチ
……射程距離に入った)
射程距離に入った瞬間、巨体
とは思えない、スピードで
動き、鋭い爪を振り上げる
「熊爪!!」
先ほどとは違う、気合いの
入った声でエドは叫び爪を
振り下ろそうとした。
「!! んっ」
ゴキブリにトドメを刺そうと
したエドが、急にバランスを
崩したたらを何故か踏む。
「何だ!! 」
突然右肩に強い衝撃を受けバランスを崩したエドは
衝撃の走った肩を見る。
うっすらとだが、靴の跡が
残っている。
「たぁー!!」
空中から、気合いの入った
声が聞こえてきた、エドは
慌てて上空を見る。
そこには、ペン型レーザー 銃をレーザーソードに
モードチェンジしたグレアムが大上段にレーザーソード
を構え、振り下ろす。
真っ向唐竹割りに、斬られ
た首無しテラフォーマーが
真ん中から、二つに分かれて
左右別々に倒れ、今度こそ
完全に沈黙した。
「俺の獲物横取りしやがっ て」
エドが、獲物を横取りした
グレアムに文句を言う。
「ほう~テラフォーマーを
豆腐みたいに真っ二つにする
とは、切れ味はジョージスマイルズ並みというわけか」
レーザーソードの切れ味に
満足し、その余韻にひたる
グレアムの耳には友の嫌味は
聞こえなかった。
2
冷や汗が頬をつたう。
拳銃とナイフを持ち
ジャレッド・アンダーソンは
目の前の2人の男が変態して
人外の存在になるのを黙って
見ていた。
廊下の冷たい空気がジャレッドの体を冷やす。
遠くでテラフォーマー達の
奇怪な叫び声が鳴ってるが
ジャレッドには気にする余裕
がない。
手が出せなかった。
別に戦隊ものの、怪人では
ない。
敵が変態するのをちゃんと
待たねばならないという
お約束は存在しない。
だが、2人の放つ威圧感と
薬がないという、不利な
状況が彼に、行動をためらわせ静観という、策をとらせた
。
だがこの場合これは失敗と
なった。
何故なら2人の変態は終わり
戦力は増強されたからだ。
手術被験者は、変態させる
前に倒す。
テラフォーマーでも知ってる
セオリー。
「何度やっても、この
全身の血流が駆け回る感覚
慣れんものだ」
「……力がみなぎる」
アーノルドは少し疲れた声を
出し、ダイロンは力強い声で
拳を握りしめる。
変態を終えたアーノルドのこめかみ辺りから角が生えていた。
体全体茶色い毛で覆われて
おり、とても暖かそうだ。
パワーとスピード元来
この二つは相反するものだ。
体の大きなパワーファイター
はスピードに劣り、体の
小さなスピードファイターは
スピードは速いがパワーは劣る。
だが、何事にも例外は存在する。
北米にその動物はいる
大型のもので、1・1トン
もの体重があり、体長350
センチという、巨体でありながら、何と時速65キロメートルで走る事が可能なのだ。
体を覆う毛は分厚く狼の攻撃からも急所を守る事ができ、
防寒せいに優れ-40度近い寒さにも耐えられるという。
ウシ科世界最大種
「アンダーソン君、潰れて
死にたいか、突き殺されて
死にたいかどちらか選びたまえ」
ロイ アーノルド
51歳 ♂
175センチ
150キロ
MO手術ほ乳類型
偶啼目ウシ科
アメリカバイソン
通称バファッロー
新大陸の弾丸列車 猛進
「潰れて死ぬと、突き刺されて死ぬ以外に投げ飛ばされて死ぬというのもある」
一方ダイロンはというと
彼もアーノルドに負けてはいない。
まず、腕や大腿が倍ほどの
太さになり、体は昆虫の甲殻
に包まれ、頭に大きな角が生えている。
その角はほ乳類のものではない昆虫の物。
虫のなかで、一番に名が
出るのは、やはりカブトムシ
だろう。
甲虫の王と呼ばれるゆえんである。
だが、一言でカブトムシと
言ってもその種類は多岐に渡る。
角が何本も生えてるもの、
気性の荒いもの、おとなしいもの、力のあるもの、素早いもの、体の大きいもの
そして、重いもの。
それは、カブトムシの中でも
重量級のゾウカブト種の
最重量種。
エレファスゾウカブト
かつて、そのゾウカブトの力を得た戦士がいた。
彼がその力を得たのは、十数年以上も前。
当時の旧式手術、バグズ手術
で成功確率10パーセントという、極めて低い確率の闇
バグズ手術に成功した
4人のうちの1人。
友を守るために、その命を散らし、その友は感謝の気持ちと敬意から息子にその漢の
名前を与えた。
マルコスと。
本来なら被験者を失って
なくなった力。
それをグレアム・バンディと
いう1人の天才科学者が
新技術LMO(レジェンドモザイクオーガン手術)によって甦らした。
彼は考えたMO手術の成功確率をどうすれば上げる事が出来るのか、そして気づいた。
以前成功した手術の組み合わせは次も成功するのだと。
最初はクローン人間を作った
材料はあった、研究者たちは
成功した被験者の精子や卵子
あるいは細胞などを、何かに
使えると保管したからだ。
MO手術は成功しモザイクオーガンは得られた。
だが強度が弱くとても、火星探索など出来るほど、タフではなかった。
理由は急激に成長させたせいだ。
だが、普通に成長させたら
何十年もかかる。
人工受精で子供を作っても、
力を得られるか保証はない。
でもグレアムはあきらめなかった。
グレアムは役割分担させる事を思いつく。
強度のなさは他の人間なら
補える。
MOはオリジナルに近ければ得られるかもしれない。
足りなければ補えばいい。
すなわち動物の細胞移植だけでなく、人間の細胞移植。
手術成功者の細胞移植による
MO手術成功率の強化と
力の底上げ。
それがレジェンドモザイクオーガン手術。
失われた戦士達の力を得る技術。
ダイロン・マリンガ
南アフリカ共和国
♂
187センチ 67キロ
LMO手術
昆虫綱甲虫目コガネムシ科カブトムシ亜科ゾウカブト属
エレファスゾウカブト
提供遺伝子
闇バグズ手術被験者
マルコス・ピアザ
昆虫王の中のヘヴィー級
伝説が鯱を襲う
最後まで読んで頂きありがとうございました。
マルコス・ピアザは公式
ノベル月の記憶に出てきたキャラです。
作中では、ベースはゾウカズトとしか、判明していませんが、作中で一番重いとか、
地味な色などの情報から
俺はエレファスゾウカブトとすいそくしました。
ネットとかで調べてもゾウカブトまでしか、わからなかったので苦肉の策です。
もし、知っている方がいるなら教えて頂けると助かります。
次にLMO手術ですが、
まぁわかりやすく言うと
ナルトの柱間の細胞移植とか
と似たようなものです。
ただ元ネタは違いまして、
以前ガガガ文庫でケモノガリと言う小説があって、その小説で一般人に優れた人間の細胞を移植して戦闘能力を強化する技術というものが、ありましてそれを参考にさせてもらってます。
といってもマニアックな作品なんでわからなかったら
すみません。
説明と短くまとめられなかったので、一端きりの良い
ここできります。
次こそ、主人公の出番になると思います。
以上補足説明でした
読んで頂きありがとうございました。