異端の科学者と忘れられた技術 (凍結)   作:翔馬

52 / 52
こんにちは久しぶりの更新です。
良かったら見て言ってください。
ちょっと長いです。



遺言

  「じじ……」

 

断末魔の悲鳴を上げたテラフォーマーが倒れる。

 

  「終わりか」

 

頭から生やした角に付いた、テラフォーマーの

体液を拭き取りダイロンは呟く。

 

 

1

 

アーノルドとわかれた後。

ダイロンは暴走するテラフォーマーの駆除をしていた。

 

「全く……どうせ利用するなら、ちゃんと手綱

  ぐらい付けておいてほしいものだ」

 

 

地に転がる数体のテラフォーマーの死体を見下ろすダイロン。

 

 

「さて、そろそろ准教授と合流するか」

 

 

アーノルドと分かれた場所に戻るべく、ダイロンは移動する。

 

 

 

「……ちっ」

 

突如走って移動していたダイロンが、立ち止まる。

 

 立ち止まったダイロンは、鋭い眼で自分が進む筈の通路を睨み、微かに聞こえてくる足音に耳を傾ける。

 

 

 「まぁ準備が少ない計画、予定通りにいかない  のは当然か」

 

段々大きくなってくる足音を聞きながら、ダイロンはため息を1つ吐く。

 

 

 「一応確認しておくが、おまえが筋肉ゴリラが

言っていたUNASAに牙をむくものか?」

 

 

足音の持ち主が拳を握り締め、首をコキコキと

鳴らしながら近付いてくる。

 

 「演習で留守と聞いていたのだがな」

 

 

「ゴリラが嫌な予感がするから、見てこいと

  言われたんでな」

 

 

 

ダイロンも近付いてくる、敵を睨みながら距離をつめていく。

 

 

 「虎の子のファーストを1人だけで、戻すとは

思えん。他にも仲間がいるな」

 

  

「私以外には2人だ。まぁチンケな賊退治など

私1人で充分だがな」

 

自分よりずっと体格がよく、MO手術で変身している、ダイロンに臆する事なく声の持ち主は距離をつめていく。

 

 「言ってくれる」

 

 

後一歩踏みこめば互いの、拳が当たる距離で

2人は立ち止まる。

 

 

  「俺がチンケな賊かどうか、確かめてもらお  うか。ミッシェル・K・デイヴス」

 

 「私の名前を知っているのか。

 そっちだけ知っているのは不公平だな

  名乗れ賊 」

 

 

 「……ダイロン・マリンガ」

 

 

 名を名乗ると同時に、ダイロンはミッシェルめがけて突進する。

 

 

 テラフォーマーを蹂躙したダイロンを迎え討ったのは、数分前にUNASAに到着したミッシェル・K・デイヴスだった。

 

 

 3

 

 「ひでぇ……有様だな」

 

ヒビのはいった壁、割れた通路などを見た、克弘は悪い予感が当たったと思う。

 

 「やれやれ、何事もなければ良かったんだが。

人間、いい予感は当たらないが悪い予感だけは

当たりやがる」

 

 

 

  (さてどうしますか)

 

克弘は立ち止まりこれから、どうするか考える。

 

ミッシェルの爆走で約数分前にUNASA本部に

克弘達は着いた。

 

本部に着いたミッシェルは、気絶していた

ヴォルフを起こそうとしていた、克弘を置いて

さっさと1人本部内へと突入していった。

ヴォルフを揺すっていた克弘はそれを見送る事しか出来なかった。

 しかし結局ヴォルフは起きなかった。

放置するわけにもいかなかったので、克弘は

救急車を呼びヴォルフを一応病院に搬送してもらった。

 

ただでさえ少ない戦力が更に減ったのだ。

おまけにミッシェルとの連絡方法を知らない

克弘はミッシェルとの合流も難しい。

 

 

(まぁ仮に連絡出来ても、どんぱちの最中電話にでてくれる確率は少ないがな) 

 

 

 ミッシェルとの合流が厳しい、かといって

単独行動は危険。

克弘は朝、兄が立ち会うといった実験室に向かう事にする。

 

 「幹部候補のミッシェルさんは、大丈夫だろう。

 兄貴も結構修羅場くぐってきてるし、2人とも

死んでいるとは、思わんが、無事でいてくれよ」

 

 

克弘は走りながら、変身薬を首筋に貼り付け

変態した。

 

 

 

 

 

 

 

血の匂いと、死体やテラフォーマーの死骸が

発する匂いと、2人の男が発する殺気。

 

空気が重い。

観戦者であるゼンはそれを肌で感じ取っていた。

この空気は知っている。

ゼンが能力の鍛錬のために傭兵として行った

戦場の空気だ。

 

並みのものならこの空気の重さで、息が苦しくなり、声すら出すのが困難になるだろう。

戦場とはそれほど平時とはかけ離れている。

 

そんな重い空気漂う中

 

先程まで瓦礫を飛ばして、猛攻を加えていたアルバルドが再び離れ距離をとる。

 

 

アルバルドが離れると同時に政彦も距離をとる。

 

仕切り直しのようだ。

 

互いに隻腕疲弊している。

 

「はぁ……ふぅ……不味いな。

長期戦になると薬がきれる」

 

 

頭から滝のように流れる汗を手の甲で政彦は拭う。

 

 

政彦は、焦っていた。

 

薬の効果がきれると厄介な副作用があるのだ。

詳しい事は知らないが、薬を渡された時父から

何度も副作用には気をつけろと言われたとこらから見るに、よほど恐ろしい副作用のようだ。

 

 

「最悪副作用で、体が動かなくなるもしくは、

寿命が縮むと言ったところか」

 

 

政彦は愛刀を顔に近づけ、その刀身を見る。

微細だが、無数のヒビが刀身に走り、鞘もボロボロになっている。

 

見るからにもう、修復は不可能だろう。

刃を切って刀身を短くしても、以前と同じ切れ味は望めまい。

 

 

 「勝にせよ、負けるにせよ、この闘いでお別れだな相棒」

 

政彦は愛刀に語りかけ、口元に愛刀を持って行く。

 

 

「おまえとは、高校の時グールに襲われた時

いらいだ。

あの時無手だったら、あのグールに喰われて 

ただろうなぁ」

 

 

 

愛刀との語らいを政彦は続ける。

  

 

 

 

5

 

一方そんな政彦をアルバルドは放置していた。

が、意味なく放置していた訳ではない。

アルバルドは腰をかがめ拳を握り締め、力を蓄えていた。

敵の策など関係ない、限られた時間を己を高める

のみに費やす。

 

互いに使い方は違うが有意義な時を過ごす。

 

 

 

「これが最後だ。もう少しだけ俺に力を貸してく れ」

 

 「ぐううるるっ」

 

愛刀を水平に寝かせ、縦一直線に政彦はする。

 

突きを狙っているのだ。

 

 

アルバルドは拳を握り締めたまま、体を捻る。

限界まで捻り、両脚が地面にめり込む。

 

それから残った腕を後ろに思い切り振りかぶる。

 

弓に引かれた矢のように、アルバルドは爆発の時を待つ。

 

 

「ぐるる」

 

 

「……ごく」

 

アルバルドの唸り声を聞き流し、政彦は

心を静め冷静に、切っ先に集中する。

 

(これ以上長引かせるのは、まずい。

  無駄な攻撃はできない)

 

体を捻ったままの状態でいる、アルバルドに

数ミリ単位で徐々に距離を詰めていく政彦。

 

 

距離を詰めていく政彦に対し、アルバルドは動かない。

 

待っているのだ、己の攻撃が最大威力で放てる間合いに敵が入るのを。

 

 

 

 

「……なんて緊迫感だ」

 

 

観戦しているゼンは、2人が放っている闘気に

息をのんだ。

距離をじわじわと詰めていく政彦。

政彦が迫ってくるのを、力を蓄え待ち続ける、アルバルド。

どちらが勝利するにしろ、敗者は確実に死ぬ。

2人の闘いはそういうものだと、ゼンは確信した。

 

「これほどの闘いを目に出来るとは」

 

観戦するゼンの顔は喜びに満ち溢れていた。

ゼンは至福に酔っていた。

 

そんな中

 

ピピッと電子音が鳴り響く。

 

「……無粋な誰だ?」

 

その場違いな音が自分の懐にある、携帯端末から

鳴っているのに気づいたゼンは、無視して音を切ろうとするが、電話してきたものが珍しい相手だったので、出ることにする。

 

「……どうしたダイロン?」

 

連絡してきたのは、アーノルドと共に行動している筈のダイロンだった。

 

 

携帯端末が鳴ってしまったが、ゼンは

二人に見つからなかった。

 

携帯端末の電子音が鳴った瞬間2人はそれを合図とばかりに互いに仕掛けていたからだ。

 

 

 

時は少しさかのぼる。

6

「はっ」  「うぉぉー」

 

ダンッ、携帯端末の電子音が鳴った瞬間

まるで合図のように、間髪入れずに2人は動いた。

 

飛び込みから政彦は突きを放ち、アルバルドは

極限まで捻った身体のバネを活かし、拳を

振り下ろす。

 

アルバルドの拳は政彦の刀の切っ先目掛けて、突き進む。

 

(また武器破壊か!!)

 

 

このまま突きと拳がぶつかれば間違いなく、刀は

壊れていただろう。  

そうなったら素手では、アルバルドに勝てず敗北は必至。

 

 

迫る剛拳の拳圧に髪が何本か抜けて、吹き飛ばされそうになるが、政彦は耐える。

 

(まだだ!!)

 

 

剛拳を恐れず政彦は、もう一歩さらに踏みこみ

刀の峰をアルバルドの腕の内側に添え、刀を

動かし腕の外側に逸らす。

 

防御も避けるのも不可能なら、受け流す。

最低限の力だけで、政彦はアルバルドの

岩をも砕く剛拳を凌ぐ。

 

逸らす力が弱すぎたら、そのまま刀ごと押し込まれていただろう。

かといって逸らす力が強すぎたら、力どうしの

ぶつかり合いで刀は壊れ、衝突時の衝撃で

政彦は吹っ飛ばされていただろう。

 

極めて繊細な絶妙な力加減がいる、神業だった。

例えるなら、抜き打ちで髪の毛一本しか斬らない

とか目隠しで無刀取りを決めるとかいうような

技と同レベルぐらいだろうか。

 

達人でも成功させるのは難しいが、政彦は

それをやり遂げた。

 

 

 

 

(これほどの死地は、高校の時グールに襲われた時以来だな)

 

 

 

政彦はアルバルドの心臓めがけて突き進む

愛刀を見ながら、ふと高校生の時に体験した

死闘を思い出した。

あの時の死闘も凄まじかった。

 

今回のアルバルドとの闘いも、あれに引けを取るまい。

 

 

(良い闘いだった)

 

 

政彦はこれほどの死闘を自分と演じた、強敵に

感謝の気持ちでトドメを刺した。

 

 

 

 

「うが?!」

 

 

 

アルバルドは、体から生えているように

見える鉄の棒のような物を見た。

その、鉄の棒からポタポタと赤い液体が滴り落ちる。

 

地面に落ちていくそれが、自分の血だと

アルバルドは最初気づかなかった。

 

 

「これで終わりだ……残す言葉はあるか?」

 

 

 

生えている鉄の棒を握り締めている男が

語りかけてくる。

 

聞いていた致命傷を負ったアルバルドの体から力が抜け、残った片腕をブランと垂らし、政彦の肩にもたれかかる。

 

 

すると、もたれかかったアルバルドの体が突如縮んでいく。

いや縮んでいくと言うのは、違うか元に戻って行くと言うのが正解か。

不幸中の幸いか、アルバルドに投与された

薬の効果がきれたのだ。

猛禽の如き鋭い爪が普通の人間の手に戻り

体を覆っていた毛皮も抜け落ちて地面に散らばっていく。

 

 

人の姿に戻ったアルバルドは、暴走状態から

正常な状態になり人の心を取り戻す。

 

残す言葉はあるか?

 

 

さっき政彦に問われた言葉の意味が判ったアルバルドはその答えを出す。

 

 

「……ダーラ、ドリス、アントニオ、すまない」

 

「家族か」

 

「そうだ」

 

「どうやら正気に戻ったようだな……ただ少し遅かったようだが」

 

 

政彦は肩にもたれかかっている、アルバルドの

突き刺された胸を見る。

 

 

(即死でもおかしくないが……MO手術で強化されて生命力が強いか。

とはいえ再生力などないが)

 

 

残された時は少ない。

政彦はアルバルドの時間を無駄にしないよう

話を進める。

 

 

「家族へ残していく事だけの詫びだけか

他に何かあるか?」

 

 

「……妻に初めてあった時から、惚れていたと

そして最後まで愛していたと」

口から血を流しながら、たどたどしい口調だが

一言、一言丁寧にアルバルドは遺言を言う。

脳裏には妻の笑顔でも浮かんでいるのだろう。

 

「わざわざ伝えなくても、わかってそうなものだが判った。

後、俺は何か謀略があると思って備えていたが、

結局未然に防ぐ事は出来なかった」

 

 

すまないと、政彦は頭を下げる。

 

 

 

「……故に、アルバルドさん。

あなたの家族の面倒はできる限り見させていただく。

とりあえず事が終わった後、日本円で一千万を

あなたの家族に送る事を約束しよう。

金かよと思われるかもしれんが、一番役にたつのでね」

 

 

「固いな……アルかバルで良いと言った筈だが」  

苦しげに血を吐きつつも、微かにアルバルドは

笑う。

 

 

 

冗談のような軽口だが、痛々しいだけなのが

悲しい。

 

 

「そうだったな……バル」

 

 

政彦は2択から一つ選んで答える。

 

 

 

「……!!」

 

 

バルと言われた瞬間、アルバルドは驚きに目を見開く。

 

 

「どうした!!」

 

 

最後の時が来たのかと思い、政彦は焦る。

 

 

「……いや何でもない。妻はバルと呼ぶのでな」

 

「のろけか……最期だと言うのに」

 

焦らされた腹いせに、皮肉を込めて言う。

 

 

「ノロケで結構。嵌められた恨み事をいいながら

逝くよりマシだ」

 

 

「だったら夜のお勤めでも、思い出したら

いい気持ちで逝けるだろう」

 

 

 

「はっははっ、妻は処女だったから初体験の

時の事でも思い出しながら逝くかな?」

 

 

「処女相手とは大変だったな」

 

 

「俺も童貞だった」

 

「それは更に大変だったな」

 

 

「他人事じゃないぞ。ジェニーも処女だ」

 

 

嫌らしい笑みを浮かべて、政彦の耳元に囁く。

 

 

血が政彦の、耳たぶについたが、政彦は気づかない。

 

アルバルドの一言、一言に集中しているのだ

録音機などと言う、便利な物はここにはない。

 

 

「何故そこで、ジェニファーが出てくるのか

判らんが、覚えておこう」

 

「照れてるのか?……まぁいい

家族とジェニーの事頼んだ」

 

 アルバルドはそう言った後、眼を閉じた。

 

 

 

 

「逝ったのか?」

 

 

 

目を閉じて動かなくなった、アルバルドを横目で政彦は見た。

 

「いやまだ生きてるよ。

君のアドバイスに従って初体験の時の事を思い出していただけだ。

そうだったショーンとアイザックにはすまない事をしてしまった。

2人共独身だったが、恋人はいた。

よく写真やデートの話を聞いたよ」

 

アルバルドは、暴走時に殺してしまった

部下達の事を思う。

 

 

「あんたの意志じゃない気にするな。

それに2人共兵士で火星行きを志願する者達だ。恨んでなんかいないさ」

 

 

 

「そうか。

まぁ向こうにいったら土下座でもして謝るよ」

 

 

目をつぶったままアルバルドは続ける。

 

 

「政彦、俺をはめた者達は手強いぞ」

 

「問題ない。うしろにいる黒幕共もまとめて

息の根をきっちり止めてやる。

バルは向こうで、そいつらがくるのを

楽しみに待っててくれ」

 

強い決意込めて政彦は言う。

 

「ほう、それは楽しみが出来たな」

 

 

 

目をつぶったままアルバルドが笑う。

 

 

「ううっ」

 

「バル!!」

 

突然両膝を崩して、アルバルドがへたり込む。

もたれかかって立っていたが、ついに足が力尽きたのだ。

 

崩れていくアルバルドを、自分もしゃがんで片膝着いて政彦は支えてやる。

 

 

「遺言がないのなら……そろそろやるが良いか?」

 

今楽にしてやると、政彦は暗に告げる

助からない命長引かせるだけ、辛いだけだ。

 

 

政彦が告げてから、二分程たってから

アルバルドはようやく答えた。

 

「政彦俺の服の胸ポケットから、ナイフを出してくれないか?」

 

やってくれとも、待ってくれとも言わずに

妙な事をアルバルドは言う。

 

「嫌あんたの服は変身時に破れてもうない」

 

 

「そうか。

だったらナイフかもしくは拳銃を

持ってないかね」

 

 

 

 

「良いのか?」

 

アルバルドが何をしようとしているか、気づいた政彦が確認する。

 

「君には随分迷惑をかけたし、その上これから

妻と子の面倒を見てもらうのだ。

 これ以上迷惑はかけられんよ」

 

 

瞑っていた眼を開き、アルバルドは微笑む。

 

 

「……ナイフならある」

 

政彦は懐から一本のナイフを取り出す。

 

 

それを見たアルバルドが貸してくれと言った。

 

が政彦は渡さず、じっとアルバルドの眼を見る

 

2人は1分ほどじっと見つめあう。

 

 

「……さらばだバル」

 

見つめあって、アルバルドの決心が固いとわかった政彦がナイフをアルバルドの手に渡す。

 

「ありがとう……友よ」

 

アルバルドは満面の笑みを浮かべると

受け取ったナイフを勢いよく、自分の首に突き刺した。

 

噴水のように噴き出す血を見が見えたが

アルバルドの意識はそこで永遠に閉ざされた。

 

仰向けに倒れていくアルバルドを、政彦は黙って見送った。

 

 

人の姿と心を取り戻したアルバルドは、誰の手も借りずに逝った。

 

 

10

 

 

 

「終わったか」

 

死闘が終わったのを見届けたゼンは、気配を

消すのを止めた。

もうその必要はない。

アルバルドは死んだ。

 

ゆっくりとアルバルド達の方にゼンは歩いていく。

 

そのまま誰に止められることもなく、ゼンは

政彦の目の前に立つ。

 

仇敵が目の前に現れたと言うのに、政彦は攻撃は、おろか話しかけもしなかった。

いや出来なかったのだ。

 

アルバルドとの死闘と試作品のスタンピードを

使った反動で、アルバルドが倒れていくのと

時をおかずに政彦は意識を失った。

 

両膝を地面に着けたまま、眼をつぶり沈黙している。

 

 

「さてどうしたものか」

 

 

あまりにも無防備な仇を前にして、ゼンは

戸惑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後まで読んで頂きありがとうございました。
補足説明、アルバルドが拳を放つ時は
花山薫の大振りパンチみたいな感じで振ってます。
俺の表現力だと上手い表現文が思いつかなかったので念のため。

小説って難しいと思う今日この頃です。


それではまた



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。