堕天使と過ごした日常   作:ゆうきoog3

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第11話 甘い花火。

「はい。今日の練習が終わり!」

 

 

 

果南さんがそう言うとまだ昼前だが合宿最終日の練習は終わった。

 

 

普段なら夕方に終わる練習だが、今日は早く終わった。

 

 

「みんなー!!うちで浴衣に着替えるよー!志満ねぇ達が手伝ってくれるから!」

 

 

 

今日は7月18日夕方から沼津で花火大会がある。まさか、水着の次に浴衣が見られるなんて、合宿来て良かったと海を眺めながらそう思っていた。

 

 

−−−−数分後−−−−

 

「美少女9人の浴衣楽しみだなぁ〜。」

 

「そだねぇー!」

 

「って、なんでお前もいるんだよ。」

 

横を見るとしいたけをさわっている雄飛がいた。

 

「なんでって俺も祭り行くからだ。」

 

「なめんな。勉強しとけ!!」

 

「息抜きだ。息抜き。」

 

「まぁいい。まだ時間かかりそうだから本でも、読んでおくか。」 

 

「とうきってどんな本読んでるの?」

 

 

「これはものすごく便利で有能な本だ。花丸ちゃんにたのんで、貸し出し延長中だ。」

 

「お前ってあんまり乙女心わからなそうだもんなぁ。」

 

「うるせぇ。だから勉強してんだ。もうすぐ全部読み終わる。」

 

「そんな本読まなくてもなんとなくわかるだろ。例えばこういう時は…」

 

「ゆうくん!お待たせ!」

 

そんな話をしていると曜さんが来た。

 

雄飛が見てろとばかりにこちらに視線を送ってきたためしょうがなく見ていると

 

「曜、髪型かわいい!それに浴衣も青で似合ってるし、本当にかわいいな!曜はおれの好みわかってんだな!」ダキツキナデナデ

 

「もうっ!///とうきくん見てるよぉ…!でも、うれしい!///ダキツキカエシ

 

ヤバイ,ハナジデソウ

 

エッ?!ダイジョウブ?!

 

ゼンブヨウノセイダカラナ

 

ヒドイヨォ///

 

 

イチャイチャキャッキャッ

 

 

 

だめだ、参考にならん。くそ、あのバカップルめ…

 

 

「お待たせズラ。」

 

 

 

(げっ、まだ何て言おうかしっかり考えてないのに…!)

 

「ほら、善子ちゃんも見てもらうズラ。」

 

「あ、ちょっと私は…//」

 

善子は恥ずかしそうに花丸ちゃんの後ろに隠れて顔だけだしてこちらを覗いている。

 

髪型だけでもう5杯はご飯いけそう。

 

 

「ほら、みてもらうずら!」

 

そう言うと花丸ちゃんは善子を前に押し出した。

 

黒をベースに紫色の花柄、帯は紫。善子の色(堕天使)をそのまま表現したような色だった。

 

 

「善子、浴衣もめっちゃ似合っててそれに髪型も変わっててかわいいぞ!」

 

「えっ、ホント?髪型も気づいてくれたの?!」

 

「あ、ああ。」

 

(雄飛のやつみててよかったかも…。まぁ、俺は純粋にかわいいって思ったんだけどなぁ。)

 

「それじゃ!さっそくレッツゴーよ!!」

 

「全速前進ヨーソロー!!」

↑切り替えた

 

 

「ところでどうやっていくの?沼津までここから結構あるよね?」

果南さんがそう言うと雄飛が車のキーを取り出し、一台のワンボックスカーの鍵を開けた。

 

「さあ、どうぞ!お嬢様方。」

 

「わーい!」

 

千歌さんが駆け込みそれにみんなも続く。

 

 

俺は最後までとどまったが仕方がなく乗ることにした。

 

 

本当は乗りたくなかった。

 

 

 

車内図

 

 

曜 雄飛

 

花丸 とうき 善子

 

果南 鞠莉 梨子

 

千歌 ダイヤ ルビィ

 

 

 

 

 

−−−−祭り−−−−

 

車を降り、駐車場からおよそ五分で目的の祭りの会場に到着した。

 

「果南さん向こうに射的ありますよ。一緒に勝負しませんか?」

 

「射的もいいけど。私はあっちで金魚すくいしたいなぁ。ダイヤ、鞠利、一緒に行こうよ!!」

 

「金魚いいですわね。」

 

「いいわね!トゥゲザーしましょ!!」

 

 

そう言って3人はどっかに行ってしまった。

 

「あ、千歌さん向こうにミカン飴売ってますよ。一緒に買いに行きましょう!!」

 

「みかん♪行く行く!!」

 

「千歌ちゃん、向こうにチョコみかんあるよ!?」

 

梨子さんがいつもよりテンパっているようにみえるが気のせいか?

 

「本当?梨子ちゃん。食べにいこー!!」

 

「何!?千歌さんまでいってしまった…!ってかチョコみかんっておいしいのか?」

 

 

 

筆者[そもそも売っているのでしょうか?]

 

 

 

 

そんなことは置いていて、みんながどんどんはなれていってるような気がする。

 

周りを見渡すがやはりもうだれもいなかった。

 

「あれ?花丸ちゃんたちは?」

 

 

「もうズラ丸とルビィもいないわよ。」

 

 

「あれ?雄飛と曜さんもいねぇー。てか、俺ってもしかしたら嫌われてるの?」

 

「そんなことはないと思うわ。」

「少なくとも私は違うし…」ボソッ

 

「えっ最後なんて言ったの?」

 

「もういいの!それより私達も行こ!」

 

「そうだな。あんまり考えてもしょうがないし、何か食べたい物あるか?」

 

「たこ焼き食べたい!!」

 

善子はとびきりの笑顔を見せた。

 

「よし。俺の数少ない資金で奢ってやる。」

 

こんな笑顔を見せられて奢ってやらないやつはいないだろう。

 

いるなら教えてくれ、弟子にしてもらう。

 

 

ちなみに資金とは姉ちゃんから月一でもらってる千円の事だ。

 

 

その後俺達も二人で祭りの出店をまわった。

 

 

なんとなく人が徐々に増えてきているように感じた。

 

善子もしっかりついてきてるしいまはまだ大丈夫かと時々後ろに気を気を配りながら祭りを楽しんだ。

 

 

 

アナウンス「これより30分後に花火を打ち上げます。」

 

そのアナウンスがある頃にはさっきよりもかなり人が増えた。

 

 

「そうだった花火があるんだった。善子俺達も見やすい場所に移動するか…あれ。善子?善…」

 

善子の返答がなくて後ろを振り返ると善子の姿はなかった。

 

「しまった。人が多くてはぐれたのか。こんなことなら手でも繋いどけばってそれより早く探さねえと!」

 

俺はそのまま善子を探しに向かった。

 

 

とうき地点から少し離れた場所

 

 

 

「ねぇねぇゆうくん焼きそば食べたい!!」

 

「曜の作るヨキソバの方がうまいけどまぁいいよ~!」

 

「もう!ゆうくんってば♡」

 

そんな時、雄飛は人影に紛れて一人で移動する善子を見つけた。

 

「あれ?あれって善子ちゃんじゃ…」

 

「本当だ。善子ちゃんなら、花丸ちゃんの話によるととうき君と一緒にいるはずじゃ?」

 

なんとなく困っているようにも見えたため、雄飛は近くに向かおうとするが人が多くて中々進めない。

 

「あれ?見失った。というか人増えてきたな。」

 

「そうだね、去年よりも人が増えた気がするよね!」

 

「ああ、そうだな。曜…」

 

「ん?なぁに?」

 

「手でも繋ごっか、はぐれないように…//」

 

「な、なに今さら恥ずかしがってるの?//!」

 

「じゃ、じゃあ、曜は繋ぎたくないのか?//」

 

「繋ぎたいけど手に色々持ってるし…どうしよっかなって…。」

 

「腕…」

 

「えっ?」

 

「腕を組むなんてどうだ?それなら手荷物も気にせずに済むだろ?」

 

 

「…っ//うん!///そうだね//」ウデクミ

 

 

 

「それじゃ、全速前進ヨーソロー!!///」

 

「よーそろー!//」

 

 

ア,ソウダ,ポテトタベル?

 

オウ、タベル

 

ハイ,アーン

 

アーン

 

ドウ?

 

ウム,ウマイ!ヨウガタベサセテクレタカラヨケイニウマイ!

 

エヘヘ♡

 

 

別地点にて

 

 

 

「ねぇ。そこの二人かわいいねぇ。俺らとこの後一緒に遊ばない?」

 

「ピッギィッ?!」

 

「オラ達はただ祭りを楽しみに来ただけズラ。」

 

「だから、今から一緒に行こうぜ!ほら。」

 

男の人がこっちに手を差し伸べてきた。

 

怖くて目を瞑った。

 

その瞬間、何かが倒れる音がした。

 

恐る恐る目を開ると目の前にあったのは怖い手ではなく、ある男の後ろ姿であった。

 

 

「と、とうき君!!」

 

ここは、屋台の出ている裏の暗い開けた場所。そこでは、見知らぬ男達が花丸ちゃんとルビィちゃん達を無理矢理誘っていた。数は10人程度。

 

 

「何だお前。てか、さっきはよくもやってくれたな!そんな雑魚そうな体で俺達に逆らおうっていうのか!!おい、やっちまえ!」

 

 

 

一人の男がそう言うと近くにいた大柄の男が俺の前にたった。

 

ドスン

 

相手は本気を出していないのか全く痛みを感じなかった。

 

「とうき君。大丈夫ズラか?」

 

「大丈夫。花丸ちゃん、痛くなかったし。」

 

「何かっこけつてんだ。見張るなよ。あれは俺の本気なんだぞ?」

 

「だって痛くなかったのは本当だし…。というか、あれで本気なの?お前らみたいなやつ相手にしてる暇も無駄だから、今なら見逃してやるぞ。」

 

「おい。こいつにわからせてやれ!」

 

 

そう言うとさっき俺を殴った奴が近づいて来て。

 

 

「今度は喋れないようにしてやるよ。」

 

そう呟いてとうきくんの胸ぐらををつかんだ。

 

「あーあ、せっかく注意してあげたのにそれをあんたらは恩を痣で返すのか…。」

 

 

そとから見ていると決して大丈夫そうな光景ではないが、彼は至って冷静である。

 

「雑魚が強気になったとこで無駄だ!!」

 

「もう話は終わった?」

 

 

そう言い終えた途端、とうきはもう大男の手の中にはいなかった。

 

 

バキンッ!!

 

凄まじい音が響き渡り大男は膝から崩れ落ちた。

 

 

バタン

 

「う、うそだろ!?」

 

「あれ。軽く殴ったつもりだけどもう倒れちゃったの?図体の割には中身は赤ちゃんみたいだなぁ。」

 

「お前、何をした!!」

 

 

さっきから指示をしてる男が聞いてきた。多分こいつがリーダーだな。

 

 

「え?胸ぐら掴む手があまりにもゆるゆるだったからすり抜けて軽く突っついただけだけど…。」

 

「ちっ、お前ら全員でこいつを蜂の巣にしてやれ!!」

 

9人になった?男らは俺達を取り囲む。

 

 

「なるほどなぁ…数で攻めてきたか。いい判断だな。まあ、それが通用するのは相手が俺じゃない時だけだ。」

 

バタバタン

 

「何!!」

 

8人ぐらいで飛びかかってきたが、精々1人あたり1秒片付く。

 

 

全員を気絶させてから指示を出していた男を俺は睨み付けた。

 

「お前はどうするんだ?」

 

「ふ、ふん!この程度なんてことはねぇ!!俺一人でも楽勝だ!」

 

男は声を震わせながらそう言った。

 

「そんなに怖いならやめればいいのに…。」

 

俺はため息をつきながらを時計をみる。

 

花火まで開始までの残り時間は

 

 

「くっそ、覚えてろよ。」

 

「おい、待てよ、祭りは始まったばっかだろ?楽しもうぜ。」

 

グシャッグシャッバキィッ

 

 

「その人達死んでないズラよね。」

 

「いやー、さすがにそこまではしてない。でも最後のコイツにはガッカリだ、仲間置いて逃げようとするし、しかも気絶まで1秒もかからなかったし、なんでコイツがリーダー何んだ?金とかかな?」

 

「とうき君、助けてくれてありがとう!」

 

「これぐらい余裕だよルビィちゃん、それで善子とは一緒じゃないんだな?」

 

 

その質問を投げ掛けると2人の表情が少し曇った。

 

「…もしかして、善子ちゃんとはぐれちゃったズラ?」

 

「ああ、人が多くなってきてはぐれちまった。2年生組と一緒だと思ったんだが…」

 

 

「それは…まずいズラ。」

 

はぁとため息をつきながらなにか言ったが俺の耳には届かなかった。

 

「マルたちのことよりも善子ちゃんを探してあげてほしいずら。もしかしたら、マルと同じようなことになってるかも…」

 

 

 

「それは…たしかにあり得る…!そうだな、二人も気おつけてな!!」

 

 

俺が善子を探していると、見覚えのあるいや、見覚えたくないけど見覚えてしまった二人を見つけた。

 

「おい、雄飛、善子をみなかったか?」

 

 

 

「ほら、曜あ〜ん。」

 

「あ~ん♡うん!美味しい!次、私ね!」

 

二人は焼きそばを食べさせあいっこしながらイチャついているようだった。俺の質問を無視して…。

 

「このバカップルめ!話を聞け!!」

 

「善子ちゃんならあっちで見かけたぞ。」

 

「ちゃんと聞いてるのかよ…、ありがとう。じゃあ、俺急ぐから。」

 

足を早めようとしたその時、雄飛は俺の耳元で呟いた。

 

 

「そろそろ覚悟を決めろよ。」

 

「今日はそのつもりで来たんだ。」

 

それだけを伝えて俺は二人と別れ、善子の元に向かった。

 

 

「ん?ゆうくんなんか言った?」

 

「いや?なんでもないよ?あ、あっちに射的あるぞ!」

 

「おっ!やりますか~?」

 

「うむ!勝負だ!曜!!」

 

「よぉし、負けないぞー!!」

 

−−−−−−−−

 

「どうしよ、人が多すぎてとうきと別れちゃった、花火ももう始まっちゃいそうだし…」

 

ぶつぶつ呟きながら歩いていると私の肩になにかが乗った。

 

「やっと見つけた。」

 

その声の聞こえた方を向いた。そこには、今1番会いたい人がいた。

 

「何泣いてんだよ。」

 

「泣いてないわよ、なんで?」

 

「何でここが分かったって?善子のことなら何でも分かるし、それに今日は一緒に回るって約束しただろ?」

 

「会いたかった。」

 

初めて聞いた善子の本音。おそらく心の奥底から出た声なのだろう。

 

なら、おれも素直にならないとな…。

 

「俺もだ。」

 

善子とはぐれてそんなに時間がたってないが、なぜか善子がいつもより愛おしく感じる、それは多分今日が俺達にとって特別な日だからだろう。

 

「善子、話がある。」

 

「どうしたの?」

 

「ついてきてくれ。」

 

俺は善子の手を引き人ごみの中から外れ花火が良くみえる場所で足を止めた。

 

「それで、話って?」

 

「は、話って言うのは…」

 

心拍数があがり心臓が口からでそうだ。

あらかじめから考えていた原稿なんかすべて忘れた。

 

とりあえず沈黙をどうにかするために俺は口を開いた。

 

 

「お、俺はな、なんていうか、その…えーと善子のことが…」

 

 

だめだ、全然話せない…。あーもうめんどくせぇー!!俺、言葉まとめんの苦手なんだよ。もうそういうのはなしだ!!

 

 

「おれは…俺は!!善子のことが好きだ!!」

 

「っ?!」

 

「俺と付き合ってくれ。」

 

(俺は今自分の中にある1番強い気持ちを善子に伝えた。そして、返事を待っていると…)

 

「返事はこれでいい?」

 

ド~ン

 

「!?」

 

善子がそういったのと同時に花火が打ち上がった。そして、その瞬間おれの唇はなにか柔らかく、あたたかいものに触れた

 

「よ、善子?!何してんだ?!」

 

俺は最初何が起きてるのかが分からなかった

 

「実はね、とうき。私もあなたが好きだったの、だから嬉しくって」

 

「それで、キスしたの!?やっぱりお前かわいいな!」

 

せっかくの告白が成功したのにも関わらず表情が暗い善子。

 

「ねぇ、本当に私でいいの?」

 

「え?」

 

とうきは善子からの予想外の発言に驚きを隠せなかった。

 

「だって、私堕天使とか変な事言っちゃうし、不幸なことによく巻き込まれるし、そのせいでとうきにたくさん迷惑かけたし。」

 

なんだ、そんなことか。善子、おまえはまだまだ俺のことをわかってないんだな…。

 

「前にもこんな話しなかったか?言っとくが俺は善子のそういうとこ全部好きなんだ。そんなことだけでお前を好きにならない理由にならねぇーよ。」

 

でも、逆におれも善子の知らない部分がいっぱいあるんだろうな…。

 

「ありがとう…!ほんとうにありがとう…!!」ポロポロ

 

「おいおい、泣くなよ。せっかくの顔が台無しだぞ?」

 

俺は善子を抱き締めた。

 

 

「逆に善子は告白がこんなベタな台詞しか言えなくて、不器用なやつでいいのか?」

 

「大丈夫!!私もとうきのそういうとこ全部好きだから!」

 

 

これから、よろしくな。善子。

 

 

「そっか、ありがとな…!」

 

 

俺は気持ちを切り替え後ろを振り返った。

 

 

 

「さて、善子にちゃんと自分の気持ちも伝えられたし、後やり残した事と言えば…おい。草むらに隠れてる9人出て来い!!」

 

 

しばらくの沈黙のあと

 

「にゃ~ん」

 

 

という声が聞こえたが、それが誰によるものなのか俺には一瞬でわかる。

 

 

 

「この声は果南さんですね。猫のモノマネしてもむだですよ。」

 

「……」

 

「黙秘権を使うか、それはなら…。あっ!!ここに美味しそうなみかんがある。」

 

「みかん!!」

 

「千歌ちゃん!!」

 

みかんにつられて千歌さんを連れ出すことに成功した。

 

「あ、バレちゃだめだったんだっけ?」

 

「おい。なんでお前らここにいるんだよ。」

 

「だってマルから今日とうきくんと善子ちゃん二人で会うって聞いたから鞠利達と一緒に見守ろうと思って。」

 

「はぁ。」

 

「バレちゃてたズラか?」

 

「バレるに決まってんだろ!!中々言い出すタイミングがなくて最後になったけどよ!」

 

「そうね!とうきの感動的な告白も聞けてマリーもついキュンってなちゃったデース♪」

 

「ぶり返さすな!!恥ずかしい、恥ずかしい!!」

 

「そんなことないズラ!とうき君良かったとマルは思ったズラ。」

 

「そうか、それはどうも。それと、1番気になってんのがおい。そこの二人は何イチャイチャしてんだよ。」

 

「ゆうくん、とうき君と善子ちゃんのキスみてたらしたくなってきたの?」

 

「そ、そんなわけ無いだろ。」

 

「うそだ。顔に書いてるよ?」ニコニコ

 

「なっ?!」

 

周りを気にせずいちゃつき始める二人。

 

「って話を聞けー!!これ俺が主人公なんだよね?善子もなんとか言ってくれよ!!」

 

 

 

「私この3日間全然かまってくれなくて私だって我慢してたんだから。」

 

 

善子は再びおれの唇にキスをした。

 

「どうしよう、もうおかしくなりそう。でも俺の彼女かわいいな。よし。こうなったら俺も善子とイチャイチャするぞ〜!!」

 

ド~ン

 

「それとさっきの話だけどお前は不幸なんかじゃないぞ。だって俺と出会えたんだからな。」

 

「ふふっ、そうね。」

 

「何だよ。笑うことはないだろう。まぁ、俺が言いたいのは、善子がどんなに不幸な事に巻き込まれても俺が幸せの方に連れてってやるって言いたいんだよ。」

 

「そうね。私とうきと出会ったのは、私の中で数少ない幸せの一つだから。」

 

ド~ン

 

アナウンス「以上で本日の花火大会は終了します。」

 

スピーカーからアナウンスが流れた。あれから俺達はずっと花火を見つけいた。

 

「さて、花火も終わったし、帰るか、善子。あれ?善子、善子さーん!」

 

「寝てるズラ。」

 

「えっ?疲れて寝ちまったのか?善子、起きないといたずらしちまうぞ。」

 

「……」

 

「よし、帰ったら思う存分楽しむぞ!!」

 

「それよりどうするの善子寝ちゃってたら帰れないわよ、ヘリでも呼ぶ?」

 

「またまた…さすがはマリさんいいアメリカンジョークですね。」

 

「え、本気のつもりだけど…」

 

「ちょっとストップ!!ここから家も遠くないので俺がおぶって帰ります。」

 

「じゃ、千歌達も帰ろう!!ゆうくん!車よろしく!」

 

「おけおけ!!」

 

「ヨーソロー!!」

 

「3年生の皆さんはまた会いましよう!!」

 

「とうき、ちゃんと練習メニュー守ってよ!!」

 

「わかってますよ。果南さん!!」

 

「よし、じゃさよならのハグゥ〜」

 

(ウォ!!果南さん酒でも飲んで酔ってるのかなん?でも、この感触をしばらく味わえなくなると思うと少しさびしいなぁ…)

 

「とうき、次あった時にはもっと大人の魅力ってやつ教えてあげるわ!」

 

「え、マリさんが誘ってきた!!じゃ、善子が怒らない程度に頼みます!!」

 

「これからのAqoursをあなたにも任せましたわよ。もちろん、ゆうさんにも」

 

「わかってるよ。」

 

「任されました。」

 

「じゃ、Aqoursのみんなもまた今度!!」

 

 

そう言って俺はAqoursのメンバーと別れ善子と家に帰った。

 

 

すぐに寝室に行き、善子をベッドに降ろした。

 

 

「じゃ、さっそく始めるか。………いたずらをな。お〜い、善子。」

 

「う〜ん…あれ?私寝ちゃってたの?!」

 

「ああ、ぐっすりとな。」

 

「家まで連れて帰ってくれたの?」

 

「まぁな、困ったお姫様だぜ。」

 

そう言ってとうきが私の上に乗ってきた。

 

「え、どうしたの?」

 

「え?って俺達ももうそいう関係だし。」

 

「で、でも私達今日付き合ったばっかりだし…今日のキスだってそういうつもりじゃ、あ、やめてほしいわけじゃないけど…///」

 

「じゃ、行くぞ。」

 

「…うん///」

 

「…」ドキドキ

 

「…」ドキドキ

 

「…」サワッ

 

「あー。気持ちいい、前から触ってみたかったんだこの善子の善子玉!!」

 

「…え?何触ってるのよ。」

 

「何って善子玉だけど。」

 

ちなみに、善子玉とは善子の頭についてる髪をくくっているところだ。

 

「めっちゃかわいいし、気持ちいし…Zzz」

 

「えっ?まさか寝ちゃったの?!私もうちょい、違うこと想像してたんだけど…」

 

「私を運んできたせいで疲れちゃったんだね。今日はありがとね私のリトルデーモンじゃなくってもう彼氏でいいのかな♡」

 

 

 

 

 

 

 

終わりよ。

 

 




ぼくようと堕天使ラジオ


筆者「さてさて!はじまりました!!今回のゲストはこの方!善子ちゃんと曜ちゃんでーす!!」

曜「よーそろー!!」

善子「ちょっと、なによこれ。」

筆者[え?何ってラジオだけど?」

善子「なるほどね、私のリトルデーモンを増やす儀式ということね!」クックック

筆者「曜ちゃん!今回善子ちゃんすごかったよね!」

曜「よねよね!キスしたもんね!キス!花火打ち上がった瞬間とかロマンチックだよねぇ~!」

善子「無視するなぁー!!ま、まあ、あれはその場の勢いというかなんというか…」

曜&筆者「へぇ~」ニヤニヤ

善子「と、というか!今回めっちゃ曜と雄飛出てきたじゃない!!」

曜「あっ、たしかにそうだよね。どういうことなの?」


筆者「え?この後本当に出てこなくなっちゃうからこの辺で一気にばばっと出そうと思って…。」

善子&曜「あ~、なるほど。」

筆者「さて!そろそろ終了のお時間です!!今回のゲストはぼくようと堕天使のヒロイン!地元愛コンビに来てもらってました!
それではこれからの意気込みをどうぞ!」

善子「い、意気込み?!いきなりいわれても…。」

曜「じゃあ、私から!」

筆者「おう!どうぞ曜ちゃん!」

曜「これからもゆうくんと幸せに過ごします~♡」

筆者「うっわ、砂糖はきそう笑これからも頑張ってくださいね!」

曜「まあ、頑張るのは君だけどね?」

筆者「がんばりまぁす…。はい!善子ちゃん!!」

善子「えっ?!まだできてないってばぁ!!え、えっと、頑張ってお付き合いしていきます…。」

筆者&曜「おー!なんか新鮮!!」

善子「どこがよ!」

曜「なんか、堕天使っぽくないもんね。」

筆者[それな。]

善子「あんた達、いったい私をなんだと思ってるのぉ~!!」

筆者「じゃあ、おわりまーす!!」

曜「では、また次回!!」

善子「お、おたのしみにぃー!!」
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