堕天使と過ごした日常   作:ゆうきoog3

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第15話  シャイニーモール

「どうですか?先生。」

 

「これは…なんと昨日まで全身の骨が粉砕していたのにどうしてもうくっついているんだ?!」

 

 

医者も流石に驚いているようだった。

 

昔から治るのが早いとうきであったが、成長とともにさらにスピードがあがり、ついに骨折を一日で治すほどになった。

 

「ごほんっ…。取り乱しました。これなら明日にはもう退院できます。」

 

「よっしゃ!よし、善子帰ろう。」

 

「え、あ、…うん。」

 

驚異のスピードで全身骨折から回復した佐藤とうきは退院の許可がおり、家に帰れることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか全治一週間の怪我を三日で治すとは、違う検査受けた方がいいんじゃない?」

 

「まぁ昔から怪我の治りは早やかったからな。」

 

「早いってレベルじゃないわよ。」

 

「ハロー!!とうき、善子!」

 

診断が終わり善子と一緒に病室に帰り、金髪の美少女が道を塞いだ。

 

「なんで鞠利さんがここに。」

 

「それはですね、これデース!」

 

「これってつい最近できたデーパートじゃない。とうきが退院したら、一緒に行ってみたかったの。」

 

「それと、鞠利さんがなんの関係が?」

 

「名前をよく見るのデース。」

 

鞠利さんが持っている紙をよくよく見ると、そこに大きく…

 

「シャイニーモール?ってことは・・・」

 

「そうデース!このデパートは、私が考案して建てたものデース!今週、開店祝いでセールするからみんなで来てねって言いに来たの!」

 

「丁度善子も行きたがってるし、この土日ぐらいにAqoursのみんなと一緒にいってみます。」

 

「わかったわ!じゃ、またチャオー!」

 

そういって鞠利さんは去っていった。

 

「とうき君。」

 

相変わらず台風みたいな人だなと思っていると、後ろから誰かた呼ばれた。

 

振り返ると病院の先生がいた。

 

「どうしたんですか?もしかして、まだ退院できないとか…?」

 

「いや、そうじゃないんです。さっき君のカルテを診たんですが、身体の方は驚異のスピードでも順調に回復していたみたいですが、精神の検査が少し引かかっているんです。それが少し気になりまして…。」

 

「とうきなんか悩んでるの?」

 

善子が心配そうに顔を覗きこんで来た。そんな心配そうな顔もまたかわいい。

 

「何か悩んでいるなら精神科の先生を紹介しましょうか?」

 

「いや、特にはないです。」

 

「わかりました、何かあればすぐに来てくださいね。」

 

「はい。わざわざすいませんでした。」

 

大丈夫と言ったもののやはり善子は心配そうだった。

 

「何かあるなら私が話…聞くわよ?」

 

「善子…、お前本当に優しいよな。」

 

「ち、違う!///これは自分のリトルデーモンが困ってたら主人として当たり前のことよ//」

 

「そうだな。まぁ、善子と一緒に過ごしてたら常に幸せだからなぁ。」

 

「もぉー、なんでまたそういうこと言うのよー!//」

 

(善子には悪いが確かに精神に関しては思い当たることが一つあるそれはこないだの喧嘩の最後俺はどうやってあのバイクを止めたんだ?最後の記憶だけがない。まさかな…)

 

「?」

 

善子はこの時とうきがなにか思い当たることがあるような顔を

 

したのを見逃さなかったが、それ以上はなにも言わなかった。

 

次の日

 

「ただいま我が家。愛しのボロアパート。」

 

「ただいまって3日間くらいしかたってないでしょ。」

 

「まぁそうだが。ん?」

 

ポストに明らかな違和感がある。

 

「な、何じゃこれーー!?」どしゃぁぁぁぁ!!

 

「ど、どうしたのよ?」

 

駆け寄ってきた善子に例のポストから溢れ出た紙を見せる。

 

 

「水道代が支払われていないって請求が忘れてたもう今月の金が無いんだった。姉ちゃんからのお金も今月少なかったし。善子。今何円ある?」

 

善子は財布を開けて中から3枚の紙切れを出して見せた。

 

「私3万くらいはあるわよ。」

 

「…わるいけど貸してくれ。」

 

「別にこれぐらい出すわよ、私も一緒に住んでるんだから。」

 

「やっぱり良い子だな。よしよし。」

 

「ち、ちょっと何してるのよ!///」

 

「頭なでなで。嫌ならやめるけど?」

 

「別にやめなくてもいいわよ。」ムスッ

 

「だが、これは真剣にバイト探さないとな。これ以上姉ちゃんにも負担かけないためにも。」

 

「バイトってなにするの?」

 

ふくれっ面になっていた善子が冷静さを取り戻したように聞く。

 

「いやたまに臨時の高額バイトがあったりするんだけどなぁ…」

 

「何よそれ怪しいバイトね。」

 

求人情報を片っ端から漁っているといくつか、

 

【配達するだけで10万円!】とか、【電話するだけで1万稼げます!】とかそういうたぐいのものがゴロゴロ出てきた。

 

「実際怪しい。」

 

「そうね、逆にお金取られるやつもあるし…。私、バイトしようかしら?」

 

「大丈夫だ。善子は平和にJK生活を過してくれ。」

 

「でも、私もここに住んでるんだから、何か役に立たないと…」

 

「善子は充分役に立ってるぞ。」

 

「えっ、なにかしたかしら?」

 

「俺の癒やし担当で。」

 

善子の顔が見る見るうちに赤くなる。

 

そして、追撃を加える。

 

「善子、かわいいな。」 

 

善子のほっぺを触った。

「うにゃー!///」

 

善子は撃沈した。

 

−−−−十千万ーーー

 

 

 

「ってことで千歌さん十千万旅館で働かせてください。」

 

「う〜ん千歌はいいんだけどゆうくんがなぁ…」

 

千歌さんのアホ毛がいつもの状態から枯れたようにしおれた。

 

「そうだよな問題はアイツだ。千歌さん説得手伝ってください。」 

 

「え、ちかには無理だよぉ。」

 

「そう言うと思って、これを用意しました。」

 

そう言って俺はカバンのチャックを開けた。中はもちろんお金…ではなく。

「み、みかん!!」

 

そう俺は金では、なく千歌さんの好物のみかんをたくさん用意した。ここで千歌さんの顔が悪い顔に変わった。

 

そこで俺達は立ち上がり握手をした。

 

「ゆうくんは千歌に任せて。早速一緒に説得しに行こう!」ニヤリ 

 

 

−−−−雄飛の部屋−−−−

 

 

 

「ここで働かせてください!!」

「断る。」

 

机に向かっている雄飛に声をかけるが、こっちを振り向きもせずにそう告げられた。

 

ちなみになぜか雄飛の部屋に曜さんもいる。

 

「え?なんでー。今の台詞千と○尋の神隠しであの湯バァバァでさえオッケー出したのに!!ってか見てねぇじゃねえか!」 

 

「それは知らん。なぜって、お前旅館の仕事大変なんだぞそれにお前、千歌にいらんことしそうだし、それに世話役になる俺がめんどくさい。」

 

「千歌さんにいらんことなんてしない…とは言い切れないが、俺は善子一筋だ!!」

「だったらしないって言い切れよ!!」

 

「ゆうくん、とうきくん困ってるみたいだし、雇ってあげたら?」

 

ないすです!曜さん!その調子で!

 

「曜の頼みでもこればっかりは無理だ、ごめんな。」

 

雄飛が曜さんの頭を撫でるとベットに座っていた曜さんは横に倒れた。湯気が出そうになるぐらい顔が紅くなっている。

 

よって曜さんの助け舟は沈没よーそろーした。

 

「待ってゆうくん!とうき君にだって何か出来ることはあるよ!…ほら、例えばしいたけの散歩とか…!」

 

千歌さんもフォロー??をだす。

 

「千歌、それは仕事なのか?それは金を与えられるほどのことじゃない。」

 

千歌さんの助け舟も見事に沈没。

 

「えっ、あはは。」

 

どうしようという顔でこちらを見てくる千歌さん。

 

いや、俺が聞きてえよ。

 

「…千歌、あとで雑巾がけしろ。」

 

「え?!なんで?!ひどいよぉ!」

「なぜかって?それはこんな取引にのったからだ。」

 

雄飛の手にはみかんが大量に入った例のかばんが…。

 

「あっ…。」

 

「…、ついでにみかんも没収な。」

 

「みかぁぁぁぁぁんんんんんんん!!!!」

 

千歌さんはオーバーキルされた。

 

 

 

 

 

「はぁー。結局追い出されちまった。なんかいいバイトないかなぁ。」

 

沼津に戻って来て適当ににそこらへんを歩き回っていると、朝鞠利さんが言ってたデパートにたどり着いた。オープン日が近いからか電柱に壁紙が貼ってあった。

 

 

(ん?こ、これは!バイト募集の張り紙と連絡先…、かけてみるか。)

 

-----翌日

 

俺は、鞠利さんの家を訪れた。

 

「ここが鞠利さんの家かぁー。というか,家というより高級ホテルだよなー。千歌さんの家といいでかくていいよなー。」

 

 

ドデカイエントランスを通り抜け鞠利さんの部屋へと向かう。

 

 

 

するとたまたま部屋から出てきた鞠利さんと鉢合わせた。

 

 

 

 

 

「グッドモーニング!とうき!昨日の件よね?」

 

 

 

「はい。全く関係ないですけど、ドレスきれいですね。今日何かあるんですか?」

 

 

 

「え?これは寝巻よ。」

 

 

 

「寝巻!?」

 

 

 

金持ちパワーによりとうきは撃沈した。

 

 

 

「ふーん、とうきは、マリーの寝巻をみてシャイニーしちゃったのね?」

 

 

 

「してません。」

 

 

 

「まぁ、いいわ。これ以上すると善子に怒られるし。入って仕事の説明するわ。」

 

 

 

「わかりました。」

 

 

 

中に入るとなにか上品な匂いがした。

 

 

 

匂いのもとをたどるとどうやらティーカップの中にある赤色っぽい液体だった。

 

 

 

「鞠利さん、これはなんですか?」

 

 

 

「あー、これは紅茶よ」

 

 

 

「こうちゃ?」

 

 

 

…一通り仕事の内容と麦茶と紅茶の違いを教えてもらったあと…

 

 

 

 

 

 

 

「…んで、この内容を今週のオープン初日から動いてもらうわけだけど大丈夫?」

 

 

 

「…はい。分かりました。」

 

 

 

「これしか残ってなくて…ごめんね?」

 

 

 

鞠利さんが珍しく申し訳なさそうな顔をした。

 

 

 

その仕事内容は…

 

 

 

 

 

--------

 

 

 

「…ただいま。」

 

 

 

「あ、おかえり。どうだった?」

 

 

 

「清掃員…」

 

 

 

「えっ、」

 

 

 

「俺の仕事清掃員だって。これしか空いてなかったって鞠利さんが…」

 

 

 

「えっと、ほら、清掃員も充分かっこいいわよ。堕天使ぽく言えば、えっとえっと…」

 

 

 

「もういいよ…させてもらうから文句はなしだ。」

 

 

 

「そ、そうよ!それにとうきがしてたらなんだってかっこいいわよ!」

 

 

 

 

 

「それと善子さん。少しお話が…」

 

 

 

「ヨハネよ。どうかしたの?」

 

 

 

「実はな初出勤が一緒に買い物行こうって行ってた日なんだ。一応午前中は一緒に回れるんだが、午後からは一緒にいれない。ごめん善子。」

 

 

 

「…。」

 

 

 

突然黙ってしまった善子の顔を見ると頬を膨らませている。

 

 

 

「…怒ってる?」

 

 

 

「…そうね。仕方ないのは、分かってるんだけど、最近とうきがすぐどこかに行っちゃうから寂しい…。それに、この間だってあんな目にあったから心配なの。」

 

 

 

「毎度毎度すまん。」

 

 

 

これに関しては頭を下げ続けることしかできない。

 

 

 

「いつかだったかなぁ?私のそばにずっと居てくれるっていったのになぁ…」

 

 

 

「み、耳が痛い。」

 

 

 

「じゃあ、再来週の週末に私とデートしてよ。」

 

 

 

カレンダーを見る。特に用事は無さそうだぅた、

 

 

 

 

 

「それは喜んで。」

 

 

 

「やった!今度こそ約束破らないでね。」

 

 

 

 

 

(最近善子が感情豊かになった気がする。

 

前まではあまり自分の意見をはっきり言わなかったけど、今は何でも言ってくれるようになった。

 

というかこれは甘えてくれるようになったのか?まぁ、何か気持ちの変化があったのだろう。)

 

 

 

 

 

「ねぇ、聞いてる?」

 

 

 

「え?悪い聞いてなかった。」

 

 

 

「もぉー、デパート行く時にこの堕天使ヨハネが似合う服はどっちって聞いたの?」

 

 

 

善子の手には2着の服があった。

 

 

 

白と黒の服だった。それらはともにヒラヒラがついたものだった。そのヒラヒラをなんていうか俺は知らん。

 

 

 

「う〜ん。やっぱり黒のほうじゃないか?まぁ何着てても善子は可愛いからいいけど。」

 

 

 

「かわいい?」

 

 

 

「かわいいぞ。」

 

 

 

 

 

いいぞ、俺はこういうイチャイチャを求めてた。

 

 

 

 

 

 

 

デパートのオープン日…

 

 

 

 

 

「みんな!こっちだよ!」

 

 

 

「あっ、千歌ちゃん!おはヨーソロー!!」

 

 

 

 

 

私達が待ち合わせ場所に行くと先に千歌が待っていた。

 

 

 

 

 

「善子ちゃんもおはよう。」

 

 

 

 

 

今日買い物に行くメンバーは私と千歌、曜、リリー、ズラ丸そしてルビィの6人マリーはデパートにで私達を待ってる。

 

 

 

 

 

「これで全員ズラか?善子ちゃん。とうき君は来ないズラ?」

 

 

 

「とうきはバイトはあとからで、寝たいからって寝ちゃった。」

 

 

 

「それで良かったズラ?」

 

 

 

「後で来るし、それに一つお願い聞いてもらったから大丈夫。」

 

 

 

「そういうことなら全員揃ったわけだし早速行こう!!」

 

 

 

駐車場から見えるデパートは沼津駅周辺のどの建物よりも大きかった。

 

 

 

「すごい大きいね。花丸ちゃん。」

 

 

 

「未来ズラ〜〜。」

 

 

 

「皆〜来たのね?」

 

 

 

 

 

デパートに着いた私たちをマリーが出迎えてくれた。

 

 

 

 

 

「あれ?とうきは?」

 

 

 

「眠たいから寝てからくるって。」

 

 

 

「あら、初出勤から関心しないはね。来たらお仕置きしなきゃ。」

 

 

 

「ゆうくんも今日来れないって言っしたし。あとからなら〜って言ってたけど。」

 

 

 

「そういえば鞠利ちゃんなんかオープン日なのに人が誰もいない気がするズラ。」

 

 

 

「みんながゆっくり回れるようにオープンはお昼からにしたのよ!」

 

 

 

フフンと鼻を鳴らすマリー。

 

 

 

「さすがは我がリトルデーモン、マリーね。ほめて遣わす!!」

 

 

 

「驚くのはまだ早いはよ。善子。みんなの好きそうな店もあるわよ。たとえば、堕天使ショップとか制服専門店。」

 

 

 

善子&曜「「え、堕天使!!」&「「制服!!」

 

 

 

「すごく大きな本屋さんもあるズラ。」

 

 

 

「しゅごい。スクールアイドルのお店もある。東京でもこんなグッズなかったのに。」

 

 

 

「ねぇねぇ、まりちゃん。千歌のおみせは?」

 

 

 

「ちかっちはね、みかん専門店だよ。全国からのミカン料理がいっぱいあるわよ。」

 

 

 

「堕天使と制服のお店は人気出るのかしら。」

 

 

 

「梨子。心配ならナッシングデース。そういうところは、梨子の好きそうな壁クイカフェとかが売り上げを上げてくれるのに違いないから。」

 

 

 

「そんなお店が!!千歌ちゃん私トイレ行って来るから、ゆっくり曜ちゃんと買い物しててね。トイレだからね。」

 

 

 

 

 

そう言ってリリーはマリーと一緒にどっかいちゃった。

 

 

 

 

 

「すごいこのお店堕天使の魔道具がこんなに。あ、そうだ。とうきの服も見てあげよ♪でもどんな服見ればいいのかしら?ズラ丸とルビィにも見てもらお!」

 

 

 

 

 

そう言ってると丁度ズラ丸とルビィがやってきた。

 

 

 

 

 

「あ、善子ちゃんも買い物終わったの?」

 

 

 

「ヨハネね!!丁度良かったわ。リトルデーモン達とうき服一緒に選んでほしいんだけど。」

 

 

 

「それならここに来る前にメンズの服屋さんあったズラ。」

 

 

 

「でかしたわ。ズラ丸そこへむかいましょう。」

 

 

 

「いらっしゃいませ。」

 

 

 

私達がお店に入ると定員のお姉さんが声をかけてきた。

 

 

 

「あ、こんにちわ。」

 

 

 

「ご兄弟かお父さんの服をお探しですか?」

 

 

 

「兄弟じゃなくて、えーと…」

 

 

 

「オラたちはこの子の彼氏の服を見に来たんですけど。」

 

 

 

「それはすいませんでした。彼氏さんはどのような方でしょうか?」

 

 

 

「え、とうきはね、私に優しくてかっこよくてそれと…」

 

 

 

「善子ちゃん多分そういうことじゃないとと思うよ。とうき君の体型とか聞いてるんだとルビィは思うけど。」

 

 

 

「はっ、えっと私自分で探してみます。」

 

 

 

わたし達は急いでその場をあとにした。

 

 

 

「ホントに服探してもらはなくて良かったズラか?」

 

 

 

「良いの、自分で選んだ方が気持がこもってるの。」

 

 

 

「心配ズラ。」

 

 

 

「ほら、これとかどう!!」

 

 

 

花丸・ルビィ「善子ちゃんがまともな服選んでる(ズラ)!!」

 

 

 

「何よ、何当たり前のことで驚いているのよ!!」

 

 

 

「善子ちゃんならもっと黒ずくめの服選ぶと思ってたズラ。」

 

 

 

「それもいいけど、とうきはこいう服が似合うのよ。」

 

 

 

その数時間後

 

 

 

「う〜ん、よく寝た。やべ、もう昼だ。善子に怒られる。」

 

 

 

俺は急いでバイトに行く用意をして、バイクでシャイニーモールに向かった。だが、そこは…

 

 

 

「どうなってんだ。ほんとにシャイニーしてるじゃねーか。」

 

 

 

俺が何を言っているのか分からないだろうが端的に言うとデパートが燃えてる。火事だ。

 

 

 

「とうき。」 

 

 

 

「善子。無事か?」

 

 

 

「うん。」

 

 

 

「何があったんだ?」

 

 

 

「私達にも分からないでも、なんか急に煙が出てきて、外に避難したらこうなってた。」

 

 

 

「分かった。とりあえず皆が無事で良かった…待てよ。鞠利さんは!!」

 

 

 

「そういえば別れてから見てないかも。」

 

 

 

 

 

俺は曜さんがそう言うのと同時にデパートに走りだした。だが消防士の人が俺を止めた。

 

 

 

「危険です。近づかないでください。」

 

 

 

「まだ人が残ってるんですよ。」

 

 

 

「私達に任せてください。それにこの状態だと近づくこともできない。」

 

 

 

(消防士の人には悪いがとても無理だ。沼津の消防士だけでこの大規模のデパートの火を消すのは時間がかかりすぎる。その間鞠利さんは…)

 

 

 

「何か、何か、助ける方法は…」

 

 

 

「方法ならあるぞ。」

 

 

 

俺は聞き覚えのある声が聞こえ、声の主の方に目を向けた。

 

そこには、見たくもない男、吉田雄飛が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわりよ




順番間違えてました。ごめんなさい。こっちが先の話です(6月13日に変更)
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