堕天使と過ごした日常   作:ゆうきoog3

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掛け持ちはやはりしんどいですね…。

はッ!いかんいかん!頑張ります!


第4話 大切な日

--図書室にて---

 

 

「なめとう、なめとう、なっとう、なっとう…」

 

あー俺のバカ。なんだよこの前の痛いセリフは…。契約しよう?あの時、本心だったけどめっちゃ痛い奴じゃないか!!あー、体中がかゆい!

俺はラブコメの主人公じゃねーんだよ!

↑いや、ラブコメの主人公です。

 

 

???「どうかしたの?」

 

「え?」

 

???「ごめんね、なんか悩んでたみたいだったからちょっと気になってね。よかったら話聞こうか?」

 

「別に悩んでるわけじゃないいんですが…カクカクシカジカ」

 

???「なるほどね…、そういう時は本とかで見てみたら?」

 

「な、なるほど。じゃあ、探してきます。」

 

???「懐かしいなぁ、俺もああいうのあったな。」

 

なんか独り言言ってるけど無視しとこ…

 

俺はこれまで本に頼ったりしたことはないが、ずっと迷っていてもらちが明かない…。

とりあえずこの人の言う通りなんか借りてみるか。

 

「とりあえず、これでも借りるか。」

 

 

 {女の子の気持ち}

 

「な、なんか恥ずかしくなってきた。」

 

??「それ借りるずら?」

 

「え?!あ、はい。じゃあ、お願いします。」

 

そして彼女は本を返す際にこう言った。

 

〈善子ちゃんの事は頼んだずらよ。〉

 

その言葉を聞いたとたん俺は一瞬硬直した。

 

なぜ、この人は善子の事を知ってるんだろう…。

 

まあ、いいかとあまり気にせずに「もちろんです。」とだけ答えて置いた。

 

 

図書室を出るとすぐに放送がなった。

 

【2年1組の佐藤とうきくん、今すぐ職員室に来なさい。今すぐ!!】

 

「はぁ?いったい何の用だよ…、まあいっか。」

 

 

職員室に入ると先生はとても怒っている様子だった。

 

「お前、昨日またバイクに乗っていただろう。」

 

なんで知ってるんだ?俺は先生に会った記憶はないぞ。

 

「別に学校は乗っていいんだぞ。ただ、免許を持っていないのが問題なんだ。」

 

「は、はい。」

 

まずい、流石に2回目は停学または警察に届けられるのか…。

 

ガラッ

 

「2-1組の津島です。失礼します。」

 

「ん?どうした?津島。」

 

そこからは善子がすべての事情を話してくれた。

 

 

「う~ん、わかった。今回だけだぞ。次に見つけたときは警察に届け出るからな。」

 

「ありがとうございます!」

 

「あ、ありがとうございました。」

 

「善子、本当にありがとう。」

 

「その話はあとで聞くわよ。とりあえず行きましょ。」

 

「うん。」

 

 

「「失礼しました。」」

 

 

ガラガラ

 

先生「そういえば、今の高三にも似たような奴がいた気がするな。バイクではなかったけど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

--廊下--

 

「なえとう、なえとう、なえとう…」

 

「いつまでなえてるのよ!!」

 

「だって、次はないんだぜ?怖いじゃん…」

 

「あんたもう16超えてんだから免許取りなさいよ!」

 

「しょうがないから夏休みに取るかなぁ」

 

「明日からだしいって来たら?」

 

「えー…。でもやっぱり面倒だなぁ」

 

「明日から教習所に行くこと。わかった?」

 

「いや、で…」

 

「わかりましたか?」

 

「はい…」

 

 

こうして俺は明日から教習所に行くことになった。

 

 

 

 

 

--翌日--

 

 

「いってらっしゃい。」

 

「ああ、勝ち取ってくる。」

 

なんかこの世界での免許証はうまくいけば半日でとれるらしい。

 

「そうすれば、善子のライブ見れるかもな…。」

 

空には雲ひとつない青空が広がっている。そんな青空を見ながらつぶやくとうきであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ準備しなくちゃ。」

 

時計は午前6時半時指している。集合時間は8時半のためかなり余裕をもって家を出ることにした。

 

今日は私にとって大事な日。そう、ラブライブの決勝だ。

私たちAqoursは二年連続で決勝絵と駒を進めた。

 

ちなみに今日がラブライブの決勝ということ

 

少し前に話したが忘れ物をしやすいとうきだからきっと忘れているだろう。

 

見に来てほしいという思いもあったが今日は教習所があるし、そもそも私からお願いしたことだし今回は我慢するしかない。

 

 

「はぁ、でもやっぱり応援してほしかったな。」

 

 

ピロン

 

 

「ん?誰だろ。」

 

リリー<みんな来てるよ!今どこにいるの?>

 

堕天使<家>

 

リリー<何してるの?!出場者は7時45分には入っとかないといけないのよ?!>

 

「え?!ウソ?!まあ、電車ならすぐにつくしいっか。」

 

堕天使<大丈夫。間に合う。>

 

「送信っと、よし、行こう!」

 

 

--沼津駅--

 

ガヤガヤ…ガヤガヤ…

 

おかしいわね。普段はここまで人いないのに、何かあるのかしら。

 

駅員「たった今、路線に不審なものが発見されたため現在30分の運休を行っています。もうしばらくお待ちください。」

 

 

30分?!うそでしょ?!間に合わないじゃない!!

 

 

「どうしよう…。」

 

ピロン

 

「?」

 

とうき<今すぐ駅のロータリーに来い>

 

「はぁ?!どういうことよ!しょうがないから行ってあげるわよ!」

 

 

 

--ロータリ--

 

 

「よう!善子!白馬の王子様が登場だ!」

 

「なんでここにいるの?!免許は?!」

 

「とった。」

 

「はやっ?!」

 

「それに今日は大切な決勝だろ?」

 

「…覚えててくれたの?」

 

「当たり前だろ、ほら!いいから早く乗れ!」

 

「…うん!ありがとね!」

 

「とばすぞ、しっかり捕まっとけよ!」

 

「うん!」

 

そうして俺はバイクのエンジンをかけた。

 

 

「ちっ!正当の道はどこもかしこも渋滞してんじゃねえか。」

 

「このままじゃ間に合わないわよ!」

 

「わかってるよ!」

 

焦る気持ちを一旦落ち着かせ、冷静になり俺は考えた。

 

ここから最短でかつ渋滞せずにドームまで行くルートだ。

 

「よし、わかった。ここならいける!」

 

「えっ?!どうするの?!」

 

「最短でいく。」

 

現在は橋の上にいるここから下の森までの高さはおよそ10メートル。

 

まともに行けばバイクが壊れ、ケガをするが俺ならいける。

 

親父に教わった、あの方法なら…!

 

 

「しっかり捕まれよ。離したら死ぬぞ!」

 

「う、うそでしょ?!」

 

 

俺はハンドルを切り橋から下の森まで飛び降りた。

 

そこで親父の技を使った、

 

木の枝にタイヤをひっかけスピードを無理やり殺すという無茶で危険な方法である。

 

佐藤とうきはむかし親父によくやられ慣れているが、後ろの善子は…

 

「…。」

 

気を失っていたが、しっかりととうきに捕まっていた。おそらく本能で捕まっているのだろう。

 

 

 

 

--ドーム前--

 

 

「な?間に合っただろ?」

 

「間に合ったけど、怖かったじゃない!」

 

「ごめん、ごめん。あれしか方法がなかったんだよ。」

 

「絶対他にあったでしょうが!!」

 

「まあ、間に合ったしいいじゃん。」

 

「もう…。帰ったらお仕置よ。」

 

「それは楽しみにしてる。じゃなくて、善子!」

 

「ヨハネよ!」

 

「胸張っていって来いよ!」

 

「うん!」

 

俺は善子が会場に入っていくところを最後まで見送った。

 

 

「さて、俺も仕事に入るかな。」

 

胸ポケットから携帯を取り出し、ニュースを見た。

 

 

アナウンサー<路線に爆発物が仕掛けられていた模様です。場所は数か所に及び…>

 

 

 

 

「やっぱりか。」

 

嫌な方の予感が的中した。

 

そう、この爆弾もさっきの渋滞も明らかにこの‘ドーム”へのアクセスを悪くしようとしていることがとうきにはわかったのである。

 

同時にとうき以外にも動いている人間がいることを彼はまだ知らない。

 

「はぁ…普通に応援したかったんだけどな…。」

 

 

--信号待ち--

 

「ニュースチェックするか。」

 

アナウンサー<新たな爆発物が発見され…>

 

「はぁ、またか…。」

 

ブォ~ン!

 

ふと隣を見ると青色スポーツカーが目に入った。否、俺が目に入ったのはそっちじゃない。乗っている人のほうだ。

 

 

「あ、あんたは?!」

 

「あ、君は。」

 

「図書室であった人。確か高3じゃなかったか?!」

 

「まあ…、いろいろあってね。」

 

いろいろ分からないが、よくよく考えれば俺もあんまりかわらないか。上には上がいることか。

 

「そういえば自己紹介してなかったね、俺は吉田雄飛よろしくね。」

 

「は、はぁ。よろしくお願いします。」

 

「善子ちゃんから話は聞いているよ。確か名前は佐藤とうきだっけ?」

 

「はい、よろしくです。」

 

 

そのあと俺のスマホの画面を見て、彼は目つきが少し変わった

 

 

 

 

「そのニュースもしかして…、君も気付いたのか?」

 

なんだ?この人も気付いたのか。

 

「そうです。ちょっと犯人捜しをね…。」

 

「場所はわかる?」

 

「いや、わからないかな…。」

 

すると、雄飛は少し困った顔をした。

 

「これからどうやって探そうとしてるの?」

 

「ま、まぁ適当に…。」

 

「じゃあ、ヒントをあげるよ。」

 

「ヒント?」

 

「ああ、障害物に妨げられずに花火を見るときはそんな場所を選ぶ?」

 

「高いところ…アッまさか!」

 

「その通り!じゃあ、行くところはわかったね。」

 

「ああ、その場所は…」

 

「「スカイツリーだ!」」

 

 

---スカイツリー---

 

司会<ドンドンドン!今回開催されるラブライブの決勝戦!エントリーしているのは…>

 

?俺は村津。今日はすごくうれしい気分だ。ここから町を見渡していると電車は運休、一般道は渋滞し、そして少し先には忌まわしきドームがある。

 

村津 {そこでは、スクールアイドルの頂点を決めるための大会。ラブライブの決勝が行われている。}

 

村津「俺はスクールアイドルが嫌いだ。あんな陽きゃなんて消えてしまえばいい!打ちはなってやるぜ。血の花火をな。あははははは!!」

 

 

??「おい。」

 

「?!」

 

とうき「人の物語のナレーションを俺に許可なくすんじゃねぇ!」

 

村津「しょうがないんだろ!!俺は今回初登場なんだよ!それぐらいやらしてくれ!」

 

とうき「ことわる。」

 

村津「というか、なぜここが…!」

 

雄飛「簡単だよ。花火を見るときは高いところに行くだろ、常識だ。」

 

村津「クッ!ばれてもらっちゃあしょうがない。もうすこし見たかったけど吹き飛んでもらおうか!ドームにな!!」

 

雄飛「おや?その爆弾とはこのことかな?」

 

村津「なに?!なぜそれを?!まさかそいつを解除したのか?!」

 

雄飛「いや、この程度の知識で爆弾作るなら止めといたほうがいいよ。」

 

とうき「諦めろ!下には警察だっているんだ!」

 

村津「ふん!この程度では諦めると思っていたのか!しかもここには警察も観光客もいない!」

 

とうきor雄飛 <<そらそうだろ。こんな独り言多い奴の近くにいたいと思うわけがないじゃねぇか。>>4

 

 

 

ビリビリ!!

 

 

村津は服を破り捨てた。

 

とうき <こいつ何してんだ…。>

 

雄飛 <ああ…、服もったいないなぁ…>

 

ドンドンッ!!

 

かかってこいと言わんばかりに村津はチェストビートをする。

 

*チェストビートとは胸をたたくこと。

 

村津「ここで死んでもらう!!」

 

そういうと村津は地響きをたてながらこちらに向かって全力疾走してきた。

 

突然だったため二人とも反応に遅れたがぎりぎりのところでかわす。

 

とうき「あぶねぇ…。」

 

雄飛「なかなかのスピードだな…。」

 

壁には穴があき展望室に地震が発生した。

 

ドンドンッ!!

 

 

また村津はチェストビートをした。俺には何の意味があるのか全然分からなかった。

 

雄飛「パンチ来るぞ!!」

 

とうき「分かってる!」

 

バァリーン!!

 

雄飛の警告もあり、攻撃をよけることができたが強烈なパンチにより展望デッキのガラスが粉々に砕け散った。

 

とうき「あいつ、パンチでガラス割りやがった!」

 

雄飛「スカイツリーのガラス何重でできてると思ってるんだ?!」

 

とうき「本物のゴリラじゃねぇか。いや、化け物のほうが近いか。」

 

しかしわすれてわいけない。ここにいる二人もかなり化け物じみているということ。

 

二人は目を合わせ、うなずき攻撃姿勢をとった。

 

村津「やっと反撃か。言っとくが俺の胸は本物の槍でもない限り通さんぞ。」

 

とうき「へぇ、そんなに胸筋に自信があるのか。」

 

俺は走りながら手を握り中指を第二関節まで折り曲げ、突き出した。これも親父に教えてもらった技である。そして、村津の胸に突き刺した。

 

ゴォン!!

 

空間が揺れるような鈍い音がした。

 

村津「?!ふッ!なかなかやるじゃないか…!だがな所詮は手だ、本物の…」

 

とうき「頼みましたよ、先輩。」

 

雄飛「ああ、もちろんだ。」

 

ひるんだ一瞬を雄飛は見逃さなかった。すかさず後ろに回り込み関節技を決めた。

 

村津「うぐぅ!」ドサッ

 

とうき「大切な日を邪魔した罰だ。」

 

村津「しょうがねぇ、こうなったらここごと爆破してやる!」

 

村津はスイッチに手を伸ばしたがその手をとうきが握りつぶした。

 

そう、彼の握力は測定器を壊すほどである。痛くないわけがない。

 

村津「て、手ガァァぁ…!」

 

そうこうしているうちに警察が駆けつけ、村津を取り押さえた。

 

 

 

雄飛「これで安心してラブライブが見れるな!」

 

とうき「あ、そういうこと言うと…」

 

ぴッぴっぴっぴ!

 

雄飛「ん?何の音だ?…おい…冗談はやめてくれよ…。」

 

とうき「ば、爆弾が動きだした…。」

 

こいつ最初から時限式にしていたというのか!ふざけてやがる…。

 

とうき「まずい…、どうすれば…」

 

雄飛「そろそろ俺の出番かな。」

 

とうき「え?いったい何を…」

 

雄飛「俺の車に乗れ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continue.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




諸事情により、2週間ちょっと投稿できないかもです…。

決して疾走したわけではないので、これからも「堕天使と過ごした日常」と
「僕の彼女は曜ちゃんです。」をよろしくです!

最後までご閲覧いただきありがとうございました!
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