堕天使と過ごした日常   作:ゆうきoog3

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今回も戦闘です。


第8話 かまって欲しい堕天使ちゃん

「昼飯食ったし、そろそろ行ってくるよ。」

 

「え、どこか行くの?」

 

「ああ、昨日しょうとゲーセン行く約束したからな。」

 

その時、善子の目が本当に輝いているようにみえた。

 

「私も一緒に行きたい!!」

 

「へ?別にいいけど。善子多分暇になるぞ」

 

「いいから行きたいの!!あとヨハネ!!」

 

「このヨハネがゲームセンターで堕天するの!!」

 

理由が良く分からん。

 

「お前ブレないなぁ…」

「まぁいいけど。本当に暇になっても知らねえからな。じゃ、早く準備しろ」

 

「俺バイク出しておくから」

 

--5分後--

 

「お待たせ。」

 

「お前今からゲーセン行くんだぞ。なんだその格好は…」

 

「くっくっくー。分かってないわね。黒こそが堕天使のアイデンティティーこの良さが分からないなんてまだまだね。」

 

「別に俺は色については何も言っていないのだが後ろについている羽のようなものについて聞いたのだが…。まぁいい善子は何着ても可愛いし。」

 

「だ、だから、そういうこと言うのは反則よ!!」///

 

「よし。行くぞー。」

 

「ちょっと、無視しないでよ!!」

 

「ほら、顔赤くしてないで乗れ。」

 

ああ、照れてる善子もかわいい…。

 

「よし、じゃあ、改めまして出発!」

 

「さぁ、魔境の地に出発するわよ!!」ギラン

 

−−−−ゲームセンター−−−−

 

バイクを駐車場にとめ、待ち合わせ場所となるゲームセンターの前に善子と歩いていく。

 

「まだしょうは来てないようだな。」

 

「お友達は何で来るの?」

 

「アイツは家がここから遠いから電車でも来るはずだ。」

 

ピロン

 

「ほら。噂をすれば、」

 

<悪い。今起きた。すぐ行くから待ってくれ!!>

 

<わかった。早く来いよー。>

 

「暇ができちまった。せっかくだし、善子なんかやりたいことあるか?」

 

「え、いいの?じゃアレがいい!」

 

善子がウキウキした表情を浮かべながら指差した先を見るとそこにはプリクラがあった。

 

「善子お前ゲーセンで堕天するとか言ってたくせにプリクラか。可愛いとこあんじゃねーか。」

 

「うるさいわよ。一緒にとりたいの!!」

 

(な、なんだこの天使。か、かわいい!!)

 

「よし。分かった。いいぞ。」

 

危ない危ない。危うく鼻血が出るところだった…。

 

−−−−数分後−−−−

 

「いや、ごめん待たせて。ってお前なんで津島さんと一緒に来てんだ!?」

 

「だって一緒に来たいって言ったから」

 

「お前!抜けがけしやがって」

 

「ほらほら人を叩いて来るんじゃねぇー早く始めるぞ。」

 

「ったく今度覚えとけよー」

 

「おーい善子そんなとこで堕天してないで早く行くぞ」

 

俺としょうが今日ゲームセンターに来た理由はこのゲームをやるためにきた。

そう!スクフェスAC!!

俺としょうはこれが出た当初からやっている音ゲーでかなり金をつぎ込んでいる。

 

「今のスコアは俺の勝ちだな。しょう、腕が落ちたんじゃねぇのかー!」

 

「くそっ!煽りやがって!!まだまだこれからだぜ!」

 

結果は俺の勝ちだった。

 

「やっぱり俺の勝ちだな!」

 

「ふ、ふん!譜面が俺にあってなかっただけだ!!」

 

「ほう?そこまで言うならもう一回やってやってもいいぜ!」

 

「挑むところだ!!」

 

シャンシャンシャララララア,ミスッタザマァミロ!ウルセエ!

 

「ねぇあっちに楽しそうなゲームがあるんだけど…あとで一緒にこのヨハネと戦いましょ!」

 

「そだな…」

 

とうきは必死にMASTERの譜面をやっているため、あまり聞いていないようだった。

 

「あ、ほらあっちにはサメのぬいぐるみのクーレーンゲームが。」

 

シャンシャンシャンシャン

 

「え、善子なんか言ったか?」

 

「え、ああもういいのゲームの邪魔してごめんね。」

 

「あれ?善子帰るの?」

 

とうきは今、友達と遊んでるものね。私にかまってくれないのも当然よね。

 

「私、やっぱり私家の用事思い出したからもう帰るわね。」

 

「やっぱ暇になったのか、帰りにするつもりだった買い物は俺がやって行こうか?」

 

「買う物も少ないし、私がしていくわ。」

 

「分かった。電車で帰るんだな、気をつけろよ。」

 

「うん。」

 

−−−−数十分後−−−−

 

「お前さっきの聞いてたがやばいんじゃないのか?」

 

「うん?何が?」

 

「ほら津島さんだよ。怒ってなかったか?」

 

「ちょっと待てよ。」

 

俺は花丸に進めてもらった本を常に持ち歩いている。なぜなら、こういう時に役立つからだ。

 

「どれどれうっわ…ヤバい…」

 

「お前なんだそれ?女の子の気持ち?なんて本持ってんだよ。気持ち悪い。」

 

しょうにかなり軽蔑的な視線を向けられるが、今は気にせず本を読み込んでいく。

 

 

本によると

 

女の子は相手にしてくれないと、悲しくなる。

 

女の子は自分の話も聞いてほしい。

 

「このへんに書いてあるやつさっき全部津島さんにやってたぞ。お前。」

 

「だから善子帰っちまったのか。」

 

いまから謝りに行くか、しょうとこのまま遊び続けるか…。

 

今回、しょうには悪いが善子の方に行かしてもらうおうかな…。

 

「今から善子のとこ行ってくるわ」 

 

「おい、でもあれから数十分は経ってんぞ。津島さんもう電車に乗るぐらいだろ。」

 

「なら家に帰るか。」

 

「まぁ待てよ俺も帰るから駅に津島さんいるかみてきてやるよ!」

 

「分かった。」

 

「今日は悪かったな久しぶりのゲーセンだったのに。」

 

「いや大丈夫だ!またいこうぜ!次は負けねえからな!」

 

「おう!首洗って待ってるよ!」

 

 

さて、今回は急いで家に帰るか。こっちからの方の道が近い。

 

カンカンカンカンカンカン

 

うわ…最悪だ。踏切に引っ掛かった…。

 

「くっそ、早く帰りたいのに…。」

 

プルプルプル

 

「ん?電話?」

 

携帯の表示をみると、しょうからの電話だった。

 

「どうした?もしかして、善子はまだ駅にいたのか?」

 

「いや、そうじゃないんだ。実は、電車に乗ろうと思ったんだけど、暴走列車がいるらしくて今そいつ以外動いてないらしいんだ。」

 

「暴走列車?」

 

「ああ、電車ジャックらしい。それも少し前に俺が今いる駅を出たやつらしい。」

 

「おい、それってまさか。」

 

「分かった。連絡してきてくれて助かった。」

 

プチッ

 

ガタンコドンガタンゴドン

 

「善子の気配を察知!やはりコイツの中にいるのか。善子は…。この暴走列車の中にいる!!」

 

(善子の気配を察知とは言ったが俺がGPSアプリを起動してるのは黙っておいてくれ)

 

筆者(やだね。)

 

「おい、待ちやがれ!!」

 

俺はその列車を追いかけるため遮断機の棒を破壊し、バイクで線路の上を走り出した。

 

−−−−電車内−−−−

 

男「おい、動くな。少しでもお前らが動けばこの運転手を殺す!!」

 

男「運転手を殺せばこの電車がどうなるかわかるよな?このまま暴走しもう少し先のカーブを曲がりきれず脱線して全員死ぬ。」

 

乗客「な、なんでこんなことをするの?」

 

一人の女性が男に聞く。

 

男「お前らには悪いが俺はここの鉄道会社にうらみがある。優秀な人材だった俺をリストラした。だから盛大にお前らもろとも俺も死ぬ。ハッハッハいい計画だろ。おい運転手もっとスピード上げろ!」

 

 

事件があった時刻の電車に乗っていた善子だったが、運悪く犯人のいる車両に泣きそうになりながら座る少女の姿が…。

 

(どうしよう、また厄介なことに巻き込まれちゃったわ。しかも、犯人とおんなじ号車だし。こんなことならとうきと一緒に帰れば良かった。流石にとうきは助けにこないよね…。怖い…。とうき、助けて…!)

 

 

 

そして、彼は現在なにをしているのかというと…。

 

 

 

「さてと、線路を走っているがどうする?」

 

「今はまだ電車は出発したばかりだから速度もゆっくりだが、もう少しすればバイクでも追いつけねぇーぞ」

 

 

ガタガタの砂利を蹴り飛ばしながら無理やりバイクを進めるとうき。その表情にはなぜか余裕がある。彼の顔を見る限りではなにか策があるようだ。

 

 

 

「う〜ん………」

 

「こうなったらバイク突撃させて止めるか…。」

 

「いや、それはだめだな、だってよくあるチェイスアニメの主人公ならどんなに車やバイク壊しても謎の力によって直してもらえるが俺の場合は自腹だ。なんて世界は残酷なんだ。」

↑筆者(こら、メタ発言は控えたまえ。)

 

つべこべいいながらもバイクを進めるとうきだったが、その直後電車が加速し始めた。

 

「う、うそだろ?!それ以上出したら次のカーブを曲がりきれずに…!」

 

その瞬間、とうきの頭に電撃が走った。

 

さっきまでの余裕そうな表情は跡形もなく消え、絶望の表情へと変わった。

 

そう。今回の事件を引き起こした犯人の目的を悟ったのであった。

 

「く、くそっ!このままじゃ、善子だけじゃない。みんな死ぬ!」

 

そうはさせないとフルスロットルにするとうきであったがこれ以上スピードがでないことに気づいた。

 

「ここまでか…、しょうがない。あの手を使うか。」

 

 

「また親父に教えてもらった技、その名も自動ドライビング。時間もないから簡単に説明するとバイクのハンドルを輪ゴムで固定してバイクを動かすことができる。」

 

彼はこんな簡単に言っているが、実に頭がおかしい技である。

彼の父親のような伝道師がいるからこそ実現できる究極の技。

 

 

 

説明を終えると、とうきはどうにかして1号車の隣にバイクを並ばせた。そこからは自動操縦にしてバイクの上に立ちそこやから電車の窓をのぞくと今回の犯人らしき男がいた。

 

「あいつが黒だな。よし…。」

 

俺はバランスをとりながらバイクの椅子の上に立った。

 

せーの!

 

バキィーン!!

 

男「なんだ!?」

 

「お邪魔しまーす!」

 

男「なんだお前どうやって入ってきたんだ!?まぁいいお前も俺の哀れな人生のためにしんで…」

 

「知るかぁぁ!!」

 

バギッ!

 

とうき開始早々男をぶっ飛ばした。

 

「何なんだよ。俺の物語は、最近はクマと戦ったり、爆弾魔の爆弾止めたり、お前まで俺の邪魔すんのか?言っとくぞ!これは戦闘小説じゃねぇー日常ラブコメだ!!」

↑筆者「おい!メタ発言すんじゃねぇ!!っていってる俺が一番メタ発言してるのかも…。」

 

男は口から出た血を袖で拭きながら立ち上がった。

 

男「くっそ何を訳のわからんことをこうなったら、」

 

そう言うと男は車両の後ろの方にいた人にめがけて歩き始めた。

 

「おい、なにをするつもりだ。」

 

犯人がとった行動も気になるがまず運転手に声をかけた。

 

「運転手さん、電車を止めないで少しスピードを落としてください。」

 

運「は、はい。」

 

?「キャッ離して!」

 

「じっとしろ!」

 

悲鳴が聞こえ、振り替えるとそこにはとうきが予想していた中でもっとも最悪な予想が的中した光景があった。

 

「ったく、最悪だ。その子を離せ!」

 

「この号車に乗ってるとは思ったが…」

 

男は今にも泣き出しそうな少女に銃を突きつけた。

 

善子「とうき!!」

 

「なんだお前の知り合いか、丁度いい。さっきはよくもやってくれたな。」

 

「くそっ、俺はどうすれば…。」

 

パーン!

 

その途端、いきなり犯人の男は銃を天井めがけて発砲した。

 

乗客「キャー」

 

「おい、やめろ撃つな!」

 

「じゃあ、動くな!!次はこの女に当てるぞ。」

 

「とうき!助けて!!」

 

「善子。俺を信じろ。」

 

「…わかったわ。」

 

俺の真剣な表情でなにかを悟ったのか、善子はさっきよりかは冷静差を取り戻した。

 

 

「何をゴチャゴチャとお前達はここで死ぬんだ!」

 

「それはないと思うぜ!」

 

「なんだと?怪しい動きをしてみろコイツを撃つぞ」

 

「犯罪者相手に俺が無策で来ると思うか?」

 

「何?」

 

(3.2.1.)

 

とうきは頭の中でカウントダウンをはじめる。

 

この意味とは…。

 

ガァァァン!!!!ガシャァァァン!!!

 

瞬間、電車内に鈍い音が響いた何かにぶつかった様な音だそれと同時に車内も揺れた。その時男が一瞬体制を崩した!

 

「くっそ何が!」

 

「その時間があれば十分だ!!」

 

その瞬間、とうきは地面を蹴り猛スピードで犯人めがけて走った。

「善子を返してもらう!」

 

俺は男の銃を蹴り弾き飛ばした。

 

「く、くそ!!」

 

男は銃を再び取りに行こうとするが銃のまえにとうきが立ちはだかった。

 

「どけ!」

 

「どけとよばれてどく奴がどこいにんだ?」

 

とうきは男を蹴り飛ばした。

 

男は電車のドアにぶつかり崩れ落ちた。

 

とうきは銃を手にもち、犯人の男に向けた。

 

「お前、たしか死にたいんだろ?じゃあ、俺がこの場で殺してやるよ。」

 

とうきがその発言をした瞬間、車内は凍りついたような雰囲気になった。

 

「と、とうき!だめよ!そんなことをしたら!」

 

「なーに、この男がしたいことをしてあげるだけだ。で、どうなんだ?」

 

俺は銃の安全ロックを解除し、男の額に銃の先端を突きつけた。

 

「や、やめてくれ!!た、頼む、ゆるしてくれぇ!」

 

犯人は泣きながらそういうが、とうきは銃をおろさない。

 

「善子はな、こんな気持ちだったんだよ。この場でこの場の乗客に謝れ。さもなければ俺はトリガーを引く。」

 

その言葉を聞いた瞬間に犯人は乗客の方を向き頭を打ち付けるようにして土下座した。

 

「ほんとうに、すみませんでしたぁぁ!!!」

 

「あと、もう1つ言っておく。お前が命を立つのは好き勝手かもしれない。でも、まだいきたいと思ってる奴を巻き沿いにするな!」

 

「は、はいぃぃ…。」

 

とうきが銃を下ろすと男は気絶してしまった。

 

 

 

「運転手さんもう大丈夫です。止めてください。」

 

運「分かりました。」

 

「ねぇさっきの振動ってなにが起きたの?」

 

善子がそう尋ねてきた。

 

「う〜ん、簡単に言えば俺のバイクが吹き飛んだ。」

 

「えっ?!」

 

何があったのかと言うととうきはあらかじめ犯人が人質を取ることを予測していた。少し細工をしてのであった。。この電車がカーブにさしかかるのは知っていたので、あえてとうきはバイクを直進するように自動運転した。そして、電車が曲がった際、とうきのバイクが衝突したという訳である。

 

「う〜ん。だが普通にやると何かしらズレが生じて失敗するはずだこういうところで謎の力が働いたのか?ってことはもしかして俺のバイクも……」

 

電車を、降り自分のバイクの様子を見に行った。

 

「…ですよね。だからやりたくなかったんだ。」

 

案の定、バイクは原型をとどめずバラバラになりハンドルやタイヤに至ってはどこかに吹き飛んでいったようだった。

 

(まぁ今はバイクのことより…)

 

「善子。今日は悪かったな。」

 

「何のこと?」

 

「ほら、ゲーセンでのこと。」

 

「あ、本当よ。構ってくれなくて寂しかったんだから…。」

 

「そのお詫びと言ったらなんだが…」

「ほらこれやるよ。」

 

とうきは鞄からぬいぐるみを取り出した。

 

「これって、」

 

「お前欲しがってただろサメの人形。」

 

「え、私の話ちゃんと聞いてたの?」

 

「当たり前だろ。俺が善子の話聞き逃すわけないだろ。」

 

善子(そんな風に言ってもらえて嬉しかった。そういうことをしてくれるから最近めざめた気持ちが落ち着かないのよ…)

 

「まぁ、いいわ今回はこのデビルシャークに免じて許してあげるわ!!」

 

善子は満面な笑みで笑った。

 

「良かった。許してくれて…。」

 

「それより早く帰りましょ!今日はあなたが好きなハンバーグよ!!」

 

「まじか?!よし帰るぞー!!」

 

 

 

といってもバイクは壊れて動けないのでタクシーで帰りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




おやすみなさい。
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