クールビューティーな紗夜さんを返して(涙)   作:黒ハム

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日刊ランキングにも載ってたこともあったりで……本当にすごいなぁ。
お気に入り登録数が4桁の大台に乗った今日この頃。……すごいなぁ。
今回はガルパピコより。キャラ崩壊注意(つまりいつも通り)。


徹夜で会議するのはやめた方がいい

 テスト週間も終わった金曜日の夜。

 テスト初日前日は……うん。女神様が怖いと思ったの初めてですはい。

 俺個人としては学校では『テスト終わったー!』みたいな開放感を味わうことが叶わなかったので、夜くらいはその開放感に浸りたかった今日この頃。俺は今……

 

「これより『さ~くる合同ライブが二日後に迫っているけど色々と決まってないし作ってないからやばくね?というか、明日リハーサルだけどこのままじゃ何もできないから急いでやっていこう』会議を始めます。CiRCLEより司会進行兼書記兼雑用担当の冬木慧人です」

 

 本当はまりなさんの予定だったが何故か俺に変わった。ちなみに着ている服は、今回の催しに合わせて作ったCiRCLEのTシャツである。女子たち25人プラスまりなさんと俺が着ていたりする。まぁ、そんなことは今はいいか。

 

「ということで各バンドより一名ずつ。()()()()()()()()()代表者にお越し頂き感謝です」

「そこを強調していくのね……」

「そりゃあそうでしょ。先週も何か会議やったらしいんですけど何も決まらなかったって話じゃないですか?」

「冬木先輩の試合の合間にやってました……」

「何か気付いてたら終わってたッス」

「で、原因はアレな人たちが多いせいで話が進まない。だから、こうしてまともそうな人たちに集まってもらっているのです」

「そういう司会が一番まともじゃない件について」

「あはは……それは触れちゃダメだよ」

 

 ということでメンバー紹介をしていこう。

 

 まずはRoseliaより紗夜さん。まぁ、あそこって何気にまともな人少ないよなぁ。やっぱり、こういう時は紗夜さんの出番ですよね。友希那さんは……うん。やめよう。他もあこちゃんは脱線させ、りんさんは多分そこまで発言できない。個人的に、リサ姐の方が適任だったのではないかというのは内緒だ。つまり紗夜さん最高(脈絡がなさ過ぎる)。

 

 続いてPoppin' Partyより牛込りみ。リーダーである香澄が会議を成立させなくした原因の一端であるとか言ってはいけない。りみはチョココロネが関わらなければ比較的まともだ。ちょままの有咲や、パン屋の沙綾でもよかったが……まぁ、彼女ならば大丈夫だろう。たえや香澄じゃなくて本当に助かった。

 

 そしてPastel*Palettesより大和麻弥。あそこは比較的まともな人が多い集団。まぁ、イヴちゃんがブシドーとか、日菜がるんっ!とかおねーちゃんと言わなければな。千聖は仕事だって言っていて、今日は参加できなかった。彩は名前挙がったけど…………何か、ごめん。麻弥の方がいいわ。本当にゴメン。

 

 ハロー、ハッピーワールド!よりミッシェルこと奥沢美咲。リーダーであるこころが会議を成立させなくした原因の一端であるとか言ってはいけない。さらに、薫さんやはぐみがちょっと暴走したのも原因とか言ってはいけない。花音はふえぇと慌ててた気がする。…………あれ?ハロハピって一番まともな人が少ない?まぁ、美咲はミッシェルの中に入ってさえいなければ凄い常識人だったと思う。いや、ミッシェルの中にいても常識人であることには変わらないか?ん?常識人って何?

 

 最後にAfterglowより羽沢つぐみ。個人的にこの子はまともの中のまとも。常識人の中の常識人。まぁ、彼女たちはモカが時々おかしな事を言ったくらいで一番害がなかった気がする。巴や蘭でも多分大丈夫だったろうが一番はつぐみだろう。え?リーダーのひまり?ゴメン。何というか……うん。そういうことだ。

 

 以上、まぁ、爆弾が一人も居ないのできっと大丈夫だろう。…………そう最初は思っていた。

 俺はこの時忘れていた。よく思い返せば彼女たちは()()()()()()なメンバーであって、この五つのバンドのメンバーは全員が癖のあるメンバーだったと言うことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日付がもうすぐ変わる深夜の時間帯……それは起き始めていた。

 

「そろそろ夜食作るか……」

 

 会議は進み何時間か。予定通りまともに会議は進んでいき、今はポスター作りをしていた。まぁ、タイトルが未定な時点でヤバいけど……うん。とりあえず、頑張ってるよ?で、こういう作業そのものには向いていても、色とかのセンスが絶望的なので俺はさっさと裏方に回ることにする。

 

「あ、私も皆の分のコーヒーを入れてくるね」

 

 そういうことでつぐみと共にスタッフの給湯室のところへと向かう。

 

「まりなさん。お疲れ様でーす」

「お疲れ様です」

「お疲れ様。冬木くんにつぐみちゃん。どう?進んでいる?」

「えぇ。予想以上に順調です」

「ごめんなさい。私たちのせいでまりなさんまで……」

「ううん。気にしないで。流石に未成年だけを残して帰れないよ」

 

 そう。まりなさんは会議こそ参加はしていないものの、俺たちの為にここを開けていてくれている。…………何でこの人恋人できないんだろうか?

 

「じゃあ、コーヒー入れるね」

「了解。俺は隣でポテト揚げてるけど気にしないでくれ」

「ポテト……あ、紗夜さん?」

「そうそう」

 

 集合時間より早く来て、ここで色々と準備をしていた。ポテトに関しては後は揚げるだけである。

 

「あぁ、心配しなくてもいいぞ。コーヒーにポテトだけではミスマッチ。だから、冷蔵庫の中にパイとかムースケーキとか置いてあるからそれも後で持って行くぞ」

「……え?わざわざ買ってくれたんですか?」

「そんなめんどくせぇことしねぇよ。ここで作った」

 

 テスト期間で学校は午前中に終わってる。部活とか用事も少しあったが基本暇だったし、早めに来てここで色々と作っていた。ちょっと楽しくて作りすぎて、集合場所(会議室)に着くのが集合時間に遅れそうになったのは内緒だ。

 

(そっちの方が絶対に手間がかかっているよね……)

 

「あ、あの慧人先輩。うちの店のキッチンで働きませんか?」

「うーん。流石にこれ以上バイトは増やせないからなぁ……まぁ、一日だけとかならいいぞ。暇なら手伝うくらいできると思う。そこまで戦力になれるか分からないけど」

 

 ポテトを揚げながら答える。

 サッカーの方で少しありそうだし、CiRCLEでのバイトにNFO。ここに羽沢珈琲店での……とか加えたら多分疲れる。他にもいろいろと重なるし。

 

「まぁ、そもそも俺の料理で金はまだ取れねぇよ」

 

(この人って。そういうところ無自覚だなぁ……)

 

 流石に友人たちに出すものと、客に出すものでは求められる質が違う。流石に俺じゃまだまだ力不足だろ。

 

「さてと、第一弾ポテトも揚がったし……そっちは?」

「う、うん。大丈夫だよ」

「コレ使え。流石に7つ同時に持てないからな」

 

 テーブルの足にタイヤが付いているような何か運ぶものの上に乗せる。流石に危ないからな。途中まりなさんにまりなさんの分を渡してから会議室のドアを開ける。

 ここで俺は気付いてしまった。隣にいるつぐみはツグってる以外は普通の少女。だが、今会議室に居る4人の少女たちは一癖あったことに……。

 

「ぽて?ぽてぽてー!」

 

 まず、ポテト狂の紗夜さんが、ポテトの香りに反応して目を輝かせて抱きついてきた。

 

「コロネ……?チョココロネはどこ……?」

 

 チョココロネ欠乏症に陥ったりみが虚ろな目でチョココロネを求めて部屋の中を彷徨っている。

 

「フヘヘ……この隙間……フヘヘ」

 

 深夜テンションになった麻弥がテーブルの下に潜って何か笑っている……うん。怖いよ?

 

「あ、お帰りなさい。どうしました?何か顔に付いています?」

 

 同じく深夜で頭がぶっ壊れ始めた美咲が紙袋を頭に被って語りかけてくる。

 …………あーうん。全員壊れてるなぁこの空間……帰りてぇ。

 

「…………何で少しこの場から居なくなっただけでこうなってんだぁ……」

「お、落ち着いてください慧人先輩」

「そうですよ。まずは紙袋を被って……」

「紙袋……隙間……フヘヘ」

「コロネ……コロネ……!」

「ぽて?ぽてぽて」

 

 どうやら、俺の周りはどうあがいてもまともな会議ができないらしい。

 何コレ呪いなの?誰か助けて。

 数分後。

 

「何かお茶会みたいだね」

「そうっすね!それに目が覚めるッス!」

「冬木先輩。さっき見たことは忘れてください」

「…………(もぐもぐ)」

「チョココロネ最高……」

 

 俺が片手間にタイムスケジュールを作っている中、真夜中のお茶会が開催されていた。ちなみに日付は変わっている。

 

「これ全部冬木先輩が作ったんですよね?」

「一家に一人欲しいぐらいッスね」

「その代わりにクールビューティークールビューティーって……」

「それは大きな代償だよね……」

「おい、人をクールビューティーしか言えない機械みたいに言うんじゃねぇ」

「…………ポテト、クッキー、家庭料理だけでなくケーキまで……むむむ」

 

 別に勝ち負けじゃないと思うなぁと、そんな事を考えながら、片手でパソコンを打ち片手で食べる。うーん。こういう片手間作業の時はクッキーのようなものの方がいいって思うんだよね。りんさんも前に話したら凄い共感してくれたし。

 というか何だろう。これは女子会?女子会なの?一人場違い居るから第二弾ポテト揚げに行こうかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「終わったぁ……」」」

 

 朝日が昇って少し経った頃。遂に全ての事が終わった。

 女子五人は机に突っ伏し、もう顔を上げることもかなわない状況に。

 あの後、再び各々の作業に没頭。第二弾コーヒーブレイクを挟んだが挟んだときは既に朝の4時。俺以外全員徹夜明けのハイテンションというカオスな状況になったりしたが……うん。まぁ、そういう日もあるよね。俺も色々と働き少し疲れたし。

 

「とりあえず後はあいつらが来るの待つだけだな。よっと」

 

 持ってきていたサッカーボールでリフティングをする。第二弾コーヒーブレイクが終わった辺りから足元が暇だなーってことで、ボールをコロコロしながら作業していた。

 一日ボールを蹴らないと取り戻すのに三日かかるという先輩の言葉を受け、毎日のようにボールは蹴っている。部屋という狭いスペースでよく蹴ってはいるが、いつも以上にぶつけてはいけない存在の数々……うん。精密なコントロールを求められているな。だが、これはこれでいい練習になるからよしとしよう。

 

「な、何で冬木先輩……動けるんですか……」

「そうっすよ……ジブンたち以上に色々と働いていたはずッス」

「まぁ、体力はあるからな。後、リハーサルとか寝る予定だったし」

「……ああ、ステージには立たないもんね……」

「それでも慧人先輩の体力……凄いです」

「…………皆さん……少し仮眠を取りましょう……」

「「「は~い……」」」

 

 うーん?まぁ、日頃お疲れなんでしょう。さてと、そろそろボールをしまって……と。

 

 バーン!

 

 扉が勢いよく開いた。

 

「おっはよー!」

 

 香澄を先頭に皆が入ってきた。そのせいで折角仮眠を取ろうとした彼女たちは起こされる羽目に。残念。




アンケート御協力感謝です!多くの方に応えていただいて……また何かあったら御協力お願いします。
と、今回貼ってあるものはネタですので気楽にお答えください。
ちなみにピクシブ百科事典のクーデレという項目に本来の氷川紗夜さんが居ました。

うちの紗夜さんは何デレ?

  • クーデレ
  • ヤンデレ
  • ツンデレ
  • デレデレ
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