六花テーマを作って愛用したらそのまま俺への愛が重くなった件について   作:白だし茶漬け

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閃刀姫新規、おめでとうございます。
また1つ花衣君が強くなってしまった……。



それともう一点、お知らせというかなんというか、この小説のイメージ絵みたいな物を依頼しましたので、近い内に公開するとかしないとか。
以上、現場からでした。


推しの為なら

 1つの絵本が私の全てだった。

 心優しい天使が堕天使と喧嘩して、最後は仲直りする内容は、今でも私の心に刻まれている。

 

 皆は天使の方が好きだって言ってたけど、私は堕天使の方が好きだった。

 

 白くて綺麗な翼より、黒くてかっこいい翼が大好きで、いつでも我を通す堕天使の方になりたいと思っていた。

 

 けど現実は甘くない。なりたいと思っても、環境がそれを許さなかった。

 

 小学生では体格の小ささと内気な性格で虐めの標的になり、私の大切な本を取られる毎日だった。

 もう学校さえ行きたくなくなった。私に居場所なんて無い、そんな時に助けてくれたのが小さい頃の空だった。

 

 空は覚えてないかもしれないけど、私と空って6年間ずっと同じクラスだった。いつも変な物を作っている変人って呼ばれてたりしてたっけ。

 

 そんな空は自分が作った発明品を使って私を助けてくれて、その時の空はとってもカッコよかった。

 その時からかな、私が空の事大好きになったのは。

 

 それを境に私と空は少しづつ絡んでいくようになって、学校で居場所が出来た。虐められもしない、叩かれもしない。そんな空の隣が大好きだった。

 

 でも、それは長くは続かなかった。

 

 親の転勤での引越しだった。私の居場所は、たった3年間で失ってしまった。

 

「でも、こうしてまた会えたのが凄く嬉しかったなぁ……」

 

 誰にも聞こえない程小さな声でそう呟く。

 

 また会えたのに、また空が居なくなるなんて嫌だ。

 

 だから負けたくない。このデュエルだけは、絶対に負けたくない。

 

 だから私はトバリ(強い自分)になる。

 

 

 

 

 

 2ターン目終了

 

 黒翼トバリ

 残りライフ 3500

 デッキ28: 手札0 墓地:8 除外:3

 

 □□①□□

 □□□□□

 □ □

 □□②□□

 □□③□□

 

 機羽 空

 残りライフ 1700

 デッキ:34 手札:0 墓地:5除外:0

 

 

 

 ①:常闇の颶風

 ②:RR-ブレイズ・ファルコン

 ③:伏せカード

 

 

 

 僅か2ターンにおけるデュエルだが、状況はほぼイーブン。

 

 トバリの手札は0。フィールドにいたモンスターも全滅。状況はこちらが有利のはずなのにも関わらず、何故か勝てるビジョンが見えない。

 

 フィールドに常闇の颶風があるせいなのか、それともトバリから感じるプレッシャーに押し負けているだけなのか……だが、少なくともこのターンは凌げる確信はあった。

 

「今こそ、我の刻印されし左眼の堕天使の力が解き放たれる時! 我のターン……ドローっ!」

「この瞬間、罠発動! 【RR-レディネス】。このターン、俺の【RR】は戦闘では破壊されない」

「ほぅ、そのカードを引いていたか。ではこちらも……魔法カード【貪欲な壺】発動! 墓地の3体の【ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン】【BF-アーマード・ウィング】【BF鉄鎖のフェーン】をデッキに戻し、2枚ドロー!」

 

 ここでの2枚ドローは圧倒的なアドバンテージに繋がり、しかも墓地にあったモンスターもEXデッキに戻ったことによるリソースも回復に繋げられた事は大きい。

 

「更に【強欲で貪欲な壺】を発動! デッキの上から10枚墓地に送り、2枚ドロー! 更に【翼の恩返し】も発動! 700ライフを払って更に2枚ドロー!」

 

 黒翼トバリ 残りライフ3500→2800

 

 ここで更に4枚ドローで手札は4枚か……。だが、それよりも貪欲な壺の効果で少し気になったプレイングがあることに気づいた。

 

(だが、何故【ヴェール・ヴィータ】を戻さなかった?)

 

 邂逅のヴェール・ヴィータ。トバリがもつもう1つのレゾンカードであり、墓地のモンスターを2体蘇生し、リンク先のモンスターが1体以下ならカウンターを2つ取り除く事で魔法と罠の効果を無効にする強力なモンスターだ。

 

 墓地効果は確認したところ無かったはずだ。だとすれば狙っているのは墓地からの蘇生だろう。

 

「手札から永続魔法【黒羽の旋風】を発動。そして、魔法カード【死者蘇生】を発動!」

「やはり墓地からの蘇生か」

「その通り! 我が甦らせるのは【NW-邂逅のヴェール・ヴィータ】!」

「その前に墓地の【RR-レディネス】の効果発動。このカードを除外する事で、俺はこのターンダメージを受けない」

 

 死者蘇生に記されているロザリオが光り輝き、空からヴェールヴィータが黒羽を舞い散らせながらメインモンスターゾーンに蘇生された。

 

 墓地からの蘇生カードは増えていっているが、死者蘇生は群を抜いての汎用蘇生カードだ。しかも効果はそのまま使える……という事は。

 

「【ヴェール・ヴィータ】の効果発動! 墓地の鳥獣族モンスター2体を蘇生し、その後任意のレベルにする! 【ゼピュロス】とチューナーモンスター【突風のオロシ】を特殊召喚し、レベルを4にする」

「4だと?」

 

 てっきり3にして2体目のボレアースを出し、そのまま展開に繋げると思ったが……この状況で出してもあまり意味は無いか。この状況でのレベル8シンクロと言えばブラックフェザー・ドラゴンだが……。

 

「シンクロだけが我の戦いと思うな。我の言霊一つで、闇に通ずる深淵から新たな眷属だって呼び出せるからな」

 

 トバリは両手を広げ、ゆっくりと前で交差するように手を重ねると、トバリの目の前に巨大な黒い穴が生み出された。星のように広がるきらめく黒い穴は、エクシーズ召喚する際に起きる演出だった。

 

「レベル4の【ゼピュロス】とレベル4となった【突風のオロシ】でエクシーズ召喚! 

 その眼で我が眷属を呼び起こせ! 【RR-フォース・ストリクス】!」

「【フォース・ストリクス】だと!?」

 

まじ? ここでそれでるの? 

 

 確かに同じ闇属性・鳥獣族でシナジーはあるが、まさか俺の前で現れるとは思っていなかった。

 コメント欄も驚きや納得で大騒ぎだ。

 

「【フォース・ストリクス】の効果発動! エクシーズ素材を一つ取り除き、デッキから【南風のアウステル】を手札に加え、そのまま召喚!」

 

 トバリの召喚に応じ、フォース・ストリクスの背中からアウステルが丸っこい体を見せ、背中から飛び出してフィールドに降り立った。

 

「さぁ【アウステル】よ! お前の舞いで異空間(除外)より同胞を呼び戻せ!」

 

 アウステルの召喚時効果には除外されているBFを特殊召喚する効果があると言いたいのだろう。

 

 トバリの号令の元、アウステルは小さな体を大きく揺らし、その場で可愛らしい踊りを踊った。

 

めっちゃ癒される

 

かわええええ

 

これが深淵の鳥ちゃんですか

 

 コメント欄もアウステルの癒しに攻撃される中、アウステルの上空に空間の裂け目が現れ、向こうからは前のターン、俺のレイダーズ・ウィングを破壊する為に墓地から除外されたサルンガが現れた。

 

「更に手札から【BF-黒槍のブラスト】を特殊召喚! このモンスターは同胞がいると手札から特殊召喚可能!」

 

 これでレベル6か8のシンクロモンスターが召喚可能二なる他、永続魔法の【黒羽の旋風】もある。

 あのカードはEXデッキからモンスターを特殊召喚すれば、その攻撃力以下のBFモンスターを墓地か除外から特殊召喚できる。

 

 まだまだトバリの展開は終わらない。

 

「我はレベル4【黒槍のブラスト】とレベル4のチューナー【南風のアウステル】でシンクロ召喚! さぁ、現れろ【ブラックフェザー・ドラゴン】!」

 

 フィールドに黒い竜巻が巻き起こり、無効には黒く光る黒羽を宿したドラゴンが、トバリの前に現れ、その背後にはもう一体のモンスターが潜んでいた。

 

「更に【黒羽の旋風】の効果により、除外ゾーンから【魔風のボレアース】を復活させる!」

 

 これでトバリのメインモンスターゾーンは埋まり、この後の展開は絞られる。

 レベル10の【フルアーマードウィング】を出すか、ボレアースとブラックフェザー・ドラゴンを除外してブラックフェザー・アサルト・ドラゴンを出してもいい。

 

 ……その両方を出せるのが今の盤面だかな。

 

「まずはレベル8【ブラックフェザー・ドラゴン】とレベル2のチューナーでシンクロ召喚! さぁ、その漆黒を待った黒鉄の鎧と銃で、相手の魂すらの楔を穿て! 【BF-フルアーマード・ウィング】!」

 

 BF-フルアーマード・ウィング

 レベル10/シンクロ/闇属性/鳥獣族/ATK3000/DEF3000

 

「更にフィールドの【ボレアース】と墓地の【ブラックフェザー・ドラゴン】を除外し、【ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン】を特殊召喚!」

 

 ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン

 レベル10/シンクロ/闇属性/鳥獣族/ATK3000/DEF3000

 

「……ここまで盤面を整えるか」

「そのモンスターをどうにかするのも良いが……ふっ、敢えてターンを終えよう!」

 

 

 3ターン目終了

 

 黒翼トバリ

 残りライフ 2800

 デッキ10: 手札1 墓地:6 除外:17

 

 □②①□□

 ③④⑤⑥□

 □ □

 □□⑦□□

 □□□□□

 

 機羽 空

 残りライフ 1700

 デッキ:33 手札:0 墓地:4除外:1

 

 ①:常闇の颶風

 ②:黒羽の旋風

 ③:RR-フォース・ストリクス(守備表示)

 ④:ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン

 ⑤:NW-邂逅のヴェール・ヴィータ

 ⑥:BF-フルアーマード・ウィング

 ⑦:RR-ヴレイヴ・ファルコン

 

 

 

 

(墓地にいるノワール・ブルームの蘇生効果を警戒したか。だが、モンスター効果は使える……)

「モンスター効果は使えると思っていると思うが、我のフィールドの状況を理解していないようだな」

「何?」

「我のレゾンカード【常闇の颶風】は【黒羽の旋風】がある状態でSモンスターを特殊召喚した時、フィールドのモンスターに【黒羽】と【楔】を纏う……」

 

 

 そういえばそんな効果があったな。確か、このターンでシンクロ召喚したのは2回……だが、ボレアースの除外からの特殊召喚とアサルトの特殊召喚では4回になっている。

 

「カウンター……まさかっ!」

 

 俺はメインモンスターゾーンにいるヴェール・ヴィータの効果に注目する。

 確かこいつはリンク先にモンスターが1体以下の場合、相手の魔法・罠の効果をカウンターを取り除く事で何度も無効にする効果を持っている。

 

 だが、あいつが今いる場所的にモンスターを出すのはほぼ不可能だ。

 

 ようやくことの盤面の恐ろしさに気づくと、トバリは高らかに笑ったを

 

「どうだ! 恐れおのけ! これが我の常闇の羽を持ちし、最強の眷属達だ! いくら破壊されようとも、漆黒の羽が舞い上がる限り、我は不滅だ!」

 

 自信満々に、高らかに自分のモンスターに誇りを持ったトバリは、その声をフィールドに響かせた。その姿は力強く、周囲を圧倒する存在感を放っていた。

 

 彼女の言葉に込められた情熱と決意は、確かに聴く者の心に影響を与える。

 

これが‪✝︎漆黒の軍団‪✝︎

 

トバリ様いけぇぇ

 

眷属いきまぁぁす! 

 

 そんな彼女を見つめていたリスナー達は、一瞬の内に湧き上がり、トバリの強さや勇気、そしてBFたちに寄せる愛情や信頼に触れ、彼女がどれほど輝いているかを改めて実感した。

 

(……すごいな)

 

 と思わず心に呟き、半ば諦めかけていた。どうすれば良いんだ。

 残ったヴレイヴ・ファルコンの効果を使っても、黒羽の旋風の効果で破壊は防がれ、ダイレクトアタックしても意味は無い。

 

 魔法も罠もほぼ封じられ、モンスター効果も2回までしか使えない。

 

「どうだ! これが我の本気だ! だから……だから、諦めろ!」

 

 配信の手前、詳しい事は言わなかったが俺にはそれが何を意味をするかは分かっていた。

 

 諦めて異世界に行く事は諦めて。と、そう言っていた。

 

 残念だが、ここで諦める訳には行かない。

 ここで折れてしまったら、俺はお前を理由にして戦う事に折れてしまいそうだからだ。

 

 ポルーションと対峙した時、心の底から恐怖した。死という概念が目に見えて俺の背後で手招きしている様な感覚は今でも俺の胸に刻み込まれている。

 

 そんな奴が複数いる中、戦えるのは俺や焔達だけ。そこに高揚感は無く、むしろ逃げだしたい一心だった。

 

 まだ子供の俺達が命を懸けてまで出来ることでは無い。割に合わないと思っているからだ。最初はそう思っていた。

 だが、あの時、ポルーションと出会い、お前に危害を加えようとしたあの時から俺は変わった。

 

 お前を守りたい、お前の大好きな世界を守りたい。

 

「知ってるか? オタクは推しの為なら何だってする生き物だ」

 

 デッキの上に指を乗せ、力を込める。

 

「お前の為だったら命だってかけるぞ。それが、お前の眷属、フクロウだっ!!」

 

 あの時、俺は怯えるお前を見て誓った。お前を守る。それは今も昔も変わらない。

 

「俺のッ……ターンっ!」

 

 ドローの軌跡が、白い光を纏った様に見えた。幻覚ではない、確かな感覚、そして確信が指先から感じ取り、トバリとリスナー達に向けて1枚のカードを見せる。

 

「見せてやる! オタクの心火を! 俺の覚悟を! 【ЯRUM-リコンタスト・オーバーフロー】発動!」

 

 ヴレイヴ・ファルコンがフィールド上空を飛び、自分の体が燃え尽きる程の炎をまとい、太陽の様に光が巨大になっていく。

 

「だが甘い! 【ヴェール・ヴィータ】の効果で魔法カードの効果は……」

「【ЯRUM-リコンタスト・オーバーフロー】は、フィールドのカードの枚数が相手より少ない場合、相手はこの効果に対してあらゆるカード効果は発動できない」

 

 これにより、リコンタスト・オーバーフローの効果は処理される。

 ヴレイズ・ファルコンの炎がフィールド全てを燃やし尽くし、盤面が更地になったところで、その姿が大きく変わる。

 

 赤黒い装甲は漆黒に染まり、翼は雄々しく巨大な四枚羽となる。

 

「そっちは多く展開したんだ。こっちも1回ぐらい大きな展開は受けてもらうぞ」

「ちっ……やるな! 眷属!」

「心火を燃やせ! 現れろ! ランク13【RRR-リノベイル・イグニッション・ファルコン!】」

 

 RRR-リノベイル・イグニッション・ファルコン

 ランク13/エクシーズ/闇属性/鳥獣族/ATK4000/DEF3200

 

「【リコンタスト・オーバーフロー】の効果で相手は墓地に送られたカードを全てフィールドに戻す。そして、その分俺は墓地の【RR】モンスターをX素材にする」

 

 トバリのフィールドのカードは6枚だったが、フルアーマードの完全耐性で墓地には送られていない。つまり墓地に送ったカードは5枚。

 

 つまり墓地の【RR】モンスターを5体までX素材にする事が出来る。

 

 墓地に存在するRRはちょうど5体。これなら充分継戦能力はある。

 

「だが、このカードでX召喚したモンスターが存在する限り、俺はこれ以上モンスターを出せず、次のドローとメインフェイズはスキップされる」

 

 デメリットも大きいが、ほぼ確実にイグニッションを出せる俺のレゾンカードだ。

 

「そして【イグニッション】は全てのモンスターに攻撃が可能かつ、貫通効果もある! 俺はこのまま【NW-邂逅のヴェール・ヴィータ】に攻撃!」

 

 イグニッションの背後に高エネルギーの光が収束し、収束したエネルギーの弾がヴェール・ヴィータに襲い掛かり、光の光熱に呑み込まれてしまい、破壊の爆煙がトバリを包み込む。

 

 黒翼 トバリ 残りライフ2800→1850

 

「ダメージが低い……?」

 

 ヴェール・ヴィータの攻撃力は2100。対してイグニッションは4000だから、戦闘ダメージは1900になるはずだ。

 

 だがトバリのライフはその半分の950しか受けていない。

 

 トバリの爆煙が晴れると、モンスターゾーンに攻撃前には存在しなかったモンスターがいた。

 黒いシルクハットにコミカルな目をした4本の手が生えた蚊の様なモンスターが、トバリの前でダメージを防いだかのように全面にバリアを張っていた。

 

「【スモーク・モスキート】か」

「そうだ。この効果で我のダメージは半分になり、このバトルフェイズの幕は閉じる!」

 

 俺の手札は無く、モンスターも特殊召喚する事は出来ない。このターンで俺に出来る事は無い。

 

「ターンエンドだ」

 

 

 4ターン目終了

 

 黒翼トバリ

 残りライフ 1850

 デッキ10: 手札0 墓地:6 除外:17

 

 □②①□□

 ③④⑤⑥□

 □ □

 □□⑦□□

 □□□□□

 

 機羽 空

 残りライフ 1700

 デッキ:32 手札:0 墓地:5除外:1

 

 

 ①:常闇の颶風

 ②:黒羽の旋風

 ③:RR-フォース・ストリクス(守備表示)

 ④:ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン

 ⑤:スモーク・モスキート

 ⑥:BF-フルアーマード・ウィング

 

 ⑦:RRR-リノベイル・イグニッション・ファルコン

 

 

「我のターン! ドロー!」

「この瞬間、【イグニッション・ファルコン】の効果発動! X素材を2つ取り除く事で、このターンお前はモンスターの効果を発動できない」

「ぐっ……」

「更にこのターン、お前は攻撃可能なら【イグニッション・ファルコン】を攻撃しなければならない。しなかった場合、お前に2000のダメージを与える事になる」

「だが、貴様も黒羽の怒りを買うことになる!」

 

 フィールドにいたブラックフェザー・アサルト・ドラゴンが黒い風を放ち、これがもしリアルなら鎌鼬のように俺の肌は切り裂かれるような風が襲いかかる。

 

 ブラックフェザーの効果は発動する物では無い……。着実だが、俺のライフも尽きかけいる。これで俺がモンスター効果を使える回数は……1回だけだ。

 

 機羽 空 残りライフ 1700→1000

 

「くっ……我は魔法カード【一時休戦】を発動。互いにカードを1枚引き、お前のターンまでお互いが受けるダメージは0になる!」

 

 この状況では限りなく正解に近いカードだろう。これで攻撃はしなくてもダメージは受けず、イグニッションの全体攻撃を受けてもダメージは0。

 

 次のターン、ブラックフェザー・ドラゴンの効果を気にしなくても良くなったのは俺にとっては追い風になった。

 

「【ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン】と【BF-フルアーマード・ウィング】を守備表示に変更し、そのままバトルだ! ……すまない、【スモーク・モスキート】、【フォース・ストリクス】」

 

 なるほど。ダメージを受けない今、ダメージの原因になるモンスターをここで破棄する訳か。

 この場でモンスターを残してしまえば、逆にイグニッションの餌食になりかねない。

 

 ……が、根本的な解決にはならない。俺のターンを終えれば、またイグニッションの効果が発動してしまい、トバリはモンスター効果を発動できない。

 

 イグニッションをどうにかしなければ、トバリに勝機は無い。

 

「バトルを終え、我は魔法カード【翼の恩返し】を発動! 700のライフを捧げ、カードを2枚ドローする」

 

 黒翼トバリ 残りライフ 1850→1150

 

「我はカードを2枚伏せて、ターンエンド!」

 

 5ターン目終了

 

 黒翼トバリ

 残りライフ 1150

 デッキ9: 手札0 墓地:7 除外:17

 □②①③④

 □⑤□⑥□

 □ □

 □□⑦□□

 □□□□□

 

 機羽 空

 残りライフ 1000

 デッキ:36 手札:1 墓地:1 除外:0

 

 ①:常闇の颶風

 ②:黒羽の旋風

 ③④:伏せカード

 ⑤:ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン

 ⑥:BF-フルアーマード・ウィング

 

 ⑦:RRR-リノベイル・イグニッション・ファルコン

 

 

「俺のターン。【リコンタスト・オーバーフロー】の効果で、このターンのドローとスタンバイフェイズはスキップされ、バトルに入る」

 

 このままバトルしてもダメージは与えられないが、このままモンスターを残す方が危険だ。

 

 イグニッションの眼が輝き、背中にあるミサイルポッドを全て展開し、2体のモンスターに向けて狙いを定める。

 

「【イグニッション・ファルコン】で全てのモンスターに攻撃!」

 

 俺の攻撃宣言を聞いたイグニッションは背部のミサイルを放ちフィールドを焦土と化していき、燃え続ける炎がブラックフェザー・アサルト・ドラゴンとフルアーマード・ウィングを燃やし尽くす。

 

 これが現実なら火傷ならすまないほどの炎がフィールドを包み込まれるが、皮膚が焼かれるほどの熱さもなく、肺を汚す黒煙が出てもそれはリアルの物ではなく、肺を汚す事もない。

 

 にも関わらず、息が詰まる。

 

 デュエルが終盤になるといつもこうなる。

 勝つ布石を積み重ねても、たった一枚のカードでそれが崩れることもある。

 機械だってそうだ。たった一本のネジの不足、ボルトの緩み、溶接の不手際……。

 

 些細な事や小さなミスや不手際が故障の原因や崩壊の原因に繋がる。

 

 デュエルだって同じだ。たった一回の妨害や効果で全てが瓦解する。

 

 だからいつも、壊れないように事を進めるのが癖になった。

 機械の調整も、点検も、デッキの調整や展開もそうだ。

 

 たった一枚のカードで勝負で事は決まる。決闘者(デュエリスト)である限りそれは平等だ。

 

「カードを一枚伏せて、ターンエンド。このエンドフェイズ、【イグニッション】の効果で墓地のRRモンスターをX素材にする」

 

 エンドフェイズ時、フィールドの炎が消えかかると同時、トバリのフィールドに黒い旋風が巻き起こり、風の中から黒い装甲を身にまとったモンスター。

 

 アーマード・ウィングと邂逅のヴェール・ヴィータがそこに立っていた。

 

「……!?」

「このエンドフェイズ、我は罠カード【BF-ツインシャドウ】を発動した。墓地に存在するレベル6の【毒風のシムーン】とレベル1チューナーの【突風のオロシ】をデッキに戻し、レベル7の【BF-アーマード・ウィング】を出しておいた!」

「そこから【黒羽の旋風】が発動して【ヴェール・ヴィータ】も墓地から特殊召喚したということか」

 

 黒翼トバリ

 残りライフ 1150

 デッキ13: 手札0 墓地:5 除外:16

 

 □②①③□

 □□⑤④□

 □ □

 □□⑥□□

 □□⑦□□

 

 機羽 空

 残りライフ 1000

 デッキ:32 手札:1 墓地:5 除外:1

 

 ①:常闇の颶風

 ②:黒羽の旋風

 ③:伏せカード

 ④:BF-アーマード・ウィング

 ⑤:邂逅のヴェール・ヴィータ

 

 ⑤:RRR-リノベイル・イグニッション・ファルコン

 ⑦:伏せカード

 

 

 

 恐らくこれがトバリの最後のターンになるはずだ。

 

 本人もそう思っているのか、ひときわ険しい顔になる。

 

「……我のターン。ドロー!」

「この瞬間、【イグニッション・ファルコン】の効果発動! 相手モンスターは効果を発動できない!」

 

 これで俺の残る布石は1つ。この伏せカードだ。

 

(この1枚だけでどこまで行けるのか……)

 

 アーマード・ウィングは戦闘では破壊できず、ダメージも0にするモンスターだ。

 

 しかもこれは発動しない効果で、イグニッションでも無効化は出来ない。

 

 だが、間違いなくイグニッションに対しての回答札を持っているだろう。BFでこの盤面を突破できるカードと言えば……恐らく。

 

「我は罠カード【BFアンカー】を発動! 【ヴェール・ヴィータ】を糧にし、その攻撃力を【アーマード・ウィング】に加える!」

 

 アーマード・ウィングがヴェール・ヴィータに楔を託し、リリースの光によって消えると、ヴェール・ヴィータは楔を弾丸の形に変え、銃に込める。

 

 ヴェール・ヴィータの攻撃力は2100。そしてアーマード・ウィングの攻撃力は2500。その合計は4600だ。

 

 BF-アーマード・ウィング ATK2500→4600

 

 これでイグニッション・ファルコンの攻撃力を超えたと同時に、俺のライフを削りきる所まで達した。

 

「終焉の時来たれり! 行け【アーマード・ウィング】! その楔でこの戦いに幕をおろせ! ノーブル・ストゥディウム!」

 

 トバリが攻撃名を叫ぶと同時、アーマード・ウィングが放つ拳はイグニッションの頭部に穿ち、イグニッションの頭部に亀裂が駆け巡り、体から翼に伝っていく。

 

 体がボロボロになったイグニッション・ファルコンは内部から溢れる光と共に爆発し、爆風が俺を巻き込んだ。

 

「ぐっ……うぁぁぁぁ!!」

 

 炎と光のホログラム交錯し、やがて爆風が収まると、全てが静けさに包まれた。

 

 まるで、さっきの爆発が戦いを終える鐘かのように。

 だが終わらない。おわれない。俺のライフはまだ残っているのだから。

 

 機羽 空 残りライフ 1000→400

 

「我はカードを1枚伏せてターンエンドっ!!」

 

 

 6ターン目終了

 

 黒翼トバリ

 残りライフ 1150

 デッキ9: 手札0 墓地:7 除外:17

 □②①③□

 □□④□□

 □ □

 □□□□□

 □□□□□

 

 機羽 空

 残りライフ 300

 デッキ:33 手札:0 墓地:7 除外:1

 

 ①:常闇の颶風

 ②:黒羽の旋風

 ③:伏せカード

 ④:BF-アーマード・ウィング

 

 

「お前は我には勝てない! 戦闘で無敵の【アーマード・ウィング】には今、【常闇の颶風】の効果で身につけた【黒羽】を纏っている。【黒羽の旋風】の効果で、破壊は1度耐えられるのだ!」

 

 戦闘では無敵、効果では耐性が付いている。詰みの状況だが、あのカードを使える事が出来れば正気はある。

 

「俺のターン、ドロー」

「罠発動【次元障壁】! Xモンスターを選択し、お前はもう、Xモンスターを特殊召喚する事も、効果も発動できない!」

「なっ……」

 

 ここに来てまさかのXモンスターが召喚出来ない制約まで付いてしまい、いよいよ後が無くなってしまった。

 体が重く、冷たくなりながら視界が狭まる。

 

 墓地で使えるカードはあるが、Xモンスターが出せない今は使っても意味が無い。

 

 いよいよ、ドローカードが全ての勝敗を握る事になってしまった。

 

 生唾を飲み込み、ドローしたカードを目にする。

 瞬間、目を見開いた後直ぐに閉じて、この後どうするかを悩んだ。

 

 勝利を確信した。

 

 心臓が込み上げるような鼓動を抑えるように胸に手を掴むように服を握りしめ、俺は展開を続ける。

 

「墓地の【RR-ブルーム・ヴァルチャー】の効果でこのモンスターと【レイダーズ・ウィング】を墓地から特殊召喚する。続けて【RUM-スキップフォース】を除外し、墓地の【フォース・ストリクス】も特殊召喚する」

「いくらモンスターを並べても、お前はもうX召喚は出来ないぞ」

「あぁ。X召喚だけはな」

 

 最後の1枚。正直、このドローは召喚が可能なモンスターならなんても良かった。

 

 本来イグニッション・ファルコンはX素材が存在する時、フィールドから離れれば墓地のRRエクシーズモンスターを特殊召喚する事も出来た。

 

 前のバトルで破壊された時、イグニッションのX素材は1つあったが、あえて俺はその効果を使わなかった。

 

 俺がわざとメインモンスターゾーンを空けたのはモンスターを4体出したかったからだ。

 

 そしてこのモンスターで4枚揃う。

 

「手札から【RR-ヒールイーグル】を特殊召喚。これでモンスターは4体。リンク4のモンスターが出せるな」

「……っ」

 

 トバリはもう気づいた様だ。そう、 破壊も出来ず戦闘で無敵ならば、それ以外の方法で除去すれば良い。

 

「俺は【ブルーム・ヴァルチャー】【レイダーズ・ウィング】【フォース・ストリクス】【ヒールイーグル】の4体でリンク召喚!」

 

 4体の鳥達が空を飛び、上空のリンクマーカーへと飛び込み、4方向のマーカーが光り輝いた直後、中央のゲートから颯爽と現れたのは、ペストマスクの様なマスクを身にまとい、片翼が機械を纏った銃を持った戦士だった。

 

「リンク4【鉄獣戦線(トライブリゲード)・シュライグ】!」

 

 

 鉄獣戦線・シュライグ

 LINK4/リンク/闇属性/鳥獣族/ATK3000

 

「……それ来ちゃうんだ」

「【シュライグ】が特殊召喚された事により効果発動。【アーマード・ウィング】は除外させてもらう」

 

 シュライグが担いだ銃から弾丸が放たれる、アーマード・ウィングは拳で殴り掛かるが、弾丸と拳がぶつかりあった瞬間、アーマード・ウィングの拳が砕け散り、アーマード・ウィングその場で倒れ込んでしまう。

 

 敗北を確信した雀は顔を俯かせ、下唇を噛み締めたが、リスナー達にその顔を見せなかった。

 だが堪えきれない涙は隠すことは出来ず、雀の頬を伝う一筋の煌めきが目に止まり、雀は顔を上げ、震える瞳を見て口を開けた。

 

「空っ! 大好き! 愛してるっ!」

 

 雀が思いがけない言葉を口にした瞬間、心臓が撃ち抜かれたかのような衝撃が走る。

 今配信中なんだぞと言いたいが、よく見るといつの間にか配信画面がエラーで止まっていた。

 

 恐らく、ついさっきトバリが何かしら操作して画面を止めたのだろう。

 

 感情が溢れ、止まらない涙を流す雀は、目の前の俺にすべての想いをぶつけてくる。

 

 その真剣な眼差しと、震える声に心が揺れる。彼女の言葉が一つ一つ、まるで俺の心を優しく引き裂いていくようだった。

 

「私を守ってくれたあの時からずっと大好きだった! 今年で貴方と再会した時なんか、運命だって感じたよ? そっちは気づいてなかったけど……でも会えて嬉しかった!」

 

 その言葉が耳に残り、胸の奥で熱く広がる。

 

 俺は何も言えず、ただ彼女の涙を見つめる。

 

 雀が感じていた想い、抱えていた葛藤がその一瞬に凝縮されていき、心が痛むと同時に、嬉しさも押し寄せてくる。自分も彼女をどれほど大切に思っていたのか、改めて実感する。

 

 周囲の音がまるで遠くに感じられる。彼女の泣き顔は美しく、同時に切ない。心の中の言葉が、どうしても出てこない。ただ、彼女の想いを受け止めようと、俺は真っ直ぐ雀を見つめた。

 

「だから負けてよ! もう離れてないで!! お願いっ……だからっ……負けてよ……」

 

 心が痛い。大好きと伝えられているのに、どうしてこんなにも苦しいんだ? 

 

 俺だって雀と一緒にそばに居たい。離れたくない。

 

 自分一人じゃ何も出来なかったあの時と違って、今は自分で判断して行動出来る歳まで重ねられた。

 

 彼女の目がさらに涙で潤んでいくのが見えた。その視線に胸が締め付けられ、心の中に何かが芽生える。俺も、彼女に対して同じ気持ちであることを伝えた。

 

「俺も……お前の事が好きだ。トバリじゃなくて、河原雀。お前自身が好きだ!」

「……っ! じゃあ」

 

 雀の顔が明るくなるが、その顔はすぐに曇る事になった。

 

「だからこそだ。大好きなお前の居場所を守る為にも、俺は行く!」

 

 シュライグが攻撃態勢に入り、銃口が雀に向けられる。

 

「…………そっか」

 

 確かにお前の言葉は俺に届いた。だからこそ俺は答えたんだ。正解や間違いなんて存在しない、俺自身の気持ちを。

 

 雀は最後、涙の煌めきさえも霞むような眩しい笑顔を見せ、俺の全てを受け止めるように両手を広げると、配信画面が再び動き出した。

 

「バトルだ! 【シュライグ】でトバリにダイレクトアタック!」

 

 シュライグは翼を大きく震わせ空を飛び、銃を構える。

 狙いを定めた瞬間、引き金を引き、弾丸がトバリに向かい、ホログラムの弾丸はトバリの胸を貫き、胸を抑えたトバリは負けを受け止めるようにして息をはいた。

 

「負けちゃった……」

 

 黒翼 トバリ 残りライフ1150→0

 

 WINNER 機羽空

 

 

 

 

 

 その後、俺たちは配信を無事終えて帰路を歩いていた。

 

 どんな風に配信を終えたのかは、正直あまり覚えていない。

 勝てた事の安堵と、雀に自分が抱えている想いを伝えてしまった事に対するこれからの付き合い方に付いて考えていた。

 

 傍から見ればなんとも無さそうに見えるが内心はどうした物かと頭を抱えている。

 トバリ……最推しと付き合うなんて考えていない。

 

 俺が愛しているのは河原雀であり、黒翼トバリでは無い。そもそも2人は違う存在だ。

 

 同じ人間でも、有り体とか精神的に……は少し違うが、俺にとってはイコールという存在ではない。

 

 だが、雀とトバリをイコールとして認知しているリスナーが多いのは事実だ。

 

 世間の期待やプレッシャーを勝手ながら抱えてていると思うと、少し気が滅入る。

 

「ねぇ、空。私の事好きなのって……ホント?」

 

 長い沈黙での帰り道、雀が指をいじりながらそう言ってきた。

 

「まぁ……な」

「いつから?」

 

 その問いに俺は直ぐには答えられなかった。

 

 いつからかと言われると、分からないが初めて出会った小学生辺りの頃から気になってはいた。

 だけど中学の頃は離れ離れになって、あまつさえ俺は彼女の事を忘れかけていた。

 

 だが、再会して雀と出会って、雀の自由さや子供っぽさ、そして好きな事への真剣さに惹かれつつあった。

 

「いつの間にか好きになっていた。お前にも、トバリにも」

「え〜? 空って、私の事好きすぎるじゃ〜ん!」

「悪いか?」

「ううん、嬉しい!」

 

 雀は笑顔のまま腕に抱きつくと、擦り寄るようにしてくっついてきた。

 まだ肌寒い中で雀の人肌がじんわりと温められ、不思議とホッとする。雀の抱く力は強く、今この瞬間だけは離さまいと言っているかのようだった。

 

「じゃあさ、このまま付き合っちゃう?」

「お前それは……」

「分かってる。トバリとしてそれはやってはいけない事だって事は。けどさ、これくらいは……ね?」

 

 悲しげな顔を浮かばせ、雀は俺と手を繋ぐ。

 

「どっちも両想いなのにさ、私が配信者ってだけでそれを咎めるなんて、苦しいね」

「あぁ。だが、いつかは何も気にしないでいられるさ」

「その時までに……ううん。ずーっと一緒にいるために、絶対に帰ってきて。絶対」

「当然だ。必ずお前の元に帰ってくる」

 

 あの日、再会を誓った時のように夕日を背にして小指を交えた。

 

 俺は今度こそ、約束を忘れたりはしない。




ЯRUM-リコンタスト・オーバーフロー
・自分フィールドのカードが相手より少ない場合、相手はこのカードに対してカードの効果を発動出来ない。

①:自分メインフェイズ1開始時に発動できる。
相手フィールドと自分フィールドのカードを全て墓地に送り、その後墓地に送られたカードの枚数分自分の墓地の『RR』モンスターを素材に、EXデッキからランク13『RR』Xモンスターを上に重ねてX召喚扱いで特殊召喚する。
一連の処理後、相手は墓地に送られたカードをフィールドに戻す。(元々表側のカードは表側で置く)

このカードでX召喚したモンスターが表側で存在する限り、自分はモンスターを召喚・特殊召喚出来ず、次の自分のドローフェイズとメインフェイズをスキップする。



常闇の颶風(とこやみのぐふう)
永続魔法
・このカードはフィールドに1枚しか表側表示に存在出来ない。
・このカードが表側で存在する限り、自分は闇属性・鳥獣族しか召喚、特殊召喚出来ず、同名カードを手札に加えることが出来ず、墓地に送れない。

①:自分フィールドに【黒い旋風】が表側で存在した状態で自分がBFを召喚、特殊召喚に成功した時発動出来る。そのモンスターより攻撃力が低い「BF」モンスターをデッキから墓地に送るか、墓地から特殊召喚する。

特殊召喚されたモンスターがSモンスターだった場合、エクストラデッキからでも墓地に送れる。

②:自分フィールドに【黒羽の旋風】が表側で存在した状態でSモンスターを特殊召喚した場合、フィールド上のモンスター1体対象にする。対象にしたモンスターに黒羽カウンターと楔カウンターをそれぞれ1つ乗せる。(BF、または『ブラックフェザー』以外のモンスターでは、それぞれ1つまでしかカウンターを置けない)

③:自分フィールドに【黒い旋風】と【黒羽の旋風】の2枚が表側で存在する限り、自分フィールドの【旋風】と書かれたカードとこのカードは破壊されない。

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