六花テーマを作って愛用したらそのまま俺への愛が重くなった件について   作:白だし茶漬け

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花衣「そういえば漫画でティアドロップに召喚口上つけられていたな……口上はそれでいいかな…? 」

ティアドロップ「嫌です。私は貴方の言葉で出ていきたいのです。何処ぞの馬の骨の人の言葉は絶対嫌です 」

花衣「……それずるいぞ 」

ティアドロップ「ふふっ、私は貴方の物なんですから当然ですよ。それに花衣様も私の物…ですよね…?ね…?」

花衣「ノーコメントで…… 」


皆さんあけましておめでとうございます(超絶フライング)
ここ最近描き悩んでおり、このような遅い投稿ペースで申し訳ございません。
この次の話はデュエルパートとなりますが、タッグデュエルな為、またかなりの長期間の執筆となりますが、どうかよろしくお願いいたします。

因みに前書きは漫画を見て咄嗟に思いついたネタです


貴方の凄さ

怒り、焦り、憎しみ、恐れ、そのどれもが全て入り交じったぐちゃぐちゃな感情を抱きながら、俺は取り戻したデッキを確認する。

抜き取れたカードは無いか念入りに確認すると、幸い抜き取られたカードは無い。全員無事だった。

 

「良かった…… 」

 

安堵で全身の力が抜かれるように、俺はそのまま船内の床へと倒れ込むように座る。

 

「花衣さん!」

 

俺の事を駆けつけたのか、花音を戦闘に炎山達も俺のところに走ってきた。皆忙しない顔と足で、かなり焦るようにしていた。

 

「おい花衣、カードの方は大丈夫か? 」

 

「大丈夫だよ炎山、皆無事だよ…… 」

 

見下への怒りのせいで疲れたのか、俺は脱力しきった返事で皆の無事を報告した。

 

「皆……?まるでカードを人のように扱ってるみたいな言い方ね……」

 

白井の言葉を聞いた俺は、思わず我に返った。いくら脱力で考えを放棄しきったとしても、言葉遣いには気をつけなければいかなかった。

先程俺が放った言葉は、カードの精霊がいる事を探るには充分な情報だ。

唯一精霊と会話したり見えたり出来るのは、俺と花音、そして、俺ら以外の誰か……しかもこの中にいるかもしれない誰かだ。しかもそいつは六花達と同じ、精霊かもしれない。目的は分からないが、ずっと正体を隠し、俺を監視していた事は間違いない。

だからこそ、俺に精霊が見える事を悟られるのは絶対に知られてはならない。

 

だがしかし、ボロが出た今、変に言い訳をする事も出来ずにいた。その時、救いの手かのようにアナウンスが鳴った。

 

『ただいまより、ロマンス・タッグデュエルを開始致します。出場の皆様は、2階のホールへとお集まり下さい。』

 

「お、時間か。俺らも行こうぜ。ほら、霊香は俺と組んでんだから、一緒に行くぞ。」

 

「あ、ちょっと……! 」

 

炎山が白井の手を掴み、半ば強引に会場へと移動した。この時ばかりはありがたい。何とかうやむやには出来た……と思いたい。

 

「それじゃ、俺らも行くぞ。」

 

「ふ……ついにこの漆黒の衣の力を解放する時が来たか……」

 

「……こいつと組むのを後悔しそうだ 」

 

厨二病モードの河原を、ため息を吐きながらついて行く機羽には同情する……。さて、そろそろ俺らも向かわなければならない。

変に重たい腰を上げ、デッキをスーツのポケットに入れる。

 

「俺らも行くか 」

 

「はい。それと……少しお話があります 」

 

「ん?」

 

「ロマンス・タッグデュエル参加者に……あの見下さんがいます。……気をつけていきましょう 」

 

見下……ついさっき俺のデッキを奪った奴だ。アイツは俺だけが持っているカード目当てにデッキを奪い、金や自分の権力を棚に上げ、自分こそ世界の中心にいると考えている嫌な奴だ。

そんな奴とデュエルするのは……嫌だな。

いや、まだ奴とデュエルすると決まった訳じゃない。そんな淡い期待を持ちながら、俺と花音は2階ホールへと足を運ぶ。

 

「あの、花衣さん……少しよろしいですか? 」

 

「ん?」

突然花音から名前を呼ばれ、俺は不意に花音の顔を見つめる。しかし花音は何も言わずにただじっと俺の顔を見ていた。もしかして顔になにかついているのか、俺は右手で顔に触れ、ついているものを拭おうとしたが、特に付いているものは感じられなかった。

 

「ああ違うんです。ただ、貴方があんな顔をするなんて、未だに信じられなくて……」

 

あんな顔とは、恐らく俺が見下に向けた時の顔を言っているのだろう。その時見下から言われた言葉が……『化け物』。アイツは恐れるようにそう呟いていたのを俺は確かに聞いた。炎山達も、俺を見るなり引きつったような顔をしていたから、あながち間違ってもいないのだろう。

 

「こんな事言うのも悪いのですが……本気で人を殺める事も厭わないような顔でした……」

 

「……そう……か 」

 

そんな顔してたのか……まぁ、『化け物』とか言われたから、そんな風に思うのも無理は無い。

 

_よるな化け物っ!

 

「……え? 」

 

突然誰かの恐れる声が聞こえた。見下では無い誰かの声……知らない声だった。だがこれだけは分かる。

そいつは間違いなく、俺を恐れていた。昔の俺にこんな記憶は無い。だったら、これは俺が精霊だった時の記憶という事になる。

 

「俺は一体……何なんだ 」

 

分からない事だらけで嫌気がさし、俺は思考を放棄して歩いた。

 

_2階 試合会場ホール

 

ホールへと辿り着くと、乗客の皆が集まったのかかなりの人数がいた。しかしそれでもまだまだスペースに余裕があり、改めてここの広さを知った。

少し時間を経つと、会場の照明が少しずつ暗くなり、壇上のステージにライトが集まった。

壇上には花音のお母さんが立っており、そのすぐ後ろには、大量のデュエルディスクがあった。

 

「それでは皆様、只今を持ち、ロマンス・タッグデュエルを行います。出場チームにデュエルディスクを渡すので、壇上に上がってください 」

 

俺が医務室で話した人とは思えない程、凛々しい態度に驚きながらも、俺と花音、出場者の皆は壇上へと近づいた。

チームの人数は8チームであり、AブロックとBブロックでわけられる。まだどのチームがどのブロックに行くか決めていない為、これから決めるのだろう。

 

「それでは、呼ばれたタッグは前に出てデュエルディスクを装着して下さい。ではまずは…… 」

 

タッグの名前を次々と呼ぶと、呼ばれた人は壇上に立ってデュエルディスクを装着した。デュエルディスクを目の前に、炎山や機羽は目を輝かせていた。

 

「おお〜すげぇな!意外と軽いし、デュエルでは苦労しなさそうだな! 」

 

「あぁ、それに相手のフィールドのカードやフェイズ管理も出来る。これは便利だ。」

 

様々な機能に2人だけでは無く、他の人も感銘を受けていた。まぁ、俺に至ってはこれで3度目な為、あまり感動は感じられないが……目の前で六花達が出てくるのは少し嬉しい。

 

「最後に、桜雪花衣、咲初花音さん。壇上へ 」

 

「は、はい! 」

 

名前を呼ばれ、思わず返事をしながら壇上へと上がる。

壇上に上がり、目の前にはデュエルディスクがある。

俺と花音は同時にデュエルディスクを手に取り、腕に装着する。

花音に至っては2度目、俺は3度目な為、それ程違和感は感じられなかった。

 

「頑張りましょうね!花衣さん! 」

 

「あぁ。頑張ろう 」

 

「ふふ、いい関係ね……そのままくっついてしまえ〜」

 

何か薫子さんが言っていたような気がするが、小さすぎたせいで聞こえなかった。何やらクスリと小さく笑っていたような気がするが……。それを気にする前に、薫子さんは進行を進めた。

 

「それでは次に、対戦者の発表を行います。前もってこちらでランダムでお決めになりましたので。前のモニターをご覧下さい 」

 

そう言って薫子さんは1歩2歩横にずれると、俺たちの目の前にはモニター……というかホログラムのモニターが映った。近未来的な技術に圧倒されながらも、俺達の初戦の相手を見つける。中々見つけられなかったが、炎山と機羽のペアは見つけた。炎山達に至ってはAブロックであり、機羽はBブロックだ。

 

 

「えーと……あ、ありましたよ!1番右端っこに私達の名前が! ……あ 」

 

花音が先に俺たちの名前を見つけたが、一瞬にして花音の表情が暗くなった。恐る恐るモニターの右端を確認すると、俺達のタッグの隣に、あの見下の名前があった。

つまり、初戦の相手は見下という事になる。

気分が乗らないというよりかは、出来れば相手にしたくは無かった。奴が弱かれ強かれ、人様のデッキを盗む様な奴とは戦いたくない。だが当たってしまった以上、奴には必ず勝ちたい。

怒り任せの闘志が燃え盛り、遠くにいた見下を無意識に睨んだ。

寒気がしたように見下は周りを見ると、睨んだ俺を見て恐れるように目を背けた。

 

「そういえば、あいつのペアは誰なんだ? 」

 

正直言って、あんな奴のペアになりたがる人は居ないとは思うが……だが奴が参加している以上、ペアの人は必ずいる。少しの好奇心で奴のペアを確認すると、そこには気弱なのか体を少し震え続けている女性がいた。緊張しているのだろうか?

 

「ちっ、初戦があいつか。おい、しっかり頼むぞ。さもないとお前の親父の会社の支援を切るからな 」

 

「はい……分かりました 」

 

見下は高圧的に彼女の肩を抱き、吐き出すような態度で彼女から離れた。女性の態度を見る限り、彼女はいやいや見下に付き合わされてると言ってもいいだろう。

まぁあんな奴と一緒にいたいやつなんて金目当ての奴ぐらいなものだろう。また嫌な奴の一面を見たせいかどうしても怒りが心を満たしていた。こんな気持ちでデュエルなんてしたくないのに……にもかかわらずに、どうしても俺の心が言うことを聞いてくれない。

 

『花衣くん、花衣くん! 』

 

そんな時、後ろからスノードロップの声が聞こえた。

後ろに振り返ると、スノードロップだけでは無く、プリムとボタンもいた。

 

「どうした? 」

 

『行くよ……せーの、にー!』

 

突然3人が満面の笑みをこちらに向け、俺は驚きはしたが、不思議と怒りが少しずつ消えていくのを感じられた。

 

『なんだか花衣くんらしく無かったから……花衣くんには笑っていて欲しいからこうしたんだけど…… 』

 

スノードロップだけではなく、ボタンとプリムもやや不安そうな表情を浮かべていた。

 

「いや、お陰で元気が出たよ。ありがとう。」

 

今できる精一杯の笑顔をスノードロップ達に向け、感謝を伝える。多分いつものようには笑えていないと思うが、彼女達の安心しきった笑顔を見る限りだとどうやら気持ちは伝わったらしい。

 

「それじゃあ、そろそろカードに戻ってて。」

 

『うん、絶対にあんな奴に負けないからね! 』

 

「ああ、よろしく頼む 」

 

デュエルと向き合う気持ちも落ち着き、スノードロップ達はカードへと戻って行った。

 

「なんだか嬉しそうですね 」

 

何故か不機嫌そうな花音がこちらをじっと目を細めて見ていた。その態度に俺は困惑した。

 

「なんか怒ってる……? 」

 

「い〜え?怒ってなんか無いですよ? 」

 

変に否定しようとしているが、間違いなく怒ってはいる。その証拠に、頬を小さく膨らませ、こちらに顔を見せようとはしなかった。

 

機嫌を悪くさせたようなので、何とか機嫌を直そうとしているところを、1人の男の人がこちらに近づいてきた。

というより、あの男の人どこかで……そうだ、俺と花音がデュエルディスクでデュエルした時、俺が『六花聖華ティアドロップ』を召喚した時に、俺の事を……擁護と言っていいのか、とにかく、庇ってくれた人だ。

その人は俺にどんどん近づき、その度に恐怖混じりの緊張が高ぶる。そして、その人は俺の目と鼻の先にいた。

 

「あ、あの……なにか御用で? 」

 

謎の威圧感で思わず敬語になってしまった。いや、この人も花音と同じような立場かもしれないから敬語の方が合っているのか。

 

「いや、あの時のデュエルの奴がいたから挨拶しようとしただけだ。……名前が遅れたな。俺は星空彼方(ほしそらかなた)だ。俺はAブロックだから、もし戦うとしたら決勝で会うことになるな 」

 

星空さんは自己紹介をしながら右手を出てきた。握手を求めていると悟った俺は、握手をする前にズボンで手の汗や汚れを拭いてから握手を交わした。

何故か手に違和感を感じる。何かが挟まっているような感覚だ。これは……紙か?

星空さんはその紙を俺に渡すようにしてから手を離した。

 

「少し話があるが……もうデュエルの時間だ。そうだな……次のデュエルが終わった時にそこに書いてある所でそこの女性含む3人で話そう。」

 

「え?私もですか? 」

 

突然の指名に花音は驚きを隠せずにいた。花音と同様に、俺は意外と思った。俺にだけ用があると思ったが、まさか花音まで呼び出すとは……なにかあるのか?

 

「それじゃあ俺はこれで戻る。この事は他言無用、2人で来てくれ。それじゃあ、また会おう 」

 

そう言って星空さんは俺と一旦別れた。星空さんから手渡された紙は綺麗に折りたたまれており、中身を見るために俺はそれを開いた。

書かれてあった内容……というか場所は、船上のデッキだ。しかも他言無用……少し怖いな。

だが悪い人では無いはずだ。

デュエルの時間が迫っている。今はそれに集中しよう。

 

「……よし!行くか 」

 

「はい、頑張りましょう!」

 

花音の機嫌も戻り、ホット安心しながらデュエルへと挑める。

デュエルディスクに表示されている場所まで歩き、デュエルフィールドへと俺たち2人は向かう。

流石にこの会場で参加者全員+ギャラリーが居れるスペースは無いので、この豪華客船の広さを活かすように、フィールドは何ヶ所にも設置されていた。

俺たちが指定されたフィールドは1回の中央フロアにあるらしい。幸いそれほど遠くは無いので、移動は苦では無かった。

だが、本当の苦はここからだ。何しろ相手が見下だ。いい気分ではない。

フィールドにたどり着き、既に見下と他のギャラリー達がいた。

 

「はっ!随分と待たせられたぞ! 」

 

「アイツ……いつもあんな態度なのか? 」

「はい、いつもあのような態度で……ごめんなさい 」

 

「なんで花音が謝るんだ。気にするな 」

 

同じような地位の者同士で申し訳なく思っているのか、花音は俺に謝罪した。別に花音が悪い訳でも、責任がある訳でも無い。あるとすれば、アイツ自身か、悪く言って申し訳ないが、アイツの親だ。

高飛車な態度で、自分より下を見下しているあの態度……親は何故しつけない?

まぁ、そんな事今はどうでもいいか……

 

「さっさと始めよう。お前と面を向かって話すのもうんざりだ 」

 

「それはこちらも一緒だ!庶民の癖に何故花音さんと組んでいるんだ……こっちは仕方なく適当な奴と組んでいるのというのに……なぁ? 」

 

「は……はい……組んでいただき…ありがとう……ございますっ……」

 

こいつどれだけ人を見下せば気が済むんだっ…!奴のパートナーの態度を見る限り、無理やり組まされている感じが滲み出でいる。

 

「花音さん、今からでも遅くない。俺と組みませんか?そこの庶民よりも僕の方が貴方に相応しい筈だ 」

 

どこまでも図々しい態度だ。そんな事出来るはずない。…いや、自分の権力ならどんな事でも出来るのだろうと思っているのだろう。だが、花音はそれを許しはしなかった。

 

「……残念ですが、一度組んだパートナーの変更は出来ません。それ以前に……私は貴方とは組みたくありませんっ! 」

 

「なっ……に!?」

 

見下が初めて目に見えるように動揺……いや、ショックを受けていた。まるで絶対成功する告白の筈が、まさかの失恋に終わったような感じだ。

 

「はっきり言います!私は貴方が大大大嫌いですっ!」

 

「な……何を…?金も地位も権力もある僕に一体どこに嫌われる要素が…… 」

 

「さっき見たいに人を見下したり、馬鹿にしたり、自分の力でも無いのに力を振りかざしている所がとっても不愉快です!」

 

うわぁ…ずけずけ言うな。花音もストレスが溜まっていたのか、ここで発散させるように大声で見下に不満をぶつけていた。

これに至っては見下も応えており、かなりのダメージを受けていた。こう言ってはなんだが、いい気味だ。

 

「それに花衣さんは貴方より何倍も何億倍もいい人です 。そして何より私の……私の……」

 

すると花音の言葉の歯切れが急に悪くなり、何故か俺の事を見ていた。思わず見つめ返してしまい、花音は顔を真っ赤にしていた。

 

「わ、私の大切な……お友達の大切な物を盗むような人なんて、絶対に許しませんっ! 」

 

途中友達とは別の何かを言おうとしていた雰囲気だったが、それよりもこんな花音は初めて見た。いつも表情豊かな花音だが、今のように怒っている姿は初めてだ。

別に嫌悪感等は無い。寧ろ俺の為に怒っていると感じられ、なんだか逆に嬉しい気分だ。

 

「う……嘘だ……花音さんがそんな事言うはずも、そんな風な態度をとるわけが無い……。花音はもっとお淑やかな筈だ。まさか……貴様かっ!?貴様が花音さんに何か吹き込んだのかっ!?」

 

怒りの矛先が俺に向けられたが、別に俺は何もやっていない。苛立ちを俺にぶつけるのはやめて欲しいのだが。

 

「違いますっ!これは私の本音です!」

 

「か…花音さん、一体そいつの何処が良いのですか?ただの平民で、一体どこに惹かれる要素があ…」

 

「いっぱいあります!まず誰に対しても誠実で紳士的に向き合ってくれます! 」

 

なんか急に俺の事を褒めるような事が始まったぞ。本人いる前でそういう風に褒めちぎるとなると、こっちが恥ずかしくなる。

だが花音は止まらず、俺の良い所を次々と言い続け、更には別の者も参戦した。

 

『まだまだですね、花衣様は猫舌で熱いものを飲む時はいつも息で冷ましてから飲みます。可愛らしく息をふきかけているのもまた花衣様の魅力の一つです 』

 

「なんでティアドロップまで参加してるの? 」

 

『ふふん、花衣さんは寝顔もとっても可愛いんですよ! 瞼も長いし、寝ている時は涎をちょっと垂らしていて……』

 

「レイ、お前もか!てか、俺寝てる時涎垂らしてたのか……」

 

全然気づかなかった次からは気をつけないと…って……いやいやいや、取り敢えずやめてくれ、俺が恥ずかしくて死ぬわ。

 

「花衣さんっ!貴方の凄さ、デュエルで見せつけてください!」

 

随分とデュエル脳な考えだなぁ…ま、デュエル中心に変わったこの世界じゃそれが標準的な考えか……

まぁ、その考えに今は同意する。

気持ちを切り替えるように息を吐き、デュエルディスクを起動させ、何時でもデュエルを始められるように準備を完了させる。

 

「よし、じゃあ期待に応えるとしますか! 」

 

_そうそう、君は凄い人なんだから

 

「……え? 」

 

誰だ…?今の声は誰なんだろうか……六花達でも閃刀姫達でも無い。声からして女性だが……

 

「はっ……貴様如きが僕に勝てると思うなよ…!」

 

見下が威圧的な表情と態度でこちらを睨んでいた。

先程の声は一旦忘れ、今度こそデュエルに対しての姿勢を整える。

 

『それでは、デュエルを始めてください 』

 

デュエル開始のアナウンスも始まり、俺と花音のタッグデュエルが始まった。

ここまで(〜90話)出てきたレゾンカードの中で強いと思うのは?

  • 六花聖華ティアドロップ、カイリ
  • 閃刀騎-カイムと閃刀騎-ラグナロク
  • 銀河心眼の光子竜
  • RRRリノベイルイグニッションファルコン
  • 炎転生遺物-不知火の太刀
  • 常闇の颶風
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