この力は誰かの為に・・・   作:とあるP

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とあるPです。

さて、いよいよチャイナ娘の登場です!

今回から第二章になります。それでは本編をどうぞ!!


第二章 セカンド幼馴染とクラス対抗戦
第十一話 セカンド幼馴染


一夏達と別れた信二は、自室に戻る途中総合案内所に1人の女の子がいるのを見つけた。なお、戻る時に静寐・箒・セシリアの3人でだれが付き添うかで、揉めたが「そこまで酷くない」と言い1人で戻ることになった。

 

???「ちょっとアンタ!」

信二「僕の事?」

???「そうよ。職員室ってどこにあるの?広くてさっぱり分からないんだけど」

信二「そうだよね。僕も初めて来た時は、迷子になりそうだったよ」

???「どうでもいいけど、案内してもらえる。千冬…織斑先生を待たせているんだから」

信二「わかったよ。こっちに来て」

 

そう言って信二は女の子を職員室まで案内する事にした。

 

???「そう言えば、自己紹介がまだだったわね。アタシ凰鈴音(ふぁんりんいん)って言うわ。鈴でいいわよ」

信二「僕は、新田信二。信二でいいよ凰さん」

鈴「鈴でいいのに」

信二「初対面の人をいきなり名前呼びは出来ないよ」

鈴「いかにも真面目なのね」

信二「まぁね。あ、着いたよ」

鈴「ここね。ありがとうね!信二」

 

そう言いて鈴は職員室に入って行った。信二は、近くの自販機でジュースを3本買い、職員室前で待っていた。そして、鈴が出てきた。

 

鈴「あれ、信二どうしたの?」

信二「凰さんここ初めてだから良かったら、部屋の前まで案内しようと思ってね。はいジュース」

鈴「ありがとうね!なら、お願いするわ」

 

そう言って、鈴の部屋に行くまで雑談をしながら向かうのであった。

 

信二「じゃあ、凰さんって、中国の代表候補生なんだ」

鈴「ええ、そうよ!それにしても、その眼帯どうしたの?病気なの?」

信二「まぁ、そんな感じかな…」

鈴「ふ~ん。あ、ここね!」

 

そう言って、鈴の部屋「1007」まで、やって来た。

 

鈴「それじゃあまた明日ね信二!」

信二「うん。またね凰さん」

 

鈴の部屋で別れた信二は部屋に戻ったが、その時部屋に静寐・箒・セシリアがいて「こんな遅くまでどこに行っていた!」と怒られるのであった。

 

 

 

 

 

 

次の日。いつも通りの時間に起きた信二は、朝の特訓に向かうのであった。その道中セシリアと出くわした。

 

信二「おはようセシリア。今日は早いんだね」

セシリア「し、信二様!おはようございます。今日は目覚めが良かったので散歩がてらに来ましたが、朝から会えるなんて幸せですわ!」

信二「そ、そうなんだ。じゃあ僕は行くね!」

 

信二が走り出そうとした時、突然セシリアが止めるのであった。

 

セシリア「あ、あの!」

信二「どうしたの?」

セシリア「もしよろしければ、信二様の特訓にお付き合いしてもよろしいでしょうか?」

信二「別にいいけど、どうしたの?」

セシリア「いぇ、この前のクラス代表決定戦でわたくしは、信二様に負けた時に思いました。もっと、己を強くしないといけないと、思い悩んだ末に今一度鍛え直す事だと思ったのです。ですから、鍛える為には走り込みをと思いまして」

信二「なるほどね、けど、身体を鍛えるのと、慢心しない心を鍛えるのは違うからね」

セシリア「それは、最もですが…」

信二「けど、セシリアがそう思ったことに僕は嬉しいよ」

セシリア「信二様♡」

信二「なら、一緒に特訓頑張ろうか」

セシリア「はい!」

 

その後は、一緒に信二の特訓メニューをこなしていった。そして、朝食の時間になりつつあった。

 

信二「それじゃあ、また食堂でね」

セシリア「はい!」

 

そう言って、信二とセシリアは別れた。部屋に行き、静寐が起きていることを確認してシャワーを浴びて、食堂に向かうのであった。

 

途中、箒とセシリアと出会い、セシリアが朝の件について自慢げに話しており、それが原因で修羅場が発生するのはまた別のお話…

 

 

 

 

 

 

 

朝のSHRが終わってクラスの女子たちが話してきた。もっぱら来週の学年別トーナメントの内容で持ちきだった。

 

「織斑君、来週の学年別トーナメント頑張ってね!」

「私たち応援しているからね」

「頑張ってね!私たちの半年間のスイーツパスのために!」

 

一夏「おぅ!頑張るよ」

信二「織斑君、皆スイーツパスが目当てなんだけど…」

一夏「そうか?俺もスイーツ好きだから別にいいけどな」

信二「そうなの?」

一夏「そう言う信二はどうなんだ?」

信二「僕は、スイーツより団子や煎餅っていった、昔ながらのお菓子が好きかな」

箒「そうか?なら、今度茶を入れてやろうか」

信二「うん、お願いしてもいいかな?」

箒「心得た!」

 

そして、クラスメイトメイトはこんな事も言っていた。

 

「あとは、昨日2組に転校生が来たけど他は何もないよね」

「専用機があるのって、1組と4組だけだもんね」

「なら、優勝出来るんじゃあないの!」

 

鈴「その情報古いよ!」

 

声のする方向を見てみると、そこには、ドアを背に立っている鈴の姿があった。

 

鈴「2組も専用機持ちになったからね!そうやすやすと、優勝はできないことね!」

一夏「鈴、お前鈴なのか!」

鈴「そうよ!凰鈴音!2組のクラス代表になったんだからね!」

一夏「何やっているんだよ。あんまりカッコ付かないな」

鈴「うるさいわね!それより、信二。アンタは1組だったのね」

信二「おはよう凰さん。そうだけど早く退いた方がいいと思うよ…」

鈴「え?どいうことよ?「ガッツン!」痛い!」

信二が言おうとした時、鈴の頭に出席簿アタックが降り注いだ。

鈴「だれよ!げ、千冬さん…」

千冬「そこをどけ凰。そして、早く自分の教室に戻れ」

鈴「けど…」

千冬「退かないなら、もう一撃喰らいたいか?」

鈴「すみませんでした!一夏!信二!お昼食堂に来るのよ!」

 

そう言って、鈴は自分の教室に戻るのであった。

 

一夏「あいつ、昔から変わってないな」

信二「そうなんだ…」

 

信二はそれよりも、片づけておきたいことがあった。それは…

 

静寐・箒・セシリア『信二(君)(様)ドウイウコトカセツメイシテクダサイネ』

 

信二「ア、ハハハハ…」

 

隣で般若のお面を被った3人に対してどう言い訳をするのかである。

 

そして、お昼休みになり一夏と信二と静寐、箒、セシリアは食堂に向かうのであった。

 

鈴「待っていたわよ!一夏!」

 

鈴は器用にラーメンを持って一夏達を待っていた。

 

一夏「とりあえず、席を取っておいてくれよ。そこにいると、邪魔になるからさ」

鈴「わ、わかったわよ」

 

そう言って、全員が座れる席を探していた。因みに一夏は、海鮮丼、信二と静寐は担々麵、箒は小籠包、セシリアは麻婆豆腐にした。

 

そして、全員が座った所で昼飯となった。

 

一夏「そう言えばお袋さん元気か?風邪とか引いてないか?中華料理屋やっているのか?」

鈴「いちいち、質問しないでよ」

箒「それよりも、いい加減教えてくれないか?」

セシリア「そうですわね。どういった関係です?」

静寐「なんだか知り合いみたいな感じだけどね」

信二「だよね。話していた時もそうだったからね」

一夏「まぁ鈴とは幼馴染なんだよ」

箒「それは、私だけではないのか?」

一夏「箒とは、小4まで一緒だっただろ、鈴はそれ以降、中学まで一緒だったんだ。言うなれば箒はファースト幼馴染、鈴はセカンド幼馴染だな」

箒「そうなのか」

鈴「アンタが篠ノ之箒ね。話しは一夏から聞いているわ。アタシは凰鈴音」

箒「ああ、こちらこそよろしく」

セシリア「わたくしはセシリア・オルコット!イギリス代表候補生ですわ」

静寐「同じく信二君のクラスメイトの鷹月静寐って言います」

鈴「よろしくね、静寐、セシリア」

 

そう言って、3人共握手をするのであった。

 

箒「それよりも、どうして信二の事を知っているのだ!」

静寐「それは、聞きたいね~」

セシリア「さぁ、白状しておしまいなさい…」

鈴「わ、わかったわよ」

 

流石の鈴もこの3人からの追撃は勝てなかった。

 

鈴「昨日の夜にIS学園に来た時職員室の場所が知らなくて、悩んでいた時に偶然信二に出会って場所を教え貰ったのよ」

信二「そうだよね。それで、部屋の前まで案内したんだよ」

鈴「あの時はありがとうね」

信二「いぇいぇ♪」

 

ゴゴゴゴゴゴゴと言う音が背後から聞こえてきて信二はハッとして振り向くと、そこにはまた般若になっていたが3人いた。

 

箒「信二」

静寐「どういう事か」

セシリア「説明してもらいますわね」

信二「はい…」

 

そんな3人に責め立てられている、信二を見て一夏は

 

一夏「信二って浮気がばれた、旦那みたいだな」

鈴「そうね…」

 

昼飯を食べ終えた、時間は放課後である。一夏は信二、箒、セシリアと一緒に学年別トーナメントの特訓をしていた。

 

セシリア「ですから、この時は斜め45度に、そして、反重力を抑えて射撃をして…」

箒「だから、ここでズバーンとした後に、反転してドガーンとだな…」

一夏「すまん、2人とも全然わからん!」

信二「あはは…」

 

このように、箒は擬音セシリアは理論的過ぎてわからないことだらけであった。箒は運良く【打鉄】の予備があったため、借りて特訓に参加していた。

 

信二「織斑君、白式って装備がその雪片弐型しかないんだよね」

一夏「確かパススロットが無くて、これしか装備できないんだよ」

信二「それなら、格闘メインの戦いをすればいいと思うよ。僕でよかったら相手になるから」

一夏「そうか!サンキュー!」

 

そう言って、一夏と信二は組手をするのであった。完全に蚊帳の外になった2人は…

 

箒「ところで、信二とかは朝鍛錬しているのか」

セシリア「そうですね。今朝はしていましたからね」

箒「…すまない。なんでセシリアはそんな事を知っているのだ?」

セシリア「あ!」

箒「これは、静寐を交えて話し合いが必要だな」

セシリア「アハハ…」

 

そして、特訓が終わって自室に帰って来た時、信二の部屋の前で泣いている鈴を発見するのだった。

 




と言うわけで、導入編です。因みにこの時鈴はまだ、一夏の事が好きです。
次回からは、クラス対抗戦に向けての特訓が始まります。

感想・評価・誤字報告お待ちしております。

信二を基に次回作(サクラ大戦)を執筆しようと思いますがどのシリーズにしますか?

  • サクラ大戦
  • サクラ大戦 熱き血潮に
  • サクラ大戦2
  • サクラ大戦3
  • サクラ大戦4
  • サクラ大戦Ⅴ
  • 新サクラ大戦
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