この力は誰かの為に・・・   作:とあるP

15 / 36
とあるPです。

最近投稿が遅れて申し訳ありません!最近スランプ気味で書く内容がまとまりませんでしたので…

それと、先に言っておきましが今回で、クラス対抗戦が終了します。

日常編を一話挟んで、次回は金銀がそろいます。

それでは本編をどうぞ!!


第十四話 これからの自分

信二がゴーレムを撃退した日の放課後。千冬ととある人物はアリーナの地下にある場所にいた。そこには、半壊状態のゴーレムが横たわっていた。

 

千冬「それで、解析のほうはどうなっている」

???「こちらになります」

千冬「うむ。確かに、この状態では解析は不可能か…コアはどうなっていた」

???「運よく破壊は免れていましたが、何処にも登録されていないコアでした」

千冬「そうか、わかった。もう一つの方はどうなっている」

???「それが、情報が少ないので何とも言えません」

千冬「それは、お前の家の力を使ってでもか?」

???「そんな事ないですけど、あんまり家の力を使いたくないです」

千冬「そうか、わかった。引き続き頼む。更識(・・)

楯無「わかりました。織斑先生」

 

 

そう言って彼女、更識 楯無(さらしき たてなし)は出ていった。彼女こそ、IS学園最強の称号「生徒会長」を持ち、現在はロシア国家代表をしている人物である。水色の髪をしており、赤い瞳にどこか猫っぽい性格の持ち主。だかそれは、表の顔。裏の顔は対暗部用暗部(・・・・・)の更識家17代目当主である。最も、本人はあまり家の力を使いたくないと言っている。

 

 

ところ変わって、ここはIS学園内にある病室の一角。昨日のゴーレム襲撃から見事に学園を守った信二が眠っていた。信二は未だに意識は回復せず昏睡状態に陥っている。そんな中見舞いに来た人がいた。

 

真耶「こんにちは新田君」

信二「…」

真耶「よく眠っていますね」

 

そう言って、信二の頭を撫でる真耶であった。ゴーレム騒動で学園側に対応の電話がひっきりなしに鳴っている中、暇さえあれば真耶はここに来るのであった。

 

真耶「みんな新田君が帰って来るのを待っていますよ。勿論私もその1人です。皆さんあれから強くなろうと必死に訓練をしていますよ。織斑君は篠ノ之さんに剣道の基礎を、セシリアさんと凰さんは互いに訓練してます。鷹月さんも自分なりに模索しています。だから…」

 

その時、真耶の顔から涙が流れた。

 

真耶「だから、早く目を覚ましてくださいね。信二君」

 

 

 

 

~~信二side~~

 

信二「はぁーーー!」

 

(遅い!)

 

信二「うぉ!」

 

(左脚がふらついているぞ!それではまともなキックもできないぞ!)

 

信二「くそ!」

 

(どうした?ならこちらから行くぞ!)

 

信二「こい!」

 

信二は、亜空間(この前見た真っ暗な空間)でマホと対峙していた。ひたすらに、ただがむしゃらに組手から始まり、武器の特性、瞑想とありとあらゆる特訓をマホと一緒に行っていた。

 

ゴーレム襲撃直後にマホから(この前使ったVTシステムは、まだ真の力を発揮していない)と言われ、その力を100%使いこなす為にここでひたすら特訓していた。

 

信二「それじゃあそろそろ本気出してみようかな」

 

(ほぅ、ならこっちも力を出してみるとするか)

 

そう言って、信二は両腕の装甲を外し、トンファーを出して、眼帯を外した。その時左目が黄金色になった。

 

信二「みんなを守る力を!比類なき最強ヲ!  Hasenjagd(狩りの時間だ!)

 

(来い!シンジ!)

 

信二は一気に瞬時加速(イグニッションブースト)で肉薄し、マホに向けてトンファーを振った。しかし、それは空を切りマホの回し蹴りが来たがトンファーで防いで一度距離を取った。

 

信二「流石に、一度で決めてくれないか…」

 

(まぁな。伊達にシンジの相棒をしている訳ではないからな)

 

信二「そうだった…ね!」

 

果敢に攻め続けるも、マホの先読みが勝っているのか中々当たらない。功を焦った信二は、一旦距離を置き個別連続瞬時加速(リボルバーイグニッションブースト)を出す姿勢をした。

 

信二「どこまで通用するかわからないけど、やってみようかな」

 

(そうか、ならこちらも次の一手で最後にしようか)

 

信二「そうだね。じゃあ行くよ!」

 

信二は個別連続瞬時加速(リボルバーイグニッションブースト)を行い、マホに肉薄して行った。それに対してマホは近接ブレード「葵」を取り出し居合構えを行いこの一手に全てをかけるつもりでいた。

 

そして…

 

信二「はぁーーーー!」

 

(あぁぁぁぁぁぁぁぁ!)

 

互いに交差する絶妙なタイミングで全力を出した。結果マホは片膝を付いき、信二の方はトンファーが両方砕け結晶となって消えた。どうやら引き分けらしい。

 

信二「あ~今度こそ勝てると思ったけどね」

 

(しかし、最初に比べれば大分進歩した方だと思うぞ。前は私の攻撃を防ぐだけで精一杯だったからな)

 

信二「けど、一度は勝ってみたかったよ」

 

(その内勝てるだろう。どうやら、迎えが来たみたいだぞ)

 

 

 そう言って、周りが明るくなってきた。如何やら向こうの世界で動きがあったみたいだ。

 

(行って来い。いつもでもシンジとの訓練は出来るからな)

 

信二「ありがとう。じゃあ行ってくるよ!」

 

信二は、明るくなった方へ歩き出した。その時、マホが呟いた…

 

(いずれにしても、次の脅威までには強くなってもらわないと…)

 

次の脅威が何なのか、それは信二しか知らない。

 

~~信二side out~~

 

 

 

 

 

信二が入院して3日が経った。相変わらず目覚める気配がなく、今日もクラスメイトが見舞いに来るだけだった。

 

しかし、4日経った日に目覚めた。目に飛びこんできたのは白い天井と、水色の髪をしており赤い瞳の人がいた。

 

信二「…ここは?」

楯無「学園にある病室よ」

信二「貴方は?」

楯無「初めまして、私は更識楯無と言うわ。新田信二君でいいのよね」

信二「はい」

楯無「君の事は少しだけ調べさせてもらったわ。けど、教えて欲しい事があるの」

信二「何でしょうか?」

楯無「なぜ、あの場所に飛び込もうとしたの?下手をすれば君は死んでいたのよ」

信二「確かに、そうですね。けど友達を見捨てることはできませんでした。だから後悔したくない選択をしました」

楯無「結果的に助かったけど、君が重体になったら意味ないでしょ」

信二「アハハ…」

楯無「まぁ無事ならいいけどね。今度は無理しないことをお姉さんと約束するのよ♪」

信二「は、はい///」

 

そう言って、信二の鼻の上をツンと触れるのであった。不意にもドキッとしたのは秘密である。

 

楯無「それじゃあまたね」

信二「はい、更識先輩」

楯無「楯無でいいわよ♪」

信二「…わかりました。楯無さん」

楯無「うん」

 

楯無が保健室から出た後、信二はナースコールを押して看護師を呼んだ。その後は、軽い検査を受け異常がないことを確認した。

 

その後心配していた、静寐・箒・セシリア・一夏・鈴が保健室に押し寄せてきた。

 

 

『信二(君)(様)!』

 

 

静寐・箒・セシリアが信二に抱きつき一夏と鈴はホッとした顔になった。看護師によると明日にも退院が出来るし、普通に授業を受けても良いとのことだった。

 

それを聞いた3人は安心して、それなら明日迎えに来るとまで言った。そして、これまでの事を一夏達から聞いていたら面談時間が少なくなって来た。皆が帰ろうとした時に信二は一夏を呼び止めた。

 

信二「織斑君ちょっといい?」

一夏「あぁ、いいぜ」

箒「それじゃあ、一夏先に戻っているぞ」

一夏「わかったよ」

 

 

病室には信二と一夏だけが残った。先ほどのやり取りを見て一夏と箒が近しい間柄だと悟った。

 

信二「織斑君と箒さんって仲がいいよね」

一夏「あぁ、昔からの幼馴染だからな」

信二「そっか…なら悪いことしちゃったかな」

一夏「どうしてだ?」

 

 

今更になって付き合っていることを一夏に話しても良いか迷ったが信二は、覚悟を決めて話すことにした。

 

信二「織斑君、実は前から箒さんと付き合っているんだ…」

一夏「…」

信二「…幼馴染とは知らずに報告が遅れてごめんね。けど、この気持ちに噓偽りはないから、だから!」

一夏「そっか!おめでとう!」

信二「え?」

 

てっきり、罵倒なり殴られるかと思ったら、まさかのお祝いでびっくりした。

 

一夏「そりゃあ、箒が誰を好きになろうが、自由だからな」

信二「まぁそうだよね」

一夏「ああ!だから、おめでとうだ!」

信二「ありがとう」

一夏「けど、あの箒がね~こりゃあ束さんを説得するのは大変だぞ」

信二「その事だけど…」

一夏「うん?」

信二「多分、束さんもていうか、静寐・セシリアとも付き合っている…」

一夏「うぉ~スゲーな!」

信二「けど、織斑君も凰さんといい雰囲気だと思うよ」

一夏「そうか?鈴はいつも通りだったけどな」

信二「そうなの?それよりも、仲直りは出来たの?」

一夏「何か鈴から『べ、別に昔の事なんていいけどね…』って言われたな。あれでいいのか?」

 

信二「そこで、ツンデレを発動させちゃったか…」

一夏「どうした?」

信二「何でもないよ!まぁ仲直り出来たのならいいけどね」

一夏「おう!それより…」

信二「な、何かな…」

 

急に一夏の顔がニヤニヤし始めた。

 

一夏「どっちから告白したんだ?」

信二「それは…全員向こうからかな?」

一夏「と言うと、鷹月さんとセシリア、箒から告白されたのか?」

信二「まぁそうなるね」

 

自分が言っていることがとても恥ずかしくなり、慌てて顔を隠した。一夏は「おー!すげぇ!」と感心していた。

 

「そろそろ時間ですよ!」

 

一夏「はい!じゃあ明日教室で!」

信二「うん、じゃあね一夏君(・・・)

一夏「ああ…うん?今名前で言ったよな!」

信二「うん」

一夏「よっしゃ~!」

 

そう言って、ガッツポーズをしてから保健室を出ていくのであった。信二はやれやれと思いながら、早く明日にならないかと思っていた。

 




と言うわけで、信二君が一夏を名前呼びにしましたね。(そこじゃあないだろ!)

…はい、箒との関係を打明けましたね。鈍感な一夏は幼馴染の恋を応援してましたが本人は気付いてませんでしたね。

次回からは金銀転校生編になります。

感想・評価・誤字報告お待ちしております。

信二を基に次回作(サクラ大戦)を執筆しようと思いますがどのシリーズにしますか?

  • サクラ大戦
  • サクラ大戦 熱き血潮に
  • サクラ大戦2
  • サクラ大戦3
  • サクラ大戦4
  • サクラ大戦Ⅴ
  • 新サクラ大戦
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。