この力は誰かの為に・・・   作:とあるP

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とあるPです。

お待たせしてすみません。なかなか書く内容がまとまらずこんな時期になってしまいました。


それと、今回から3章に突入します!

それでは本編をどうぞ!!


第三章 フランスとドイツの転校生
第十五話 仏と独からの転校生


ゴーレム襲撃から4日が経ち信二が退院の日となった。信二は、お世話になった看護婦長と喋っていた。

 

信二「お世話になりました」

 

「はい。またケガをしたら、いつでも来なさい」

 

信二「そうならないように強くなります」

 

「それはいいけど…あんまり無茶しちゃダメよ」

 

信二「でも…」

 

「偶には、仲間や大切な人の事も信じてあげなさい」

 

信二「はい!」

 

「さて、お喋りはこれぐらいにしないとね。外にいる子達がヤキモチを妬いてるから」

 

信二は外を見てみると、静寐達が物凄い形相でこちらを覗いていた。どうやら、心配して来たのに他の人と話していることに、ご立腹らしい。

 

信二「アハハ…それじゃあ」

 

そう言って、信二は外にいる仲間の元へいくのであった。早速静寐達からの質問攻めに合っていた。

 

「あれが、美波の息子ね…大きくなって」

 

この看護婦の意味深な発言は信二には届かなかった。丁度教室に付いたら朝のSHRが始まるところだった。

 

どうやら真耶も信二が退院した事に気が付いたらしく、表情は安堵したものになっており軽く手を振っていたので、信二は他の人に見えないように返した。

 

真耶「皆さん座ってください。突然ですが、転校生を紹介します!」

信二「へ~どんな感じの子かな?」

一夏「まさか、3人目の男子とかかな?」

箒「一夏それはないだろう」

真耶「それではどうぞ!」

 

真耶の紹介により入ってきたのは2人であった。1人は金髪にアメジストのような紫色の瞳を持つ、男子(?)。もう1人は銀髪にルビーのような赤い目で、信二と同じ左目に眼帯をしていた。

 

全員がポカーンとしている中真耶は

 

真耶「それじゃあ自己紹介をお願いしますね」

???「はい。シャルル・デュノアです。よろしくお願いします。ここにボクと同じ男性操縦者がいるって聞いて…」

 

「き」

 

シャルル「き?」

 

信二・一夏『ヤバい』

 

咄嗟に信二と一夏は耳を押さえて防御態勢を取ったが、遅かった…

 

 

『キャーーーーーーーーーーーー!』

 

信二・一夏『ぐおおおおおおおお』

 

 

女子たちのヘビーボイスが教室中に響き渡り耳を塞ぐのが遅く、全てを防ぎきれなかった。

 

「守ってあげたい系、王子様系来たー!」

 

「織斑君がイケイケ系なら、新田君はおとなし系、シャルル君は守ってあげたい系だよね」

 

「そして、織斑君から、シャルル君を守りたい信二君…ヤバ涎が」

 

女の子達の妄想は激しく、教室内に響き渡った。特に最後の人には1時間くらい問いただしたいと思った信二であった。そんな中、真耶は大きな声で皆を止めるのであった。

 

真耶「皆さん!まだいますから静かにしてください!」

 

千冬「そうだぞ。ラウラ挨拶しろ」

???「は!教官!」

千冬「私はお前の教官ではない。ここでは、織斑先生と言え」

???「わかりました」

 

そう言って、ラウラと言う少女は自己紹介を始めた。

 

???「ラウラ・ボーデヴィッヒだ!」

真耶「それだけですか」

ラウラ「以上だ」

 

そして、ラウラは一夏の前まで来て睨むのであった。そして、

 

ラウラ「お前さえいなければ…」

一夏「うん?」

 

 

パン!

 

 

ラウラは一夏の右頬を平手打ちした。それに黙っていないのが一夏であった。

 

一夏「何すんだよ!」

ラウラ「認めない!私は、あの人の弟だと認めない!」

 

その足で信二の方を見つけると、傍まで歩いてきた。

 

ラウラ「そして、貴様も認めない!私こそが最強だと思い知らしてやる」

信二「それはどうかな?」

ラウラ「…チッ!」

 

言うだけ言ってラウラは自身の席に戻って行った。その時信二は内心焦っていた。先ほどからラウラを見るたびに鼓動が収まらない。これは、以前クロエを見た時と同じ感覚であった。もしかしたら、彼女も同じ人間ではないかと…

 

千冬「それでは、本日も始める。全員席に着け」

 

 

 

千冬の号令で事なきを得たが、信二は気になって仕方がなかった。そして、1時間目の座学が終わった。

 

授業が終わった時に、千冬が2人に頼んで来た。

 

千冬「織斑、新田。2人にはデュノアの面倒を見てもらいたい。同じ男子で今日IS学園に来たばかりだからな」

一夏・信二『はい!』

 

そして、2時間目は2組との合同演習である為ISスーツを着る関係上、男子はアリーナの更衣室に行かなければならない。

 

そこは、ここから結構な距離がある。信二と一夏はこの度に毎回ダッシュしなければならなかった。

 

シャルル「君たちが噂の2人だね。ボクはシャルル…」

一夏「悪いな、時間がない。後にして欲しい」

信二「そうだね。こっちだよ」

 

そう言って、信二はシャルルの手を握って教室を出た。その時「キャ~~~!」と言う女子の声があったが無視していた。

 

一夏「これから演習の時は、毎回アリーナ近くの更衣室に行かないといけないからな」

信二「そうだよね。だから少し走るね」

シャルル「え?時間にはまだ、余裕があると思うけど…」

 

そう思って廊下に出た途端、他の教室のドアが一斉に開いた

 

「見てみて!噂の転校生君だよ!」

 

「本当だ!しかも、織斑君と新田君もいる!」

 

「待って!新田君と手を繋いでいる!」

 

「お母さんありがとうね!今年のお盆にはおはぎ買って来てあげるから…」

 

 

最後の子には(もっと上等な物を買ってあげなよ)と信二は思っていたが、今はこの包囲網をどう突破するか考えていた。

 

信二「そんな事をして後で織斑先生に知られても知りませんよ!」

 

「先生が怖くて学校に行けるかー!」

 

「者共であえー!」

 

女子たちの中には目から涙が出ていた。それほど、お説教が怖いのであろう。しかし、このままだと本当に捕まりそうなので信二はある事をした。

 

信二「デュノア君!ごめんね」

シャルル「え?…キャ!」

 

 

「キャーーーーーー!」

 

 

 

信二「ちょっと我慢してね」

シャルル「う、うん///」

信二「一夏!お先に~!」

一夏「お、おう」

 

そう言って、シャルルをお姫様抱っこした信二は女子生徒に向かって走った。

シャルル「え!ちょっと待ってよ!」

信二「喋ると舌を噛むよ!」

 

女子生徒達が群がってくる手前でジャンプし、なんと壁づたいに走り去ってしまった。

 

 

「うそーーー!」

 

一夏「え!!」

 

見事に女子生徒の包囲網を突破した信二は、そのままの勢いで更衣室に着いた。遅れること数分で一夏もたどり着いた。

 

一夏「信二!あれは何だよ!チート過ぎるだろ!」

信二「ごめんよ。ああしないと女の子達を巻けないからね」

シャルル「凄いね…新田君って」

 

シャルルが落ち着くのを待ってから、お互いに自己紹介を行うのであった。

 

一夏「そう言えば自己紹介まだだったな。俺は織斑一夏!気軽に一夏って呼んでくれ」

信二「僕は、新田信二。僕も信二でいいよ」

シャルル「シャルル・デュノアだよ。ボクもシャルルでいいよ」

 

一夏「よろしくな!シャルル!」

信二「よろしくね。デュノア君」

シャルル「シャルルでいいのに」

信二「ごめんね。何だか下の名前で呼ぶの慣れなくてね…」

一夏「気にするなよ。信二だって今まで俺のことを苗字で呼んでいたからな」

 

そして、着替えるために服を脱いだが「きゃ!」と言いてシャルルは赤くなってしまい、部屋の隅に逃げてしまった。不思議に思った2人だが、時間が押していたので問い詰めるのは後にした。

 

シャルルの着替えが終わりグランドに集合すると、ほとんどの生徒が揃っていた。

 

千冬「遅いぞ馬鹿者!まぁ今回は見逃してやるが次はないと思え」

『は、はい!』

 

千冬「それでは、これから授業を始める。まずは、模擬戦を行う。凰!オルコット!前に出ろ」

セシリア「なぜわたくしなのですか?」

鈴「え~面倒くさい」

千冬「いいから早くしろ!…アイツ(信二・一夏)にいいところを見せたいんだろ」

 

 

千冬が小さく耳打ちすると、それまでやる気が無かった2人が一気にやる気を見せた。

 

セシリア「仕方ありませんわね!」

鈴「やってやるわよ!それで、セシリアと戦えばいいの?」

セシリア「まぁ勝つのはわたくしでしょうか」

千冬「安心しろ、相手はもうすぐ来る」

 

その瞬間、空から声がして来た。よく見てみると真耶がISを装備して飛んでいるがどうも制御しきれていない。あのままでは、何処かにぶつかってしまいそうであった。

 

真耶「わー!退いてください~!」

千冬「はぁ…新田止めて見せろ」

信二「わかりました」

 

信二は素早くIS【ヤークトティーガー】を展開し真耶を止めるために飛翔した。そして、何とか近づいたが思ったよりも暴れ馬で信二でさえも止めるのに一苦労だった。

 

真耶「新田君!退いてください~!」

信二「山田先生落ち着いてください!」

 

お互いもみくちゃになりながら、何とか止まった。今更になって気づいたが、真耶と信二はお互いに抱きつきていた。

 

真耶「ありがとうございました。また、助けられましたね」

信二「こ、こちらこそ///」

真耶「どうかしましたか?」

信二「な、なんでもありません!」

真耶「ふぅ~ん…あ!///」

 

真耶は自身の豊満な胸が、信二に抱きつくことで更に形を変えて心臓の音が五月蠅いくらい高鳴っていた。そんな時…

 

信二「っ!殺気」

 

咄嗟に信二は真耶を庇うようにし両腕を展開しレーザー光線を防いだ。そこには、スターライトmkⅢを展開したセシリアの【ブルー・ティアーズ】がいた。…その顔のこめかみに青筋が立っていた。

 

セシリア「オホホ…外してしまいましたわ」

鈴「くたばれ!巨乳!」

信二「危ない!」

 

鈴は双天牙月を真耶めがけて投擲したが、それをラファールのマシンガンで真耶は撃ち落とした。そして、その後にセシリアのスターライトmkⅢも撃ち落とした。

 

千冬「オルコットと凰には山田先生、新田ペアに戦ってもらう」

真耶「頑張りましょうね!新田君」

信二「ええ、よろしくお願いします」

 

そして、両者は位置に着いた。その時真耶からプライベートチャンネルがかかってきた。

 

真耶『新田君、出来るだけ凰さんを近づけさせないでください。あとはこちらで対処します』

信二『わかりました』

真耶『はい!新田君の背中はちゃんと守りますからね』

信二『よ、よろしくお願いします///』

千冬「それでは、オルコット、凰VS山田先生、新田の模擬戦をはじめる!始め!」

鈴「先手必勝!」

信二「やらせないよ!」

 

先に動いたのは、鈴であった。それを阻止しようと信二が両腕の装甲でガードした。

 

鈴「なかなかやるじゃない」

信二「それは、お互い様だと思うけどね!」

 

そこからは、乱打戦になった。信二が打ち込むが、鈴がそれを避ける。逆に鈴が双天牙月を振るい、信二が装甲で受け止めるという一進一退の攻防が続いた。

 

同じ頃、セシリアと真耶も上空で対峙していた。

 

セシリア「山田先生!最近信二様との距離が近いのでは?」

真耶「そ、そんな事ありません!そりゃあオルコットさんや篠ノ之さんを見れば羨ましい時もありますけど///」

セシリア「ムキー!許しませんわ!」

 

そう言って、真耶に向かってブルー・ティアーズからビーム光線を放った。だがそれは、全て外れた。その間に千冬は近くにいたシャルルに機体の解説をしていた。

 

千冬「デュノア、山田先生の機体について解説してみろ」

シャルル「あ、はい!あれは第2世代型量産機「ラファール・リヴァイヴ」で教師用にカスタムされたものですね。けど山田先生の場合は射撃に特化した装備なので専用機と言ってもいいですね」

千冬「そうだ。あれでも山田先生は元日本代表候補生で、学生時代は『銃央矛塵(キリング・シールド)』という二つ名で呼ばれていた」

箒「では、なぜ信二とペアをさせたのですか?」

千冬「特に理由はないが、即席のペアでどこまでできるか気になったのでな。ほら、決着がつくぞ」

 

そう言って、千冬は戦っている信二達を見た。そこには、4人は空中で戦っており鈴と信二が相変わらず乱打戦を行いるが、セシリアは鈴の援護が出来ず焦っていた。

 

鈴『セシリア!ちゃんと狙いなさいよ!危なく当たるところだったじゃない!』

セシリア『五月蠅いですわね鈴さん!ちょこまか、ちょこまかと動いて狙いが定まらないのですわ!』

真耶『新田君、避けてください』

信二『わかりました!』

 

2人が言い争っている間に信二は飛び上がり鈴から離れた。そこへ真耶がスタングレネードを投擲し2人が巻き込まれた。

 

 

『キャーーーー』

 

 

それが、決まり鈴、セシリアのSEが無くなったので試合終了となった。敗れた2人はあまり顔色が良くなく、落ち込んでいた。

 

千冬「これで我々教師の実力が分かっただろ。今後は敬意を払って接するように。では、これより実習に移る。班ごとに分かれろ!リーダーは専用機持ちが行う」

 

「やった!織斑君の所だ!」

 

「信二君!静寐とどこまで発展したの!」

 

「デュノア君!よろしくね」

 

「…よろしくねボーデヴィッヒさん」

 

それぞれが、思い思いの場所に行って授業が進んで行った。やはり朝の件が響いたのか、ラウラの班だけは上手くいかないようだった。

 

そして、授業が終わり着替えている時に一夏からこんな提案があった。

 

一夏「なぁ、今日のお昼はシャルルの歓迎も兼ねて一緒に食べないか?」

信二「メンバーは?」

一夏「箒、鈴、セシリア、シャルルと俺と信二でいいだろう?」

シャルル「ボクは大丈夫だよ」

信二「なら、静寐さんも加えても良いかかな?」

一夏「おう!多い方が楽しいからな!」

 

そう言って、みんなと一緒に昼飯を食べる約束をして、信二達は更衣室から出ていくのであった。

 




と言うわけで、シャルルとラウラの登場です。それと、山田先生も信二を意識し始めましたね。どうも好きなキャラが巨乳になる案件…

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信二を基に次回作(サクラ大戦)を執筆しようと思いますがどのシリーズにしますか?

  • サクラ大戦
  • サクラ大戦 熱き血潮に
  • サクラ大戦2
  • サクラ大戦3
  • サクラ大戦4
  • サクラ大戦Ⅴ
  • 新サクラ大戦
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