この力は誰かの為に・・・   作:とあるP

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とあるPです。

今回もシャル甘めになってしまいました。(オルコット党なのに…)

そして、信二君が人外化しています。

それでは本編をどうぞ!!


第十八話 タッグマッチトーナメント(中編)

保健室での騒動後に、信二達(一夏、信二、シャルル)はそれぞれの部屋に戻って行くのであった。

 

ちなみに、自室に戻る時職員室に寄り信二とシャルルはタッグマッチの申請をしてきた。一夏は意外にも本音と組むと言うのだ。本音のパートナーは自身のISが完成されておらず枠が余って居た。

 

そして、信二とシャルルは部屋の前で一夏と別れた。

 

信二「じゃあ、一夏」

一夏「オゥ!また、明日だな!」

シャルル「じゃあね、一夏」

 

信二とシャルルは部屋に入るなり、シャワーを浴びて寝るだけとなった。

 

信二「それじゃぁシャワー浴びて寝ようか」

シャルル「そ、そうだね///」

信二「あーそうだった。じゃあシャルル先に浴びてきていいよ」

シャルル「むー」

信二「どうし…あ、そうだったね“シャルロット“」

シャルル「うん!えへへ///」

 

 

そう言って、シャルルもといシャルロットは着替えを持ってシャワーを浴びに行くのであった。我ながら失念していたと思っている信二であった。

 

そんな時シャルロット戻って来て、上目遣いで「覗かないでね///」と頬を赤らめて言ってきた。

 

 

シャルロットと入れ替わる形で信二もシャワーを浴びて、あとは寝るだけとなった時、その時

 

シャルロット「今日も信二と一緒に寝てもいい?」

信二「え!?」

シャルロット「ダメ?」

信二「…いいよ」

シャルロット「やったー!」

 

そう、暇さえあれば一緒に寝てくるのだ。流石の信二も、相手が女の子だとわかった瞬間ドキドキしたし、四六時中ベッタリに慣れてしまった。何より…

 

信二(シャルロットって誰が好きなのだろう…)

 

 

そう、シャルロットが自分以外に誰か好きな子がいると思ってしまうことがある。しかし、当の本人はそんなことも知らずに、信二の腕の中で眠っているのであった。

 

シャルロット「…さん、私……だよ」

信二「シャルロット?寝言か」

 

 

 

 

そんな姿も可愛いと思いつつ信二は眠りにつくのであった。

 

 

 

 

翌朝、日課のトレーニングに向かう途中、珍しい組合にあった。そこには、昨日さんざんやられた鈴がいた。本人曰く「あんなの怪我の内に入らないわよ」と言いて、出てきた。

 

信二「あれ、鈴と箒どうしたの?」

箒「うむ、信二がトレーニングしていると聞いたので、私達もやっておきたいと思ったのだ」

鈴「そうよ、いつまたあのゴーレムが現れるか知らないしね」

信二「箒はいいとして、鈴は怪我とか大丈夫なのか?」

鈴「失礼しちゃうわね!これでも代表候補生よ。あんな怪我一晩寝ればへっちゃらよ」

信二「そっか、わかったよ。それじゃあ行こうか」

箒・鈴『うむ(ええ)』

 

3人は柔軟体操した後に、外周10㎞を2周。腹筋・腕立て伏せ・スクワットをそれぞれ200回して、組手を1時間した。そこで、意外な人物が現れた。

 

千冬「何だ、お前達もトレーニングか?」

信二「おはようございます、織斑先生」

箒・鈴『千冬さん!』

千冬「織斑先生と、今は時間外だから別にいいか。それよりも、今日は3人でレーニングか?」

信二「そんなところです」

千冬「そうか、どれ久しぶりに手ほどきをしてやるか」

箒・鈴『え”』

信二「お願いします!」

千冬「よし、来い!」

 

信二は前回千冬と組手をした経験がある為その時と同じ様に、信二から仕掛ける。ある程度は躱されてしまったが、千冬も防戦一方の時があった。

 

千冬のラッシュをものともせず信二はチャンスがある限り、仕掛け行った。それぞれの格闘技(カポエラー、ブラジリアン柔術、ムエタイ、コマンド殺法)を取り出した。

しかし、あと一歩が出ず信二が地に着いた。

 

 

信二「あ~今回も勝てなかった」

千冬「いい動きだった。だが、まだツメが甘いな」

信二「そうですね、一から出直します!」

箒・鈴『…』

 

箒と鈴は今の組手を見て、啞然としていた。特に鈴は代表候補生であり、いずれは国家代表生になる事を夢見ていた。

 

その鈴でさえ驚いているのであれば、信二がどれほど強いかわかるであろう。

 

 

信二「織斑先生、ありがとうございました」

千冬「なに、新田が努力した結果だ。どうだ、お前さえ良ければ毎朝のトレーニングに付き合うぞ」

信二「それは、「ダメです!」…え?」

箒「し、信二は私達で面倒を見ますから、織斑先生は一夏の特訓をお願いします!」

千冬「…そうか、分かった。それよりも時間は大丈夫か?」

 

いつもよりも、組手の時間が長かった為に時間を押していたらしい。気がつけばもうすぐで、朝食の時間になっていた。それに気づいた3人は大急ぎで帰って行った。

 

自室に戻った信二は、シャルロットが寝ていることを確認し、先にシャワーを浴びてきた。

 

そして、制服に着替えていると、シャルロットが起きてきた。

 

 

シャルロット「信二~おはよう~」

信二「おはよう、シャルロット」

 

どうも、寝起きの為ポーとしている。そして、徐々に赤くなっていき、ダッシュで脱衣所に向かって行った。どうも恥ずかしかったらしい。

 

シャルロット「お、おはよう信二///」

信二「ああ、おはよう」

シャルロット「今朝の事は忘れてね///」

信二「…もちろんだよ」

シャルロット「ねぇ!さっきの間はなに!」

信二「ナンデモナイヨ」

シャルロット「ちゃんと、忘れてよ!お願いだから!」

信二「大丈夫。ちゃんと忘れるよ(嘘です!バッチリ記憶しました)」

シャルロット「もぅ、バカやってないで行くよ」

信二「そうだね、行こうか」

 

シャルルと一緒に食堂に向かう途中、いつものメンバー(静寐、セシリア、鈴、一夏、箒)に出会った。何故か、箒から熱っぽい視線を受けた信二は、

 

信二「どうかした?箒?」

箒「い、いやな何でもないぞ!///」

信二「?」

 

とはぐらかされた。

 

 

 

~箒side~

 

朝の特訓の後からどうも様子がおかしい。一夏に「箒どうした?」と言われても「何でもない」の一点張りで、自分でもよく分かっていない。…いや多分あの時からだ。

 

千冬さんと信二の組手の時からおかしかった。信二は出会った時から確実に強くなっていた。それは、いいことだが、しかし同時に不安になる時もある。

 

私は信二の優しさや他人を思いやる心に惚れたのだ。あの事件(ゴーレム襲撃)以来、強くなろうとした。信二に守られているばかりではなく、信二を守るために強くなると決めていたのに、千冬さんとの組手で臆してしまい出来なかった、それが一番悔しかった。

 

だから、それに臆することなく向かって行った、信二に改めて惚れ直した。そして、これから来る夏休みに勇気を出して、あの場所に誘ってみようと思った。

 

~箒side out~

 

みんなで朝食を食べ終わって教室に向かっている時、信二に電話がかかってきた。相手は束だった。

 

信二「ごめん、先に行ってくれる?」

一夏「おう、わかったよ」

 

そう言って、皆が教室に向かったのを確認して電話に出た。

 

信二「もしもし」

束『もしもし、シンちゃん!元気にしていた?』

クロエ『お久しぶりです。お兄様』

信二「束さんに、クロエ!元気だよ」

束『うん、うん良かったよ。あの事件の時に倒れたって聞いて、ビックリしたよ』

クロエ『本当でございますよ。束様ったら、IS学園に乗り込む!って聞きませんでしたからね』

束『ちょっと!クーちゃん!』

信二『アハハ…大丈夫ですよ。それよりも、用件って何ですか?』

束『そうだった。先ずは“あの子”の事だけど、今のところ順調に進んでいるよ。やっぱり、実家から相当酷い仕打ちを受けていたね』

信二「そうですか…」

束『うん…けど、シンちゃんが行ったことは、正しいことだから胸を張ってもいいんだよ』

クロエ『そうですよ。お兄様は、大変素晴らしい事をしたのですから』

信二「束さん、クロエ、ありがとう」

束『うん、うん。それともう一つシンちゃんの強化パーツだけど、渡せるのは夏ごろになるかもね』

信二「ありがとうございます」

束『あと、シズシズと箒ちゃんにも、ビックなプレゼントがあるから、楽しみにしていてね』

信二「え!箒と静寐に?」

束『うん、詳しくはまた後でね~チュ!』

クロエ『では、お兄様名残惜しいですがこれで失礼します』

信二「うん、またね」

 

そう言って、電話を切った。しかし、あと5分で始まってしまうため信二は急いで、教室に向かった。

 

SHRが始まる直前で既にクラスの大半が席についていた。その時…

 

信二(殺気!)

 

千冬「ほぅ、これを受け止めるか」

信二「お、織斑先生!」

 

そこには、後ろから来た千冬が出席簿で信二を叩こうとしたが、信二は真剣白刃取りの要領で防いでいた。

 

千冬「新田、早く席に着かないとISを担いでグラウンド10周させるぞ」

信二「それは、ごめんこうむりたいですね。大人しくするので、その殺気と武装(出席簿)は解除してもらってもいいですか」

 

千冬「フン、ならさっさと座れ」

 

信二「言われなくても」

 

そう言って、信二は自分の席に座って行った。その時、一夏やシャルル、他の面々から賞賛と畏怖の印象を与えてしまった。そして、放課後になり、明日に迫ったタッグマッチトーナメントでの最後の調整をして解散となった。

 

 

信二「じゃあ、一夏お疲れ様」

シャルル「お疲れ様~」

一夏「ああ、明日のタッグマッチトーナメント、お互い頑張ろうぜ!」

 

 

信二「シャルロット、先にシャワーを浴びていいよ」

シャルロット「うん、ありがとね」

 

お互いシャワーを浴びで後は、寝るだけとなった。そして、今夜もシャルロットが布団に入ってきたので、信二は朝束から電話があったことを伝えた。

 

信二「実は、今日の朝束さんから連絡があってね」

シャルロット「束さんから?」

信二「シャルロットの件順調に進んでいるって。だから、トーナメント終わりには普通に女子として通えるようになるよ」

シャルロット「…そっか」

信二「余り、嬉しくなさそうだけど…」

シャルロット「そ、そんなことないよ!けど…」

信二「みんなが、受け入れてくれるか心配?」

シャルロット「それもあるけど、一番の心配はこの生活が終わっちゃうのが嫌だなって…」

信二「あ~確かに女の子同士の部屋割りになるかもね」

シャルロット「うん、だからもう少しこの生活を楽しみたいよ」

信二「…なら、時々遊びに来てもいいよ。それなら寂しくないでしょ」

シャルロット「いいの?」

信二「…偶にならいいけどね」

シャルロット「ありがとう///」

 

それを聞いて安心したのか、シャルロットは寝てしまった。

 

 

 

そして、タッグマッチトーナメント当日。そこには、衝撃の組合せになっていた。

 

 

第一試合 シャルル・デュノア&新田信二    VS   ラウラ・ボーデヴィッヒ&篠ノ之箒

 

 




と言うわけで、タッグマッチトーナメント中編となります。前後編の2部で終わらせると5000字超えそうなので止めました。

この場を借りて謝辞を!
評価バーが黄色になっていてびっくなしました!これもひとえに皆様の評価のおかげです。これからも面白い作品を作っていくように頑張ります!

感想・評価・誤字報告お待ちしております。

信二を基に次回作(サクラ大戦)を執筆しようと思いますがどのシリーズにしますか?

  • サクラ大戦
  • サクラ大戦 熱き血潮に
  • サクラ大戦2
  • サクラ大戦3
  • サクラ大戦4
  • サクラ大戦Ⅴ
  • 新サクラ大戦
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