この力は誰かの為に・・・   作:とあるP

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とあるPです。

今回からは臨海学校編になります。また、スペシャルゲストも登場しますので
そこにも注目してください。

それでは本編をどうぞ!!


第四章 サマータイム!臨海学校
第二十一話 臨海学校準備


うだるような暑さが続く7月。ここIS学園でも、冬服から夏服に変わりつつある時期に男子2人は悩んでいた。

 

一夏「なぁ、信二」

信二「どうしたの?一夏」

一夏「今日のIS模擬戦大変だったな」

信二「そうだね、まさかシャルロットとラウラの相性が、あんなにもいいなんて」

一夏「だよな~あんな風に連携されちゃあ敵わないよな」

 

シャルル改めてシャルロットと、ラウラのコンビネーションは凄まじかった。AICでラウラが動きを止めそこに多彩な武器であるシャルロットが仕掛ける。

 

まさに阿吽の呼吸とも言える連携で信二&一夏ペアを圧倒していた。

 

一夏「まぁ、それよりも来週の臨海学校楽しもうぜ!」

信二「そうだね」

 

来週から始まる2泊3日の臨海学校。ISの実地訓練や専用機持ちは新武装のテストと内容は盛りだくさん。中でも海が見える旅館での宿泊ともあって、女子達はウキウキしていた。

 

信二「一夏は水着とか買うの?」

一夏「ああ、新しいのを買うかな!信二は?」

信二「僕も、水着とか持ってないから買うかな?」

一夏「え!中学で水泳とか無かったのか?」

信二「僕は東北の山奥で育ったからね。水泳どころか海に行く事自体初めてかもね」

一夏「信二、それは人生の半分を損しているぞ…」

信二「大きなお世話だよ」

一夏「悪い悪いwそれで、水着どうする?」

信二「そうだね…」

 

 

そんな風に悩んでいると後ろから来た人達に声をかけられた

 

静寐「ねぇ!信二君臨海学校の準備できている?」

信二「静寐?いや、まだできていないね」

静寐「そっか、じゃあさぁよかったら「信二様~!」むー」

信二「セシリア?どうしたの?」

セシリア「あの、信二様は臨海学校の準備とかお済でしょうか?」

信二「いや、これからだね」

セシリア「そうでしたか、でしたらわたくし『信二~』うぅ…」

信二「箒とシャルロット?僕に用事かな?」

箒「うむ、来週からの臨海学校の準備についてシャルロットと話していた」

シャルロット「もし、信二がまだなら一緒に準備しない?」

信二「うん、いいよ。静寐とセシリアはどうする?」

静寐・セシリア『是非!』

信二「わかった。しかし、これだと大所帯だね」

 

最初に声をかけてきた静寐を初め、4人からのお誘いである。これには傍にいた一夏はニヤニヤしていた。

 

一夏「流石にモテる男は違うな~」

信二「そんな事ないよ。一夏だって、鈴とラウラがいるでしょう」

一夏「けど、信二には負けるな」

信二「僕にはもったいないくらいの人達だけどね。こんな僕に好きだと言ってくれたんだ。だから、強くなって皆を守りたいと思っている」

 

決意を新たにしていると、セシリアからこう言われた。

 

セシリア「信二様、それについてはここにいる皆さんが思っていることですわよ」

シャルロット「ボクも、信二の事守るからね!」

箒「うむ、さすが私が見込んだ漢だな」

静寐「箒ちゃん、違うよ。私たち(・・)がでしょ?」

箒「そうだったな」

信二「みんな…ありがとう」

 

思わず目頭が熱くなりそうな言葉だった。

 

初めは、わけも分からず入学したIS学園であったが、皆に出会って、友人が出来、恋人たちも出来た。だからこそ、強くなりたいと思ったのであった。

 

そんな時に、鈴とラウラが現れた。

 

鈴「一夏~ちょっといい?」

ラウラ「嫁よここに居たのか!これは、これは兄上(・・)

 

ラウラもあの事件(VT事件)から信二のことを兄と呼んでいた。

 

理由を聞いてみたところ、同じ境遇にいながら先に生まれ、確固たる信念を持つ信二に憧れを抱いて、「ぜひ、兄上と呼ばせて欲しい!」と言われた。

 

最初は、照れくさかったが千冬から「あいつは、軍という世界しか知らない。外の世界を見せる為にはお前のような存在が必要だ」と、頼まれたのでつい、OKをしてしまった。

 

今では、いい妹として接している。元々一人っ子だった信二にとっても妹を持つ喜びがあるのかもしれない。

 

鈴「それで、一夏と信二は何していたの?」

一夏「ああ、これから臨海学校の準備をしようと思って」

ラウラ「臨海学校?なんだそれは?」

信二「臨海学校ってのは、校外に出て自然に触れながら学習する事かな。しかも海が見える場所でするからとても楽しいよ」

ラウラ「おお!そうなのだな!流石は兄上物知りだな」

信二「アハハ…」

 

ラウラに臨海学校の事を説明した後、ちょうど鈴とラウラも準備をする所だった。

 

その時セシリアが「でしたら『レゾナンス』で買い物したらいかがでしょうか」と言ったので、後日みんなで買い物に行くことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日たった日曜日。それぞれが学園側に外出申請を出し、レゾナンスで買い物をする事になった。先に一夏、信二が学園前の入口で待っていた。

 

信二「おまたせ。一夏早いね」

一夏「おう!そんなに準備かからないからな」

信二は黒のトレーナーに青いポロシャツ、首からクロスのチェーンを下げてジーパンというスタイルだった。右手には黒いチョーカーになっている待機状態のIS【ヤークトティーガー】を身につけている。

 

対する一夏は、白の半袖シャツに黒の短パンツ、右手に白いガレットになっている待機状態のIS【白式】があった。随分と対象的な服装に信二は苦笑いするしかなかった。

 

信二「何だか対象的だね」

一夏「そうか?けど信二のチェーンかっこいいぜ!」

信二「ありがとうね。ところで箒たちは?」

一夏「鈴に聞いたらもう少ししたら着くって言われたな」

信二「女の子達は色々準備がかかるから、仕方ないね」

一夏「そうだよな。お、来たみたいだぞ」

 

『おまたせ~』

 

信二「大丈夫だよ…」

 

向こうから来る6人に信二は声を失って魅入ってしまった。

 

 

静寐は黒のキャスケットを被り、紺のホットパンツ、薄紫色のブラウスを着て現れた。

 

箒に関しては、いつものポニーテールに花簪のアクセサリーを付けて、白のブラウスにピンクのロングスカートと洋風の中に和の心を取り入れた格好となっていた。

 

セシリアは言うまでもなく、白ワンピに青のラインが入った白帽子だった。まるでどこかのお姫様みたいだ。

 

シャルロットは、薄黄色のTシャツに丈の短い水色のパンプス、首には専用機【ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ】の待機状態であるオレンジ色のネックレスがあった。

 

鈴はシャルロット同様Tシャツであったがピンクであり、動きやすいように紫のジャージで現れた。

 

そして、ラウラは何故かIS学園の制服で来た。

 

静寐「おまたせ。待った?」

信二「いや、今来たところだよ」

静寐「うふふ///」

 

まるで恋人同士のやり取りをした、静寐は満足気に笑っておりそれを見ていた他の3人は(完全に出遅れた!)と心の中で思うのであった。

 

一夏「ところで、なんでラウラは制服なんだ?」

シャルロット「ラウラったらこれしか服が無いって言ってね…」

 

同室になったシャルロットが言うと、信二は「しょうがない、ラウラの服も買うか」と言う事になり、急遽ラウラの服も買う事になった。

 

しかし、このままの格好ではまずいと思い、一夏は鈴に余りの服を渡すように言った。(ちなみに、理由を言った一夏は鈴からおおふくビンタを受けたのであった)

 

かくして、7人は当初の目的である、レゾナンスで買い物をするべく学園前からモノレールに乗って向かうであった。モノレールを降りて、レゾナンスに着いた一行は先に水着を買いに、水着ショップの前で別れた。

 

しかし、男性用が1店に対して女性用が9店と改めて女尊男卑の世界が身にしみた。

 

信二「じゃあ、終わったらここに集合ってことでいいね?」

セシリア「それは良いのですが、是非信二様に水着を選んでいただきたいですわ!」

箒「う、うむそうだな///」

シャルロット「信二の好みも知りたいしね」

信二「ええ!」

 

返答に困った信二は、隣にいる一夏を見たが既に鈴とラウラからの要望を受けて選ぶ事にしていた。

 

信二「はぁ~わかったよ。なら、僕の買い物が終わったら選ぶことでいいかな?」

 

『はい(うむ)!』

 

そう言って、4人は水着売り場に行くのであった。そして、信二は水着を選ぶのであった。

 

先に選んでいた一夏は、青のトランクスタイプの水着にしていた。信二もトランクスタイプを探している時に、誰かとぶつかってしまった。

 

信二「あ、すみません!」

???「ああ、大丈夫だよ。こちらこそごめんね」

 

そこには、信二と同じ容姿の人がいた。但し、大きく違っているのは腕の筋肉が凄くまるでボディビルダー並みの鍛え方をしている人だった。

 

どうやらその人も水着を選んでいた時でいた。

 

信二「いえいえ、あなたも水着を選んでいたのですね」

???「ああ、明日みんなでプールに行くことになっていたからね。俺は土門直哉って言う。君は?」

信二「僕は、新田信二と言います」

直哉「信二君だね。失礼だが高校生かな?」

信二「はい!土門さんは?」

直哉「俺か?今年高校を卒業して、今は社会人一年目だ」

信二「そうなんですか」

 

 

「直哉~どこ~?」

 

 

お互い自己紹介が終わった時に外で女の人の声が聞こえた。どうやら直哉を呼んでいるみたいだ。

 

直哉「いけねえ、忘れていた」

信二「行ってあげてください。僕は大丈夫ですから」

直哉「そうかい。すまないね、それじゃあまた」

信二「はい!」

直哉「そうだ、信二君だったかな?一つ年上からのアドバイスだ」

信二「はい?」

直哉「君にとって、大切な人がいるのであれば、身体よりも心を強くすることだ。例え君が窮地に陥った時でも、仲間を信じていれば必ず上手くいく」

信二「直哉さん…はい!ありがとうございます」

直哉「うん、いい返事だ!それじゃあ」

 

 

そう言って、直哉は手前にあった赤色のトランクスタイプを選んでレジに向かって行った。

 

信二も黒のトランクスタイプを選んでレジにかうのであった。我ながら黒色が好きだと思って苦笑いしてしまった。

 

レジに行き会計を済ませて、一夏達と合流した。一夏は鈴とラウラの水着を選び、信二は静寐、箒、セシリア、シャルロットの水着を選ぶことにした。

 

静寐「じゃあ、私からね」

信二「うん」

静寐「こんなのはどう?」

 

静寐が持ってきたのは、水色のビキニタイプであった。髪の毛色と若干似ているからピッタリと思ったのであろう。信二もこの水着でいいと思っていた。

 

信二「うん!いいと思うよ。静寐にピッタリだと思う」

静寐「本当に!じゃあ試着してくるね///」

 

そう言って、水着を持って試着室に入っていた。それを見ていた他の女子たちもこぞって、ビキニタイプの物を物色し始めた。そして、試着室から出てきた。

 

静寐「ど、どうかな?///」

信二「おー綺麗だよ///」

静寐「ホント!ありがとう。じゃあこれにするね」

 

そして、レジに向かった。その後はセシリアは青のビキニでパレオが付いている水着を、シャルロットは黄色に黒のラインが入った水着、そして、箒は白い水着だがとても直視できないくらい大きなおっ〇いが詰まっていた。

 

当の本人も「恥ずかしい///」と言いながらレジに持っていた。セシリアは「あれは凶器ですわ」と言うほどであった。

 

こうして、全員の水着が選び終わって昼食となった。ここでもひと悶着があった。正確には、信二の隣に誰が座るかである。

 

そんな激戦を繰り広げている中で、一夏が「一緒に食べよう」と言い出し、隣で食べ始めたのであった。それを見たヒロインズは恨めしそうな顔をしながら食べるのであった。

 

水着の後はラウラの普段着選びを女子たちが行い、あとは帰るだけとなった。

 

 

信二は、1人トイレに行って帰ろうとした時、事件が起きた。

 

「ちょっとアンタ!」

信二「はい?僕ですか?」

「他に誰がいるのよ」

信二「まぁいませんね」

「そんなのはどうでもいいのよ。ここ直しておいてちょうだい」

 

そう言って、服の陳列を直すように言った。しかし、信二は身に覚えのない事をするつもりはない。

 

信二「申し訳ありませんが、僕はあなたを知らないし、直す義理はありません」

「はぁ!女の私に逆らうの!男のアンタはISも動かせないくせに!」

 

どうやら、この人は女尊男卑の思想を持っている人だった。そこに、別の人が現れた。ネームプレートには「巻紙 礼子(まきがみ れいこ)」と書かれていた。

 

礼子「どうされました?」

「ちょっと聞いてよ!こいつ男の癖に女の私に逆らうのよ」

礼子「そうですか、ちょっと失礼いたしますね」

 

そう言って、茶髪で長髪の礼子は文句を言ってきた女に対して睨み付けて小声で(死にたくなかったら失せろ)と言った。それに恐れをなした女は、青い顔をしながら逃げて行った。

 

そのやり取りを見ていた、信二は何が起こったのか分からずにいた。

 

礼子「申し訳ありませんでした。お怪我はありませんでしたか?」

信二「あ、はい大丈夫です」

礼子「良かったです。あの方は難癖を付けては騒ぎを立てる人でこちらでも困っていた方なので」

信二「はぁ、そうですか」

礼子「つきましては、ささやかながらお礼をしたいと思いますので、どうぞこちらに」

信二「ちょ、ちょっと!」

 

そう言って、信二の腕を引っ張って何処かに連れて行こうとした。必死に抵抗したが掴まれた腕はビクともせず、ただ連れて行かれた。

 

そして、地下の駐車場に来た途端に女の態度が急変した。

 

礼子「ここでいいか…たく普段使わない言葉遣いだと疲れるぜ…」

信二「あの~ここは?」

礼子「乗れ」

信二「へ?」

礼子「いいから黙って乗れ!早くしろ!」

信二「は、はい!!」

 

信二は逆らうのをやめて大人しく車に乗った。そして、車は猛スピードで発進し何処かに向かって行った。行く途中話しかけるのはマズイと思い信二は喋らなかった。

 

 

車は高層ビルに入って行き、礼子の案内の元、最上階の部屋に案内された。そこには、長身で豊かな金髪の美人と、フルフェイスで顔を隠している少女らしき人がいた。

 

礼子「連れて来てやったぜ」

???「ご苦労様」

 

そう言って、礼子はイスに座るなり「あ~疲れた」というのであった。そんな時金髪美人の人が信二に歩み寄って来た。

 

???「初めまして、私はスコール・ミューゼル。亡国機業の日本支部長をしているわ。ほら、オータム、M挨拶しなさい」

礼子「わかったよ。オレは、オータム」

M「Mだ」

信二「僕は新田信二と言います」

スコール「知っているわ。2人目の男性操縦者さん」

 

信二は、3人に対しての警戒心を緩めた。もし悪い人なら、ここに来る前にやられていた可能性がある。それが無いと言うことは少なくても、害はないと思ったのだ。

 

スコール「さて、夕食にしましょうか」

 

そう言って、出てきたのは高級レストランに出来そうな料理であった。

 

オータム「お、飯だ、飯!」

M「口の聞き方に気を付けろ。オータム」

オータム「なんだ!やるか!」

スコール「ケンカしないの!ほら、信二君も食べる?」

信二「いえ、結構です」

スコール「大丈夫よ。毒なんて入っていないから」

信二「でも…」

オータム「いいから、さっさと食えよ!大丈夫だ。殺すつもりは更々ないからな」

信二「どういうことですか?」

M「それは、食べながら話す」

スコール「だから、一緒に食べましよ」

信二「…分かりました」

 

疑っても仕方ないと思い、信二は食卓を共にするのであった。しかし、フルフェイスであるMは食べようとしない。

 

信二「あの~Mさん。マスクあると食べづらくないですか?」

スコール「そうね、Mマスク取ったら」

M「しかし、取ったら驚かないだろうか…」

スコール「大丈夫よ。少なくとも信二君はそんな子じゃあないわ」

M「わかった」

 

そう言って、Mはフルフェイスを取った。そこには、千冬を幼くした子がいた。

 

信二「お、織斑先生!」

M「違う、M改めて織斑マドカと言う」

 

少し驚きつつも、信二は食事を続けた。そして、食べ終わってスコールから話があると言われた。

 

スコール「まずは、謝罪させて欲しいわ」

信二「謝罪ですか?」

スコール「ええ、この度はウチの北米支部がゴーレムを使ってIS学園を襲撃したり、更にドイツのシュバルツァー・レーゲンにVTシステムを埋め込んで暴走させてしまった事についてお詫びをするわ」

 

そう言って、スコールは深々と頭を下げた。信二は慌てて頭をあげる様に言った。

 

信二「あ、あの!頭を上げてください。もう過ぎたことですから」

スコール「ありがとう。優しいのね」

信二「そんな事ありません。しかし、どうして北米支部はそんな事をしたのですか?」

スコール「亡国機業内にも、保守派と過激派の2大派閥があるのよ。今回はその中でも功を焦った過激派の北米支部連中が単独で行ったことよ。当然、他の支部からの非難は強くなったわ」

オータム「それで、日本支部の方針としては、織斑一夏・新田信二には手を出さない事にして陰からサポートすることにした」

マドカ「だから、今日はその顔合わせとして信二をここに連れてきた」

信二「そうだったんですね」

スコール「どうかしら?私達の事信じてもらえたかしら?」

信二「今は信じましょう。但し、変な真似をすればそれなりの事があると思ってください」

スコール「ありがとうね。私達も、織斑千冬や篠ノ之束と戦争をする気はサラサラないわ」

信二「それを聞いて安心しました」

 

その時、信二のスマホに着信があった。相手は箒からだった。出ても良いかスコールに聞いたところ「どうぞ」と言われたので、出ることにした。

 

信二「もしもし」

箒『信二!一体何処にいるんだ!皆心配しているぞ』

 

電話の相手は箒からだった。どうやら、信二がいなくなって探しているらしい。

 

信二「ごめんね、ちょっと気分が悪くなって外に出ているよ。もう大丈夫になった

から、今からでも帰るね」

箒『そうか、どのくらいで戻る?』

 

信二はスコールとオータムに聞いてみた。彼女たちの話しだと、約30分くらいかかるらしい。

 

信二「そうだね。30分くらいで戻るよ」

箒『…わかった。近くになったら連絡してくれ』

信二「わかったよ」

 

そう言って、電話を切った。そこからは怪しまれずに帰る手筈をとって、ホテルを出た。その時スコールからある忠告を受けた。

 

スコール「信二君、大事な話があるわ。どうも、北米支部に合わせて南米支部もきな臭い動きをしているから注意してね」

信二「はい、ご忠告感謝します」

スコール「それと、これは私とオータム、マドカの連絡先よ。受け取って」

信二「ありがとうございます」

オータム「好きな時に連絡してこいよ」

マドカ「また逢う日まで」

 

マドカと握手をして、その場を後にした。そして、オータムに乗せられてレゾナンス前についた。

 

信二「ありがとうございました」

オータム「礼には及ばないよ。それと、敬語はよしてくれ、むずがゆい」

信二「こればっかりは癖なんで…」

オータム「フン!次会うまでに直しておかなかったら、承知しないからな」

 

 

オータム急いで走り去ってしまった。信二は箒達を心配させまいと、急いでレゾナンスに戻って行った。

 

そして、水着ショップの前で集まっていた箒達を発見した。

 

箒「信二!」

信二「ごめんね。うわ!」ダキ!

箒「この馬鹿者!一体どこに行っていたのだ!」

信二「むぐーー!」

箒「どれ程心配していたか。わかっているのか!」

セシリア「箒さん!信二様が窒息死してしまいますわ!」

箒「はい?あー信二、しっかりしろ!」

 

信二は、箒に抱き着かれて息が出来ない状態であった。

 

辛うじてセシリアが気付いたからいいが、もし気付いていなかったら、彼女の胸で窒息死と言う、男冥利に尽きる死に方になっていたであろう。

 

ちなみに、これを見た鈴は「巨乳爆発しろ」と嘆いていた。

 

 

その夜、箒は1人屋上にいた。そして、ある番号を呼び出してコールした。

 

 

とある国の近くにある海上。そこには、光学迷彩機能で隠していたニンジン型の飛行物体がいた。その中には天災篠ノ之束と助手のクロエがいた。千〇桜の着メロがなった瞬間、束は作業を止めてスマホを取り出した。

 

束「やぁやぁ待っていたよ!箒ちゃん!」

箒『姉さん…』

束「うん!うん!皆まで言わなくてもわかっているよ。そろそろ欲しいんでしょ?専用機が?」

箒『!』

 

電話の向こう側で箒が息を飲んだのがわかった。その時束は「大きくなったね箒ちゃん」と思いつつも話しを続けた。

 

束「勿論用意しているよ!最高性能にして規格外!そして、最新にして最強のIS。その名も【紅椿】」

 

こうして、信二の長い一日は終わった。いよいよ来週は臨海学校が始まる。

 




スペシャルゲストとして、自身の連載作品「皆は俺の妹~パンツァー・フォー」より主人公の土門直哉を出しました。

また、亡国機業のメンバーも登場しました。今後彼女たちをどう絡ませていくのかは未定ですが、あの3人の中からヒロイン化するか考えています。

次回からは本格的に臨海学校編がスタートします。

感想・評価・誤字報告お待ちしております。

信二を基に次回作(サクラ大戦)を執筆しようと思いますがどのシリーズにしますか?

  • サクラ大戦
  • サクラ大戦 熱き血潮に
  • サクラ大戦2
  • サクラ大戦3
  • サクラ大戦4
  • サクラ大戦Ⅴ
  • 新サクラ大戦
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