遅くなって申し訳ありません。文化祭2日目になります。
それと今回で彼女達に新たなライバル登場です!
それでは本編どうぞ!
軍服姿で歩く信二の腕にピッタリと寄り添う形でスコールは、信二の教室に向かっていた。途中女子生徒達を一身に受けながら、針の筵状態で教室に着いた。
信二「ここが、僕の教室です」
スコール「へぇ~メイド喫茶なんてやっているのね。それでそんな
信二「はい。僕が接客をするんですよ」
スコール「なら、私も頼もうかしら」
信二「ええ!それは…」
スコール「ふふふ、私これでもあなたのこと気に入っているのよ」
信二「え?」
スコール「あの
信二「スコールさん…ありがとうございます」
スコール「お礼は私をお嫁さんにして欲しいわね」
信二「アハハ…」
信二は苦笑いをするしかなかった。そんなやり取りをしていると、教室からメイド服姿のセシリアが出て来た。どうやら、信二の戻りが遅く感じて探しに行こうとしていたようだ。
セシリア「信二様~ってあれ?」
信二「セシリア?どうしたんだいこんな所で?」
セシリア「どうしたもこうしたも、ありませんわ!信二様ったら全然戻らないので、探しに行こうと思っていたのですよ」
信二「あ~ごめんね。スマホ鞄の中だった」
セシリア「もう、気を付けてくださいまし…」
信二「わかったよ」
スコール「ねぇ信二。この子は?」
信二「この子はセシリア・オルコットさんです。セシリア。この人は「ボーイズ&パンツァー」の社員です」
スコール「スコールと言うわ。よろしくねお嬢ちゃん」
セシリア「…セシリア・オルコットと言います。以後お見知りおきを」
スコール「へ~オルコット家の若き当主様がこの子なのね」
セシリア「な、何ですの!それに、次期オルコット家の当主は信二様ですわよ!」
そんな話し声を聞いて、箒や他の子達も集まり始めた。これ以上集まると収拾がつかなくなると思った信二は、急いでホール仕事に戻った。
そして、お客様として来たスコールに
一通り仕事が帰り、一夏から「偶には1人で回ってこいよ」と言われたので、校内を回ることにした。同行したい
軍服姿からIS学園の制服に着替えた信二は、中央のコンサート広場で行っている野外ライブに向かって行った。
女子生徒達が思い思いの歌を歌っている。それを見た信二は自分も歌ってみたいなと思ってしまった。そんな時近くにいた女子生徒達に羨ましい言葉を聞かれてしまった。
信二「いいなぁ」
「あれ!?新田君!どうしてここに居るの?」
信二「暇を持て余していたんですよ。そしたらここから音楽が聞こえて来たので、来てみたらライブをやっていたので、見に来ました」
「もう~それ先に言っていよ!これだったら、メイクしてくればよかった…」
信二「あの~これって飛び入り参加とか可能ですか?」
「あ~たぶん大丈夫と思うよ。何か歌うの?」
信二「ええ、偶には歌いたいですね」
「なら、私聞いてくるね」
そう言って、女子生徒は関係者みたいな人に連絡して信二が出れるように手配してくれた。バックヤードに連れてこられた信二は、IS学園制服から、黒色のジャケットに白のTシャツ、黒のスキニージーンズ、白のテープハイカットスニーカーを履いて、更には『マウス』のドックタグを首から飾り舞台へと上がった。
『お待たせしました~!IS学園のプリンセス!新田 信二君の登場です!』
ワァァァァ!
信二「うゎ~すご!」
『さぁ飛び入り参加の新田君に一言挨拶してもらいましょう!今の気持ちは?』
信二『えっと…上手く歌えるか分かりませんが、一生懸命歌います』
ワァァァァ!キャーキャー!
『会場のボルテージも最高潮になった所で歌っていただきましょう!曲名は、今話題の曲。YOASOB〇さんで「夜に駆ける」です!』
信二は目を閉じて一度深呼吸した。そして…
「沈むように溶けてゆくように~
二人だけの空が広がる夜に~」
心の底から歌いだした。
そして歌い終わると、割れんばかりの拍手が起こった
ワァァァァ~キャー!カッコイイ~!
信二『ありがとうございました』
『いゃ~いい歌聞かせて貰いましたね。そして、もう一曲あるとの事ですけど?』
信二『ええ、流石に一曲だけだと味気ないと思って…』
ワァァァァ!イイゾ~!アンコール!アンコール!
『会場からもアンコールが出ましたので、もう一曲お願いします』
信二『わかりました!』
そう言って、再びマイクを握りしめタイトルコールをした。
信二『それじゃあ、A〇oさんで…うっせいわ』
「正しさとは 愚かさとは…
それが何か見せつけてやるー!」
先程とうってかわってパンク気味に歌いだす信二に会場の女子生徒達はメロメロになっていくのであった。
歌い終わった信二はステージ裏で主催者側学生達と話していると、メイド服姿の箒が走って来た。
箒「信二。今大丈夫か?」
信二「ああ、大丈夫だよ箒」
「あれ?1組の篠ノ之さん?どうしたのそんな格好して?」
箒「ああ、1組はメイド喫茶なんだ。それよりも信二来てくれ!お客さんが溢れそうで大変だ」
信二「わかったよ。それじゃあまたね」
『はい!ありがとうございました!』
さっきの歌で上機嫌の信二は彼女達と別れの挨拶をしてバックヤードを後にした。それが若干嫌になった箒は急に信二の左腕を組んで更には、恋人つなぎされた。
箒「む~!し、信二!」
ムギュ
信二「ど、どうしたの箒?」
箒「な、なんでもない///」
信二「わかったよ」
そう言って、箒と信二は教室に戻るまでの間恋人つなぎを楽しんだ。
教室に帰って来るとそこは戦場と化していた。一夏はヘトヘトになりながら、ホールをあっちこっち走り回っている。厨房も客を捌くためにフル稼働していた。行列も1時間待ちは当たり前になっている。
一夏「お、おう…しんじ…」
信二「一夏!大丈夫かい?」
一夏「これを…みて…大丈夫だと…思うなら…眼科へ…いけよ…」
信二「わかったよ。後は僕が引き受けるよ」
一夏「ああ…たのだぞ…」
そう言って、信二は一夏から仕事を受けってホールをひたすら駆け回った。サービスを求む客が居れば精一杯サービスし、写真も撮りまっくた。
もちろん待たせている客が居れば謝罪した。そして、明日の優待券を渡して全ての客を捌く事が出来た。
午後は学生達限定でイベントが行われるため、保護者達はここまでとなった。信二は校門に行き、芳江とスコール、オータムを見送った。
芳江「それじゃあ信二。またね」
信二「うん。婆ちゃんも元気でね」
オータム「おう、ばあさんは責任もって送って行くからよ。安心しろよ」
スコール「それじゃあまたね信二君」チュ
そう言って、スコール達は信二の頬にキスをして去っていた。一瞬何をしたか分からなかったので対応が遅れてしまった。
IS学園の講堂に集まった生徒は200人弱。その中で信二と一夏は2人だけと言う特殊な環境にいた。そんな中で残りの女子生徒達からの視線が痛かった。
そんな風に思っていると、壇上に1人の女子生徒が上がってきた。IS学園の生徒会長で「最強」の称号を持つ更識 楯無だ。
楯無「みんな~青春してる~!」
『ワァァァァ~!』
そこには『歓声!』と広げた扇子があった。すると、スクリーンに一夏と信二の姿が映し出された。
楯無「今から、この2人を使ったゲームをするからちょっと待ってね~」
そう言って、楯無は壇上から降りて行った。2人は訳も分からず、どうすればいいのか啞然としていた。
そして、2人の元に生徒会役員である、虚が頭を抱えてやって来た。
虚「申し訳ございません。ウチのお嬢様があんな事を言い出して…」
一夏「大丈夫ですよ。少しだけびっくりしただけですから」
信二「ええ、それで虚さん。僕達は何をすればいいんでしょうか?」
虚「お2人にはこちらに来てもらいます」
そう言って、2人はアリーナの更衣室へとやって来た。そこにあったものは…
再びIS学園の講堂。壇上の楯無はどこか嬉しそうだった。
楯無「さぁ~今日のメインイベント!それはこちら!」
後ろの液晶画面にはこう表示されていた。
『集え!乙女たち!!秘密の鍵を入手するのは誰だ!』
楯無「ルールを説明するわね。さっき言っていた織斑君と新田君にはある秘密を含んだ鍵を持っているわ。それを全力で奪い取って貰うわよ~!」
「あの~会長。その鍵に込められている秘密って何ですか?」
楯無「それはね…なんと!2人の部屋の鍵よ~!」
『…うぉぉぉぉぉぉ!』
一瞬の静寂の後女の子達の声が雄叫びとなった。それもそのはず意中の相手と一緒に居られるからだ。教師達を見ても、千冬は頭を抱えている。真耶とナターシャは目に炎を宿していた。
楯無「さぁ2人に出てきて貰いましょうか!」
そう言って、2人は出てくるのであった。
しかし、そこにはIS学園の制服ではなく一夏は王様が被る様な王冠にマント。そして、ステッキと何処にもいるような王様の格好で出てきた。一方の信二はオールバックにモノクル。黒一色の燕尾服。手袋と一国の王に従う執事長の格好で出てきた。
一夏「俺こんな格好で大丈夫か?」
信二「僕なんてこんな髪形にしたのは初めてだよ…」
楯無『さぁ!
そう言った突端一斉に女の子達が群がって来た。一夏と信二は恐怖のあまり脱兎のごとく逃げ出した。
『鍵をわたせ~!』
一夏「うわ~!」
信二「とりあえず逃げよう一夏!」
2人はアリーナに向かうことにした。しかし、その途中で剣道着姿の箒とチャイナ姿の鈴の2人に出会った。その2人も一夏、信二を見るや否や鍵を奪うために襲い掛かって来た。
一夏「り、鈴!?」
信二「箒!?どうしてここに?」
箒・鈴『鍵を…わたせ~~!』
一夏・信二『うぉ!あぶねー』
アリーナは危険と判断した一夏と信二はそれぞれ別々の方向に行こうとした。一夏は第二アリーナ。信二は第三アリーナに行く作戦だった。その道中で一夏はある事に気づいた。
一夏「そう言えば、この王冠を取ればいいんじゃないか?」
『ピンポンパンポーン!その王冠を無理矢理取ろうとすれば電気ショックが発生して、王様は気絶してしまいます』
一夏「何だよそれ!」
信二「なら、僕はこのモノクルを取ろうとすれば…」
『同様に執事長のモノクルを無理矢理取ろうとすれば電気ショックが発生して、執事長は気絶してしまいます』
信二「僕もダメなんだね…」
一夏「仕方ねぇ。あと何時間あるかわかんねぇけど逃げるか」
信二「そうだね。僕は手筈通り第三アリーナに逃げるよ。それじゃあまたね」
一夏「おう」
~信二side~
執事長の信二は第三アリーナに向かって走っていた。その時、上からの気配に気付いて左に避ける。すると、暴徒鎮圧用のゴム弾が信二の左に当たった。目線を向けると真耶とセシリアが狙撃しているのが見えた。
信二「マジかよ…」
セシリア「信二様!鍵をお渡しくださいません!」
真耶「信二君大人しく鍵を渡しなさい!」
信二は壁つたいに歩いてゴム弾を上手く躱しながら、目的の第三アリーナに着いた。すると、IS【Ⅳ号】を纏った静寐とIS【オーランディ・ブルーム】を纏ったロランがいた。2人とも臨戦態勢万全だった。
信二「ちょっと待って!流石にそれは卑怯だろ!」
静寐・ロラン『問答無用!鍵を渡せ~!』
信二「あ~も!知らないぞ!」
そう言って、信二はIS【マウス】を纏う。そして、覚醒モードで2人と応戦した。
信二「
そう言うと、すぐさまトンファーを装備して静寐とロランを撃退する為に対峙した。静寐が【Ⅳ号】で撃って来るが紙一重の所で躱す。しかし、ロランのシード・ショットを胸部に受けてしまった。
信二「しまった!」
ロラン「
そう言ってロランは「咲きほこれ…!」と囁くと信二は爆発していった。それを見ていた静寐は「流石にやりすぎじゃないの?」と言った。
そして、爆発で発生した煙が晴れると…そこには、無傷の信二が立っていた。
静寐・ロラン『ええー!』
驚愕しているロランと静寐を他所に信二は迎撃態勢を整えていた。そこに覚醒モードの信二が襲い掛かる。
信二『行くぞ!』
静寐「うわぁ~んロランさんのバカー!」
ロラン「こんなはずじゃなかったのに~!」
かくして、ロランと静寐も覚醒モードの信二には敵わなった。信二はそのまま2人を倒し更に進んで行った。
第一アリーナの入り口まで行くとそこにはIS【シルバリオ・ゴスペル】を纏ったナターシャの姿がいた。
信二「ナターシャさん…貴女もですか?」
ナターシャ「いいえ、私は純粋に信二と戦ってみたかっただけよ。
すると、【シルバリオ・ゴスペル】のユニットが羽の様に展開された。信二は思った。(この人は本気の戦いを望んでいる)と。ならば、全力で相手をしようと…
信二「分かりました。
ナターシャ「ええ、
そう言って、信二は二度目の覚醒モードに入った。この状態になるのは初めてだ。最悪自我を忘れるかもしれない…そうなったらいよいよ僕も終わりだと思いながらも覚醒モードに入るのであった。
信二「
そう言うと、すぐさまトンファーを装備して
ナターシャ(なんて速さなの…この私に追いつくなんて)
信二(……)
ナターシャ(いいわ…それなら、これでどうよ!)
するとナターシャは《銀の鐘シルバー・ベル》を打ち出してきた。大型スラスターと広域射撃武器を融合させた新型システムで36の砲口をもつウィングスラスターでどんな敵でも撃退出来る。
だが、信二はそれらを全てトンファーで捌いて見せた。
ナターシャ「噓でしょ!」
信二『……』
ナターシャ「ならこれならどうかしら!!」
そう言って、
ナターシャ『これで互角になった感じかしら…それじゃあ行くわよ!』
信二『コイ!』
そう言うと、エネルギーの翼から弾丸のように撃ち出して来た。流石の信二も全て避けきる事は出来ずいくつか被弾してしまう。
それでも近づくことをやめない信二に対してナターシャは恐怖を感じていた。
ナターシャ『噓!まだ来るの!なら、こちら行くわよ!』
信二『グルル…ウォォォォォォ!』
最早狼の咆哮に近い声を上げて信二もナターシャに向かうのであった。そして、互いに交差する瞬間勝負が決した。
ズガガガーン!
『信二!』
その音を聞き箒やセシリア、他のメンバーも集まって来た。
ナターシャ・信二『……』
一瞬の静寂の後先に倒れたのは……信二だった。倒れたのと同時にIS【マウス】は強制解除されモノクルをかけた執事長の姿になった。
信二「……」
ドサ!
ナターシャ「ハァハァ…私の勝ちの…ようね…しん…じ」
ドサ!
その数秒後にナターシャも同様に倒れてIS【シルバリオ・ゴスペル】が強制解除された。たまらず彼女たちはナターシャ、信二の両方に駆け寄って行った。
箒「ナターシャさん大丈夫ですか?」
セシリア「お怪我はございませんか?」
ナターシャ「ええ、大丈夫よ。それよりもシンジが…」
信二の方にはヴィシュヌとロランが向かっていた。
ヴィシュヌ「大丈夫ですか信二!」
ロラン「しっかりしろ!信二!」
ポロ。その時、モノクルが外れたのでそれをヴィシュヌとロランが咄嗟に取ってしまった。
ヴィシュヌ・ロラン『あ!』
『新田信二君のモノクル反応ロストを確認!おめでとう!ロランちゃん!ヴィシュヌちゃん!新田君の部屋の権利を獲得したよ~!』
『ええええええ!』
皆驚いていたが元々このイベント自体一夏と信二の部屋の鍵を取り合うイベントだったのを今の今まで忘れていた。
しかし、勝利は勝利。ヴィシュヌとロランはあえて信二の部屋の鍵を手に入れた。だが、喜びもつかの間。信二が一向に動かないのであった。いつもならケロっとして起き上がるのだが一向に動かない。
静寐「大変だよ!信二君、息してない!」
『え!?』
静寐「信二君しっかりして!信二君!!」
必死の静寐の呼び掛けに答えることなく、信二は目覚める事はなかった…
さて、覚醒モードを2回使った信二君。果たしてどうなるのでしょうか!
感想・評価・誤字報告・お気に入り登録よろしくお願いします!
信二を基に次回作(サクラ大戦)を執筆しようと思いますがどのシリーズにしますか?
-
サクラ大戦
-
サクラ大戦 熱き血潮に
-
サクラ大戦2
-
サクラ大戦3
-
サクラ大戦4
-
サクラ大戦Ⅴ
-
新サクラ大戦