2021年はお世話になりました。2022年もゆる~く進めていくので何卒宜しくお願い致します。
それでは本編どうぞ!
文化祭で行われた一夏と信二の部屋の鍵を取り合うイベントから一転、ここはIS学園の保健室。そこには、未だ意識不明のまま寝ている信二とそれを取り巻く彼女たちでいっぱいになっていた。
信二が倒れて早4日が経とうとしていた。それでも彼女たちは目覚める事を信じて、頑なに信二の傍を離れようとしなかった。
箒「信二…」
静寐「信二君…」
セシリア「信二様…」
シャルロット「ねぇ信二…起きてよ」
ロラン「信二…早く目覚めてくれ」
ヴィシュヌ「信二…目を覚ましてください」
ナターシャ「信二…ごめんなさい。私が無茶な事をしたばかりに」
真耶「ナターシャさんのせいではありませんよ」
ナターシャ「でも、これで信二が目覚めなかったら」
真耶「大丈夫です。信二君は…私達の彼氏はそんな軟な方じゃあありませんよ」
ナターシャ「真耶…強いのね。アナタ」
真耶「そんなことありませんよ。気丈にしておかなければ泣き崩れてしまいそうなんですから…」
そう言って、真耶は両手をギュっと握るのであった。それを察したナターシャは彼女が一番慕っていると悟ったのだ。
ナターシャ(信二…貴方はこんなにも慕われているのよ。だから、必ず戻ってきなさい)
一方、とある国の上空で『吾輩は猫である号』にいる束はある作業に没頭していた。ろくに睡眠をとらず目の下に隈が出来る程だった。
そして、5日目の朝。突然IS学園中に警報音が鳴り響いた。
『緊急警報発令~!緊急警報発令~!正体不明の物体がIS学園に接近中。繰り返す。正体不明の物体がIS学園に接近中。直ちに専用機持ちは迎撃に当たれ!』
千冬「ちぃ!この忙しい時になんだ!」
一夏「千冬姉!俺も出るよ」
千冬「ダメだ。お前は残ってクラスメイト達の避難誘導をしろ」
一夏「けど、信二がいない今どうやって皆を守れっていうんだよ」
千冬「お前と新田は世界で唯一の男性操縦者だ。失う訳にはいかないんだ」
一夏「…っく」
千冬「安心しろ。その力は次の機会にでも取っておけ」
一夏「…わかったよ」
一夏は悔しそうになりながらも、クラスメイト達の避難誘導をするのであった。そして、専用機持ち達は正体不明の物体に向かって行くのであった。
肉眼で確認できる距離まで近づくと正体不明の物体は円形の物体である事が分かった。
クロエ「束様、
束「大丈夫~大丈夫~!それにしてもいっぱい出て来たね」
クロエ「はい、箒様を始め他の皆様も続いています」
束「それじゃあ、始めようか。シンちゃん救出作戦を!」
専用機持ちはそれぞれの専用機に乗り、正体不明の物体へと一気に飛翔して行った。
箒は【紅椿】、セシリアは【ブルー・ティアーズ】、静寐は【Ⅳ号戦車H型】、シャルロットは【ラファール・リバイブカスタムⅡ】、ロランは【オーランディ・ブルーム】、ヴィシュヌは【ドゥルガー・シン】、真耶は教師用に改良された【ラファール・リヴァイヴ・スペシャル】、そして、ナターシャは【シルバリオ・ゴスペル】と一国のパワーバランスが狂ってしまう程の過剰戦力で向かって行った。
箒「こんな忙しい時に!」
セシリア「ですが、なぜこのタイミングで来たのでしょうか?」
シャルロット「兎に角、これ以上IS学園に近づけさせないようにしないと」
静寐「そうだよね。行こうみんな!」
『了解!』
セシリアと静寐は遠距離攻撃。シャルロットと真耶、ロランは中距離攻撃。ヴィシュヌ、ナターシャ、箒は近距離攻撃を行う。
後詰めとして鈴とラウラはIS学園に待機となった。
千冬『全員聞こえるか。今回の作戦はあくまでもIS学園に近づけさせない事が重要だ。最悪の場合回収は無理だとしても撃破しても構わん。全員生きて帰ることだ。いいな!』
『了解』
千冬『それと、正体不明の物体は今後「エミネータ1」と総称する。では、作戦開始!』
セシリア・静寐『先手必勝!(ですわ~!)』
ブルー・ティアーズのスターライトmkⅢとⅣ号戦車H型の背中に搭載されているレールカノンが火を噴いた。これで撃破したと思ったがエミネータ1には傷1つ付いていなかった。
セシリア「そんなバカな!」
静寐「撃破したと思ったのに~!」
シャルロット、ロラン、真耶、ナターシャはそれぞれの武器でエミネータ1に攻撃を行うのであった。
『いっけ~!』
ドガーーン!
ロラン「やったか?」
しかし、4人の全力をもってしてもエミネータ1に傷が付くことはなかった。4人が驚いている中エミネータ1は高速で箒とヴィシュヌの下に向かって行くのであった。
シャルロット「しまった!箒、ヴィシュヌそっちに向かったよ!注意してね!」
箒『了解した』
ヴィシュヌ『了解しました』
IS学園の正門前。そこには、【紅椿】と【ドゥルガー・シン】を展開している箒とヴィシュヌの姿があった。2人共それぞれ
そして、肉眼まで接近した時に同時に攻撃をするのであった。
箒・ヴィシュヌ『セイヤーー!』
雨月は刺突攻撃の際にレーザーを放出し、空裂は斬撃そのものをエネルギー刃として放出した、クラスター・ボウからはエネルギー状の矢が複数本、放射状に広がった。それだけでなく箒とヴィシュヌは近距離まで接近し、切りつけたり殴り合いを行った。
箒「ハァー!セイ!ヤー!」
ヴィシュヌ「フン!セイ!」
そして、徐々にであはあるが、エミネータ1に傷が付き始めた。やがてエミネータ1は煙を上げて動かなくなった。
箒・ヴィシュヌ『これで終わりだーー!』
ドガーーン!
箒「やったか?」
ヴィシュヌ「いえ、まだ油断はできません」
「…」
そこに、セシリア達が帰還してきた。箒とヴィシュヌは恐る恐る近づいていくと、エミネータ1は大きな音を立てて割れ始めたのであった。
すると、中から束の声が聞こえてきたのであった。
セシリア「やりましたの?」
静寐「どうだろう?けど、止まっているよね?」
ロラン「にしても、かなりの強敵だった」
シャルロット「そうだよね。もう、あんな事をするのはごめんだよ」
真耶「私ももう一度鍛え直さないといけないですね」
ナターシャ「あら?それなら、お供するわよ」
箒「ハァハァ…これで」
ヴィシュヌ「終わりましたよね?」
プシュー!
『!?』
束『おめでとう~!よく、この物体を止めたね!』
『束博士?』
箒「姉さん!?どうして、姉さんの声が…」
束『それはね、この装置でシンちゃんを助けてほしいんだ』
そう言って、エミネータ1が展開して球体からホテルのベット状態になった。すると、束とクロエも出てきてこの装置について、説明してきた。
束「オッスオッス!束博士だよ!みんな元気だった?」
クロエ「お久しぶりです皆様。クロエ・クロニクルです。お元気そうで何よりです」
千冬「束、クロエか…これは一体どういうことか?」
束「んとね。シンちゃんの状況なんだけど、
そう言った時にナターシの顔が強張った。自分が全力で戦いたいと言ったのが気に病んでいるのであろう。
束「それで今のシンちゃんの意識は精神世界に捕らえられているんだ。それを助けるのが、この装置『ユメサメール』なんだよ」
千冬「つまり、その装置を使って新田の精神世界に入って、こちらに呼び戻すということか?」
束「大体合ってるね。けど、ただ連れ戻すだけじゃあダメだよ。シンちゃんがこっちに来たいと思わないとダメだからね」
千冬「ふむ、ならここは担任であるわた『ちょっと待ってください!』うむ?」
『その役目!私達にやらせてください!』
そう言って来たのは、信二の彼女達であった。彼女達は先の戦闘の疲れも見せずに、行く気満々だった。
千冬「お前達…正気か?戻ってこれる可能性はないんだぞ」
箒「分かっています」
ナターシャ「それに、これは私の責任でもあるわ。チフユ」
真耶「私も同じです。信二君を止めれなかった私にも責任はあります」
セシリア「こればかりは織斑先生と言えど止められませんわ」
シャルロット「それについては、セシリアに賛成だね」
静寐「うん。私も同じ気持ちかな」
ロラン「早く信二には帰ってもらって、一緒に住む準備をしなければな」
ヴィシュヌ「それについては同感です」
千冬「皆…わかった。それなら、私からは何も言わん。必ず新田を連れ戻して来いよ」
『わかりました(ですわ)!』
束「そう、そう!向こう世界に行ったらサポート役がいると思うから、頼るといいよ~!私は現地で調整しないといけないから頑張ってね!」
そう言って、信二と全員ベットに寝てバイザーを被った。すると、意識が遠のいていくのであった…
~箒side~
気がつくと私は道着姿になっていた。そして、目の前には私と同じ黒髪ではつらつとした女の人がいた。違うと言えば、着ている服が昔の人が着ている様な格好だった。
箒「ここは…信二の精神世界なのか?」
??「いかにもその通りであります!」
箒「うん?貴女は?」
絹代「はっ!申し遅れました!私、知波単学園戦車道チーム隊長西 絹代と申します!以後お見知りおきを!」
箒「私はIS学園1年1組篠ノ之 箒だ。よろしく頼む」
絹代「IS学園?それはどんな学校ですか?それよりも、貴女は篠ノ之さんですね!私の事は絹代と呼んでください!」
箒「では、私の事は箒と呼んでくれ。それと、見たところ同い年だから敬語は不要だ」
絹代「はい!ですが、これは私の性分なので直すのは難しいかと…しかし、私と箒さんは同期の桜!ここで会ったのは何かの縁!いざ!突撃しましょう!」
箒「待て、待て!何処に突撃するというのだ…全く」
絹代「それよりも箒さんは、どうしてここに?何だか訳ありの様ですが」
箒「実はな…」
私は絹代にここまで来る経緯を話した。すると、彼女も一緒に行こうと言い出したのだ。
箒「…という事があってな」
絹代「なるほど…わかりました!では、一緒にその信二さん?と言う人に向かって吶喊致しましょう!」
箒「待て、待て!さっきも言っただろう!何処に向かえばいいのかわからんと」
絹代「大丈夫です!吶喊すればいずれたどり着きますから!」
箒「…まぁ、今らここに居ても仕方ないか。では、行くとしようか」
絹代「ええ!いざ、吶喊!」
こんな感じで彼女と知り合ってしまった。これからどうしたらいいものか…
~箒side out~
~静寐side~
束博士から渡されたバイザーを付けて意識が戻ると、IS学園じゃない制服姿だった。白地に緑色のスカート。黒いセーラー服用三角スカーフを着ていた。
静寐「あれ?この格好IS学園の制服じゃない。何で?」
??「それは、この世界で着る服ですよ」
そこには、私と同じ格好の女の子がいた。黒いロングヘアにきりっとした目。そして、右側にチョコンと伸びている可愛い寝癖?のある子だった。
静寐「貴女は?」
??「初めまして。私は五十鈴 華と申します。大洗女子学園で戦車道をしております。以後お見知りおきを」
静寐「は、初めまして!IS学園1年1組鷹月 静寐と言います。よ、よろしくお願いします!」
華「うふふ、そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ。鷹月さんですね。私の事は華と呼んでください」
静寐「そんな、苗字なんて他人行儀ですよ。私の事は静寐と呼んでください。華さん」
華「でしたら。さん付けは不要です。よろしくお願いしますね」
静寐「はい!」
華「では、静寐さんはどうしてここに?」
静寐「実は…」
私は華さんにありのままの事を話した。その間華さんは変な顔をせずに、キチンと聞いてくれた。そして、私と一緒に行って手伝ってくれるといった。
静寐「…という事があったんです」
華「まぁ、それじゃあ、信二さんは今も目覚めず仕舞いと言うことですね?」
静寐「ええ、だから心配で…」
華「静寐さん…でしたら、私もお供します」
静寐「いえいえ、華さんには悪いですよ」
華「『袖振り合うも多生の縁』と言います。私と静寐さんが出会うのはもしかしたら決まって居たのかもしれませんね。ですから、お手伝いをさせてください」
静寐「華さん…わかりました。よろしくお願いします!」
華「はい。不束者ですが、よろしくお願いします」
こうして、私は華さんと一緒に行動する事になりました。
~静寐side out~
~セシリアside~
セシリア「これは…ダージリンの香り?」
??「如何にもそうですわ」
そこには、金髪にショートカット。私と同じ青いセーターに、黒タイツを履いており、優雅に紅茶を嗜んでいる人がいらっしゃいました。
セシリア「貴女は?」
ダージリン「
セシリア「ご丁寧にありがとうございます。私はIS学園1年1組セシリア・オルコットと申しますわ。以後お見知りおきを」
ダージリン「IS学園?聞かない名前ですわね」
セシリア「そうでしたか…」
ダージリン「それよりも、貴女訳ありの様ですわね」
セシリア「実は…」
私はこれまでの話しについてダージリンさんに話しました。すると、ダージリンさんはあるアドバイスを頂きました。
セシリア「…と言う訳なのですわ」
ダージリン「…」
セシリア「ですから、ダージリンさん。どうか、私と一緒に信二様を助けて下さいませんか?」
ダージリン「こんな言葉をご存知?『助けを求めることは恥ずかしいことじゃない』」
セシリア「はい?」
ダージリン「とあるアイドルの言葉なのですが、助けてと言う人がいれば、手を差し伸べる。それこそが真実の人助けだと私は思うのです。ですから、あなたからの人助けお受けいたしますわ」
セシリア「ダージリンさん…ありがとうございますわ」
ダージリン「フフ、それにしてもこんな素敵な方から助けを求められるなんて、さぞかしその信二さんと言う方の事をお慕いしているのですね?」
セシリア「え!?ま、まぁ…はい///」
ダージリン「フフフ、それであればもう1つ良い格言がありますわ『イギリス人は恋愛と戦争では手段を選ばない』と言うのを」
セシリア「ええ、知っていますわ。私もイギリスの貴族出身ですから」
ダージリン「まぁ、怖いですわね」
セシリア・ダージリン『ウフフ』
こうして、ダージリンさんと一緒に信二様の救出へと向かうのでした。
~セシリアside out~
~シャルロットside~
僕が目を覚めると、ケーキを食べながら紅茶を飲んでいる人がいた。その人は偉そうな態度で返事をしていた。
シャルロット「う~ん…ここは?」
??「あら、目覚めたのね」
シャルロット「あの?ここは何処ですか?」
??「人に物を尋ねる時はまず、自分から名乗るのではなくて?」
シャルロット「ごめんなさい。僕はIS学園1年1組シャルロット・デュノアと言います」
マリー「IS学園?知らない名前ね…私はBC自由学園戦車道隊長のマリーといいうわ」
シャルロット「マリーさん…ここは何処なんですか?」
マリー「知らないわ」
シャルロット「え?」
マリー「私もここに今しがた呼ばれたんだもん。知るはずないでしょう」
シャルロット「そ、そうなんだ…あははは…はぁ、どうしよう」
マリー「…何か困りごとなのかしら?」
シャルロット「実は…」
そう言って、僕はマリーさんにこれまでの経緯を話し始めた。最初は疑問だったマリーさんも最後には呆れ顔になっていた。
シャルロット「…って言うことがあったんだ」
マリー「はぁ、その信二って言う人、バカじゃないの?」
シャルロット「ば、バカって!そんなこと」
マリー「ここまで彼女に心配させるような男はバカと相場が決まっているのよ」
シャルロット「アハハ…結構ハッキリと言うんだね」
マリー「それで?貴女はどうしたいのかしら?」
シャルロット「僕は…信二には、戻って来てほしい。そして、また楽しい日々を過ごしたい///」
マリー「それなら、答えは出ているんじゃなくて?」
シャルロット「そうだよね。…僕行くよ。マリーさん話しを聞いてくれてありがとう」
マリー「…待ちなさい。私も付いて行くわ」
シャルロット「え?」
マリー「話しを聞いていたら、その男の事を殴らずにいられないわ」
シャルロット「なんで!?」
マリー「だってそうでしょ?貴女みたいな人をほっておいて、目覚めずじまいだもの。1発殴らないと気が済まないわよ」
シャルロット「マリーさん…」
マリー「ほら、行くわよ」
シャルロット「は、はい!」
こうして、マリーさんと一緒に信二を助ける為に出かけるのであった。待っててね信二!
~シャルロットside out~
~ロランside~
僕が目覚めると、ガムを嚙んでいる女の子がいた。この子が、篠ノ之博士が言っていたサポート役なのだろう。
ロラン「やぁ、初めまして子猫ちゃん。私はIS学園1年3組ロランツィーネ・ローランディフィルネィ。君の名は?」
??「IS学園?聞かない学校だね。それに、子猫ちゃんって…アタシはそんなガラじゃないんだけどね。アタシはサンダース大学付属高校で戦車道をやっているナオミだ。よろしく」
そう言って、彼女…ナオミさんは手を出してきた。握手をして分かった事は彼女の手は女の子にしては、ゴツゴツしていることだった。
ロラン「戦車道?それは、どんな事なんだい?」
ナオミ「戦車道を知らないのか…まぁいいや。戦車道って言うのは乙女の嗜みの一つとして、戦車を使った武道なんだ。だから、各地で独自の車種を使って競っているんだ」
ロラン「なるほど。それにしても戦車を使うとなるとかなり物騒な物なのかい?」
ナオミ「そんなことない。車体には特殊なカーボン素材を使っているからね。搭乗者が死ぬことなんてないんだ」
ロラン「なるほどね。僕らのISに搭載されている「絶対防御」みたいなものなんだね」
ナオミ「まぁその『絶対防御』がどんな者なのか知らないけどね。それよりも、ここに来たって事は訳ありなんだね」
ロラン「実は…」
僕はここに来るまでの事をナオミさんに話した。彼女は変な顔を一つせず聞いてくれた。そして、聞き終わった後で一緒に探しに行こうと提案してくれた。
ロラン「…という事があったんだ」
ナオミ「なるほどね。しかし、ロランさんも健気だね。さながら惚れた弱みってかな?」
ロラン「まぁ…そうなるかな///それに、さん付けはやめてくれ。むずがゆい」
ナオミ「なら、アタシにも敬語はやめてくれ。見たところ年下のようだしね」
ロラン「なら、ナオミ。僕と一緒に信二を助けてくれないか?」
ナオミ「
こうして、僕とナオミは信二を助ける為に歩き出したのだった。
~ロランside out~
~ヴィシュヌside~
私が目を覚めると、1人の女の子がいました。服の上からでも分かるくらいの大きい胸を惜しげもなく見せびらかしながら、近づいて来るのでした。
ヴィシュヌ「う、うぅん…ここは?」
??「気が付いた?良かった~!起きてくれて」
ヴィシュヌ「貴女はいったい誰ですか?」
エル「アタシは青師団高校戦車道隊長のエルって言うんだ。貴女は?」
ヴィシュヌ「私はIS学園1年3組ヴィシュヌ・イサ・ギャラクシーと申します。それでエルさんは」
エル「あ~アタシの事はエルでいいよ」
ヴィシュヌ「それであれば私の事はヴィシュヌと呼んでください」
エル「わかったわ。それでヴィシュヌはどうしてここに来たの?」
ヴィシュヌ「実は…」
私はここに来るまでの経緯について簡単に話しました。すると、エルは涙ながらに話してくれたのです。
ヴィシュヌ「…という事があったんです」
エル「う…ひっぐ!いい話だ~!」
ヴィシュヌ「え、エル?どうしたんですか」
エル「だってそうでしょ!惚れた人のためにそこまでするって!よっぽどの覚悟がないと出来ないよ」
ヴィシュヌ「そうでしょうか?IS学園にいたら日常茶飯事な事なので…」
エル「物騒なところなのねIS学園って…」
ヴィシュヌ「お時間をいただきました。私はこれで…」
エル「ちょいまち!その話しアタシにも手伝わせてよ」
ヴィシュヌ「ですが…」
エル「ヴィシュヌが大変なのはわかったからね。それに、アタシもその信二って子に興味が湧いてきたんだよね」
ヴィシュヌ「…言っておきますが、信二は渡しませんよ」
エル「あら?これだから彼氏持ちは余裕があるわね。いいわ、私が彼を魅了してあげるわよ」
ヴィシュヌ「無駄だと思いますよ」
そう言いながら付いてくるエル。何だか姉がいたらこんな感じになるのでしょうか。そう思いながら信二を探しに向かうのでした。
~ヴィシュヌside out~
~真耶 side~
私が目覚めるとそこには、長い黒髪をして冷たい目をしていた。女の子がたっていました。
真耶「あの~」
??「…」
真耶「あの~ちょっと聞きたいことがあるんですけど」
??「…なんです?」
真耶「あ、やっと反応してくれた。ここって何処でしょうか?」
??「…ここは、あの世とこの世の狭間です」
真耶「うそ!私死んじゃったんですか!?」
??「うそです」
真耶「へ?」
??「冗談をいえと同志カチューシャからそう言われました」
真耶「あ…そうなんですか」
ノンナ「改めまして。私はプラウダ高校戦車道のノンナと言います」
真耶「私はIS学園で教師をやっています山田真耶と言います」
ノンナ「IS学園…聞かない学校ですね。それでここに来たのには理由があるのでは?」
真耶「そうなのです。実は…」
私はここに来るまでの経緯を話しました。するとノンナさんは信二君の救出について快く快諾してくれました。
真耶「…と言う事があったんです」
ノンナ「そうですか。少しだけ待ってください」
真耶「?」
※ここからはロシア語になったつもりで聞いてください
ノンナ『もしもし、同志クラーラですか?…はい。…そうです、今手に負えない事案が発生したので一次的ではありますが、カチューシャの世話をお願いします。…そうです。3時のおやつは紅茶とピロシキをお願いします。では』
真耶「どうしたんですか?」
ノンナ「いえ、問題ありません。では行きましょう。同志マヤ」
そう言って、ノンナさんは先に向かうので、私は慌てて付いて行くのでした。
~真耶side out~
~ナターシャside~
私が目を覚ますと私そっくりのナイスバディの持ち主がいた。その子は私を見ると、にかっと笑って話しかけてきた。
ナターシャ「ここはどこかしら?」
??「ハァ~イ!目が覚めたかしら?」
ナターシャ「貴女は?」
ケイ「アタシはサンダース大学付属高校で戦車道をやっているケイよ。よろしくね♪」
ナターシャ「初めまして。私はIS学園で教師をしているナターシャ・ファイルスよ。気軽にナターシって呼んでね」
ケイ「お~け~!それでナターシャはどうしてここにいるの?」
ナターシャ「…実はね」
そう言って、ここに来るまでの事を話したわ。ケイは笑わずに最後まで聞いてれた。そして、私の旅に同行すると言い出したわ。
ケイ「なるほどね。恋人の為にここまで来たってわけね」
ナターシャ「ええ、けど何処に行けばいいかわからなくて…ダメね私…」
ケイ「
ナターシャ「バトルに熱くなって彼の状況を把握していなかった。それに、己の欲望欲しさに危険な目に合わせてしまった。第一生徒である彼に手を出してしまったのが、一番の罪かもしれないわね」
ケイ「…」
ナターシャ「大人である私が我慢すればいいのにね」
ケイ「…彼は嫌な顔していた?」
ナターシャ「え?」
ケイ「私が彼の立場なら、嫌な顔せず堂々と戦うかもしれないわね。もちろんフェアプレーの精神を忘れずにね」
ナターシャ「…ケイ」
ケイ「私は彼じゃないわ。けど、一つだけ言えることは…彼は心の底から貴女を愛していると思うわ。だってそうでしょ?そうでもしなきゃ、教師と生徒の禁断の恋なんてやらないわよ」
ナターシャ「そうかしら?」
ケイ「ええ、そうでしょうね。いい機会だわ。彼に聞いて見るといいかもしれないわね♪」
ナターシャ「確かにそうね…ありがとうね。ケイ」
ケイ「そうと決まれば、善は急げと言いうわ!早速彼に会いに行きましょう!」
ナターシャ「ええ!待ってなさいよシンジ~!」
ケイ「ねぇねぇ良かったらそのシンジって子紹介してよ~!」
ナターシャ「え~こればかりはケイでもダメよ」
ケイ「あっそ。なら、私の実力で落として見せようかしらw」
ナターシャ「ちょっと待ってよ~!」
こうして、シンジに私の事を聞くために、旅が始まったのであった。
久しぶりの投稿で9000字超えてしまった…反省はしています!
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誤字報告お待ちしております。
信二を基に次回作(サクラ大戦)を執筆しようと思いますがどのシリーズにしますか?
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