サブタイトルにある通り、セシリアの登場回です。
それでは本編へどうぞ!
2時間目はISの基礎的な用語説明であった。事前に教科書を読んでいた信二はある程度は付いていた。しかし、全く付いていけていない人がいた。教室の中央で頭を抱えている一夏であった。そんな一夏を見ていた真耶は何でも聞くように言うのであった。
真耶「織斑君?どこか分からないところとかありますか?何時でも聞いてくださいね!何せ私は先生ですから!」
一夏「先生…」
真耶「はい!」
一夏「ほとんど、全部わかりません…」
『ズゴゴゴ!』
本日2度目のズッコケである。
真耶「全部ですか?他にわからない人はいませんか?新田君は大丈夫ですか?」
信二「はい。勉強してきたので…」
千冬「織斑、事前に渡していた教科書はどうした?」
一夏「あの厚い本ですか?」
千冬「そうだ、必読と書いてあったはずだぞ」
一夏「古い電話帳だと思って捨ててしまいました」
「スパーン!」本日何度目かの出席簿アタックが炸裂した。
千冬「再発行するから、1週間で覚えろ!」
一夏「けど、あの量は「いいな!」…はい、わかりました」
千冬「新田、あとで織斑に教えてやれ」
信二「は、はい!」
そんな感じで、授業が進んでいった。その授業後に一夏が話しかけてきた。
一夏「全く、あの出席簿に参ったよ」
信二「それは、織斑君が悪いよ。中身を確認しないまま、捨てるんだもん」
一夏「うっ!そう言われると痛いな…」
そんな風に談笑していると、先ほどの金髪縦ロールの女子生徒が近づいてきた。セシリア・オルコットである。
セシリア「また会いましたね!」
信二「あ、どうも」
一夏「信二知り合いか?」
信二「うん、ちょっとね…」
セシリア「まぁ!先程の会話程度で知り合い扱いとは!これだから庶民で男は…」
一夏「ちょっと待ってくれ?」
セシリア「なんでしょうか?まぁ貴族である私は下々の願いをきいてもいいでしょう」
一夏「…あんた誰だ?」
『ズル!』
これには、周りの女子や信二も滑った。もちろんセシリアも…
一夏「?」
セシリア「あ、あなたね!私を知らないのですか!セシリア・オルコットを!イギリス代表候補生を!入試主席の!」
一夏「そうか、あともう一ついいか?」
セシリア「…なんでしょうか」
一夏「……代表候補生ってなんだ?」
『ズガーン!』
3回目である。流石に信二やセシリアは耐えたが、やはり周りの女子生徒はコケた。
セシリア「…日本の男性ってバカ、ばかりなのですか」
信二「あははは…そんなことないと思うけどね。織斑君、候補生ってどんなイメージがある?」
一夏「代表候補生ってそりゃあ国の代表になる為の候補の人って感じだろ?」
信二「そうだね。ついでに言うとその人には国或いは企業からそれ専用の機体、いわゆる専用機を受けてはずだよ。オルコットさんの場合はイギリスから貰っているんじゃあないかな?」
セシリア「その通りですわ!あなた見る目がありますね。私の専用執事に差し上げてもよろしくてよ」
信二「…ご遠慮します」
そう言って、指をさしてきたが信二はやんわりと断った。
セシリア「ですので!私はエリートなのですわ!もちろん、適正試験で教官を倒したことがありますのでね!」
一夏「そうなのか?俺も倒したぞ」
セシリア「な!私だけと思っていましたが…」
一夏「女子だけってオチじゃあないのか?だけど俺の場合、向こうが飛んできて避けたら勝手に壁にぶつかったから、俺のは何もしていないがな」
確かに教官を倒したがそれを面白くないと思ったのはセシリアであった。
セシリア「ムキー!」
勝手に言って、自爆したセシリアであった。そして、ちょうど予鈴終わりの合図が鳴った。次は鬼教官の千冬の授業である。流石に
3時間目はISの実践的な動きや兵装についての授業だった。
千冬「始まる前に言っておく。皆ISをファッションやスポーツ目的として運用していると思っているのであれば、今すぐ出てい行ってもらう。ISは一歩間違えれば兵器にもなる!」
千冬の言ったことは大きかった。確かにスポーツにビーム兵器や実弾などを用いるわけがない。しかし、ISには
但し、ISの絶対防御も完璧じゃない。SEを突破する攻撃力があれば、本体にダメージを貫通させられる。だからこそ、正しく運用しなければならない。千冬はそれを教えたかったのだ。
千冬「なに、正しく運用することを教えるために我々がいるのだから」
そう言って授業を再開するのであった。そして、授業が終盤になってきた時何かを思い出したように千冬から提案があった。
千冬「そう言えば今度、ウチの『クラス代表』を決める。クラス代表とは、そのままの意味で生徒会の会議や委員会への出席やその他諸々を決定する時に必要な奴だ。決まれば一年は変更なしだからな。
自薦、他薦は問わない。誰かいないか?」
その時1人の子が手を挙げた。
「はい!織斑君を推薦します!」
「わたしも~!」
「賛成!」
一夏「ええ!俺かよ!」
千冬「他にいないか?なら織斑で決定になるぞ?」
一夏「ちょっと待ってよ!俺はやりたくないぞ!」
千冬「諦めろ、自薦、他薦は問わないと言いたはずだ」
一夏「まじかよ!なら俺は信二を指名する!」
信二「ええ!」
こんな風に驚いているが別段いやではなかった。確かに裏方仕事は好きな部類に入るが、ここには男子が2人しかいないため、自然と目立ってしまう。信二はそれが嫌だった。
千冬「なら、新田と織斑のクラス投票になるがいいか?」
信二「ちょっと待って「お待ちになってください!!」うん?」
信二が反対意見を言おうとした時に、待った!の声を出した人がいた。セシリアである。
セシリア「納得が行きませんわ!1組の代表はこの入試主席の私セシリア・オルコットではありませんか!大体、男がクラスの代表なんて恥さらしもいいところですわ!そのような屈辱耐えらせませんわ!」
どうやら彼女は女尊男卑の理想に縛られた子のようだ。その後は罵詈雑言の言葉であった。
セシリア「大体、このような極東の地まで来てIS技術を学びに来たのに、男が珍しいだけの理由でクラス代表になるなんて、甚だおかしいですわ!あろうことか、その男共の内1人は基礎知識を知らない愚か者。もう1人は眼帯を付けている障害者と来たものですわ」
一夏「イギリスだって日本から見れば極東だろうが、それに世界一メシマズ選手権で何年の覇者だよ」
信二「確かに、僕は眼帯をしている。けど、これには訳があって決して障害者ではないですよ」
セシリア「な!あなた私の祖国を侮辱しましたね!」
一夏「そっちもな!」
セシリアと一夏の間に不穏な空気が流れた。信二は、言いたいことを言えたのである程度冷静になれた。しかし、一夏はヒートアップし過ぎて更に加速するのであった。
セシリア「決闘ですわ!」
一夏「いいぜ!四の五の言うよりわかりやすい」
セシリア「貴方もですわ!新田信二!」
信二「ええ!僕も!?」
セシリア「当たり前ですわ!その化けの皮を剥いで差し上げますわ!」
信二「…いいでしょう。但し条件があります」
セシリア「まぁ私が勝つのは目に見えていますが、なんでしょうか?」
信二「もし、僕が勝ったらこの眼帯の事にはあまり触れないでほしい」
セシリア「それだけで宜しいのでしょうか?いいでしょう。但し私が勝ったら一生小間使い、いえ奴隷にいたしますわ!」
一夏「じゃあこっちはどれくらいハンデがあればいい?」
一夏がそう言った瞬間、クラス内で笑いが起こった。
「織斑君それ本気?男が女より強かったのって、数年前の話だよね~」
「ISで女に勝とうなんて100年早いよ」
そう、ここはIS学園である。当然皆はISを使える。それはどの兵器よりも強くそして優秀である。だから、女子は負けない絶対の自信があった。
一夏「そうか、ならハンデはなしだ」
「え~織斑君それはなめすぎだよ。今からでも付けてもらったら?」
一夏「男は二度も言わねえ」
信二「僕もそれでいいです」
「新田君大丈夫?」
信二「大丈夫ですよ」
千冬「よし決まったな!それでは勝負は1週間後の月曜日。放課後の第三アリーナで行う。織斑と新田、それにオルコットは準備をするように」
そして、3人によるクラス代表戦が始まるのであった。
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某国の海上。ここにステルスモードになって浮遊している、ニンジン型飛行船がいた。束専用の飛行船である。
束「よし!これで完成!」
クロエ「出来ましたか束様」
束「うん!やっと出来たよ。シンちゃん専用機その名も『ヤークト・ティーガー』」
そこには、全身を漆黒に塗りつぶし背中に大型のレールカノンを搭載。両サイドを鋼鉄のボディに守らて、足はキャタピラー。更には4基のブースターが内蔵されているISが鎮座していた。
クロエ「これでまたお兄様に会えますねえ」
束「そうだね!待っててねシンちゃん♡」
大きなうさ耳を揺らして愛する人との再会を待ち詫びている束の姿があった。
最後に信二のISが出て来ましたね!
タグにあるようにガルパンをモチーフにしてます。
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信二を基に次回作(サクラ大戦)を執筆しようと思いますがどのシリーズにしますか?
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