この力は誰かの為に・・・   作:とあるP

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とあるPです。

ついにセシリアとの試合です!書き溜めていたので連投します!


ちょっと戦闘描写は苦手なうぷ主ですがよろしくお願いします!


第七話 セシリアとの試合

セシリアとの試合前。ピットには2体のISが鎮座していた。

 

信二「これが、僕のIS」

???「そうだよ!シンちゃん!」

 

信二「その声は!」

束「久しぶりだね~!シンちゃん!会いたかったよ~♡」

 

ピットの天井裏から出てきた束は皆がいる前で信二を抱きしめるのであった。

 

信二「んご!束さん…苦しいです」

束「あ、ごめんね~大丈夫だった?」

信二「大丈夫ですよ。それよりも、ここまでどうやって来たんですか」

千冬「オイ束!ここは立入禁止だぞ!それにどうやって入って来たんだ!教えろ!」

箒「姉さん!なんでここにいるのですか!」

束「それは、追々説明するから、まずは最適化(フィッティング)を行っちゃうよ。シンちゃんISに触れてみて」

信二「わかりました」

 

そう言うと、信二は自身のISに触れてみた。すると、頭の中に物凄い情報量が流れ込み辺り一面が光に包まれた。

 

 

 

~~IS side~~

ここは?

 

(む?来たな)

 

あなたは?

 

(私か?私はこのISのコア人格だ)

 

そこには、第2次世界大戦のドイツ軍の軍服を模様した、栗色のショートカットの女の子がいた。キリっとした目をしており、スタイルもよく誰もが羨むものだった。

 

そのISコア人格が、なんでここにいるんですか?

 

(なに、これから一緒にいるのだ。一応挨拶をと思ってな)

 

確かに君が僕の相棒になるんだからね

 

(そうだな。これからよろしく頼むぞ)

 

そう言えば、まだ名前を聞いていなかったね

 

(確かにそうなのだが、実は名前はないのだ。出来れば貴方につけてほしい)

 

僕が付けていいのかな?

 

(そうだ)

 

なら、『マホ』って名前はどう?

 

それは、信二が好きなアニメのキャラクターの名前であった。

 

(「マホ」だな承知した。ならそれで登録しておこう)

 

いいの?

 

(いいも何も、貴方が決めたことだろ)

 

わかったよ。じゃあマホも僕の事は信二って呼んでよ

 

(わかった。シンジこれでいいか?)

 

うん

 

(じゃあ、そろそろ戻るとするか。兵装については試合中に知らせる)

 

わかったよ

 

そう言うと、信二の意識はフェードアウトしていった

 

~~IS sideout~~

 

 

そして、光が収まるとISをまとった信二がいてその姿に皆驚いていた。

 

束「え~もうシンちゃんのフィッティング終わったの!」

信二「はい。いつでも出られます。」

千冬「なら、行って来い!もうオルコットは準備しているからな」

 

そう言うと、信二はカタパルトに向かおうとした。その時、静寐と箒が声をかけてきた。

 

静寐「信二君!頑張ってね」

箒「信二!勝ってくるんだぞ!」

信二「わかりました」

 

そして、カタパルトに乗ったのを確認してアリーナの空に向かうのであった。

 

『発進システムオールグリーン!カタパルトロック確認!発進どうぞ!!』

 

信二「新田信二行きます!パンツァー・フォー!

 

そう言って信二はアリーナの空に飛び立っていくのであった。

 

真耶「ぱ、パンツァー・フォー?」

千冬「日本語で『戦車前進』と言う意味だ。新田の奴どこで覚えてきたんだ…」

束「昔ドイツにいたことがあるんだって!あと部屋に戦車のプラモデルがいっぱいあったからね」

千冬「部屋って束まさか…」

箒「姉さん!?まさか信二と何かあったんですか!」

束「おっと、これ以上は言えないな~。さて、いっくんのフィッティングもしないといけないからね」

 

そう言うと、束は一夏のISに取り掛かった。アリーナ上空では、セシリアと信二が対峙していた。

 

セシリア「最初に言っておきますわ!降伏することはありませんか?」

信二「それはないですね。こっちにもプライドと言う物があるので…」

セシリア「残念ですわ。それなら例え障害者であろうと、全力で行かせてもらいますわ!」

信二「だから、僕は健常者だって…まぁいいや。行くよ!」

 

<これより、セシリア・オルコットVS新田信二の試合を始める!なお、審判はこの私織斑千冬が取り仕切る。それでは試合はじめ!>

 

セシリア「先手必勝ですわ!」

 

開始直後にセシリアのIS【ブルー・ティアーズ】に搭載されているスターライトmkⅢ(六七口径の特殊レーザーライフル)が火を噴いた!

 

(シンジ右足だ!かわせ!)

 

信二「おっと!」

 

マホからの情報を基に何とかレーザーをかわす。

 

セシリア「初弾は避けましたね」

信二「あぶねー」

セシリア「ですが、次はありません事よ!行きなさい!ティアーズ!」

 

セシリアのISである『ブルー・ティアーズ』なるレーザービット4基が信二に襲い掛かってきた。そこにスターライトmkⅢの連射が加わり信二は逃げるしかなかった。

 

セシリア「さあ踊りなさい!わたくしとブルー・ティアーズが奏でる円舞曲(ワルツ)で!」

信二「当たらなければどうと言うことはない!」

 

そう言って、信二はマホからのアドバイスを受けて地面を蹴って地面スレスレを飛行した。

 

(シンジ上からくるぞ!)

 

信二「了解!」

 

身体を捻りながらの飛行を行い、難なくかわす。それをみたセシリアは驚愕していた。

 

セシリア「なぜ!なぜ当たらないのですか!」

信二「……」

 

必死になって撃ってくるビームを避ける信二に対してマホから通信が飛んできた

 

(シンジ、そろそろこのISの兵装について説明しよう)

 

わかった

 

(このISはドイツ製戦車のヤークト・ティーガーをモデルに設計されている。だから当時のものを忠実に再現できる。メインウエポンは背中にある大型のレールカノンだ。これは128㎜砲で各種砲弾に対応でき、弾数は40発だ。サブとして7.92mm機銃が2門、パンツァー・ファウストが5発、ソード系は日本のIS打鉄の刀型近接ブレード「葵」がある)

 

そんなに、ある方ではないんだね

 

(まぁな。しかし、戦略次第では勝てない敵ではない)

 

そうだね!なら反撃と行きますか!

 

(うむ!行くぞ!)

 

 

 

一旦止まった信二はレールカノンをセシリアに向けて照準を合わせた。その時、4基のレーザーピットが襲ってきたが、持ち前の装甲(250㎜)で何とか耐えた。そして、レールカノンに散弾を装填し始めた。

 

信二「散弾装填完了!目標敵IS【ブルー・ティアーズ】!ファイヤー!!」

 

レールカノンから発射された散弾は4基のレーザービットを撃破し、本体であるセシリアだけが残った。

 

セシリア「あ、ありえませんわ!なぜ、わたくしが男なんかに、しかも眼帯をしている人に負けるなんて!」

信二「なぜ、オルコットさんはそんなに男を目の敵にしているんですか!」

セシリア「そ、それは…」

信二「…チャンネル周波数「212」です。言いにくいことであれば個人間秘匿通信(プライベートチャンネル)で話しましょう」

 

そう言うと、セシリアから応答があった。

 

セシリア『いいでしょう。…わたくしの父は世の中が女尊男卑が始まる前から母に対して腰の低い人でした。婿養子ということもあり余計に惨めに見えました。そんな父を見て、弱くならないようにしよう!母のような強い人になろうと思いました。あの時までは…』

信二『…あの時とは?』

セシリア『ある日、いつもの喧嘩ばかりしていた両親が珍しく出かけた日ですわ。わたくしはこの旅行がきっかけに仲良くなればいいと思っておりました。しかし、その日のイギリス列車横転事故で両親を亡くしてしまいました…』

信二『……』

セシリア『なぜ、両親が一緒に出かけたのかはわかりませんわ。その後はオルコット家の当主として相続した親の遺産と、屋敷の使用人を守るために色々勉強し国籍保持を条件に代表候補になりました。だから、ここで負ける訳にはいきません事よ!』

信二『それが、オルコットさんの覚悟何だね』

セシリア『そうですわ!!あなたはどうなんですか』

信二『僕も同じだよ。科学者であった僕の両親は他の科学者たちに殺された…』

セシリア『な!』

信二『だからこそ、両親から受け継いだこの力を正しい方向に使って皆を守るんだ!』

セシリア『だから眼帯をしていらっしゃるのですか』

信二『さて、それはどうかな?それは勝ったら教えてあげるよ』

セシリア『いいでしょう!ならその秘密、是非とも聞き出さないといけませんわね!』

 

そう言って、個人間秘匿通信(プライベートチャンネル)でお互いの事を話し合った2人は、再度対峙した。

 

信二「それじゃあ行くよ!オルコットさん!」

セシリア「ええ!!全力でお相手いたしますわ!」

 

信二はパンツァー・ファウストを構えて吶喊して行った。今のセシリアは丸裸同然であるため、近づくのは容易であった。そして、あと5cm所まで来た時にセシリアがニヤリと不敵な笑みを浮かべた。

 

セシリア「ブルー・ティアーズは…6基ありましてよ!」

 

先ほどの4基のレーザーピットとスカートの中に弾道型ミサイル2基の隠し玉があり、それを信二に向けて発射した。だが、信二もバカではなかった。すぐさま両腕の装甲で何とかガードしSEが残りわずかとなったが、慌てずパンツァー・ファウストを投擲した。至近距離で受けたセシリアは爆発し、SEが0になった。

 

信二「これで、チェックメイト!」

 

ドゴーン!

 

セシリア「きゃ~~!」

 

<セシリア・オルコットSEエンプティ。新田信二の勝利>

 

その瞬間、割れんばかりの拍手が鳴り響く。しかし、セシリアは気を失っており落下して行った。

 

信二「マズイ!」

 

信二は急いで回り込んで、背中と足の下に両腕を入れてお姫様抱っこの要領でキャッチした。それを見た静寐と箒は『ハハハハ…アトデオハナシヲシナイト』と目からハイライトが消えていた。

 

そんな事をしているとセシリアは目を覚ましていった。

 

セシリア「ううん、ここは?」

信二「気が付いた?」

セシリア「あ、あなたは!は、離してくださいまし!」

信二「危ないよ!今SEが0だから落ちたら大変な事になるから落ち着いて!オルコットさん!」

 

そう言われたら、セシリアは素直に従った。

 

セシリア「…負けたのですね」

信二「うん、けどいい試合だったよ」

セシリア「え?」

信二「オルコットさんの覚悟が見えたいい試合だった。僕もまだまだだと思わされたよ。だからもっと強くなる!」

セシリア「新田さん///」

 

ふと見ると、セシリアの顔が赤くなっており、信二は急いで反対側のピットにセシリアを運んで行った。

 

(相変わらず貴方はモテるんだな。少し妬いてしまったぞ)

 

信二「そんなことないよ」

セシリア「え?今なんておっしゃいましたか?」

信二「あ、いやなんでもないよ!さて、次は織斑君とオルコットさんの対戦だね」

 

 

さて、その後の事を説明する。え?なんで割愛するかって?それは、これ以上行くと取集がつかなくなるからだよ。僕がピットに戻ると、静寐と箒の両名がさっきの事(セシリアへのお姫様抱っこ)について問いただすように迫ってきた。

 

その間に一夏とセシリアの調整が終わり、一夏は初期装備(プリセット)から土壇場で、一次形態移行(ファーストシフト)が終わり、雪片弐型(ゆきひらにがた)でワンオフ・アビリティーの零落白夜(れいらくびゃくや)を発動させてセシリアを攻撃しようとしたらSEがなくなって自滅した。

 

一夏と信二の試合は、両者の攻防が続いて、零落白夜(れいらくびゃくや)を発動した一夏に対してパンツァー・ファウストで攻撃するもその勢いは止まらず捨て身の攻撃をしようとした信二もろとも、SEが切れて引き分けとなった。

 

こうして、三つ巴の戦いは、幕を閉じたのであった…

 




また、この時点ではセシリアは落ちていません。次回で明らかになると思います。

感想・評価・誤字報告お待ちしております。

信二を基に次回作(サクラ大戦)を執筆しようと思いますがどのシリーズにしますか?

  • サクラ大戦
  • サクラ大戦 熱き血潮に
  • サクラ大戦2
  • サクラ大戦3
  • サクラ大戦4
  • サクラ大戦Ⅴ
  • 新サクラ大戦
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