獅狼のネタ帳   作:獅狼

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早速現実逃避でござるよまったくもう



○○要素ははじめだけ、基本はチート巫女の人生を中略で書いてみました。


おかしいな……

本当はホライゾンの上級巫女?に紅茶の弓の才能ぶっこんで取り敢えず開幕ズドン!!のフェイタルズドン巫女の予定だったんだけど……


巫女+○○=__

手短に言おう。転生?した。

 

気が付いたら新しい人生。

流れるような黒髪で垂れ目気味だけど鷹のような瞳、何より驚くほど目が良い。

 

そしてなかなかに美人に成りそうな骨格。

 

 

私の名前は

 

拍礼智

 

生まれは知らないけど、神社で巫女見習いやってます。

弓が得意です。

愛弓は片梅、片椿です。

ハナミと言う分霊?が憑いています。

 

 

どうあがいてもフェイタルズドン巫女………

 

 

 

 

しかし、視力が異常で、集中すれば山の大樹の木葉の枚数を数えられそうなほど。

弓を構えれば放つ前に当たるか外れるか解る。

何処のセイギノミカタだよって感じだ。

 

接近戦は無理です。

矢が放てれば負ける気はしませんけど。

 

そしてもう、巫女しか道がないじゃない!!と叫びたいがそれは【あらゆるものを禊祓う程度の力】が関係している。

 

本当に酷い力だ。

使い方次第では世界を滅ぼせそう。

重力を祓い御祓ぐと一時的だが地上に無重力が生まれ、結果としてそこから大気が宇宙へ漏れ出す何てことになると天変地異が始まる。

やったことないから本当にそうなるか解らないけどね。

 

お陰で異形、妖怪狩りやその後の場の浄化で駆り出されることも多々ある。

 

お陰で漸く十になると言うのに神事で舞を行い、神社の最奥で仕事を与えられる始末。

 

気晴らしの弓ですら神事となる始末。

だって、わがまま言ってつくって貰った弓道場で一人弓を射ると何処からともなく視線を感じて、時々感嘆の息が聴こえるのだ。

一度気になって全力御祓で異物混入が解るようにしたのに穢れが一切入ってこなかった。

生者ではあり得なく、並みの精霊、幽霊なら霧散する聖域に入ってこれるのが他に思い付かないのだ。

 

 

もう、どうしたらいいかわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで気がついたら十年二十年と時間が経って、でもやっぱり巫女だから結婚とかはせずに気がついたら寿命と言われる五十を超えた。

 

それでも私は生涯現役の精神で今日も元気に巫女仕事。

 

 

「特級巫女様、どう見ても20前後の見た目で年寄りのような言い方はどうかと思います」

「そうは言っても五十過ぎているのはほんとうだからねぇ……なんで巫女なのに特級になっているのかしら、本当なら大宮司に与えられるものでしょう」

「あなた様が私は巫女であると言って全て蹴ってきた結果の特級巫女という特殊身分ですよ」

「あらあら、なんのことかしらね」

「だから、お一人での山歩きはやめて頂いきたいと何度も申し上げて……ってもうあんなに遠くに!!」

「ちょっとした神事だから大丈夫よ」

「なんで、こんな、険しい山をそう簡単に!!」

 

傾斜角が45を超え、斜面にはどう頑張っても立っていられない。そんな道を私はひょいひょいと登り、お付の子はひいひい言いながらもなんとかついてきている。

流石、科学が無い分人の自力が高い。

 

 

*それだけじゃありません

 

まあ、教えてあげますか

「簡単な話ですよ。足場として余計なものを禊しているだけです」

「それが異常なんですよ!!禊はそもそも私たちがケガレを払うために行う水垢離のようなものですよ!!」

「とは言ってもできるのだから仕方ないじゃない」

「ああ、もう!!これだからこの人は!!」

 

 

 

 

 

そんなこんなで山頂。

 

年に一回の私だけの神事のための準備を終えて少し瞑想をしていると、どうやら追いついてきたようだ。

 

「ようやく、追いつきましたよ、特級、巫女様」

「その特級って付けるの面倒じゃない?」

「あなただけの身分ですので!!それよりも、ここは……なんですか?」

「あの神社に近くて最も高い山、そして険しく生き物を近づけないこの山頂で、私は毎年、この日に弓を射るのです。どことは知らない。ただただあの大空をめがけて」

 

私はついてきた子に近づき、私なりの禊を行う。

 

「これは……」

「ここは神域ですよ。ケガレを持ち込むわけにはいきません」

 

そうすることで、ケガレのない空間が出来上がり、私たちを囲むように幾柱もの神が分霊を寄越した。

 

『ほほう、珍しい珍しい。まさかの人の子か』

『人の子が見に来れるとはなんとも』

『こりゃ、見所のある人の子よ』

『さてさて、今年は誰が矢を得るか』

『射るは人の子にして我らが同胞』

『さあさあ、もうじき年が明けるぞ位置に付けい!!』

 

神々は神域の中央を空け、真円を描くように並び、思い思いにくつろぎの姿勢を取る。

 

「え、あ、ええ?特級巫女様?」

『おう、そこの人の子よ、そこでは智の邪魔になる。こっちへ来い』

 

一柱の神が手招きをすると、付き人の体が引っ張られ、呼んだ神の近くでへたり込む。

 

『ほれほれ刮目してみよ。アレが一種の極みよ、実力があれば実に好いものが見られようぞ』

 

神が付き人の頭を掴み、(わたし)の方を向かせる。

 

 

 

 

 

 

私は、今だ他所では数えられる程度しか使っていない片梅、片椿を合わせた梅椿を構え、天へと向ける。

 

番える矢は一年をかけて神木の枝を禊[つなげ]た、一間(2m)まではいかぬが、五尺(1.5m)はあるだろう、もはや杭と言ってもいいだろう代物だ。禊をした上質な和紙で巻いたそれは余りにも存在感がある。

 

 

無論、付き人は目を飛び出さんばかりに見開いて無理だと表情で語る。

 

『そおれ』

 

一柱の神が掛け声と共に矢に加護を矢に与えると、次々に神々が矢に加護を与える。

 

そして、最も強い存在感を放つ神が数を逆順に数え始める。

 

要するに年越しのカウントダウン。

 

私は集中力を高め、矢を引き絞る。

弓を支える腕がきしみ、悲鳴をあげ始めるがそれを無視する。

年に一度の全力を出す機会だ。

そんなことは気にしてられない。

 

 

そして、カウントが零になると同時に矢を放つ。

 

手を離すと同時に梅椿がその機能を発揮し、弦を引き、反動で腕が折れそうになるが、そこはよくわからない術式全開でカバーする。

 

昔はこんなの必要なかったんだけどな~……偉くなってから外になかなか出させてもらえなから……

 

 

空へ飛んだ矢はある程度の高度で和紙が金色の粒へと変わり、それによってまとめられていた神木の枝も同様に散りながら粒へと変化してゆく。

 

言うなれば豊穣の金色の雨だ。

 

 

だが、唯一残ったものがある。

 

軸であった矢だ。

 

それ単体でも通常の矢の何倍もあるそれが、勢いを徐々に無くし、そのまま落下してきた。

 

 

『よっしゃぁ、今年こそ我が頂く!!』

『させるか!!今年こそは我が得る!!』

神々の分霊は一斉に立ち上がり手を伸ばす。

落下してくる矢に群がる神々、

そしてその矢は………

 

 

 

 

 

 

 

『おや、妾の物か』

しなやかな細腕に掴まれた。

『げ、アマテラス』

『上から来るのは卑怯だぞ!!』

『何を言うか、日が昇る前に行うソナタらの方が卑怯よ。おかげさまで日の出を早めすぎてしまったわ』

 

その言葉を聞いて東の空を見ると、確かに明るくなってきている。

 

『おい、それはダメだろ!!』

『なに、ここは高いのだ。日の出が早く見えるのはおかしくは無かろう』

『問題しかないわ!!この調子だと例年より六刻(3時間)早いぞ!!』

『妾を蚊帳の外にするソナタらが悪い』

 

 

 

 

 

神々の言い合いは日が完全に日が昇るまで続いた。

 

 

 

 

 

 

智は力を出し切ったのか、山頂に立った小さな神社の賽銭箱にもたれ掛かる様にして眠っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、目が覚めることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おや、聖杯戦争?まあ、なんでもいいよ、楽しめれば」

 

 

 

 

これはチート巫女弓兵が聖杯戦争を引っ掻き回す?前のお話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「取り敢えず、聞いておきましょうか、お嬢さんが私のますたー…………かな?」

 

 

 




○○=弓兵
__=……ご想像におまかせします
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