獅狼のネタ帳   作:獅狼

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結構前に九割は出来ていました。
戦闘を書こうとして、原作忘れてて、それでも戦闘いこうとして、結局無理でした。



たぶん続き無いよー


チートだけどこれは無い③

カップルを観察していると一冊の赤い本を手に取ったところで様子が変わった。

何故だか騒ぎ出した。本から手が離れないだとか、彼女の名前を呼んだり………

 

うん?なんだかこれ、イベントじゃね?

まあ、だからと言って大学で既に院生に混じりながらも色々研究してて就職もほぼ確定している俺がわざわざそんなことに足を突っ込むわけが無いけどな!!

俺って人生勝ち組!!

 

ブブブとポケットから振動を感じ、スマートフォンを取り出して確認。

宛先は文字化け……どころかこの世界に存在しないと言い切れるほど訳の分からない記号が並んでいる。

添付物は無く、容量も極めて小さい。

本文は一言、

 

 

―――さあ、物語の始まりだ。

 

 

瞬間、体が吹き飛ぶように吸い寄せられた。

「おいまて、これってもしかして不可避なイベント!?」

 

 

 

 

そして、召喚された。

 

結構近いとこに先ほどのカップル(仮)が気絶して倒れている。

俺もこの異能をもっていなければ気絶していただろう。

俺は何処からか懐中時計を取り出す。

『ド・マリニーの時計』本来ならば時間停止だけではないが俺が使えるのはそれだけなので別名タンマウォッチ使えるようになってから使い続けてやっと五秒(・・)の時間停止が出来るようになった。

他の能力は恐ろしくて使った事なんてない。

「時間は……ああ、やっぱり少しズレてるか」

この時計、便利な事に取り出した場所での現在時刻を示してくれる。

おそらく、たとえ1日が20時間の世界であろうと24時間表記であらわしてくれるだろう。

それと今は電波の繋がらない携帯電話を取り出して見比べると少々ズレが有るのがわかった。

時間関係の違和感に強くなってしまったが、まあ、意外と重宝しているのでこれは利点だ。

「まあ、下手に外に出てなんかあるよりも誰かが来るのを待ったほうが得策だな」

石造りの…いかにもそういった雰囲気をかもし出す部屋の中心に有る魔法陣の上で、手をつなぎ気絶をしている男女を見下しながら能力が使えるかどうかを確認する。

(能力は問題なし、持ち物は……うん、全部ある)

時計以外の能力が手加減の聞かない大量殺戮兵器ばかりなので俺はそれ以外に武器を持ち歩く事にしているのだ。

 

「しっかし、カップルと一緒に召喚されるとか……かなり居辛いな……」

彼女のスカートがかなり短めで見えてしまいそうである。

この野郎、悪夢でも見ているような感じであるが悪夢に任せず俺が殴ってやりたい。

 

しかし、なんと言うか怪しい雰囲気満点である。

(魔女は?魔女みたいなの居ないのか!!)

いつか忘れた子供のような心が芽生える。

(あー探検しにきてぇ……でも此処て明らかに手入れされてんだよなぁ……流石に不審者とかで追いかけられたりはしたくないな)

思考をめぐらせながら、いつまでも寝てんじゃねえと蹴りそうになるのを押しとどめる。

 

「ん?」

男のほうから意識の覚醒を感じた。

「未亜?」

どうやら女の子は未亜と言うらしい。

俺は音を立てずに移動して男の背後にヤンキー座りで待機。

「……おにいちゃん?」

女の子のほうも目を覚まし……おにいちゃん!?

「無事か未亜」

「うん……でもここ…!?」

どうやら横たわっている兄の向こう側、早い話が俺に気が付いたようだ。

「お、お兄ちゃん…う、後ろ……」

「んぁ?」

男がこっちに振り向く。

それを俺は片手を上げて挨拶をする。

 

「よぉ目は覚めたか、ご両人?」

他所から見れば倒れた男に追い討ちを掛けているように見えてしまうのだろうか……いや、そんなはずは無い。

研究に打ち込みすぎて無精ひげがしっかり生えてるせいで少し強面化しているとしてもそこまでじゃ無いはずだ。

「ど、どちっらさまですか?」

振り返った男がいったん停止をした後に問いかけてきた。

「あーなんつうかな、たぶんお前らに巻き込まれて異世界であろう場所に呼ばれた内定決まった大学生だ」

少し嫌味っぽくなってしまったが勘弁して欲しい。

「ま、巻き込まれたって言われても俺達もしらねえよこんなところ!!」

流石に混乱している模様。

「なら聞いてみようぜ、そこに居るオネェサンにさ」

そう言って俺は此処の入り口を指す。

そこには、驚いた顔をした……露出が激しく見えるほどの胸をした女性が立っていた。

「あらぁ……話が違うじゃない。今日召喚の儀があるなんて……ま、いいわ」

女性はなにやら呟いた後に、こっちを見ていった。

「ようこそ救世主(メサイア)、根の国アバターへ」

 

 

 

 

 

「「……………え?」」

「はぁ」

メサイア…救世主ね、俺はどっちかと言うと人間災害って呼ばれそうなレベルなんだがな……

 

その後、いろいろなごたごたがあったが、要点をまとめると…

1.救世主候補として召喚された。⇒本来は先に交渉をしてから。

2.救世主候補は女性しか居ない、居なかった。⇒だから俺と大河…未亜の兄はホムンクルスやゴーレムの類だと思われていた。

3.予定に無かった謎の召喚なせいで、すぐに送り返す事はできない。出来たとしても元の場所に着けるかわからない。

4.というわけで帰れるまでちょっと救世主候補生として学園に通ってみない?⇒取り込む気満々です。

5.ヒャッハー俺が救世主になってハーレム作ってやるぜ!!by大河

と言うかさ、救世主が何を何からどう救うのか……せめて何から救えば良いのかくらい教えてくれてもいいのでは?

 

 

死ィィィットォォォォ!!

畜生!!せっかく取った内定がパァじゃねえか!!

せっかく作ったジェネレータで今後の人生何もせずともバラ色予定だったのに!!

三番を聞いた時点で膝を突いて落ち込む、この上なく落ち込む。

 

 

 

 

 

ま、自分以外に作れる奴居ねえし、実物はまだ作ってないわけだから問題ないだろう。押入れも空けると資料がファイアーするようにしてあるからオーバーテクノロジーは出回りません!!っと。

 

 

「で、これどういう状況?」

 

なんだか置いていかれましたよ、俺。

外に出ると飛んでますよ、あの人たち。

スカートで飛んじゃってますよ。

なんで置いていかれたんだろう。

とりあえず追いかけよう。

真っ直ぐ飛んでるし、あの先の建物が目的地だろう。

歩いて先回りだ!!

懐中時計を手に出して移動を開始する。

 

だが残念。あっちは直線距離で俺は遠回りしなければならない。

全く知らない建物だけあって何回か迷ったけどなんとかなった。

 

 

ついた先は学園長室?

部屋の前で話している所に静かに近付く。

「それじゃ、今からもう一人を連れてくるから……」

今だ!!

「置いていくなんて酷いじゃないか」

真後ろから声をかける。

当真兄妹は突然現れた俺に驚いている。

「何回か行き止まりにぶち当たって漸く追い付けたよ。だいたいの方向しか分からなかったから探したんだが?」

実際に俺は体感時間で30分47秒はさ迷っていたと思う。

実際時間は精々五分と言ったところか?

 

ぽかんとしている三人を促して学園町室へ促す。

話の内容は箇条書き行こう。

 

 

 

・破滅の軍団とやらによって子の世界は危機にさらされている

・此処は世界の根であるために異世界にも影響があるため滅ぶと大変な事になる

・対抗するために救世主なりえる人物を召喚して救世主候補として学園で育てている

・救世主候補は召喚器というものを呼び出せる

・未亜ちゃんで四人目である。

・当真大河「俺が史上初の男性救世主候補に成ってやるぜ!!」

 

ふむ、正直積んでる気がしない事もない。

追加で言うなら相手はほぼ無限の軍勢、一応戦える群はあるが、一騎当千の力はないから数で押されて負ける確率が高い。

まあ、俺なら相手が軍であろうと、国であろうと一瞬で蒸発させられるのだが……守りながらというのが辛いな。

もっとも信頼する信用できない最大にして唯一の火力が守る必要性が発生した時点で封印されたも同然だからなぁ……

しかも、此処は国立と来た。つまり国で経営していると言う事は此処で育てている軍は国の軍だとも言える。

もし破滅の軍団とやらにどこぞの町が壊滅(おと)されてもよっぽどじゃない限り生存者の確認に行く必要があるだろう。

俺だったら現在の情報で考えると生存者はおそらく居ない。だから速攻で周辺の土地ごと吹っ飛ばしてから考える。

まあ、そんな事したら面倒になりそうだから、しばらくは様子見かな?

 

 

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