その日の夜...
ラインアーク研究所
「それじゃ、悪いけど良平君。今から君の体を調べさせて貰うわね。こんなモルモットみたいな事、余り気が進まないけど...」
白衣を着た女性が申し訳無さそうにガラス窓の向こうから語りかけて来る。あの後検査は一時中断され、僕はラインアークの研究所で身体検査を受ける事になった。それに、首辺りのプラグから右腕の肘の辺りまで繋がった白い装甲についても...
「いえ、大丈夫です。それに、俺もこのまま帰っても親に何と説明したらいいか。」ε=(・д・`*)ハァ
思わず溜息が出てしまう。竜紀や研究員の方が心配してくれたが、その後皆して俺の首から右腕にかけての状態にパニックになった。それもそうか、WGが俺を取り込んで白い繭の様になった後に急に俺が出てきて体に装甲ついてましたとなれば、誰もが驚愕するだろう。
「それじゃあ、今からCTを通すからリラックスしてじっとしていてね♪」
気を使ってくれているのだろうけど...研究員さん...貴女の年齢的にキツイ...です...
そんな事を考えている内にCTのスキャンが終わったようだ。
「お疲れ様、良平君。検査の結果に少し時間がかかるだろうから、其処の扉を出た所に休憩室が有るから休んで居てもらえる。後、もし体調に変化や気分が悪い。何かあった時は休憩室に備え付けの電話が有るからそれで、報告してね。もちろん、遠慮は要らないわ。」
それだけ言うと、研究員さんは何処かへ行ってしまった。言われた通りに休憩室に行くとベンチが並び、自販機が幾つか置いてある部屋に着いた。
(しかし、大分疲れたなぁ。)ゴロン_( _´ω`)_
流石に一日の間にあれ程の事が起きれば人間誰しも疲れるだろう。良平は漸く気が抜けた様にベンチに寝転んだ。全身から力が抜け、心地いい睡魔が良平を支配していった...
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「ふ・み・か・ちゃん♪結果はどうだった〜?彼、中々に面白いでしょ?」
竜紀の家から帰った主任は検査結果を確認する為、研究所の調査エリアに居た女性に話しかけた。
「主任、その気持ち悪い顔と変な動きを辞めないとラファールに括りつけて引きずり回しますよ?」
「えぇ〜?酷いなぁ〜。典花ちゃんは笑 こんな僕だけど主任だよ〜?一番偉いんだよ〜?そんな事言って良いの〜?」
「は?何か問題でも?」
「いえ...ナンデモナイデス...」
「はぁ...結果的に言うと最高に最悪です。彼、人間で有る部分の方が少ないと言っても過言では無い程、体の殆どが人工的な物にすり変わっています。」
「という事は?笑」
「ええ、我々人間より遥かに高い身体能力。洞察力に優れ、反射神経も並ではありません。つまり、『リンクス』という事で間違いありません。」
机の上に置いていた資料を見ながら主任は典花の言葉に楽しそうに微笑んでいた。
「じゃあ、彼が『J』と言う事でイイんだね?笑」
「はい、我々の革命の切り札としては十分過ぎる逸材です。篠ノ之束でも我々の行動は察知不可能でしょう。計画は全て、順調かつ秘密裏に進んでいます。」
「イイねぇ。素晴らしい。実に素晴らしいよ、良平君。君は僕達にとって最高の救世主だ!フハハハハッ!アハハハハ!!アッーハハハハハハハハハハハハ!!!!」
主任は狂ったかの様に笑い続けた。同じ部屋にいた典花はまた始まったと溜息をつき頭を抱えた。
ひとしきり笑い終えた主任は典花を見て宣言した。
「典花ちゃん。今日は彼に泊まって行ってもらおう。彼にも彼のご両親にも説明する事が多過ぎる。それに、彼も疲れているだろうし、宿泊室に案内してあげたまえ。そして、明日良平君にIS学園に行く事を進めて欲しい。それと、僕が彼を家に送っている間に全職員をホールに集めて置いてね。」
「良平君の事に関しては了解しました。しかし、何故職員の全員ホールへ?」
「そんなの決まってるじゃない!宣言するんだよ!『アレ』を!」
「『アレ』とはやはり?」
「そうだよ!僕達の究極の願いであり、目指す世界!それを作る為にも...
『クローズプラン』を開始しよう...」
相変わらずの駄文ですが見て頂けると嬉しいです✌(´>ω<`)✌