To LOVEる DxD《デビル・ダークネス》 作:青龍の鎧
小説タイトルに【短編集①】と書いてありますが、今回は3本立てです!
というのもそのサブタイトルの内容が短いからなんですけどね(笑)
という訳で、ダークネスの中心人物の一人の『メア』がようやく登場します!
ナナメア尊い!!
ちなみに最後の話は【ハイスクールD×D】の世界のお話なので……遂に彼らが本格的に本編に絡みます。
《獣姫と兵器少女①》
あたしの名はナナ・アスタ・デビルーク。
今日は双子の姉妹のモモと一緒に姉上達の通う学校へ転入した。
理由?
まぁ、色々あるんだけどさ……
その色々はあたしにとっての願いとかモヤモヤがあったりして……
とにかく!
せっかく学校に通うんだ。
まずは友達作るぞ!!
あたしはそう心の中で意気込みながら、モモと一緒に教室に入ったのだった。
数分後。
あたしは早速イライラしていた。
いや、別に出だしが上手くいかなかったからとかじゃない。
「モモさん!お話があるんですがっ!!」
「オレも!!」
「ぼぼ……僕も!!」
モモの奴がクラスメイトの男子の心を見事に掌握したのだ。
そして男子がモモに次々に質問をし始めた。
「今付き合ってる人いる!?」
今朝、ケダモノと半裸になって交じってたぞ。
「趣味は!?」「好みのタイプは!?」
好みのタイプは…………大方リトみたいな性格っぽい気が、というかリトかもしれない。
趣味は植物とゲームとネットだな。
「ララ先輩の妹だよね!?」
「メアド教えて〜♡」
………………ケダモノがっ!
「やだ〜〜そんな…困りますよう」
「フン、まーたいい子ぶってら。何であんな奴がモテるんだ?」
まぁ、アイツはあたしより大人びてるところが…………
あたしはムス〜としながら席から立った。
「……ちぇっ」
このクラスにいると悲しい格差を思い知らせそう。
「姉上達のクラスにでも行くか……」
けだもの……リトはもう充分反省してるしな。
って、別にあたしはあいつに会いたい訳じゃ…………
「ん?」
ふと、あたしは窓に、ぼうっと立っている赤毛の女子に目がついた。
…………気になる。
アタシは意を決して聞いてみた。
「何してんだ?お前」
「……あのコ達を見てるの」
あのコ達?
「一緒に飛んで……お友達なのかなぁって」
「あ…鳥か!」
そこには2匹の鳥がいた。
「チチチ…」
…………ふむふむ。
「【今日は南の方へ飛んで行こう】…ってさ」
「あのコ達の言葉が分かるの?」
「ああ!あたし、生まれつき動物の心が読めるんだ!テレパシーみたいなもんかな。そのお陰で宇宙中に色んな動物の友達がいるんだぜ」
はっ!
そういえば、ここにいる人達の大半はそんな特殊能力持っていなかったんだ。
「あっ……、ホ…ホントだぞ!いっとくけどっ」
信じてくれるか……あっ、でも……気味悪がられたりしないかな?
うーん……これはやらかしたかも……
そんなあたしの不安は、
「素敵!」
彼女の言葉によって振り払われた。
「へっ?」
あたしは予想外の反応に呆気に取られた。
「動物とお話できるなんてすごい才能ね!!そんなヒトがクラスにいたなんてわたしビックリ…………あれ?あなた……クラスにいたっけ?」
「いや……さっき挨拶しただろ。転入したんだよ」
そして彼女の天然ボケにあたしは微妙な顔になりつつ突っ込んだ。
だけどこの反応はワザとでは無さそうだし……
(のんびりしたヤツだなー)
あたしは純粋にそう思いつつ、そろそろ「アレ」を聞いてみようかなと彼女に質問した。
「お前、名前は?」
「わたし『芽亜』、『黒崎芽亜』!」
へぇ……メアか……
「えっと……あなたは?」
「ナナだよ。ナナ・アスタ・デビルーク。よろしくな!」
こうして、あたしはこの『地球』で……初めて同年代の『友達』と出会った!
それにしても、さっきは姉上達のクラスに行ってみようかなと考えていたけど……もう少しだけこのクラスで、メアと色々話したいな。
あたしは彼女の笑顔を見ながらそう思った。
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空が闇に染まっても、街の微かな光がそれを優しく照らし続けている。
私はその光景を見つめながら、『マスター』に今日の報告をした。
「聞いてくださいマスター。わたし今日、初めて"トモダチ"ができたんですよ。素敵でしょ?」
わたしの報告にマスターは少しイラついた口調でわたしを問い詰めた。
【……まさかお前まで温い生活で本来の目的を忘れてはいないだろうな、メア】
「ふふっ、まさか♫ ちゃーんと覚えてますよぉ…………『ヤミお姉ちゃん』を元に戻す。…………そうでしょ?」
全く、マスターは信用無いな……
だけど、今の『お姉ちゃん』の現状を見れば不安にもなるかもね。
【そうだ……今の金色の闇では私の目的を果たす役には立たない。本来の彼女に戻ってもらう必要がある……】
「…………でもさ、マスター。その割には手応えなさそうだったけど?」
私は、窓際で見た……お姉ちゃんの一粒の涙を目撃していた。
その事実をマスターは沈黙の内に、認め……笑い始めた。
【あははは!まさか、まさか兵器に涙まで流させるまでに至らせるとはな…………「結城リト」、いや…金色の闇に語りかけた【謎の声】。この地球には私達の想像を超えた連中共が沢山いるのかもしれないな。面白い……面白いとは思わないか?メア!】
「うん。とっても素敵♡」
だけどその直後、マスターの口調がイラつきに突然変わった。
【だが、どうやら「邪魔者」も混じっているらしい】
え?
面白くない者?
「どういう事?」
【…………それについては、まだ仮説の段階だ。とにかくメア、まずは「結城リト」の超常の力の原点を探してみてくれ。本来の金色の闇に戻す計画は、「結城リト」の謎の力の正体と、「邪魔者」の正体を割ってからにする……やれるな?メア】
「任せてよ♫マスター!」
予想外の事が、沢山起こったみたいだけど……私にとってはゾクゾクしちゃう♡
でもそれはマスターも同じ事。
きっとニヤニヤ笑っているかもしれない。
それに今日は"トモダチ"ができた!
「うん。明日の学校、楽しみ……本当に今日は素敵な日!」
私はるんるん気分で自分の部屋に戻りに行った。
その私の様子に……
【…………"トモダチ"か…メア、頼むから『金色の闇』の二の舞にはなってくれるなよ?】
マスターが珍しい感情で私に対しての不満を漏らしていたけど、この時の私はぐっすり眠っていた。
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《鬼畜博士と暗殺ちゃん》
俺様の名はノイローゼ博士。
今、俺様達は……瀕死の状態で追手から逃れていた。
くそっ、まさか『殺し屋クロ』の襲撃だけでなく……ギド・ルシオン・デビルークまで現れるなんてよ……
お陰で
まぁ、やられちまった部下の魔力を俺様自身に吸収する事に成功できた為、どうにか逃げ切れた。
幹部のライオン野朗は勿論、魔力は頂きつつ……とある仕掛けを施して、転送魔法陣にポイッと捨て……逃したのだった。
「くそっ、地球に潜ませていた偵察用の部下も復活したギドの兵隊のせいでほぼ全滅……コイツらもやられた時に魔力として俺様の養分となってくれたのが不幸中の幸ってやつか……くそったれ!」
『殺し屋クロ』については俺様の完全なミスである事は認めるが、ギドについては本当にあり得なかった。
「まさか、俺様のかけた催眠魔法に気付いて……早々に対処されるなんてよ!!俺様が前いた世界の連中よりよっぽど有能じゃねえか!」
前の世界ではアイツらは俺達、禍の団の襲撃をギリギリまで気づかないほどの間抜けっぷりだったのに……
(まぁ、結局返り討ちにあってりゃあ世話ねえけどよ……)
だが、その俺達の返り討ちをしていたのは……
「くそっ、嫌な思い出まで思い出しちまった。とにかく、ここから離れなけれ……ん?」
その時、俺様はある宇宙船を見つけた。
この宇宙船は誰の物だ?俺様はそう思いながらお邪魔する事にした。
「さてさて、船員は……おっ!褐色美女ちゃん!!」
俺様は早速、褐色美女ちゃんに話しかけようと麻痺入りのナイフを装備し、近づこうとしたその時だった。
「くそったれぇぇ!!」
突如、褐色美女ちゃんが凄まじい怒鳴り声をあげたのだ。
何があったのかな?
俺様は彼女を麻痺入りのナイフで即座に制圧し、事情を聞いてみる事にした。
「きゃっ…!!だ……誰だ!?」
おいおい、「きゃっ…!!」って可愛い声出せるじゃねえか……俺様は『にやけ顔』と『ネオ・ストロング・アーム砲』をどうにか抑えつつ、彼女の肌を優しく撫でた。
「き…貴様……この私に!」
「ぎゃっぎゃっぎゃっ……お嬢さん。何か嫌な事でもあったのかい?おじさ……うーん。ここはお兄さんか?とにかく俺様が紳士に聞いてやるよ♫」
俺様は己の状況を理解し、泣きそうになりつつも気丈に振る舞う美女ちゃんを愛おしくなり、襲いたくなる感情を待ちつつ美女ちゃんの口が開くのを待った。
「…………とある宿敵の事を思い出していただけだ」
「宿敵?」
その後、彼女から語られた過去に……俺様はドキドキが最高潮に達した!
だが俺様はまだクールに抑える。
物事には【手順】が大事だからな……
俺様は手始めに彼女を抱きしめる事にした。
「なっ……何を!?」
「……辛かったな」
「よ……よせ!貴様に、貴様に何が私の!!」
「俺様も昔、金色の闇には酷い目に遭わされたんだ」
嘘ではない。
そいつが下手に悪目立ちしたせいで【殺し屋クロ】が来て組織は壊滅したんだ。
例え彼女にそうするように仕向けたとしても、創造主である俺様だって被害者さ。
それにしても……そろそろ俺様の麻痺ナイフの真の力が発動する所かな?
「……はぁ、はぁ……ど、どうして…どうしてお前と話すと……こんなに……あぁ…♡」
「これはいけない。すぐにベッドで横にならないと……さあ、行こう」
俺様は彼女をお姫様抱っこでベッドまで運び……俺様の【ネオ・ストロング・アーム砲】を起動させたのだった。
という訳で、俺様は美女ちゃん……【暴虐のアゼンダ】の仲間になる事に成功した訳だが……
彼女はかつてダルハ銀河で名を馳せた殺し屋だった。
しかし、戦争が終わった後……組織同士で抗争。
その際に"俺の作品"の『金色の闇』と戦い敗北♫
闇の世界でアゼンダちゃんの名は地まで叩き落とされました♫
その復讐でずっと彼女を探していて、ようやく見つけたみたいなんだぜ?
だけどよぉ……
「ノイローゼ様♡ノイローゼ様♡」
アゼンダちゃんは本当に可愛い。
何故か?そりゃあ今、彼女は…………
『元凶』である俺の事を愛しちまったんだ。
貴重な"処女"まで捧げて♫
頭がよくないねー!
でもそこが愛おしいぜ!!
そうだ、せっかくだし俺様の部下に置いておくか?
丁度俺様の前の部下は早速全滅したし♫
さて……そろそろ地球に再び着く。
色々と楽しみだなぁ……ぎゃっぎゃっぎゃっぎゃっ!!
俺様はこれからのイベントに期待を込めて、【ネオ・ストロング・アーム砲】をぶっ放したのだった♫
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《ハイスクールD×D ミニ! 3話 放課後の異世界転移》
俺の名は兵藤一誠。
ハーレム王となるために日々精進しているが……
この前、レイヴェル達が
何やら、奴らのボスはあの時のイカレ科学者と仲が良かったとかなんとか言っていたが……何か嫌な予感がする。
俺はこれから起こる災厄に頭を抱えつつ、トイレを終えてみんながいる寝室に戻ろうとした時だった。
『隙あり』
ドシュッ!!
「!?」
突如、俺は謎の声の後に背中に鋭い痛みを感じた。
「ぐっ……このぉぉ!!」
ドゴンッ!!
俺は即座に籠手を顕現させて、奴に一発食らわせたが……
謎の男……いや、【ライオン顔の怪人】は謎の魔法陣を俺にぶつけたのだ。
そして怪人はケタケタと笑いながら呪詛のような音色で俺に言い放った。
『兵藤一誠……どうやら、あの御方の盟友……率いる組織とやりあったそうだ……な』
「……お前、この怪我は?」
怪人は既にボロボロで、もうすぐ死にそうな程の致命的な怪我を負っていた。
『はっ……一発で当てた景品持って…………遊びに行ったら地獄を見た。というか今、最悪の事態だ』
コイツ……一体何のことを?
『兵藤一誠。そして《あの御方の娘》はもうすぐ俺の仕掛けた魔法陣で…………ぎゃっぎゃっぎゃっ……』
「この笑い方……それに娘!?お前、アザゼル先生達から逃げ切った例の…」
その時だった。
『相棒!!』
俺は奴の言葉の真意を問いただそうとしたが、ドライグの焦りが混じった荒声で、俺は徐々に魔法陣が沢山現れる事態を把握したのだ。
俺はどうなっているんだと辺りを見渡していると、視界のすべてが魔法陣に覆われて…………
『これであの御方の……盟友の、邪魔者の戦意は……あの時と同じ…………!!』
俺の視界は……
『相棒ーーーー!!』
@@@@
俺の視界は…………謎の動物達(俺より大型)が美味しそうな獲物を見つけた顔をした光景に切り替わったのだった。
「…………このパターンは…」
俺は嫌な予感を察し、籠手を顕現させようとしたが……反応がなかった!
ド……ドライグ!?
俺があたふたしている内に、獣達が一誠に吠えて……俺に向けて突撃を開始したのだった?
「「「「ぐるぉぉぉぉぉ!!!!」」」」
「嘘だろぉぉぉぉ!!ぎゃあああああああ!!!!」
俺は謎の生物(大型)に追いかけられるサバイバルが始まったのだった。
ここは、《ナナ・アスタ・デビルークの電脳サファリ》
もちろん、この時点で何もわからない俺にその場所の名前を知る術などある訳が無かったのだった。
「せめて俺の声がわかる奴はいないのかーーー!!」
こうして、俺の異世界生活は波乱と共に始まったのだった。
はい、1話尊い。2話糞。3話激アツでお送りしました。
1話はほぼ原作通りで、2話はオリ敵のゴミ度がどれくらいかを示し、3話で……ハイスクールD×Dの主人公が!?
次回は遂にTo LOVEる D×Dの『真のテーマ』に触れますのでお楽しみに!
え?
ハイスクールD×Dの主人公?
しばらくは放置ですね(笑)
果たしてナナは彼の存在にいつ気づくのだろうか?
お楽しみ!