「な、なぁ、こんなこと本当にいいのかな?」
深夜1時、ある裏路地、そこで彼ら5人はアレイスター、学園都市のトップが保有する機密文書の奪取を行おうとしていた、彼ら5人はいずれも防護服を身に纏い、今文書があるというビルの中に入ろうとしていた。
そのような行為に目元が隠れ、おどおどした様子の女が4人の男に入ることの最後の確認を行う。
「はぁ!?、て、てめぇ!、なに言ってんだ、これを終わらせれば依頼人から多額の報酬と学園都市でのそれなりの地位が得られるんだ!、コンピューターが得意ってだけでお前を引き入れたんだ、また殴られたのか?」
「す、すみません、もう言いません・・・」
女は口を閉ざし、身を縮め、他の4人から一歩引いた。
そして、彼らは女はハッキング、男たちは音消し 姿隠し、見つかったときの戦闘でビルのある一室までたどり着く。
「へへへ、ここがアレイスターの機密文書がある部屋か」
リーダーの男が我先にと下卑た笑い声を出しながらぽつんと存在する机にある紙束を掴む、そこに書かれていたのは。
「な!?、何も書かれていないじゃねぇか!、おいお前ら、これはもしかしてわ――」
男が後ろに振り向くと、そこに二人の男の姿は消え、あるのは2つの粉の山と床におびただしいほど広がる大量の血液だけだ。
「あぁ、機密文書については既に別の場所に送りました、残念でしたね、
そして女は静かに笑みを浮かべて男を見ていた。
「て、てめぇ!、俺の仲間をどうした!」
声を荒げ、懐から拳銃を取り出して、女に向ける、それでも女は笑みを崩さず、ゆっくりと男に近づいていく。
「て、てめぇ!、こっちに来るんじゃねぇ!」
男は拳銃を発砲する、それなりに扱いに慣れてるのだろう、冷静とは言えなくてもその弾道は女の眉間目掛けて飛んでいく、しかし、銃弾は女の間近にきた途端、文字通り粉々になった。
「て、てめぇ!」
「それがお前の口癖か?、まぁ人それぞれだし何も言わないけど」
「ぬぉぉぉ!」
男は連続で発砲するも、全て命中する弾道であっても銃弾は粉々になり、女にたどり着くことはない、そのまま弾切れになり、男は今度はナイフを取り出して、自ら襲いかかる。
「はぁ・・・あなた、今起きてる事象わかってないですね」
男はナイフ女に振り下ろすが銃弾のようにナイフも粉々になり、それと一緒に手も粉に変わる、しかし血は流れてこず、まるで最初からこの状態だったかのように、傷口は塞がっている。
「は―――はぁ!?」
「さて、と、残りも全部消そうか」
「ま、まて!、話を」
――数分後、男は身体だけになり達磨といった様相だ、ジタバタと身体を捻じり、芋虫のようにこの場から逃げようとする。
「はいはい、無駄な抵抗はしないほうがいいよ」
女の身体から奇怪が音が鳴り出す、バキ、ゴキ メキ、様々な音が混ざり、女だった身体が腕が脚が、形を変えていく、次に男が見た姿は、18ほど長い黒髪の少年がそこに立っていた。
「改めてはじめまして、西原浩二、ボクはいわゆる暗部の組織、任務は学園都市に蔓延る害虫の駆除、まぁ言ってしまえばアナタのようなクズを根っこの端までも殺す暗殺組織、かな」
「て、てめぇ・・・まさか!、[グッズ]か!?」
「・・・正解、それじゃあ始めようか、なに、ちゃんと喋ってくれれば苦しむ心配はないよ、単純な質問を一つ答えるだけ、後はうちでなんとかするよ、ただオマエの依頼主を答えるだけさ」
少年は男の頭を掴み、軽々と持ち上げた。
「がっ、ァァァァ!!」
男の身体が股間の辺りから粉に変わっていく、痛みを伴うのか、男は絶叫する、その様子を少年は無言で、無表情で男の返答を待っている。
「か、快凪、
「・・・よろしい」
少年はそれを聞くと男を一瞬で粉に変えて、大量の血液が地面にこぼれ落ちる。
少年は血で汚れた服に不快感を顔に出しながら、ポケットから携帯を取り出し、電話をかける。待つ時間はなく、1コールでそれは繋がる。
「ヨ、快凪亜義菜だ、シェパール」
「あら、お早く終わったみたいね、
「あぁ、とりあえず偽名の可能性高いが、まぁ、オマエならなんとかなるんじゃないか、シェパール、もとい、知の原石さん」
「無論だ、お早く、終わらせて寝たいんだ」
「そうかい、じゃあ後はあいつに任せるか」
――
・・・快凪亜義菜、もとい、レスカー オーニングは研究者だ、能力者を毛嫌いする彼は、能力者を打倒するためにレベル0、無能力者を強化するスーツを作っていた、そのためにもアレイスターが持つある資料が必要だったが、もはや関係ないだろう。
「はぁはぁ・・な、なんなんだ!、何故ここがわかった!」
「・・・答える義理はありません、
一里と呼ばれる血で赤く染まった黒いスーツの少女は壁に追い込まれた亜義菜の首を掴み、そのまま折り曲げた。
グッズ、彼らはアレイスターの命を受けて動く組織であり、