とある暗部の上条当麻   作:蒼山龍一

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すごく久しぶりです。遅れてすみませんでした。


第二章 絶対能力者進化計画
暗部に休息は無い


虚空爆破事件と『幻想御手』事件を解決した後、暗部組織『ドラゴン』のメンバーは隠れ家にいた。

しかしやっていることは様々で、食蜂は常盤台の友人(部下?)とメールをしている。木山はパソコンを『樹形図の設計者』に繋ぎ、すごいスピードで調べものと演算をしている。介旅は建物からすこし離れ、能力の訓練をしている(現在、およそ高能力者)。上条にいたっては「血が騒ぐ」とほざいて、金は充分すぎる程あるのに、何故か特売に突撃した。

上条がバナナ、霜降り肉、バター、発酵乳、鮭おにぎりという、訳のわからない組み合わせで戦利品を嬉々としてもって帰って来たとき、携帯が鳴った。

『アレイスターだ』

「名を……、いや何でも無い。用件は?」

『仕事だ。一つは『アイテム』と第三位の戦闘を止めること。もう一つは第一位、一方通行(アクセラレータ)を倒すことだ』

普通なら無理難題。しかし、上条は

「了解」

コーヒーに入れるから砂糖とって、と言われた時くらい冷静に「了解」と言った。

上条は、本来人間をぶちこんで冷凍する機械を冷凍庫がわりにし、戦利品をぶちこんでから声をかける。

「仕事だぞ」

 

途中で介旅を拾って、上条達は移動手段として車に乗る。運転するのは木山。上条が「必要なのは技術だ。暗部の常識だろ」と言ったが説得され、免許を持っている大人が運転することになったのだ。

その車内で上条は携帯を弄り続ける。

「当麻さぁん。いったい何をやってるのぉ?」

「少し悪戯を、な」

上条はGoo×leに登録し、メールを使う。文面はこう

『最愛ちゃん、マジ最愛』

『滝壺さん、天使だ』

『フレンダさんが大好きなんだ』

『麦野さんって年齢詐欺してないか? あと足太いよな(笑 )』

上条は別に麦野が嫌いな訳では無いが、適当に悪口言えば内部から崩せると思ったのだ。実際第四位の原子崩しは、単純な威力だけなら一番と言っても過言では無い。そんな相手と正面勝負はしたく無い。

なお上条が『アイテム』のメンバーの仕事用メルアドを知っている理由は、アレイスターに聞いたからである。

「リーダー、たち悪いな」

「ありがとう。最高の誉め言葉だよ」

 

 

上条の思惑通り、『アイテム』の空気が悪くなっている。『アイテム』のメンバーは四人とも、曲がりなりにも乙女であり、三人は嬉しさを隠しきれない。対象的に麦野は苛立ちを隠せない。

今にも誰かが犠牲になりそうだが、仕事前に暴れるほど麦野は子供では無い。

チームの連携こそ崩れてしまうが、戦いはより激化しそうだった。




最近一次小説を別サイトで始めました。なので更新ペースはかなり落ちます。
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