???高等学校
介旅初矢……虚空爆破事件の犯人。『幻想御手』の効果で大能力者ほどの力を手に入れている。
風紀委員
白井黒子……「ジャッジメントですの」の少女。常盤台中学の一年生。大能力者の瞬間移動。
こういった事件に関わる事の多い上条は、いや、裏では正当化されているが、表では犯罪になることを実行することも多い。
その結果犯罪心理を上条はよく知っている。食蜂ほどではないが。
「おい、操祈。いまどこにいる? こっちはセブンスミストでビンゴだ」
上条は食蜂に電話をかける。仲間は少しでも多い方が良い。
『私は地下街でスカ。これからどうすればいいのかしら?』
「とりあえず、第七学区に来い。それから、『幻想御手』について調べておいてほしい」
『りょうかーい☆ てことは低レベルの能力者だったのねぇ』
「そういうこと。頼んだぞ」
電話を切り、裏路地。特に人の少ないところに向かう。
案の定怪しい笑い声。いや、歓喜の叫びが聞こえてきた。
「ククク……スゴイッ! スバラシイぞ僕の力! 徐々に強い力を使いこなせるようになってきたッ!」
上条が角を曲がると犯人の介旅初矢がいた。
それだけなら殴って終了だったのに、別の人間がいた。超電磁砲の御坂美琴だ。
そして、御坂は介旅を蹴った。ニコニコと笑いながら。
「ゲフッ……な!? 一体何が……?」
「用件は言わなくても分かるわよね、爆弾魔さん」
その後、御坂はいろんな方法・理屈を使い介旅を精神・肉体ともに消耗させる。
それだけなら、勝手に解決したと報告し、『幻想御手』について調べれば終わりだったのに。
上条は介旅の叫びを聞いてしまった。
「いつもこうだ。何をやっても僕は地面にねじ伏せられる。
殺してやるッ! お前みたいなのが悪いんだよ! 風紀委員だってッ……力のあるヤツなんてのはみんなそうなんだろうが!」
それは迫害された者の叫び。上条はよく知っている、こういった者の気持ちを。なぜなら自分がそうだったから。
そして、次の御坂の発言が上条をキレさせる。上条は真実を知っている。
「知ってる? 常盤台中学の超能力者は元々は単なる
ポンと上条は御坂の肩に手をおく。
「それはちがうぞ」
「!?」
御坂は驚く。自分を完全に叩きのめした無能力者に「違う」と言われたことに。
介旅は驚く。超能力者にたいして「違う」といって少年、一時的かもしれないが、助けてくれた事に。
上条はそのまま続ける。
「お前はな、
「な!? そんなわけ……」
御坂は驚愕、絶望する。上条はやめない。
「超能力ってのは才能なんだ。優遇されてるヤツが恵まれないヤツにたいして、わかったような口訊いてるんじゃねぇ!」
それは結論。御坂にもうまともな思考はできない。
介旅は真逆だ。少年が超能力者を完全に封じたのだから。だが、それは自分の限界も宣言された気もした。
喜びもつかの間、少女の声が響き渡る。
「ジャッジメントですの!」
上条は小さく舌打ちをした。
表の人間 + 高位能力者だと上条さんに叩かれることがわかりました。(心身ともに)
御坂はたぶん一番叩かれると思う。
というより、電磁の麦野も言ってたよね「お子様の喧嘩程度で(ry」。まあ、そういうことです。