ありふれたRTAでラスボス撃破 タンクチャート   作:エチレン

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別に初投稿してしまっても構わんのだろう?


拠点出発~ハルツィナ樹海到着

 300年のオナ禁から解き放たれたヒロインと駆け抜けるRTA、はーじまーるよー!

 

 前回はオルクス大迷宮の拠点で牧場物語を開始したところまででしたね。

 今回はパパっと準備を終わらせて旅立とうと思います。

 

 やることは毎日変わらないので倍速ですね。

 朝に農業、昼に採取、夜はその場のノリです。

 

 ×4 甥の木村、加速します。

 

 目標レベルとしては90を考えています。

 低レベルクリアなのに結構高くね? と思うかもしれませんが、このゲームではレベルを200まで上げることが出来ます。原作では基本的に100まででしたっけ?

 しっかりとレベルを200まで上げて、最強装備を揃えれば大抵のキャラはラスボスをソロで撃破できます。

 なので、原作では脇役だったあのキャラでエヒトに勝つ事も出来ますし、かませ犬だったあのキャラでエヒトに逆襲をかける事もできます。

 なお、やろうと思えばミュウ姉貴でも勝てるようにできています。

 

 4歳の幼女にボコボコにされる神がいるらしい。

 情けない格好、恥ずかしくないの?

 

 クリア自体はレベルが100もあれば可能なので、色々と試した結果90が安定を取れる最低レベルだと判断した次第です。

 ちなみに他の仲間に関してですが、合流した時にはそれまでのレベルが1だったとしても最低保障として主人公のレベル-10までは上がっています。

 今回はほもくんのレベルを90にするので、合流時には80になっている計算ですね。

 

 これからの予定に関してですが、まずはハルツィナ樹海に寄ってメイン火力その2を回収してからハジメくんと合流します。

 その後にライセン大迷宮の攻略と言う手筈になっています。

 

 ちなみにハジメくんですが、奈落に落ちないルートでは畑山先生に引っ付いて行動しています。

 畑山先生は日によって出現する位置が違うのですが、メガトンコインしてから20日後にはブルックの町にいます。なので、それまでに辿り着く必要があります。

 また、友好度が『心の友』以上になっているキャラも畑山先生に引っ付いて動いているので、多分谷口姉貴もそこで回収できると思います。

 

 さて、画面ではちょうど14日が経過しました。

 レベルも目標である90を超えていますね。各種素材や食材も十分に確保できているのでこのまま出発して良いでしょう。

 

天職:守護者

level:95

筋力:1220

体力:5830(+7579)

耐性:3240(+1620)

敏捷:710

魔力:630

魔耐:2200(+1100)

技能:盾反撃lv.10

   自動回復lv.10

   状態異常耐性lv.10

   体力増強lv.10

   起死回生lv.10

   耐性強化lv.10

   魔耐強化lv.10

   敵視強化lv.10

   防御術lv.10

   移動強化lv.4

 

 このステータスで最後まで駆け抜けます。まあ、道中の戦闘でレベルが上がる事はありますけどね。

 ステータス高すぎね? と思うかもしれませんがこのゲームではこんなものです。

 あのミュウ姉貴ですらレベル200まで上げれば5000を超えるステータスがちらほら出てきます。

 

 そして守護者がレベル80になると『城郭』のスキルを、レベル90になると『要塞』のスキルを覚えます。

 

 『城郭』は次の行動順までパーティメンバー全員のダメージを引き受ける、いわば全体庇うです。

 ただし、城郭を使っている間に受けるダメージは庇われるパーティメンバーの防御力で計算されます。

 例えば、ある敵の攻撃でユエ姉貴が10000のダメージを受けるとして、ほもくんが100のダメージを受けるとしましょう。

 普通に庇えば100のダメージで済みますが、城郭で庇えばそのまま10000のダメージをほもくんが受けることになります。

 使えねえ…と思うかもしれませんが、パーティメンバー全員の生存一回分を買えるのは非常に大きいです。範囲攻撃でもほもくん一人が痛い思いをすれば耐えられます。

 また、庇った際のダメージは解除後に纏めて一回分で受けるので、しっかりと食いしばりも発動します。

 

 『要塞』のスキルはパーティ各員の受けるダメージを一回だけ無効化できるスキルです。

 非常に強力ですが消費MPが400と非常に重い上に連続して使えないので、戦闘中は使えて一回ですね。

 これはいざという時の緊急回避用として使います。

 

>『四輪駆動』を作成した!

>これで移動が楽になりそうだ

 

 そして無事に移動手段も確保できました。

 おー、ええやん。気に入ったわ。

 見た目はランドクルーザーみたいな感じですね。

 作った乗り物に名前を付けることが出来るので、次の世紀になっても通じるように願いを込めて『センチュリー』と名付けておきます。

 

 それでは用意も出来たので3階に行きましょう。

 設置されている魔法陣を調べれば外に出られます。

 

「……行くの……?」

 

 行きます(鉄の意志)。

 あ、ユエ姉貴はいつの間にか友好度が9になってました。

 まあ、コミュ相手がこの子しかいないからしょうがないね。

 

>魔法陣を調べた

>『オルクスの指輪』があれば起動できそうだ

>魔法陣が輝きだした!

 

 何の光!? というわけでワープして外に出ます。ワープ先はライセン大渓谷です。

 大陸をちょうど南北に分ける、ワンピースで言うレッドラインみたいなものですね。

 

「……やっと……外……出れた……!」

 

 あ^~娑婆の空気は美味いんじゃ^~!

 

 ユエ姉貴が感動していますが、残念なことにライセン大渓谷はクソフィールドです。

 原作設定のせいか、一部魔法の消費MPがなんと5倍! しかも威力が半分になってしまいます。

 なので、いつも使っている蒼天の消費MPが1000になります。馬鹿じゃねえの。

 現在の最大MPが1600くらいなので一発撃ったらガスケツです。

 まあ、ほもくんを吸血したらMPが670ほど回復するので一戦一発程度なら何とか使えますが。

 

 そんじゃまあ、センチュリー(ランドクルーザー)に乗って移動しましょう。

 仕組みはよく分かりませんが、乗り物に燃料は必要ありません。多分ファンタジーらしく魔法でどうにかしているんでしょう。

 

 ここでのイベントですが、原作では物理ゴリラことシア姉貴が登場します。

 センチュリーで走っているとすぐにイベントが起きるので回収していきましょう。

 

 本来よりもほもくんは早く辿り着いているので出てこないんじゃ? というかそもそもシア姉貴が魔法を使える事はまだバレてないんじゃ? と思うかもしれませんが、未来視がどうのこうので屁理屈が付けられるらしいです。

 バレてしまう未来が見えたので、その前にさっさととんずらしたとかそんな感じです。

 理由は主人公くんが通るルートによってそれぞれ違うみたいですがね。

 

 お前の時間軸ガバガバじゃねえかよ。

 でも、RTA的にはありがたいので気にしません。2か月くらい誤差だよ誤差!

 

 というかアフラック? アルフレリック? でしたっけ。あの人って絶対シア姉貴の事気付いてたですよね?

 まあ、でもそんな事はどうでもいいんです。重要な事ではありません。

 

 ライセン大渓谷は一本道です。なので真っ直ぐ進みましょうね~。

 乗り物に乗っていると、自分より遥か格下の魔物であれば撥ね飛ばすことが出来ます。

 具体的には先頭にいるキャラ-20レベルまでですね。

 ほもくんのレベルは95なので、レベル75までの魔物ならエンカウント回避できます。

 余談ですが、100回撥ね飛ばせば『不運と事故ってしまった』の称号が手に入ります。

 

 音量注意!

 

「だずげでぐだざ~い! ひぃ、死んじゃう! 死んじゃうよぉ! だずけてぇ~! おねがいじますぅ~!」

 

 うるせえ!

 

 ウサギの皮を被ったゴリラ姉貴おっすおっす!

 このモンスタートレインをしてMPKを仕掛けてくるメスウサギが、今回チャートの物理火力担当である『シア』姉貴です。

 

>泣きながら必死にこちらに走ってくる!

>助けようか……

 

 『いいえ』を選んでも、無駄に会話やイベントシーンが増えるだけで結局戦闘になるので、『はい』を選んだ方が早いです。

 

 というわけでイベント戦の魔物である『ダイヘドア』です。

 二頭を持つキング・レックスの羽なしバージョンみたいなやつです。

 

 ダイヘドアですが、雑魚です。ナニモイウコトハナイ。

 近づいて物理攻撃しかしてこないので、挑発をして突っ立っているだけで勝手に氏にます。

 あ、ユエ姉貴はMP節約のために今回は防御して待機しててね。

 

>戦闘に勝利した!

 

 はい、終わりです。レベル差もあって無傷での勝利ですね。

 ちなみに、ダイヘドアのレベルは40程度なので、フィールドで出てきたらセンチュリーで撥ね飛ばすことが出来ます。どう見てもサイズ的におかしいですが、ちゃんと撥ね飛ばせます。

 

「ほ、本当にいた……! あっ、助けて頂きありがとうございました! 私は兎人族ハウリアの一人、シアといいます! 取り敢えず私の仲間も助けてください!」

 

 そしてこの図々しさである。

 初対面でこの態度、中々出来る事じゃないよ。いやまあ、家族の生き死にが掛かってるなら私も土下座くらいはしますがね。

 

>助けを求められた……

>どうしようか……

 

 つらつらと事情を話してきますので、これもさっさと『はい』を選んでおきましょう。

 見捨てて行くことも出来ますが、そうすればシア姉貴がパーティに入ってくれないので『いいえ』を選ぶ意味はありません。

 

「そ、そんなご無体な! ここで会ったのも何かの縁ですし、助けてくれても……えっ、良いんですか?」

「……いいの? ……でも樹海の案内にはちょうどいいかも……」

 

 誰かを助けるのに理由はいるかい?(ジタン並感)

 もちろん、火力を得るためです。理由もなく助けるわけないだろ、いい加減にしろ!

 

「あ、ありがとうございます! うぅ~、よがっだよぉ~! ほんどによがったよぉ~! ごれで皆だすがるよ~!」

 

 オラッ、さっさと案内しろっ!

 助け終わったらこき使ってやるからな~。

 一連のイベントが終わるまではシア姉貴は戦闘に参加してくれません。あほくさ。

 

 それではシア姉貴をセンチュリーに乗せて進みましょう。

 今まで通り魔物を撥ねながら真っ直ぐ進めばすぐに着きます。

 ひたすら無言で進んでいますが、道中ではイベント会話を聞くことが出来ます。

 テイルズオブシリーズで言うところのスキットですね。

 

 再生しても特に何かが起こるわけでもないし、再生するだけ時間の無駄なのでキャンセルだ。

 今更になりますが、今までもいくつかスキットはありましたが全スルーしてます。

 あのキャラの意外な一面を知ることが出来たりするので、興味がある兄貴は買って、どうぞ(ダイマ)。

 

「あっ! もう直ぐ皆がいる場所です! あの魔物の声……ち、近いです! 父様達がいる場所に近いです! 急がないと!」

 

 おっ、この台詞が出たと言う事はゴール地点までもうすぐですね。

 おらおらー! ほもご一行のお通りじゃー!

 

 着きました。そして再びイベント戦です。

 ハウリア一族を襲っている魔物を一掃しましょう。

 

「父様! 助けてくれる人を連れてきました! さあ、二人とも、やっちまってください!」

「……」

 

 黙れ(ドン)

 何でシア姉貴はこんなにも態度がデカいんですかね…。ユエ姉貴も半ギレになってますよ~。

 というわけでイベント戦の『ハイベリア』×6です。

 こいつらも雑魚です。フン、ザコカ!

 

 先ほど温存していたユエ姉貴のMPで雷槌をドーン! はい、わずか5秒で戦闘終了です。

 

>戦闘に勝利した!

 

 十分にレベルを上げているので、もはや雑魚敵では相手にもなりません。

 サクサク進んであ^~気持ちいいぜ。

 そしてハウリア族の族長である『カム』おじさんオッスオッス!

 

「この度は娘のシアのみならず我が一族の窮地をお助け頂き、何とお礼を言えばいいか。しかも、脱出までご助力くださると言う事で……。父として、族長として深く感謝致します」

 

 あっ、良いっすよ(快諾)。

 そのかわり娘さんを貰っていくからな~(豹変)。

 

 ともあれ、これで一旦イベント戦は終了です。

 カムおじさんに話しかければ出発できるのでさっさと話しかけましょう。

 おっと、ユエ姉貴に吸血させてMP回復させるのを忘れずにね!

 この時、他のハウリア族に話しかければお礼を言われたり称賛されたりして、承認欲求を満たせます。

 

「こちらの準備は整っております。出発いたしますが、よろしいですかな?」

>出発の準備は出来ているようだ

>どうしようか……

 

 では出発しましょう。

 ここからは乗り物は使えず、徒歩になります。イライラタイム。

 途中で何度か強制エンカウントしますが、全て雑魚敵なので問題ないでしょう。

 敵が一体の場合はほもくんに処理させて、複数いる場合はユエ姉貴の魔法で一掃します。

 

 道中ではモブハウリア族と会話するスキットが発生します。

 ここでしか見れないので、興味がある方は見逃さないようにしてください。

 ハウリア族の幼女はその手の人にはああ^~たまらねえぜ。ナナチはかわいいですね(ボ並感)。

 

「おいおいマジかよ。マジで生き残ってやがったのか。隊長の命令だから仕方なく残ってただけなんだが、こりゃあいい土産ができそうだぜ」

 

 コピペ帝国兵くんオッスオッス!

 ライセン大渓谷から脱出できる階段を上ると帝国兵とのイベント戦闘に入ります。

 ちなみに帝国兵ですが、魔物図鑑に表示されるのでどうやら魔物扱いみたいです。スッゴイカワイソ。

 レベルは30程度なので、フィールドで出現した場合は当然センチュリーで撥ね飛ばすことが出来ます。

 

 小隊長が何かごちゃごちゃ言ってますがスルーです。

 男は犯せ! 女は頃せ! みたいな感じでしょう。

 

 ではイベント戦の『帝国兵』×6です。例にも寄って雑魚です。

 小隊長だけレベルが40くらいありますが誤差ですね。

 ユエ姉貴が魔法をドーン! はい終了です。流石の殲滅力やでぇ…。

 

「た、頼む! 殺さないでくれ! な、何でもするから! 頼む!」

 

 ん?今なんでもするって言ったよね?

 というかユエ姉貴の魔法が直撃してたんですけど、何でこいつら全員腰を抜かしてるだけで生きてるんですかね…。やはり実力主義の帝国では鍛え方が違うのでしょうか。

 全員が全員同じポーズで腰を抜かしてるので何かの宗教にしか見えません。

 

 まあ、多分実際は何人か氏んでたり顔面がボコボコになってたりするんでしょうがね。

 

 『見逃す』と『見逃さない』の選択肢が出るので、手短に終わる『見逃す』を選んでおきましょう。

 どちらを選んでも、捕らえたハウリア族は帝国に送ったとかいう情報や、ある程度頃したとかいうをベラベラ喋ってくれますが、ほもくんには関係のない事です。

 

「あ、アンタたちにはもう手を出さねえ! 本当だ! だから見逃してくれ!」

 

 おう、無駄な会話してないでさっさと行けや! こちとら、一分一秒を争ってるんだよ!

 よしよし、それではハルツィナ樹海までパパパっと行きましょう。

 平原に出たら乗り物が使えるので最短距離で進んでいきましょう。コーナーで差を付けろ!

 画面右下でスキットくんが主張していますが無視だ無視!

 話す余裕があるならアクセルをベタ踏みするんだよ!

 

 ×4 甥の木村、加速します。

 

 このゲームですが、以前にも言った通りフィールドマップがクソデカいです。

 総面積でいえば、ブレスオブザワイルドの3倍くらいの広さはあったと思います。

 こんな事に容量を使うくらいならもっとキャラのイベントを増やしてほしかった…。

 

 移動するとともに時間が経過していき、だいたい30分程度で日没となります。

 センチュリーに乗れば20分程度でハルツィナ樹海に着きますが、徒歩だと3回くらいキャンプをしなければ着きません。

 RTAだけでなく、通常プレイでもストレス削減のために移動手段の確保は必須となります。

 移動速度もそうですが、フィールドの雑魚エンカを無視できるのも非常に大きいです。

 

 お、着きましたね。このごちゃごちゃした森がハルツィナ樹海です。

 モンハンでいう古代樹の森くらい迷いやすいフィールドですね。つまり、クソだよクソ!

 モンハンワールドは神ゲーだけどあのマップだけは擁護できない(憤慨)。

 

「それでは行きましょう。中に入ったら決して我らから離れないで下さい。あなた方を中心にして進みますが、万一はぐれると厄介ですからな。それと、行き先は森の深部、大樹の下で宜しいのですな?」

 

 ハルツィナ樹海の大迷宮は今の時点では入れないので行くだけ無駄ですが、シア姉貴を仲間に咥え入れるためには必須のイベントなので、おとなしく案内されておきましょう。

 ここはカムおじさんについて行けば問題ありません。ほぼ最短ルートで案内してくれます。

 

 道中でエンカ回避不可の魔物が出てきますが、雑魚なので瞬殺しておきましょう。

 基本的にこの辺りの魔物は近接物理攻撃しかしてこないので、ほものおやつです。

 ちなみに、逃走は格下が相手でも一定の確率で失敗するので、瞬殺できる相手なら戦った方が安定して早く終わらせることが出来ます。

 

 さて、それではハルツィナ樹海を駆け抜けて亜人くんたちのおいしそうな体を今回はここまでです。ご視聴、ありがとうございました。

 


 

□どうでもいいオマケ。

 

 

 ライセン大渓谷を、ハウリア族を先導しながら歩いている途中の事である。

 唐突にシアが声を上げた。 

 

「ただ歩いてるだけって言うのも退屈ですね~。あっ、そうだマモルさん! 何か面白い事をしてくださいよ! そうすれば子供達も気が紛れると思いますので!」

「……図々しいウサギ……」

 

 ユエがシアをジト目で睨むが、シアは気にした様子はない。

 先頭を歩く北条は辺りに魔物がいない事を確認してから「任せておけ」と一言だけ言って頷き、目を輝かせる子供達に向かって親指を曲げて手を十字に重ね合わせた。

 

「…親指が…移動する」

「……」

 

 辺りは何とも言えない雰囲気に包まれた。

 子供でも分かるような手品を得意気に見える表情で披露されて、ハウリア族の誰もが言葉を発することが出来なかった。

 おいお前何か言ってやれよ、子供も真顔になってるぞ、などとひそひそ言い合う。 

 

「…行きましょうか。その、無理を言ってごめんなさいマモルさん」

「…親指が…移動」

「…そうだな。こうして守ってもらっているだけで有難いというもの。ここまでお世話になるわけにはいかないな」

「…親指が…」

 

 申し訳なさそうな表情をしたシアが歩きだし、それに続くようにカムとハウリア一族も続く。

 後に残されたのはそのままの格好で手品を繰り返す北条と、それを見つめるユエだけである。 

 

「……親指」

「……しょんぼりとしてるマモルかわいい。ブチ犯したい(……大丈夫……ちゃんと面白かった……)」

「ユエさんは何を言ってるんですか!?」 

 

 優れた聴覚で聞いていたシアが突っ込みを入れに戻ってきた。

 今日も色々ありながらトータスはいつも通りである。

 

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