平民1人の生活費が年間平均120エキューとあり、ハルケギニアの1年は384日なので1日スゥ銀貨30枚と少々で生活している計算なので、ざっくり1000円くらいかなと思って金額を設定していますが、公式とは全く関係ない独自設定なので間違っても参考にしないで下さい。
なお、貴金属の価値が現代と比べて異様に低いのは六千年の間にメイジが錬金したからだと思われますが、基本的に錬金で作った金属は不純物の混じった低品質な代物になるらしく、スクウェアでも金は少量しか作れないと原作に描写されていた事も踏まえて貴金属の錬金は、仕事にあぶれた貧乏メイジなどが行う効率の悪い小遣い稼ぎであると勝手に設定しました。
そして、この仮定額を適応させるとルイズが提示した雇用条件は、支度金20万円に給与が月額45000円+特別賞与ありで食費と家賃は掛からない住み込みかつ年中無休の丁稚仕事なので現代的な価値観だとブラック待遇になりますが、庶民の生活は苦しいみたいな描写があったのに裕福なのも変だと思いますし、逆に原作のモデルであろう17~18世紀のフランスは慢性的なインフレだったので換算額を10倍くらいに設定しても良いような気もします。
史実の貨幣価値を調べた結果、1エキューの価値はおよそ15000円くらい(1スゥ=150円・1ドニエ=1円50銭)で新金貨は10000円が妥当なものと判明した為、実際は支度金100万円に給与が月額225000円+特別賞与ありとかなり奮発した雇用条件だった事になりました。
魔法を使えるようになって大きく変化するかと思われたルイズの学院生活だが、先日の爆発騒ぎの後でルイズに魔法を使用させようとする物好きな教員がいるはずもなく、魔法の使用よりも雑談と座学に偏っているコルベールの授業では指名される機会すらない。
普通に生活していると魔法を使う機会はほとんどなく、遠くの物を取るのに念力を使うかどうかな上、使うつもりはさらさらないもののアンロックを唱えるのは明確な校則違反であり、他にも相応の理由がない限り魔法を気安く使ってはならないと定められている。
とは言え、具体的な罰則すらない注意喚起程度の緩い規則であり、わざわざ遵守しているのは実行不能かつ生真面目な性分のルイズくらいのものだったが、魔法を使えるようになったから嬉々としてルール違反をすると言った発想はなく、目に見える変化としてはゼロ呼ばわりされても凄みのある笑みを浮かべるだけで反論しなくなった事くらいだった。
絡まれるかと懸念していたポップもオスマンが聴講生として公式に遇すると発表していた事に加え、自宅謹慎から戻った翌日に貴族の証であるマントと杖を身に付けルイズの授業に同行していた為、ヴァリエール公爵家の客分として貴族に準ずる地位を付与されたのではないかと思われており、教員や他の生徒に対し敬意こそ足りないが無礼でもない態度で接する事もあって身分の判別が難しく、詳しい事情が判別するまでの様子見を兼ねて遠巻きにされている。
そしてヴィリエに絡まれたシエスタだが、落ち込んだり怯えるかと思いきや翌日には平然と朝の修行に参加しており、使用人相手に決闘を挑んでも勝って当然負けたら大恥な上に罰則を食らうとあっては新たな挑戦者が現われるはずもなく、マルトーの激しいスキンシップと妙な特別扱いを除けばこれまで通りの日々を送っていた。
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ポップが譲り受けた新装版アバンの書は、既存の武術全般とアバン流闘殺法独自の戦闘技術を比較解説する地の章、古今東西の様々な闘気技や呪文を網羅した海の章、勇者としての心構えとアバンの訓示が記された空の章からなる。
暇があったら読めと渡されていたマトリフの書は、主に錬金術や薬草学など魔法以外の分野についてマトリフが編纂した世界で一冊だけの教本であり、実用的な知識が必要最低限の文章で書かれているだけの内容は読み手を選ぶが、外見や若さに似合わぬ知恵者のポップは熟読して大半の内容を理解し、残りの大まかな部分も文章として暗記していた。
そんなポップが手に持っている絵本のタイトルはイーヴァルディの勇者と読むらしいのだが、生憎と見た事もない文字なのでそのままでは読めやしなかったし、いくらなんでも知らない文字で書かれた本の文章までは暗記できない。
コルベールから教わったリードランゲージの魔法で大まかな内容を知るのは簡単だが、書かれた文字に込められた意図を自分が知っている語意に置き換えるこの方法だと正確な内容を読み取れているか怪しく、規格外の魔法力があるからと言って呪文を唱えながら読書をするのも面倒である。
リードランゲージを込めた眼鏡も作ってはみたが、文章を理解する分には問題なくても内容が意訳される欠陥はそのままになっており、仕方なく内容が簡単な子供向けの本を図書室から何冊か借りて来るようルイズに頼んだ際、とある読書好きの生徒から強くお勧めされた一冊がこの本だった。
翻訳された文章と描かれた挿絵の場面から本来の文言を推察し、単語の意味と文法を理解するパズルじみた作業ではあるが、子供向けの絵本は内容が簡単なだけに読み解き易く、ほんの数日で基本的な読み書きを行えるようになってはいるものの絵本から学べる語彙はそんなに多くない。
語学の才能でもあったのかポップは辞書を片手に着々と語彙を増やしており、教員であるコルベールに加えてルイズとシエスタも指南役を買って出たが、研究者気質かつ好奇心旺盛なコルベールは雑談や質問ばかりでまともな授業をしているとは言い難いし、下町言葉やタルブ訛りなどの本来の授業から外れた事柄を教えようとする上に教材として女性向けの恋愛小説を勧めるシエスタも同様、具体的な授業内容が思い付かず暇な時間に覚えた言葉の発音や普段使いするかどうかを聞かれて答えるだけのルイズが最も学習に貢献している。
「買い物に行くわよ」
「ん、キメラの翼ならもうないぞ?」
「こっちはあんたが魔法のカードを簡単に作れるって、ミスタ・コルベールから聞いて知ってるのよ。
幸いにも今日は虚無の曜日だし、お母さまからあんたへの支度金を渡すついでに口座を開設するよう手紙が来てて、ついでに家を建てる以上はベッドとかの家具も使い古しよりは新品が良いでしょ?
残念だけどわたしは
「それが人にものを頼む態度かよ?
まぁ、俺もゴールドは使えなさそうだから手持ちの宝石とかを換金しときたかったし、家具は中古でも良いが寝具くらいは新品を買っときたいしな。
つーか、魔法のカードを作るのはそれなりに魔法力を消費するし、お前さんだけなら手を繋げば
早朝の修行と食事を終えのんびり読書していたポップに宣言するルイズ、公式な聴講生としての立場を保証したオスマンに男性が女子寮で寝起きするのはどうかとコルベールが進言し、受け入れたものの男子寮や教員棟に移動させると部屋割りで揉めるのが目に見えており、かと言って使用人の宿舎に住ませると生徒から低く見られそうな為、暇を見て利用者が少ないヴェストリの広場に居住用の小屋を建てる事が決まっていた。
カリーヌからの手紙にはルイズの口座にポップへの支度金を振り込んだから新規で口座開設の手続きを行うよう書かれており、金額への不満や追加の要求があれば速やかに連絡するよう追記されていただけでなく、身分証明としてヴァリエール家の家紋が彫られた鎖付きのメダルと身元を保証する内容の書類が同封される念の入用である。
そしてルイズの口座に振り込まれた金額は1万エキュー、平均的な男爵領の年間総税収または下級貴族の俸禄20年分に相当すると言えば大金に感じるが、国内有数の大貴族であるヴァリエール公爵家の家格と財力に加えてポップが成し遂げた実績を考慮すればまだ足りないくらいであり、ここで変に支払いをケチるのは貴族として以前に親としての面目が立たない。
特に急ぎの用事がなかったポップは、ルイズの態度に思う所はあったものの宝石類の換金がしたかった事もあって買い出しには同意したが、何かある度に魔法のカードを作らされるのは嫌なので
ルイズとしては移動時間が短縮できれば問題ないので否はなく、異性のポップと手を繋ぐ事に対しても特に抵抗感がなかった事からあっさり了承し、馬どころか下手したら風竜よりも早い
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「まずは銀行であんたの口座を開設するわよ。
ちょっと安くなるけど宝石とかの買い取りとかもやってるし、高く売りたいのなら出入りの宝飾店を紹介しても良いわよ?」
興味深げに街並みを観察するポップの左手を掴んだルイズは問答無用とばかりに歩き出し、到着した銀行で口座開設と貯金の移動を手早く済ませると支配人に別室での相談を取り付けた。
万年金欠な貧乏貴族向けに銀行は質屋のような業務も行っており、持ち込まれた宝飾品や美術品から別宅などの不動産までを担保に金銭を貸し付けるだけでなく、普通に持ち込まれた貴金属や自作したマジックアイテムの買い取りなども行っているが、これは支払い能力はないけど見栄っ張りな貴族側の無茶振りに応えただけで、名目上は銀行側が献上した資金に対する返礼として質草を下賜した事になっている。
そんな訳で渋々と言った様子で現れた支配人だったが、テーブルの上に次々と並べられる大粒の宝石類と貴金属を見て態度が一変し、興奮した様子の鑑定士と思しき人物が口を開こうとする前に視線で黙らせた。
「本来であれば宝石類や貴金属の買い取り価格は専門店より安くなりますが、この品質と点数であれば臨時オークションを開催しても良いと思います。
オークションが終わるまでの預かり保証金は3万エキュー、こちらの手数料として売り上げの5%を頂き売れ残った品は最低入札額で買い取りたく思っておりますが、どうでしょうご了承いただけますでしょうか?」
「こっちの相場とか分らんから全部お任せします」
お手本のような営業スマイルを浮かべて提案する支配人に対し、何となく貧乏性で拾い集めていた諸々の品を処分したいだけのポップに否はなく、翌月に行われたオークションでは巨大な宝石もそうだがいくつか混じっていた魔法の装飾品に予想以上の高値が付いて大荒れとなるのだが、そこらは本筋と関係ない余談なので詳しい描写は省略する。
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中央通りに面して庶民向けから上流階層向けまで様々な店が整然と立ち並ぶブルドンネ街とは対照的に、裏通りのチクトンネ街は崩れ掛けた廃屋や道端に張られた粗末なテント小屋に胡乱な輩が住み付き半ばスラムと化しており、職にあぶれたゴロツキ紛いの浮浪者が物陰から獲物を物色するような無法地帯ではあるが、魔法学院の制服を着用した少女を相手に絡みたがる命知らずはいなかった。
貴族の娘を誘拐すれば身代金が取れると考えるかも知れないが、面子を潰された貴族の報復は損得勘定や後先を考えない苛烈なものとなる事が多々あり、一族郎党を引き連れて住人の皆殺しくらいは普通にやらかすので計画的な犯行はあっても突発的に誘拐を企てる者は少なく、それ以前に衛士隊の怠慢で見逃されている部分があるチクトンネ街の住人は貴族との揉め事を可能な限り避けている。
目的地の寝具店で買い物を済ませたついでに立ち寄った武器屋だったが、商品棚に陳列されていた銃器を見つけたポップはルイズが止めるのも聞かず好奇心を全開にして弄り回していた。
ポップの世界でも銃器や大砲は既に存在しているが、個人の魔法や武術の強力さに加えて工業的な分野での技術不足から歩留まりが悪く、大国の軍隊ならともかくそこらの武器屋ではまず取り扱ってないし、そもそも需要がないので取り寄せもできない。
少なくともポップの知る範囲では、ベンガーナ王国にあるデパートや専門店を訪れ大金を積むか、武器屋を兼業する錬金術師にでも作ってもらうしか入手方法はなく、それが他の武器と大差ない値段で置いてあれば興味も引かれると言うものである。
銀行から引き出した小遣い銭では足りなかったので、取り引き用に残しておいた小粒の宝石を支払いに充てようとした辺りで横槍が入った。
「ちょっとポップ、銃なんか見てないで剣を買いなさい。
あんたはわたしの従者なんだから、貴族に仕える者が相応しい武器を使ってないとわたしの恥になるんだから銃は絶対に駄目よ!」
「そう言われてもな。
ここに置いてある武器の大半は品質の低い鋳物だし、残りもわざわざ買うくらいなら自分で錬金した方がましってもんだぜ。
つーか、いくら見た目は立派でもまともな刃もない鉄塊なんざ剣とは呼べねぇよ」
不機嫌さを隠そうともせす噛み付くルイズを宥めていたポップだが、思わず漏らした本音に今度は店主の機嫌が目に見えて悪くなる。
「ちょっと待ちなよお客さん、それじゃあウチの商品がガラクタばかりだと言ってるのと同じなんじゃないですかい?」
「あー、ちょいと言い方が悪かったな。
だけど、武器屋の倅としてここの品揃えを見るとどれも儀礼用ばかりで実戦向きじゃねぇように思えてね。
侘びと言っちゃ何だが、錬金で悪いけどこの剣を受け取ってくれよ」
言うが早いか輝きの杖を抜いたポップがルーンを唱え、無骨だがしっかりとした作りの長剣を錬金してから固定化を掛け店主に手渡す。
モデルとしたのは魔界の名工ロン・ベルクが適当に打ったと嘯いていた長剣、飾り気がなく取り回しの良さと切れ味を追求した逸品ではあるものの伝説クラスと比べたら数歩ばかり劣る無銘の業物を上手く模倣しており、固定化による強化もあって剣の振り方を知っている者が振るえば鉄を斬れる名品となっていた。
「昼寝の邪魔をしやがって、デケェ声でガチャガチャ騒いでんじゃねえぞ!」
受け取った剣を見た店主は大喜びで謝罪を受け入れようとしたが、それを遮るように店の隅に置かれていた樽から不機嫌そうなダミ声が響き渡り、面食らった表情のポップとルイズは不思議そうに顔を見合わせる。
「黙れボロ剣、屑鉄として鋳潰されたくなきゃ商売の邪魔をするな!」
「ハッ、投げ売りでつまんねえ三下傭兵に振られるくらいならこのまま溶かされた方がマシってもんだ!」
「それってインテリジェンスソードよね?」
「へいっ、どっかの物好きがこさえた根性曲がりのボロ剣なんですが、ご覧の通り口が悪くて買い手が付かないんですわ」
「ボロとは何だこのインチキ野郎、てめはいつも相手の足下見てぼったくろうとしてやがんだろうが!」
「言い方は悪いが商売ってのは全部じゃないがそんな面もあるもんだろ?
それより鋳潰すくらいなら俺に見せてくれ、インテリジェンスソードってのは初めてで興味があるんだ」
樽から引き抜いた古ぼけた大剣に対し怒鳴り付ける店主、留め具の部分を動かし反論する大剣を見たルイズが正体に思い当たり、コントじみた口論を傍観していたポップが大剣に興味を示し、受け渡された大剣は文句を言うかと思いきや急に黙り込んでしまった。
「……おでれーた、その若さで歴代の使い手に見劣りしない強さだと?
どんな修行をしたんだおめえ、こんなのチグハグとかデタラメってレベルじゃねえぞ!
絶対に損はさせねえから俺を買え、って言うか頼むから買ってくれよ」
「そこまで言うなら俺は間に合ってるから代わりに弟子を紹介するよ。
才能は底なしの本物、順調にレベルアップすりゃ大陸最強は硬い未来の勇者で、家事が得意な若くて可愛い女の子ってお買い得物件だぜ?」
これまでとは様子が一変して神妙な声を出し懇願する大剣、買うつもりはなかったポップだがシエスタに買い与えるのも悪くないと思い直す。
「なあ店主、こいつはいくらだい?」
「あー、デル公でしたら新金貨で50と言いたいとこですが、こんなにも立派な剣を頂いたお礼としちゃ釣り合わないかも知れませんが差し上げます。
それと物は相談なんですが、お貴族様の都合が良い時で構わないんで錬金した剣を持ち込んで下されば高値で買い取りいたしますぜ?」
「ちょっとポップ、そんな汚くてオンボロな剣を持って帰るのは止めときなさいよ。
あんたがさっき錬金で作った剣の方が……って言うか、自分で作れるならそもそも買う必要なかったわね。
こいつはわたしの従者で家庭教師だからお金には困ってないし、わざわざ錬金で作った剣を売らなくても給与が足りなければいくらでも出すってお母さまの手紙に書いてあったからお金に困ったらすぐ相談なさい」
「くれるってんならありがたく受け取らせてもらうよ。
とりあえず剣は暇を見て作っとくから新型の銃とか珍しい武器があれば、トリステイン魔法学院のポップ宛てで連絡してくれないか?
宝石払いで良ければ前金でこいつを預けるし、とりあえず俺の名義で4万エキューの貯金があるからその範囲を超えてなければ現金で支払えるぜ」
ポップの提案を聞いた店主は大喜びで了承し、前金代わりとして差し出された宝石の詰まった布袋を素早く受け取り、店を後にする二人を気色の悪い猫なで声と大仰なお辞儀で見送りする。
「それでお前さんには銘とかあるのか?」
「俺の名は魔剣デルフリンガー、これでも六千年の時を生きた伝説の名剣よ!」
「……うそくさ」
銘を問うポップに決め声で答える大剣、隣で見ていたルイズはぼそりと感想を漏らすが突っ込むつもりはないらしく、ブルドンネ街の高級レストランで昼食を済ませてからあちこちの店を見て回り、夕方近くまでトリスタニア観光を楽しんでから
本文での貴族に準ずる地位は陪臣(国家ではなく貴族個人が地位を保証する身分)を示しており、国内トップクラスの大貴族であるヴァリエール公爵家に行って帰ったら杖とマントを装備していた為にそのような誤解をされていますが、いくら考えなしでも公爵家の後ろ盾があるかも知れない人物に喧嘩を売ろうとする程に向こう見ずな生徒はなく、教員にそれとなく訪ねたり遠くから会話を盗み聞きするだけで直接確認する度胸を持つ者はキュルケくらいです。
なお、家紋入りのメダルは某時代劇に登場する印籠のような代物であり、公的な機関や貴族相手に見せればヴァリエール家の身内として対応してくれるようになる為、ある意味で生徒らが予想した貴族に準ずる地位を付与されたと言えなくもありません。
ポップが高品質の剣を錬金できた主な理由は、膨大な魔法力に加えて鍛冶の現場を見ていた影響が大きく、曖昧に金属の塊としかイメージしてない普通のメイジでは未精製の不純物が混ざった状態となるのに対し、元は国のお抱えだった父親が行っていた作業工程を反映させた結果です。
恋愛フラグが立たなかったキュルケは学院で逆ハーレムを堪能しており、本来は巻き込まれるはずのタバサも自室でゆっくり読書を楽しんでいる為、武器屋の店主は色香に負けて損をするどころか普通に大儲けできそうですが、これもある種の原作ブレイクと言えるのでしょうか?