高性能な愛車と異世界で最高の一杯を!   作:テニス歴0年 HORIO

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あらすじ、異世界の食材を購入完了…この世界の玉ねぎ、球根の下に身体のような根っこがあるんだけど…ちび○子ちゃんの長沢くんに見えて仕方がない… 



22・ 異世界で料理をしましょう

 

 

 「ケイさんお待ちしてました」

 

 

 

 店の扉を開けると笑顔で迎えてくれたのは、ビックコッコの串焼きのお店の店長ジムニーさんだ

 

 

 

 「いえいえ、こちらも厨房を貸して頂けて助かりました」

 

 

 

 そう、今日はこの世界の食材の味見と地球の調理法が通用するかどうかの実験…でも醤油とかがあるので実際そこまで心配はしていない

 

 

 

 店の前に止めてある車から食材や調理器具を店に運び込む、作るものは昨晩の飲み会の時に話してきめてある

 

 

 

 「ケイさん、昨日言われた通り新品の木綿糸準備しましたよ」

 

 

 

 「ありがとうございますジムニーさん、時間がかかるのでまずそれから取り掛かりましょうか」

 

 

 

 料理に木綿糸と聞いてピンときた人もいるだろう、俺が作ろうとしているのは「チャーシュー」、豚に鶏、それに少し珍しいが味見含め牛でも作ろうと思っている

 

 

 

 時間がかかるのでテキパキと調理を開始しよう、味を馴染ます事を考えると丁度晩酌の時くらいに出せるだろう

 

 

 

 

 

 まずは牛っぽい「ボーキーカウ」から調理スタート

 

「ボーキーカウ」の肉 一かたまりを、車のトランクに積んであった地球産の圧力鍋に入れ、水を加えて蒸し煮に圧力をかけて20分ほど加熱、時間が来たら火を止めて自然と圧力がなくなるまで待つ

 

 

 

 その作業と同時に違う作業をしていく、ビックコッコのお肉とハンマーピッグのお肉の下処理をおこない煮沸した木綿糸で縛っていく、おやっさんに修行時代みっちりと教わったので縛るのには自信がある…ただ…

 

 

 

 ジムニーさんとエっさんが俺の作る料理に興味津々で俺の作業をマジマジと見てくる…少しやりにくい

 

 

 

 ついでにエナは煮込みのタイムキーパーをしてくれている、ありがたい

 

 

 

 さて気を取り直し続いて、ボーキーカウの方のつけ汁を作る、 

 

こちらでは木の実ように木から取れるニンニク、うん…深く考えずにスライスしていく、マルクさんの所で買ったお酒を一度鍋に入れて火を付けアルコール分を飛ばす、お酒が冷めたらお水に木の実ニンニクと刻んだ白色の生姜、お醤油を加えて混ぜてつけ汁の完成…ちょっと味見を

 

 

 

 うん、想像してた味と大きなズレが無い、しいて言うなら木の実ニンニクにもっとパンチが欲しいかな

 

 

 

 蒸し煮したボーキーカウのお肉を、トランクに積んであった大きめのタッパーに入れてそこにつけ汁を加える、お店にある大きな冷蔵庫風の魔道具に入れて後は放置…一品目完成

 

 

 

さあ、どんどんいこう、次に鶏ビックコッコ チャーシュー

 

 

 

鍋を火にかけ、白色の生姜、長ネギの青い部分、つぶした木の実ニンニクを入れ、鶏モモ肉を転がしながら焼き目をつける、そこに酒、醤油、水、砂糖、を入れ、沸騰したら中火にし、落し蓋をして20分ほど煮る、火を切ったらそのまま冷めるまで鍋に入れておく…

 

 

 

 「エっさん、ゆで卵って作れる?」

 

 

 

 「ケイくん、たしかにおっさん食べる専門だけど一応冒険者、それなりに料理するから…作ればいいの?」

 

 

 

 「うん、ハンマーピッグのチャーシューに時間かかるからお願い出来る?、後ジムニーさん、野菜の味見をしたいのでサラダと蒸し野菜お願いできますか?」

 

 

 

 「了解ー」「わかりました」

 

 

 

 エっさんはビックコッコのたまごを茹でてもらうことに、サイズがおっきいから時間かかりそう…

 

 ジムニーさんはさすが本職、手際よく作業を始めてくれる

 

 

 

さて、俺も調理再開、鍋に水3酒1くらいの割合で入れる、先程焼き色をつけた豚…ハンマーピッグのお肉を沈鍋に入れ沈める、そこに刻んだ白色の生姜と木の実ニンニクも入れる

 

 

 

鍋を沸騰させて中火で10分ほど煮る、灰汁が出るからしっかり取っていく

 

 砂糖を加え落し蓋をしてさらに10分煮て火を消して30分ぐらい放置

 

 

 

 「ゆで卵剥けたよー」

 

 

 

 エっさんがビックコッコのゆで卵持ってきてくれる、めっちゃきれいに剥けてある…器用だな

 

 

 

 「エっさん、ありがとう」

 

 

 

 たまごを受けとり、鶏チャーシューの鍋にそのゆで卵を一緒に入れる、お店の冷蔵庫の魔道具に入れて二品目、三品目、完成♪…味玉はおっきいから味が染みるのに明日までかかりそうだけどね…

 

 

 

最後に火を消して放置してた豚チャーシュー、醤油を投入して落し蓋をしたまま沸騰させ中火で5分ほど煮て冷まして冷蔵庫でまた放置、四品目完成!

 

 

 

 夜に向けての仕込みが一旦終了、まだお肉は残ってるし使い道はもう決定してある

 

 

 

 「ケイーくん、おっさんおなか減ってきた、夜の晩酌楽しみだけど昼のやつそろそろ取り掛かろーや…ぎょーざにからあげだっけ?」

 

 

 

 エっさんが机にだらんと身体を預けおなかすいてますアピールをしてくる…

 

 

 

 「エっさん、そんなにおなか減ってるなら先に野菜のドレッシング作ろうか? 餃子や唐揚げにしても時間かかるし、さっきジムニーさんが野菜準備してくれたからすぐに出来るけど」

 

 

 

 「あ、昨日言ってた野菜にかけたりつけたりするヤツ?」

 

 

 

 「それです」

 

 

 

 俺もとうとうやるときがきたか…、異世界モノのテンプレを…そう料理チートの定番「マヨネーズ」

 

 

 

 「ケイさんが昨日言ってた「まよねーず」ですね、あまりの美味しさに直飲みする人もいるくらいの調味料…料理人として興味深いです」

 

 

 

 じゃあぱっぱと作りますねー

 

 

 

 ビックコッコの卵の卵黄を準備する、ついでにジムニーさんに卵が生で食べれるかどうかは確認済み

 

 

 

大きなビックコッコの卵黄をしかりと混ぜて、マルクさんオススメのオリーブオイルを少しずつ垂らしながらさらに混ぜる固さが出て来たら、塩と白いワインビネガーを加えて味を整え、完成…うん簡単

 

 

 

 ジムニーさんとエっさんはマヨネーズに興味津々、俺は俺でこの世界の野菜に興味津々、料理一旦中断して、皆でいざ実食!

 

 

 

 

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