高性能な愛車と異世界で最高の一杯を!   作:テニス歴0年 HORIO

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あらすじ、スライムがあらわれた!

 俺は格好いい剣を装備した、グランさんが一応安全面考えて防御アップの付与魔法してくれた…いざ尋常に勝負



27・ スライムをテイムしましょう

 

あらすじ、スライムがあらわれた!

 

 

 

 俺は格好いい剣を装備した、グランさんが一応安全面考えて防御アップの付与魔法してくれた…いざ尋常に勝負

 

 俺は剣を構えスライムとの距離を縮める、スライムも何か覚悟を決めたのか俺の方へと前進しだす

 

 

 

 まずは俺から、先制攻撃だ射程圏内に入り剣を降り下ろす

 

 

 

 「はぁーっ」

 

 

 

 ぶにょん

 

 

 

 気の抜けるような効果音と共に俺の渾身の一撃が食い止められる、なん…だと?

 

 

 

 動揺した俺にスライムの攻撃がくる体当たりだ…

 

 

 

 ぶにょん

 

 

 

 「ぐはっ」

 

 

 

 俺の体に見事命中…くっ大丈夫だ、ダメージは小学生にドッチボールの玉を当てられたくらいだ…まだやれる

 

 

 

 …その後もぶにょん ぶにょんと激戦(泥試合)が繰り広げられること10分…

 

 

 

 

 

 「空が青いな…」

 

 

 

 俺達は今凄く清々しい気持ちになっている、気分は少年漫画の決闘をし終わった二人…なあお前もそう思うだろスライムよ

 

 

 

 結局勝敗がつかず疲れた俺は仰向けに、スライムもダメージで動けないでいた

 

 

 

 

 

 「…あのー、ケイくん…おっさんがトドメ刺そうか?」

 

 

 

 エっさんが仰向けになってる俺を心配そうに覗いてくる

 

 

 

 「エっさん、コイツを倒すのは俺です」

 

 

 

 戦闘民族のツンデレ王子のようなセリフを真顔で返す

 

 

 

 「でも、終わりそうに無いよ…おっさん達 休憩終わってそろそろまたあの森へ送ってもらわにゃならんし…」

 

 

 

 いやーでもなーなんか親近感?友情みたいなのが芽生えちゃった気がするんだ…さっきああ言ったけどトドメ刺せないよね…

 

 

 

 スライムの方を見るとゼリーみたいにプルプルと震えている、特に仲間2匹を瞬殺したエっさんをかなり怖がってるようにみえる

 

 

 

 「連れてくてのはどうでしょう…」

 

 

 

 捨てられた子猫を拾ってきた子供の気持ちでおっさん達を見渡す

 

 

 

 「…ケイくん、一応テイマーと言って魔物を連れて歩く冒険者もいるが、それは知性ある魔物に限っての話でスライムは無理だ、言うこと聞く知性がない」

 

 

 

 「知り合いがテイマーをしてたんだがタマゴから育ててやっとだって言ってたし難しいと思うよ」

 

 

 

 グランさんやハンスさんが俺を諭してくる…でもなー、闘って思ったけどコイツ確実に知性あるよな…俺の攻撃読んでカウンターとかしてきたし

 

 

 

 「…じゃあ1回何か試して言うこと聞いたら連れて行ってもいいですか?」

 

 

 

 「お おう」

 

 

 

 車のトランクから鍋を取り出す…えーっと

 

 

 

 「鍋に入れ、ハウス」

 

 

 

 鍋を横にしてスライムが入るように指示をだす

 

 

 

 それを聞いたスライムは凄い勢いで鍋の中へと入っていった

 

 

 

 「通じましたよ?」

 

 

 

 「本当だな…」

 

 

 

 グランさん達は困惑している、でも約束は約束だ

 

 

 

 「コイツは俺のものです、トドメ刺さないで下さいね」

 

 

 

 グランさんは苦笑いを浮かべながらも了承してくれた

 

 

 

 「わかった、このスライムはケイくんにまかせよう、じゃあこの話は一旦終わってまたルトラの森へ送ってくれるか?」

 

 

 

 「了解です」

 

 

 

 皆が車に乗る準備をしだす、コイツも積んでかないとな…

 

 

 

 「おとなしくしとくんだぞ」

 

 

 

 ぼこっぼこぼこ

 

 

 

 体の中に気泡を作り何か返事してるように感じる…やっぱり知性あるよなコイツ

 

 

 

 スライムの入っている鍋に蓋をして車にのせる、皆の準備も出来たみたいだ、アクセルを踏みルトラの森へとハンドルを向け出発した

 

 

 

 

 

 

 

 ーーーーー

 

 

 

 「ほい到着、ケイくんお疲れー」

 

 

 

 ルトラの森の前に着き3人が車から降りる

 

 

 

 「じゃあ、朝と一緒で俺達が森の探索と討伐、ケイくんは逃げてきたヤツの処理をよろしく頼む」

 

 

 

 そう言っておっさん3人はまた森の中へと入って行った、ついでに午前中森の中で火柱を上げた犯人はグランさんらしい…

 

 

 

 さて、このルトラの森までの道中テイムについてのことを聞いた、ハンスさんの友人がテイマーだったので詳しく教えてくれた

 

 

 

 テイムモンスターの最低条件、それは「待て」が出来る事…簡単そうに聞こえるがこれが一番難しい

 

 

 

 魔物は基本本能に忠実な生き物で同じ種族でしか群れない、人の命令を聞かない、さらに食を前に待てなんて余程訓練されている魔物じゃないと無理らしい…

 

 

 

 だからこの「待て」と言うのが大事になってくる、命令と本能の抑制が同時に判断出来るからだ、

 

 

 

 そして「待て」最低条件な一番の理由は人間が魔物にとっての御馳走だからだ、魔物は魔素が多いものを好んで食べる、この世界の食べ物にはすべて魔素が含まれているがその中でも人間は非常に多くの魔素を含んでいる つまり彼らの大好物が人間なのである

 

 

 

 テイムと言うのを俺に例えるなら、1~2日断食して(本能むきだし)目の前にラーメン(大好物)があるけど変なヤツ(テイマー)が「待て」っていうので我慢しなければならない…理不尽だね、俺なら無視して食ってるわラーメン

 

 

 

 確かに厳しいか…鍋の中でくつろぐスライムを見つめる

 

 

 

 「試してみるか…」

 

 

 

 俺は余ったタマゴサンドを鍋の中にいるスライムに近づける、うねうねとめっちゃ良い反応をする

 

 

 

 「ほれ」

 

 

 

 タマゴサンドをスライムに渡すと一心不乱に食事?吸収するスライム…かわゆいのー

 

 

 

 食べ終わるスライム、悲しそうな雰囲気を漂わすスライムにもう1つタマゴサンドをちらつかせる…さあ本番だ

 

 

 

 後部座席に鍋からスライムをプルん と出し少し離れた位置にタマゴサンドを置こうと思う、置く前に一言

 

 

 

 「待て」

 

 

 

 俺の声を聞きこの世の終わりを見るような雰囲気を出すスライム、言ってる事は伝わってるぽいな、頑張れー

 

 

 

 目の前にタマゴサンドを置くと 自分と闘うようにその場でうねうねしまくるスライム…おいおい俺のS心くすぐるなよ時間延ばしたくなっちゃうだろ…

 

 

 

 時間は10秒、先ずはこれくらいだろう

 

 

 

 …「よし」

 

 

 

 俺のよしを聞いた瞬間タマゴサンドに飛び付くスライム…かわゆいのー

 

 

 

 でもコイツ スゲーな流石俺と引き分けただけあるわー、テイムの最低条件があっさりとクリア出来そうなのでエナと一緒にスライムの名前決めを始める

 

 

 

 「ゼリー」…「ムース」…「クリーム」…「グミ」…「白玉」…「わらび餅」…「餅」…

 

 

 

 名前候補を二人で上げていく、スライムが餅と言った時に凄く反応した

 

 

 

 「おっ、よし今日からお前はモチだ、よろしくな」

 

 

 

 「パチパチ、登録しましたよろしくモチちゃん」

 

 

 

 なんかスゲーぼこぼこ気泡出てるけど喜んでるのかな?良かった良かった

 

 

 

 「ほら、モチ、タマゴサンド無くなったからデザートの林檎だ」

 

 

 

 スライムに白い林檎を渡す、しあわせそうな雰囲気を出すモチ…かわゆいのー

 

 

 

 優しい気持ちになりながらモチを見ているとエナから声がかかる

 

 

 

 「マスター、森から6匹レッドウルフが出てきます、戦闘の準備を」

 

 

 

 「エナ、了解、さー経験値稼ぎ再開しますか」

 

 

 

 そう言って俺はハンドルを握りアクセルを強く踏んだ

 

 

 

 

 

 

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