高性能な愛車と異世界で最高の一杯を!   作:テニス歴0年 HORIO

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28 ・転生したらスライムになった話

 

 

 何事もない普通の人生

 

 

 

 平凡な一般家庭 上野家の次女 さくら として産まれて、アイドルになるなんて事も無く普通に高校を卒業、今は地元の中小企業のOLとして働いてる、しいて何か普通じゃない事を上げるとすれば 町の格ゲーの大会で優勝したくらいかな…それでも普通のオタク女子の嗜みの範疇だろう…

 

 

 

 でも現在、普通ってなんだっけ?ってなるくらい普通じゃない事が起こってる

 

 

 

 ぷにぷにでブヨブヨな身体、太ってるわけじゃないよ 私食べても太らないタイプだったし…じゃなくて、凄く完結に言うと…私 スライムになってるぽい…( ̄ー ̄)

 

 

 

 青白いゼリーのような身体…私自身よくわかって無いけど 360°見える景色、声がでないし そもそも呼吸してないし…

 

 

 

 なんでこうなったのか…私がよく利用する小説投稿サイトに似たような事例がいっぱいある、トラックに轢かれそうな子供を庇って死んじゃう…からの異世界転生だ…うん そう言う話なら何回も読んだ、私の場合は 餅を喉に詰まらせて窒息…からのスライムへ転生だ…

 

 

 

 けどなんでスライム…お姫様が良かったなー、イケメン貴族ときゃっきゃ うふふ…(*´ω`*)…はぁー、気分と共に弾むこのスライムボディーが妄想から現実に引き戻す

 

 

 

 本当どうしよう…えーっとテンプレ通り進めよう、まずは情報がほしい

 

 

 

 『ステータスオープン』

 

 

 

 シーン…

 

 

 

 うん、ちょっと恥ずかしいな 私(///∇///)…そのあと鑑定とかシステムオープンとかいろいろ試したが自分の情報が現れる事は無かった…これ何て無理ゲ?

 

 

 

 

 

 私何すれば良いの?…取り合えず動こう…あれ…身体動かしにくくなってる…なんで?(゜д゜)

 

 

 

どうしよう…教えて私スライムの本能…よしわかった、私おなか減ってる

 

 

 

 でもどうしよう…何食べれば良いの?悩んでいると近くにお仲間さんがいる

 

 

 

 むにょむにょとナメクジのように進むお仲間さん、通り過ぎた道の草花が無くなっている事に気づく…おう、草食系スライムか…

 

 

 

お仲間さんの真似をして草花を食べながらの移動

 

…ニガイ(´д`|||)

 

…えっこれ苦行じゃね?でも生きる為

 

…ニガイ(´д`|||)

 

 

 

 しばらく頑張ってたら苦みを感じ無くなった、食事じゃなくて吸収とかなら良かったのに…という考えた瞬間 味が消えた…助かった

 

 

 

 今は取り合えず栄養?を補給して生き延びる事だけを考えよう

 

 

 

 

 

 ーー3日後ーー

 

 

 

 …暇(´・c_・`)、この3日そりゃいろいろあったよ、ゴブリン見たし赤い狼見たし…ビビったけどスライム不味いみたいで見向きもされ無かった…その点は良かったけど…転生してからやってる事が草花の吸収のみ…さらにこの身体寝れないっぽいから夜もエンドレス吸収…どうしよう…暇

 

 

 

 でも一心不乱に吸収してたから栄養?的に余裕生まれたように感じるし、よし第1回スライムに出来る事を探そうのコーナー…パチパチパチ(*´∇`*)

 

 

 

 スライムに出来る事をいろいろ試していこう…

 

 

 

 まず擬態、蛇に変身…細く伸びたスライムの出来上がり…無理でした( ´_ゝ`)

 

 

 

 魔法、『はあああああ、メラ』…無理っぽい(ヾノ・∀・`)

 

 

 

 酸っぽいもの跳ばすよ…うわぁ私の身体の一部が跳んでった(゜д゜)

 

 

 

 えいこれならどうだ分身の術…うおおおおお出来た(*≧∀≦*)

 

 

 

 私の目の前にはふにふに動くスライムが一匹…

 

 

 

 『ふふふ、前に進め』

 

 

 

 目の前のスライムが指示通りに動き出す…

 

 

 

 『草花を吸収しながら進め』

 

 

 

 分身の術を使った事で私の栄養に余裕が無くなちゃった…下僕1号と共に栄養吸収の旅に出ようと思う…いくよ下僕1号(*´∀`)

 

 

 

 ーーさらに5日後ーー

 

 

 

 さらにやれる事がいろいろわかった、分身を吸収出来る、栄養もそのまま吸収出来るため効率がかなり上がる、下僕1号で2倍、2号で3倍下僕は現在4号まで使用可能 実質5倍の効率で栄養を摂取出来る

 

 

 

 そして朗報 この栄養、取れば取るだけ私強くなってるっぽい♪(´▽`)

 

 

 

 下僕全員を取り込んだ時の私の動きがスライムに成り立ての時と比べると一目瞭然 私めっちゃ速いよ(*´∇`*)))

 

 

 

 ふふふ、キタか私の時代 このままのペースでいくと世界最強のスライムになっちゃうんじゃない(*´ω`*)

 

 

 

 

 

 ーーさらに5日後ーー

 

 

 

 順調に成長してる私…それはいいとして楽しみがないのよねー、人の三大欲求とかよく言うけど、睡眠欲…寝れないから無理、性欲…男イネー、食欲…不味い、三大欲求全滅してるわ…(;゜∀゜)

 

 

 

 さっき野イチゴ見つけて吸収じゃなく食事したけど酸っぱかったし…はぁ甘味食べたい(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 プァーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 森の中に響く大きな音…車のクラクション?…もしかしたら人がいるかも、行くよ下僕達…(゜д゜)

 

 

 

 …めっちゃ下僕達 震えてる、ぶるん ぶるんなりすぎて形がおかしい…収集つかないな…よし吸収

 

 

 

 クラクションなったところまで急ごう(・・;))

 

 

 

 

 

 

 

 一言で終わらそう…轢き逃げ現場です

 

 

 

 被害者はゴブリン2名、車との衝突で即死みたいですね

 

(*`・ω・)ゞ

 

 

 

 車は向こうの方へ逃走中、私の足では追い付きそうもありません…はぁーでもタイヤの後とかあるし確実に私の知ってる車だと思うんだよね…この世界にもあるのかな車?

 

 

 

 取り合えず事故現場の処理をしとこう…

 

 

 

 『行けー下僕1号2号ゴブリンを吸収しなさい』

 

 

 

 これもつい最近解った事、生き物も吸収出来る、さらに栄養量がすごいちょっとしたボーナスみたいだね(*´ー`*)

 

 

 

 

 

 ーー2日後ーー

 

 

 

 森抜けれたよやったー(*´∇`*)

 

道なり進めば町に着く美味しい御飯が待ってるよ…でもなー問題は私スライムなんだよね…(´・ω・`)

 

 

 

 しばらく進むと車を発見…まんま軽自動車、エンブレム〈h〉って有名な会社じゃないか…どう見ても日本産の軽自動車 だよね…

 

 

 

 もっと近くで確認しよう、日本人いるかも…行くよ下僕1号2号…

 

 

 

 パァン パァン

 

 

 

 Σ(゜Д゜)

 

 

 

 1号と2号が吹き飛んだ…目の前には金髪のナイスガイなおじ様…そんな事言ってる場合じゃない…1号2号殺ったのたぶんその人、剣もってるし動き見えなかったけど…てか私生きてる?

 

 

 

 聞き耳たてろ私…生き残れ私ー…よし状況理解完了…詰みましたわこれ(´;ω;`)

 

 

 

 逃げようにも金髪のおじ様や筋肉の大男の目があるから逃げれない、目の前に日本人かな?黒髪の青年が不恰好ながらも剣を構えている…うん…スライム倒して経験値稼ぐ気だね( ;∀;)

 

 

 

 あー青年走って突っ込んできたよ…こうなったら腹くくるしかないね…乙女の生きざま見とけやコラー(# ゜Д゜)

 

 

 

 

 

 青年の先制攻撃、ダッシュからの縦切り…甘い格ゲーマー舐めんな

 

 

 

 養分を一ヶ所に集中、受ける

 

 

 

 ぶにょん

 

 

 

 さらにそこからカウンターくらえ体当たり(`ロ´;)

 

 

 

 ぶにょん

 

 

 

 …その後もぶにょん ぶにょんと激戦(泥試合)が繰り広げられること10分…

 

 

 

 もう動けない…( ̄~ ̄;)

 

 

 

 

 

 「空が青いな…」

 

 

 

 はいそうですね…じゃなくてなんで少年マンガのワンシーンみたいな事言ってるの?こっちは命懸け戦い繰り広げたあとよ…そんな清々しい気持ちになれるか!

 

 

 

 

 

 「…あのー、ケイくん…おっさんがトドメ刺そうか?」

 

 

 

 うわー、この金髪の死神 完全に私殺す気だよ…トドメとか言ってるもん…

 

 

 

 「エっさん、コイツを倒すのは俺です」

 

 

 

 

 

 あら やだ 青年カッコいい(*´-`)

 

 

 

 

 

 「でも、終わりそうに無いよ…おっさん達 休憩終わってそろそろまたあの森へ送ってもらわにゃならんし…」

 

 

 

 

 

 私を逃がすのはどうでしょう…お願いー(。-人-。)殺さないで~

 

 

 

 

 

 「連れてくてのはどうでしょう…」

 

 

 

 あら やだ 青年カッコいい(*´-`)

 

 

 

 「…ケイくん、一応テイマーと言って魔物を連れて歩く冒険者もいるが、それは知性ある魔物に限っての話でスライムは無理だ、言うこと聞く知性がない」

 

 

 

 「知り合いがテイマーをしてたんだがタマゴから育ててやっとだって言ってたし難しいと思うよ」

 

 

 

 ハイ ハイ( ゜Д゜)ノ 私知性めっちゃあります、生き残れれるなら連れてって~

 

 

 

 「…じゃあ1回何か試して言うこと聞いたら連れて行ってもいいですか?」

 

 

 

 「お おう」

 

 

 

 黒髪の青年が何故か車のトランクから鍋を取り出してきた…

 

 

 

 「鍋に入れ、ハウス」

 

 

 

 何故 犬みたいに…全力で入るけどね

 

 

 

 「通じましたよ?」

 

 

 

 「本当だな…」 

 

 

 

 当たり前よ、スライムの中で天才の私にかかればそれくらいの事出来て当然よ(≧▽≦)♪

 

 

 

 

 

 「コイツは俺のものです、トドメ刺さないで下さいね」

 

 

 

 あら やだ 青年カッコいい(*´-`)

 

 

 

 何はともあれ無事危機は乗りきったようだ…危なかった…

 

 

 

 青年…テイムとか言ってたしご主人様かな鍋の上から覗きこんでくる

 

 

 

 「おとなしくしとくんだぞ」

 

 

 

 ( ゜Д゜)ノハイ、この鍋が私の家…全力でおとなしくしてます( ゜Д゜)ゞ

 

 

 

 

 

 ーーーーー

 

 

 

 あー、鍋の中いいわー(*´ー`*)、猫鍋とかあるけどこんな気持ちなのかな?…あとこの車スゲーわー、車内にある空気に栄養あるから吸収し放題だし…

 

 

 

 ガタン

 

 

 

 おっ車止まった…目的地かな?

 

 

 

 

 

 目的地に着いたみたいで怖いおじ様3人衆が車から降りていく…車内にはご主人様とナビに映る女の子のみ、鍋でくつろぎながら辺りを見回しているとご主人様がごそごそと何か取り出す

 

 

 

 …たたっったタ タマゴサンド…くれるのご主人様大好き(*´∇`*)

 

 

 

 

 

 「ほれ」

 

 

 

 キタ━(゜∀゜)━! そうこれが食事…美味しいよ~美味しいよ~…がっつき過ぎた…もう無くなってしまった(´・c_・`)

 

 

 

 

 

 食べ終わると今度は鍋から後部座席に出される…ん?どしたの?…♪o(゜∀゜o)(o゜∀゜)o♪おかわりキター 全力で突撃…

 

 

 

 「待て」

 

 

 

 嘘…だろ…ここでお預けとかご主人様鬼畜か…あー食べたい食べたい食べたい((゜o゜≡゜o゜))

 

 

 

 笑ってるとか確実にご主人様はSだな…

 

 

 

 「よし」

 

 

 

 レッツゴー体当たり

 

 

 

 あー美味しいよ~このたまごとマヨネーズのハーモニーがたまらない((*≧∀≦*))

 

 

 

 ご主人様とナビに映る女の子が何か話してる

 

 

 

 「ゼリー」…「ムース」…「クリーム」…

 

 

 

何?デザートもあるの?やったー(≧▽≦)

 

 

 

 「グミ」…「白玉」…「わらび餅」…「餅」…

 

 

 

 デザートに餅は結構で~す…前世の私の死因だから

 

 

 

 

 

 「おっ、よし今日からお前はモチだ、よろしくな」

 

 

 

 「パチパチ、登録しましたよろしくモチちゃん」

 

 

 

えっ!Σ( ̄□ ̄;)今私の名前決めてたの…イヤーーなにそれそんな前世の死因とか罪ある名前背負って生きろって言うの?断固拒否

 

 

 

 「ほら、モチ、タマゴサンド無くなったからデザートの林檎だ」

 

 

 

 っ甘味~、ハイ( ゜Д゜)ノ私の名前はモチと言います、頑張りますのでよろしくお願いします

 

 

 

 

 

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