高性能な愛車と異世界で最高の一杯を!   作:テニス歴0年 HORIO

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あらすじ、モチちゃんがお酒で駄目になったので…今回は私が担当します、マルクさんがマスターに同郷の勇者達のお話しをしてくださるそうです、勇者が使ってた凄い神具のお話しもあるみたいですが 私が一番優秀ですよ

 


33 ・勇者のお話しを聞きましょう  

 

 

 

 串カツを食べ、エールを飲み、おかわりを頼み、盛り上がる…楽しい一連の流れが終わりようやく落ち着いたころマルクさんとの話がやっと本筋に戻ろうとしていた

 

 

 

 

 

 「すいませんケイさん、食事に夢中になってしまいましたね…えっと勇者様のお話しですね」

 

 

 

 「いえいえ、美味しいは正義ですから、はい お願いします」

 

 

 

 「そうですね…では順番に」

 

 

 

 勇者は異世界から呼び出され今 王都にいる今代の勇者で8代目だそうだ

 

 

 

 「まずは初代の勇者様から、お名前はユート様です、世界にまだ魔王と呼ばれる存在がいたころにロトム神様によって呼ばれた勇者様です」

 

 

 

 「魔王ですか…」

 

 

 

 「はい、全ての魔物を自由自在に操った魔人と言われています、それを 神具 神光の聖剣 で倒したのがユート様ですね 、姫様と結婚して王様にもなってますね」

 

 

 

 「…倒した?なら2代目からの勇者のお仕事は何してるんですか?私の住んでた世界のお話しとかでは勇者と魔王はセットでしたし」

 

 

 

 「…ユート様が魔王を倒して王様になって代が代わり、時が経ち魔王という共通の敵を失った人は人同士で争いを始めたんです」

 

 

 

 「…あーなるほど…」

 

 

 

 「それを止める為にロトム神様に呼ばれた勇者様が 平和の勇者 マサキ様です、天貫の聖弓とカリスマで人同士の戦争を終結させました、それ以来「勇者」は平和の見届け人という形で定期的にロトム神様より召還されていると言われています」

 

 

 

 「そーそ、そんで3代目の勇者様は魔王が居なくなっても魔物増えるし人を襲うからって、冒険者ギルドを立ち上げたんだ、 今回みたいなクイーン種みたいなのが出た時やもっと強い魔物が出たときに備えられるようにってね、 それが初代冒険者ギルドのグランドマスターで3代目勇者の コタロウ様ってわけよ、冒険者の間では一番人気の勇者様さ」

 

 

 

 エっさんも話に参加、俺らでいう仮面ライダーや戦隊モノの話をする子供かのように楽しそうに話してくる

 

 

 

 「そこから4代目のヨシツグ様は神具の魔素をエネルギーにする所を何とか応用出来ないかと研究され魔道具の基礎を造り出されました、本人も冷蔵庫やコンロなど生活の為の魔道具を沢山作られました、生産職に就いてる人達の憧れですね」

 

 

 

マルクさんは案外魔道具オタクらしくお酒のせいなのかいつもよりテンション高く話していた

 

 

 

「そして商人と言ったら6代目の勇者様 温泉の勇者 ヒトシ様 ですね」

 

 

 

温泉?

 

 

 

「美女達と混浴がしたいとあちらこちらに旅をされた勇者です、神具で最短の道を作って都市間の流通を劇的に向上させた人物ですね、彼の作った道は私達商人にとって宝物です、道の維持は商人ギルドがやってますし」

 

 

 

「ついでにケイくんと言ったセントーもヒトシ様の功績だったりするんだよ」

 

 

 

美女達との混浴の為に道を引く男…スゴいバイタリティーだな…

 

 

 

「女性に人気なのは7代目の勇者 ミキ様です、今代の勇者と一緒で女性で昔は遥かに高価だった砂糖の量産に力を注いで 甘味の勇者とも言われていますね、あと服作りにも力を入れて自分でブランドを立ち上げて彼女の死後もそのブランドは流行の最先端を突っ走ってますね」

 

 

 

 「そして最後が今代の勇者様コノミ様です、最近彼女の書く本、物語が王都を中心に大人気ですね、本の勇者様って所でしょうか」

 

 

 

へー…先輩方この世界で皆尊敬されてるだなー同郷として誇らしいなー

 

 

 

 「あれ、そういえば5代目は…?」

 

 

 

 今代の勇者までの話を聞いてひとり飛ばされてる事に気付きエっさんやマルクさんへ質問する

 

 

 

 「…ケイさんもご存知、モンザエモン様です」

 

 

 

 「稲作の勇者とかですか?」

 

 

 

 「いえ…滅国の勇者です…」

 

 

 

 …何したんですかモンザエモンさーん…

 

 

 

 「なんでそんな物騒な名前の勇者に…」

 

 

 

 「今は国の名前が変わってますがその国の王族貴族が野心から勇者の力を独り占めしようと考え、モンザエモンさんの妻であるエルフのシャロンさんを人質にとったんですよ」

 

 

 

 あっ(察し)

 

 

 

 「…そしたらね…モンザエモンさんの神具 三鉾の破槍 でね…国が滅んだのよ…」

 

 

 

 「…それから遠く離れた島国アルチーノ諸島で救出した妻とのんびりと暮らされたそうです、お米や醤油はそのときに作られたものですね、あの事件がなかったらケイさんのいう稲作の勇者とかになってたかも知れませんね」

 

 

 

 「そー、だからさ強い力を持った神具持ちはそれだけで畏怖され敬意を払う対照なわけよ、ロトム神様に貰ってるならなおさらね…」

 

 

 

 話は勇者から勇者が神様から貰った神具達の話へ変わっていく、神光の聖剣 や 三鉾の破槍 など全体的に武力に特化している事を聞くとやっぱりエナが一番だなって思えてくる、皆もそのようでエナの事を褒めまくる

 

 

 

 「エナさん 是非クラウス商会に来てください」

 

 

 

 「エナちゃん、おじ様カッコいいーって言ってー」

 

 

 

 とお酒のせいで話がそれ始めたが聞きたい話も聞けたのでそのまま楽しむことに…後エナは誰にもやらん

 

 

 

 カオス空間のメンバーも話に参加してきて席はさらに賑やかになる

 

 

 

 俺は酒に強いから大丈夫だとして皆は大丈夫なんだろうか?…明日クイーン種との決戦だろうに

 

 

 

 俺の心配は余所にこのカオス空間は店が閉まるまで酒を取り込みさらに力強さを増し強力になっていった…

 

 

 

 

 

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