多少の需要があればな、と最近は書いてるこの駄文。やっぱり気になるのがRDの語尾の「〜ッス」ですが、今回から「〜っす」にします。ゲームだとそうですしね。面倒だと言って放置してすいませんでした
毎回ですが、誤字脱字は温かい目で見送ってください
RD「どうして家までついてくるんすかぁ」
一夏「友達の家に遊び行くのってそんなに不思議な事かな?」フンフンフフーン
彼女が鼻笛を吹く。ご機嫌なようで、スキップを交えながら後ろをついてくる。
RD(なんでこうなったんだ…なんて、もう遅いっすか)
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一夏「ねぇ、レイ」タッタッタ
一夏がレイに駆け足で寄ってくる。RDは振り向き、まだ何か用事でもあるのか?と言いたげな顔を一夏に向ける
一夏「ちょっとの間一緒に居てくれるかな?」
RD(えっそれどういう事すか)
RD「ちょっとの間って…俺帰る最中っすよ?」
一夏「大丈夫大丈夫、歩きながらちょっとの間だけ」
彼女は笑みを浮かべると、RDの隣に並び、あたかも恋人同士と言わんばかりの雰囲気を醸し出す。これが実際に恋人ならば良いだろう。しかし片や奥手、片や不意識である
RD(俺は、こうなるのだけはゴメンです。マジで。ヤバイんすよ、さっきから。それに何でこうなるんすか!)
周りの視線が刺さる程痛い。何せ隣の女性は天下のIS学園の制服を来ているのだ。その上美少女であり、そのような女性が男性の隣りにいるのだ
恨めしそうに見る目、不釣り合いだと言わんばかりにギラリとした目、その他多種多様な目線や小言がRDの耳や目に入る
一夏「何だって言われても、お話をするだけだよ」ケロッ
RD「心の中を読まないでほしいっす。」
RD(なんかやばくないすか、逃げた方がよくないすか?!)
一夏「結構な時間近くにいるからね。それに、レイは顔に出やすいタイプらしいし」
RD(そんな上手く、分かるんすね。早く帰りたいし、俺、なんか…適当に構って振り切りるっすよ)
一夏「乙女相手に適当に構うのは感心しないよ、レイ」
RD「えっ?そんな事思ってないすよ」アタフタ
一夏「そうかな〜?」ムスッ
RD(何時まで付いて来る気なんすか、この人。友達と言っても何な不自然だし…)
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RD「ハァ…仕方ないっすね、外も暑いんで少し中で休憩していってください」
RDは一夏を家へ通す。普通なら帰らせるだろう。しかし今日は雲一つない日であり、一夏の首からは汗が垂れている。
その上駅からの決して近いとは言えない距離を自主的とは言えRDに付いて来て歩いたのだ。RDもこの事態を手放しにはできず手を差し伸べる
が、それは一夏にとってまたとない機会であり、服がびしょ濡れになっているのを引いても余りある収穫である
無意識であっても気になる男性の家、あわよくば部屋に通してもらえるのだ。その提案は素早く脳に通り、議論の余地無しでの即決となった
一夏「良いの?家に入っても」
RD「休まずにまた向こうの方に戻る気なんすか?流石にやめた方がいいっすよ」
一夏「なら…甘えさせてもらおうかな。優しいね、レイは」ニコッ
RD(仕草とか、この無自覚な笑顔とか、ハンパじゃないっすよ、マジで)
そう思いながらRDは玄関のドアノブに手をかけ、中へと入る。この光景はRDにとっては普通でも、一夏にとっては未知の体験。
一夏(何だろう、心臓がドキドキしてる…異性の家に入るなんて初めてだよ)
何故無自覚な内にこうなってしまったのか。そんな事はともかくRDが「帰ったよ、姐さん」と、声を出すと、家の奥から足音がする
ロザリィ「あぁ、遅かったわね、RD。何かあったのって…誰よその子、彼女でも作ったの?」
RD「違うっすよ、一夏さんっす。駅でばったりと出会って、その…」
ロザリィ「あぁ、その子が。へぇ、思ったよりも良い関係みたいね」ニヤニヤ
ロザリィはおもむろに携帯を取り出したかと思うと、ニヤニヤしながら機能の面子にこの状況を文章にして送る
その携帯からは展開が早いだの今日は赤飯だの、そのような言葉が通知になって押し寄せる。それを横目にロザリィはRDに笑顔を向ける
RD「なんでニヤニヤしてるんすか!ただの偶然っすよ、偶然!」
ロザリィ「ま、そういう事にしておくわ。」
RD「俺の話聞いてないでしょ。あ、これ。メモに書いてあった物です」ドサッ
ロザリィ「あぁ、ありがとう。それでさぁ、RD」
RD「なんすか?姐さん」キョトン
ロザリィ「一夏ちゃん、さっきからぽけーっとしてて目の焦点合ってないんだけど、どうにかしなさいよ」ボソッ
そう彼の耳に呟くように言って、ロザリィは荷物を持ってリビングへと行く。玄関にはRDと一夏の二人だけ。
RD「い、一夏さん?どうかしたっすか?」オソルオソル
RDは一夏へ近づく。確かに、目の焦点が全く合ってない。何かこっちに目もくれずに考え事でもしてるのだろうか。
一夏「……」ポケ~
一夏(彼女かぁ、そんな風に見えるのかな?えへへ、ってダメダメダメ!レイとはそんな関係じゃないし!うん!)
一夏は、想像を膨らませ、頭の中を無茶苦茶にする。守るべき人をそんな目で見る事がなかった彼女の心にとってこの言葉は、正にAFにとってのとっつき並の威力を発揮し、脳を駆け巡る
ロザリィが、適当に言った言葉は、正に彼女にとって最良のソリューションであり、現に彼女は自分の気持ちを理解しようとする
しかし彼とは出会って間もないし、この前まで興味があっただけであったのに、その認識をレギュ1.15のVOB装備のソブレロの如き速さで一気に塗り替えたこの感情を、一夏は素直に享受する事を拒んだ。
一夏「…ん?うわぁ!何で顔近づけてるの?レイ」
RD「な、何でって、ずっと考え事をしてる風で、嫌でも気になるっすよ。さっきから幾ら手を降っても知らぬ存ぜぬって感じで」
一夏「そうだったんだ…そろそろ上がろうよ、ずっとここに居るっていうのも…良いよね?」
RD「良いすよ。あ、リビングは今姐さんが使ってるから…俺の部屋になるけど、大丈夫すか?」
一夏「ん、大丈夫」
一夏はOKサインを手で作ると、RDに向ける。RDはそれを見ると、顔を和らげ、ニコッとするとリビングの方へ向かおうとする
RD「俺の部屋はそっちの方を左に曲がってすぐなんで、俺もお茶とかの準備したら行くっす」スタスタ
一夏(さて、レイの部屋は~っと。ここか)
ガチャ
扉を開けると、そこは平凡な部屋男子高校生の部屋だった。TVからは、ゲーム機へと繋がるコンセントの数々、机の上にはパソコンと、小説。そしてロボットのプラモデルなんかも棚に置いてある
普段RDの生活を一端しか見れてなかった一夏は、心の高まりを抑えずに意中の相手の部屋に入る
まずはベットへと転がる。制服がしわくちゃとなろうとも、この行為はしなければと本能がうずく。本能がそう言ってる程に手遅れとは言うまい
一夏「~♪」
その後、堪能したベット横目に、探索へと移行する。男子高校生の部屋の探索と言ったらただの一つである。女性には笑いの種を、男子高校生には絶望をもたらしてくださる男子高校生にとっての最悪の悪夢、エ○本狩りである
これのせいで帰宅後、机の上に置いてある○ロ本が積まれている絶望的な光景を見た男子高校生の数はいざ知らず。
つまり、面白半分ではいけない行為だという事。スミカ・ユーティライネンです(´・ω・`)ノシ
しかし一夏ちゃんはそんなやられる側の事を知らない訳で、姉から教わったテクニックを元に部屋を漁る
一夏「まずはベットの下〜は、何もない…」ガサゴソ
一夏「ならば…うーん、本棚の方?」
一夏はガサゴソと、本棚周辺を調べる。が、何も見つからない。良くて悪名高いアリーヤのプラモのあのパーツくらいしか見つからなかった
一夏「あれ〜?無いのかな?千冬姉は男子高校生なら絶対に持ってるって…」セッセッ
ロザリィ「何してるの、アンタ」ガチャ
ロザリィが一夏の部屋に入ってくる。その眼前には、弟の部屋を漁っていた、ビクビクしている女子高生の姿があった
ロザリィ「初めて来ていきなり弟の部屋を漁るなんて勇気あるわねぇ」ボーゼン
一夏「アッ…ご……ごめんなさい」ペコリ
ロザリィ「良いって良いって、気になる年頃よねぇ、若さって良いわぁ。じゃ、お姉さん応援するから頑張ってね」フリフリ
ロザリィが、頬を紅くしている女子高生に手を振りながら部屋を出ていく。そしてこの光景を見られた一夏は、頬を紅くして、恥ずかしむしかなかった
一夏(うぅ、御家族の、しかもレイのお姉さんにこんな所見られちゃった…)
ガチャ
RD「遅くなっちゃいました。ゴメンっすって…何してるんすか?部屋の真ん中で丸まって」
RDの目の前には多少散らかった部屋と、その真ん中に丸まっている一夏がいる。実際はロザリィに部屋漁りが見られて恥ずかしくて丸まっているだけである
一夏「ッ?!いや、何でもないよ、ハハ…」
RD「具合でも悪いんすか?どうなんすか、もしかして、熱中症?」
一夏「いやいや、全然大丈夫、ちょっと頭痛がしただけ。もう治ったから…」アタフタ
一夏(焦ったぁ…いきなり来るんだから)
RD「そうなんすか、何か異変があったら言ってくださいね、本当」カタッ
RDがお茶の入ったコップと、お菓子の入ったお皿を机の上に置く。丸まっていた一夏が、体制を崩す。その後、RDも机の前に座り、対面になる
RD「で、質問っす」
一夏「何かな?レイ」ニコニコ
RD「何で部屋が散らかってるんすか。何かしてました?一夏さん」
RDが部屋の周りを見渡す。そこにはしわくちゃになった布団に、漁っていたのが丸わかりな本棚やその他諸々。
一夏はというと、エ○本漁りをしていた、と言う訳にもいかず、賢そうな妥協を考えるが、本棚まで変に漁っていて言い訳が思いつかず
一夏「アハハ…」テレテレ
RD「ハァ…笑って誤魔化さないでほしいっす」
一夏「ハハハ…ごめんなさい」ペコリ
一夏「そういえばレイってロボット好きなんだね。プラモデルとかあるし」
一夏は話題を変える。ロボットの話ならば彼も食いついてくれるだろうと。逃げの姿勢で会話を切り出す
RD「ん?好きっすよ、子供の時から。だから今回の専用機は嬉しくて」ニコニコ
一夏「だから最初に見た時あんなに嬉しそうな顔してたんだ」
RD「まさかロボットのような見た目のISに乗れるなんて想像してなかったんで」
RD「あ、それとは別にさっきの部屋漁りの件は後程聞くっすね」ジトメ
一夏「あぁ…」メソラシ
そして話は続き
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一時間後
一夏「それじゃ、そろそろ帰るね。今日はありがとう。レイ」
RD「それじゃあ、また明後日学校で」フリフリ
そう言って一夏はRDの家から離れていく。そして、見えなくなったのを確認すると、RDは家へ戻り、リビングのソファへとダイブする
RD「結局、何でこうなったんすかねぇ」グッタリ
ロザリィ「良いじゃない。RDだって話せて楽しかったくせに」
RD「そりゃ、そうっすけど…まさか家に来るとは思ってなかったすよー」
ロザリィ「それは私も驚いたわ〜。家に連れてくるなんてねぇ。あの後アイツ等の連絡の対応で大変だったんだから」フフ
RD「連絡したんすか?!」ガタッ
ロザリィ「良いじゃないそれくらい。RDが女の子家に連れてくるなんて、話さない訳ないじゃない」
RD「本気で言ってるんすか、姐さん」
ロザリィ「あたぼうよ!本当、面白くなってきたじゃない!」
RD「姐さん…」グッタリ
その頃一夏
一夏「フンフンフフーン♪フンフフーン♪」
一夏(レイと一時間も話せた〜しかも家で!後で千冬姉とご飯食べてる時に自慢しよ〜)
尚、この後の食事でそれを言い、大層驚かれた後に溜息をつかれるのはまた別の話
マギーのよくありそうな質問に回答コーナー
マギー「本編の中では説明するのが面倒なのを此処で答えていくこのコーナー。記念すべき1回目ね。」
マギー「今回は自分で思ってる所を言っていくけど、感想の方に何か質問があれば、こちらの方で答えていくわ」
マギー「不定期でやっていくこのコーナーだけど、読んでくれれば幸いよ。それでは始めるわ」
Q.一夏ちゃんの展開早すぎない?
マギー「これは明らかに作者のミスね」
(´作`)「その方がかわいいかなって」
マギー「と、こんな感じで書いてるから、急な展開が多いのよね。その分一夏の方の感情が欠ける部分が沢山ある」
マギー「それに、この回は今までの中でも急な展開だったし。本当にごめんなさいと、私から言わせてもらうわ。」
マギー「次からはそこの所注意して書くから、よろしくね。それでは次の質問」
Q.一夏とRDの関係どうしていくの?
マギー「この質問に対して作者的には
(´作`)「恋を受け入れようか悩みに悩んでギクシャクしていく一夏と、少しずつ一夏を受け入れていくRDを書こうと思ってます」
マギー「と、こうしていく予定よ。受け入れられないって人もいるかもしれないけど、そこは他の作品で満たして。」
マギー「では次の質問。今回はこれで最後ね」
Q.ヴェンジェンス以外のACをISにしたりするの?
マギー「これはまだ検討中だけども、多分ないと思うわ」
マギー「主任ACを無人機で出すって案もあったけど、今回はヴェンジェンスだけをプッシュしたいって考えみたい」
マギー「それでは今回はこれで終わり。最初にも言ったけど、なにか気になる所があったら感想の方で書いてくれると此処で反応するわ」
マギー「では、次回もお楽しみに。次回は鈴の登場回よ」