RD「そういうもんなんスよ」
マギー「ハァ…消した方がいいんじゃないの?不定期投稿」
このままのペースで行けば近い内に消します
セシリア(一夏さんがこの時間に食堂に来て、と言ってましたが一体何があるんでしょう?)
セシリアは食堂へと続く廊下を歩く。あの後、一夏はセシリアの元へ戻り、
一夏「夜の8時に、食堂へ来て!」
とだけ言い去っていった。食堂で何をするのだろうか、と思いつつ食堂の扉の目の前に来る。
セシリア(鬼が出るか蛇が出るか…)
ガチャ
パーン!
セシリアが扉のドアを開け、入る途端にクラッカーの音が鳴る
「「「クラス代表おめでとう!」」」
セシリア「…えっ?……えぇぇぇ??!」
一夏「クラス代表おめでとう。と言う事で、記念パーティーだよ♪」
セシリア「えっ、けど…あの時買ったのはレイさんで…」アタフタ
モブ娘1「レイ君は棄権したよ〜」キョトン
モブ娘3「セシリアさんの方が実力があるって言ってね〜、元々買っても負けても譲る気だったって言ってたし」
モブ娘2「最後は負けちゃったけどあれだけ強いんだし、代表になっても大丈夫大丈夫!」ハハハ
セシリア「それでも、私は貴方達に暴言を…そんな私が、代表なんて」
モブ娘1「知らない所に突然一人って感じなんだし仕方ないって!ほらほら者共祝え祝え」
セシリア「皆さん…」グスッ
セシリアは心の中に温もりを感じた。あんな事をいった私を許してくれるなんて、迎え入れてくれるなんて。あゝ、これが嬉し涙なんだ、これが…
セシリア「ありがとうございます…ありがとう」ポロポロ
モブ娘3「あ〜ぁ、セシリアさん泣いちゃったよ。ほら、涙拭いて、今はめでたい席なんだし」
モブ娘2「ほれほれ飯食うべ」
ワイワイ
一夏「フフッ。私はこの位で」
一夏がその場を去る。それは静かに、それ故に誰にも気づかれずに
これを起点にセシリアはクラスの中に馴染んでいった。他の人達と料理を食べたり、たわい無い話をしたり。それが、少なくとも今のセシリアには特別に感じた。
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その頃、RD
RD(姐さん、俺は…)
彼は悩んでいた。あの時セシリア戦で使った、デロリアン。これを今後も使って良いのか?この力を使い続けたら、自分はどうなる?
RD「やっぱり、怖いッスよ」
RDが一言、誰にも聞こえない所でポツン、と言う。
RDは、生まれた時から持つ危機に敏感という事から全てを恐れていた。自分以外を信じる事を、家族以外で殆どせず、小さな差異にも怖くなる。そんな彼が、次は自分の持つ力に恐怖を抱く
RD「こんな力、なければ俺は…俺は、本当の意味で全てから逃げれるんスけどね」
そう、悩んでいるとふと、読んでいる本の中のキャラクターが出てくる。とあるキャラクターは生きる理由を見出す為に、とあるキャラクターは人類の反映の為、とあるキャラクターは守るべきものを守る為、力を信念の為に使っていた
RDは自分自身に、俺もそうなれれば。と言い放つ。今の自分には信念が無い。今まで怯えるばかりで逃げてきた彼には、心から信じる物なんて無かった。
RD(なら、怯える事のないように、この力を使うッスかね?)
そう、ポツン、と心の中に言う。
RDには、セシリアに勝ったという実績がある。不意打ちと言おうが、勝ちは勝ちである。そう思うと自身が出てくる。
RD(俺は代表候補に勝ったんだ、簡単じゃないか。俺は俺自身を癒やす為にこの力を、怯えるのならばその驚異を消せば良い)
RD「ハハハ、簡単じゃないか。俺は…」
「俺は、何だって?」
RD「ッ?!誰ッスか!?」
RDが後ろを向く。後ろには見知った顔が見える。誰も居ないと思っていた所に、一夏が居る。
一夏「何考えてたの?」
RD「…ただ考え事をしていただけッス」メソラシ
一夏「あら方、専用機の事でしょ?」
RD「…そうッスよ。あんたには関係無いッスよ」
一夏「…そうやって一人で塞ぎ込まないでさ、相談になら乗るよ?」ニコニコ
RD「これは、俺が何とかしなきゃならないんスよ。俺が…」
一夏「レイはさ、あんな力を手に入れて、怖くなった?」
RD「だからどうしたって言うんスか。それに、俺はあれが怖いんじゃない、けどね」
一夏「あれを使う自分が怖いの?」
RD(エスパーなんスか?)
一夏「良い?レイ。私は君を信用しているんだよ?少しは君も私を信用してよ。友達でしょ?」
RD(無理ッスよ。今更人を信用するなんて…)
一夏「何で信用しないの?怖いの?私が。レイは友達が怖いの?」
RD「俺は…無理ッス。怖いんスよ、信じるのが」
RD(けど、一人で塞ぎ込んで出た答えが自分を癒やす為の力…)
一夏「何で私から逃げるの?貴方を支えようとしただけなのに、何で逃げるの?」
RD「……」
RD(けど、俺を癒せるのは俺だけなんだ…)
RD「…何で、アンタは俺を救おうとするんスか」ボソ
パシィィン
RDの頬に痛みが伝わる。その原因は、一夏の右手だろう。それで頬を叩いたのだろう
一夏「友達の事を大事にしちゃわるいの?」
一夏「信じてよ、私は、私だけは信じて。どんな事があっても、私はレイの友達なんだから」ウルウル
彼女はRDの肩を手で掴み、涙が溢れ出そうになりながら言う。彼女は自分の為に涙を出そうとした。そんな事をされて、未だ信じないって輩がいようか
RD「……分かったッスよ、俺はアンタを信じるッス」ハァ
一夏「ッ…なら、さっき何考えてたの、言って」グスッ
RD「言うッスよ。言えば良いんスよね、言えば」
一夏「ん、さぁ、言って」ニコニコ
この際嘘は言えないなと、思ってた事を話す。
一夏「レイ…」
RD「何スか?」
一夏は立ち上がり、言う
一夏「レイが専用機を怖いって言うんなら、ISの力が怖いって言うんなら私がレイをサポートする」
RD「サポートって、何をッスか?」キョトン
一夏「そう思わないように!ISを兵器としてだけ見て欲しくないの!間違った方に行けば私が修正するって今決めた、異論は、無いよね?」
RD「そんな、無茶苦茶な…」
一夏「私がいなきゃ、さっきみたいな"危険"な考え持っちゃうじゃん!」ユビサシ
一夏(それに、もうレイのあんな側面見たくないし)
RD「グッそう、ッスよね、俺一人だと、また…」ウツムキ
一夏「分かってくれて何より。さ、寝室へ行こう。説教は山程あるんだから」
RD「説教?!何でッスか!俺は何も悪い事してないッスよぉ!」ガタッ
一夏「あんな危険思考を二度としないための措置です!決まったことだから!」グイグイ
RD「話が…違うッスよ…俺は…」
その後、RDは一夏から説教と言う名の愚痴を聞いた。その大半がRDの事であり、RD自身、不満はあったが何か言ったら長引く為、反論はできなかった
一夏「何でレイは一人で背負っちゃうのかな!だからこれからはもっと私を頼ってね!良い?」
RD「は、はい…」
一夏「フフ、なら良いの。お説教終わり!」
プランD、所謂、完全に尻に敷かれている状態ですね
駄文の御朗読ありがとうございます
今回はRDの心が揺らぎ、そしてそれを通じて一夏ちゃんとの繋がりを強固な物にする回になりました。
次回は鈴の登場回か、RDの実家帰宅回のどちらかですね。次からはのんびりとした回が続くと思います。