【#新説ソアラ様】①
《私はシアラの妹のソアラと申します》
~シアラ組飛行場~
「シアラ様の震電がご帰還だ……シアラ様をしっかりお迎えするように……!!」
シアラ組の副官のヴィトさんが組員に檄を飛ばしています。
「あぁっシアラ様……!!早く、早くこのヴィトをその綺麗で艶めかしい御御足でお踏みください……!!」
ヴィトさんは、結構なM気質の癖がおありのようですね……
「ふぅ~震電は雷電と違って居住性は絶望的だわ……」
シアラ様がコクピットから降りました。
しかし、シアラ様はらしくないことに脚を踏み外してこけてしまいました!!
「シアラ様……!!シアラ様……!!シアラ様……!!」
ヴィトさんはパニックです!
シアラ様にたっぷり踏んだり蹴ったりしてもらうことばっかりが頭を支配していたのです……
「う~ん……あら?ここはどちらですか?私は誰ですか?」
ヴィトさんをはじめ、シアラ組一同は戦慄を覚えました……
ヴィトさんは、とっさに思いつきを口走りました。
「おかえりなさいませ……シアラ様の妹君、ソアラ様。お久しゅうございます。」
「私はソアラ……お姉様はシアラというお名前なのですね 」
(私は取り返しのつかないことをしてしまったのではないだろうか……)
こうして、シアラの記憶を失ったソアラの物語が始まったのです。
(つづく)
【#新説ソアラ様②】
《まぁ♪これがシアラお姉様の震電ですか?》
~前回までのあらすじ~
震電から降りる際にこけたシアラ様は記憶を失ってしまいました……ヴィトさんはとっさに意識が回復したシアラ様を【ソアラ様】として接してしまいました……
〘第二話〙《まぁ♪これがシアラお姉様の震電ですか?》
シアラ組の副官のヴィトです…大変です!シアラ様が…シアラ様が…私を踏んでくださら((ryゴフンゴフン!!シアラ様が記憶喪失になってしまわれた!!
私は意識が戻られたシアラ様がご自分の記憶を無くされていることを悟りとっさにソアラ様というシアラ様の妹君をでっち上げてしまったのだ……
「あの~ヴィトさん??」
「ひゃい?!ソアラ様っ!!ななななななんでございますか?」
「その震電お借りできますか?」
タネガシに神や仏が居るのならば何とも酷い!姿かたちがシアラ様のソアラ様が仰っることに副官の不肖ヴィトに拒否権なぞあろうはずがございませんでした!!
「ハッ!!いつ何時でも飛び出せます!」
「あら☺嬉しいわ~♥それでは、行ってきますね 」
ぶぅ~ん……!!
ソアラ様は行き先も言わずに行かれてしまわれた。
「ソアラ様の行き先を突き止めるのだ。我々の命を賭けて探せ……!!」
『あぁっソアラ様っ』
(つづく)
①話②話をお届け致しました。
暖かく見守ってくださいませ……