【#新説ソアラ様】③
【第三話】《あら♥ニコ様こんにちは♥》
~前回までのざっくりあらすじ~
シアラ組副官のヴィトです シアラ様がソアラ様になって震電に乗ってテイクオフしてしまいました……!!
~ニコ組のシマ~
「シアラの震電が来やがったぞ!!ニコ組の気構えを忘れるな!!」
ニコ組の副官トラオは想像豊かな暴走妄想な人物です。
「シアラか……勝手にさせておけ……」
組長のニコが静かな口調で言います。
「なんて懐が深いお方なんだ……!!」
トラオは感嘆しました。
ヒューン…キキッ!!
ソアラ(シアラ)の震電が華麗に着陸しました。
「ニコ組の皆様お元気ですか?ごきげんよう♥シアラの妹のソアラと申します。よろしくお願いいたします♪」
〣( ºΔº )〣『か……かわいい♥♥♥』
ニコさんはソアラ様にメロメロの様子でしたが、子分たちの前でシアラの姿の人間にメロメロな姿を晒す訳にはいきませんでした。
「ソアラか……よく来たな。なにか問題があるのか??」
『流石ニコ組長だ……シアラの妹と聞いても対応に変わりはしねぇ……ことと次第によっては血の雨が降るぜ……』
トラオさん、考え過ぎですよ……
「あら♥ニコ様こんにちは♥」
ソアラ様はニッコリとニコさんに微笑みました。
Σ(°꒫°๑=͟͟͞)➳♡ズキューン 『ウッ♥』
「よく来たな。お前がシアラの妹のソアラか?」
「はい♥ニコ組♥」
Σ(°꒫°๑=͟͟͞)➳♡ズキューン 『身が持たない♥』
「震電が動作不良を起こしたそうだな。私が修理しておくから事務所で待っていてくれ。」
「ありがとうございます♥ニコ様♥」
\\└('ω')┘////『クハッ♥』
ソアラ様はニコ組事務所でおもてなしを受けました。
「シアラは高慢ちきな女だが妹は淑やかなんだな!」
「なんて♥姉のシアラがなんて?♥」
「え……」
「ソアラ、組の者の非礼を許して欲しい。ニコ組とシアラ組はもともと反りが合わないところがあると思う。」
「残念です…… 」
「また、改めて茶でも飲みに来てくれ……」
「はい♥ありがとうございます♥ニコ様♥」
( ´ཫ` )『グハッ!!』
ブゥーン!!
ソアラの震電は発動機が機嫌の良い音色を奏ながらテイクオフして行きました。
ニコ組長は鼻血が多量に出血してあわや大惨事でした……
(つづく)
【#新説ソアラ様っ】④
《ソアラ、ただいま戻りました♥》
~前回までのざっくりあらすじ~
ニコ組を訪ねたソアラはニコ組を結果として振り回した挙句の果てにニコは鼻血で大出血をして、てんやわんやでした……
第四話《ソアラ、ただいま戻りました♥》
シアラ組副官のヴィトです。
シアラ様、もといソアラ様がどこかへ飛び出されてから幾星霜《数日間》このヴィトは生きた心地がしませんでした……
私は一刻も早く、シアラ様にお踏みいただきたい‼あぁっソアラ様は何処に……!!??
ブゥーン……キュキュッ!!
「ふぅ……着きましたわ♥あら☺ヴィトさん♥お迎えありがとうございます♥」
なんともったいないお言葉‼‼‼‼‼‼‼‼
「ヴィトには当然の行いにございます。ところでソアラ様は何処に向かわれておいででしたのでしょうか?」
「ちょっとニコさんにご挨拶に行って参りましたわ♥とってもご親切になさってくださいましたわ♥」
「ニコ組…‼‼‼よりにもよってニコ組…ニコ組とシアラ組の仲の悪さはゲキテツ一家でも指折りの有名さなのにソアラ様には御関係ありませんでしたか?」
「シアラお姉様とニコさんが仲が悪い??ご冗談を……♪ニコ様は素直になられていらっしゃってないのですわ♥」
「はぁ…… 」
《(´・_・`)》←ヴィトさんのココロ
『この調子で私は持つのだろうか?シアラ組の状態も私の状態も……』
ぴえん
(つづく)
③話④話をお届け致しました!まだまだソアラ様の伝説は続きます!
よろしくお願いいたします㌨です♫