東方五行大神伝   作:ベネト

1 / 183
今回初めて小説を投稿します。
読みづらい駄文かもしれませんが宜しくおねがいします。


プロローグ 大神家の日常
ようこそ幻想郷へ!


幻想郷...

 

それは外の世界で忘れられた存在がたどりつく最後の楽園...外界から切り離された世界であり、外の世界とはまた違った空間で人間や妖怪がそれぞれの生活をしている世界である。

 

 

そして、この幻想郷の端の山奥にひっそりと存在している大きな神社こと大神神社...多くの木々に囲まれ、赤い鳥居が大量に敷地内に存在しており不思議な和の雰囲気を出しており、よほどの物好きでもない限りここへは来ないだろう...

 

大量の赤い鳥居を超えて神社内に入ると庭には大きな池にかかる赤い橋が存在し、橋のその先へ進むと和風の屋敷へと到着する...その屋敷の中には、多くの部屋があり迷路のように枝分かれしている。

 

そしてある一室を覗くとその部屋の中には将棋をしている女性と少女がいた...

 

 

女性の方は赤い長い髪をポニーテールにしており、顔には口元だけ露出している狐の仮面、服装は白い導師服・同色のズボンを身に着け、少女の方は地面まで届きそうな金色の長い髪をしており白と黒の陰陽玉のような着物を身に着けている。

 

 

そう...この二人がここに住んでいる大神家の者たちである。

 

まだ他に家族がいるがとりあえずこの二人を観察してみよう

 

少女の表情はニコニコとしており、女性の方は首をひねりながら悩むように将棋盤を見ている。

 

将棋盤の女性側の陣は王将1つのみとなっており、すでに少女側の駒に囲まれ投了するしか道は残されていない、女性は深くため息をつき自身の髪をまとめていた紐をとる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの..母さん?私の負けだよねコレ...なにこれ?私の駒王しかない...」

 

女性が母さんと呼んだ少女はフフンと笑っている。

 

「煌炉の戦術はわかりやすいもの~」

 

煌炉と呼ばれた女性はガクリとうつむいて縁側の方へと移動する。

 

そして懐からタバコのケースを取り出し、口に咥えタバコの先端に指をあてると先に火が付き始める。

 

 

 

 

 

「5戦中全敗...向いてないのかな...」

 

(大神家三女 大神 煌炉(コウロ) 通り名:燻る炎の軍人)

 

 

「フフ...でも楽しかったよ~!」

 

少女は口に手を当てて笑う...

 

そう...この少女こそ、この神社の主である存在であり、そしてこの物語の主人公となる

 

「母を越えるのはまだ先かな?」

 

少女は金色の髪を靡かせながら縁側に移動すると宙に浮き山の方を見る...

 

「...ん?どちらへ?」

 

「少し散歩よ~夕方までには戻るよ~」

 

少女は空を飛び屋敷から離れ、彼女が消えた後に煌炉がボソッとつぶやく...

 

「あれ?そういや...今日雨降るって言ってたような..」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 

 

ここは博麗神社...外の世界と幻想郷を分ける博麗大結界がある場所である。

 

そして神社の境内を竹ぼうきで掃除している黒髪の少女は、この神社の巫女こと博麗霊夢...

 

彼女は境内を軽く箒で掃いた後、自分の神社の賽銭箱を見て溜息をつき天を仰ぐ...

 

 

 

 

 

 

 

 

side霊夢

 

「はぁ...今日もないか...」

 

私は賽銭箱をのぞくのをやめて賽銭箱の横に座る。

 

ここは人里から遠いから参拝客が来ないのはわかっている!...でもこの収入こそ私の全てなのに!!今月はどうしようかしら?妖怪退治の依頼もないし...

 

神社の財政難...

 

私はこれに頭を悩ませていた...

 

 

 

 

「はぁ~!...ん?」

 

神社の石段を歩く音が聞こえる、もしかして参拝客!?

 

私は胸を躍らせて石段の方を見る。

 

 

 

「うんしょ...うんしょ...長い階段だなぁ...」

 

石段を上がってきた人物は金色の長い髪の少女だった。

 

白と黒の陰陽玉のような着物を身に着けており、見た限り外の世界の者には見えない...

 

少女は私に気づいて、ひょこひょこと近づく...

 

「こんにちは~!貴女がここの神社の巫女さんの博麗霊夢さんですか~?」

 

「そうだけど...参拝客なのかしら?」

 

見た限り私より年下ね...なんでこんな子がここに? 

 

少女は懐から黒いガマ口の財布を取り出す。

 

「うん!色々と頑張っていると聞くから~」

 

少女はガマ口を広げ中からお金を取り出す。それを見て私は驚愕する。

 

 

 

 

 

 

「なっ!?」

 

私が見たのは一万円札...それも3枚!?

 

何かの夢かしら?

 

少女はそれを賽銭箱に入れ私を見て笑う。

 

「...これから大変だと思うから私からの祝福よ...期待してるわ」

 

少女の口調は先ほどの間の伸びた感じではなくなり、大人びた感じになる。

 

何か嫌な予感がするわね...

 

私はとっさに札を取り出す。

 

「あんた...何者?」

 

私がすごむと少女は驚きの表情を浮かべて後退する

 

「そんなに警戒しなくていいわよ...私の名は大神暦!!宜しくね~!」

 

(大神家当主 兼母親 大神 暦(コヨミ) 通り名:始祖の???)

 

 

 

 

 

 

暦は二カッと笑い先ほどと同じ口調に戻る。

 

どうやら妖怪の類ではないようね...

 

嫌な感じがしたけど...

 

私は札をしまう

 

「そう...悪いわね」

 

「気にしなくていいよ~さて!ゆっくり話でもしたかったけど、そろそろ日が落ちるし今日はここまでにしとこうかな!!バイバーイ!」

 

暦の姿が霧のようになり辺りから気配が消える...

 

 

 

 

「なんだったのかしら?でも...」

 

確かさっき彼女は「これから大変」とか言っていたが一体どういうこと?幻想郷に何かが起こるという事かしら?

 

 私が考えていると辺りに雨が降り始め、暦の言っていたことに疑問を抱きながら私は神社の中へ入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side暦

 

「あら?雨かしら?」

 

屋敷に戻る途中に雨が降り始め、私はすぐ近くの木の下へ入る。

 

ついてないね...せっかくの私の晴れ舞台だったのに...

 

「まぁ...こういう日もあるよね?でもどうするかな?」

 

「母さ~ん!」

 

声が響き、遠くの道を見ると煌炉が傘をさしてこちらへとやってくる。

 

ナイス!!やっぱりついてるね!

 

「煌炉あんがと~!」

 

私は傘の中へ入り、煌炉は博麗神社の方を見る。

 

 

 

「何か用事あったの?」

 

「博麗の巫女がどのような人物か見に行っただけよ...」

 

「博麗の巫女?」

 

煌炉は首をかしげる

 

「前に紫が言っていたじゃない...忘れたの?」

 

私の言葉に煌炉は仮面ごしでも分かるような嫌悪の表情を浮かべる...

 

「さぁ...記憶にない」

 

「相変わらずね...まあいいけど」

 

イライラし始めた煌炉をよそに私は神社の方向を見る。

 

そのうち何かが起こる...

 

まだ予想だけど無いとは言い切れない、あの子には期待しないとね...この楽園の守り手としてね...

 

 

 

「さぁ...帰ろうか煌炉...皆が待ってる」

 

私は煌炉と共に、その場所を後にする...

 

さて...どんな物語になるか...楽しみね...

 

 

 

 

 

 




このような感じです。楽しんでいただけたら幸いです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。