今回は短いです
side霊夢
フランとレミリアを撃破したことにより、紅魔館から流れ出す紅い霧は消えていく...これで妖怪が活発に動くこともなくなっただろうし、これで一安心ね...
私はこの異変の首謀者レミリア・スカーレットを見る。彼女はフランを従者の咲夜に預けて私のところへ来る。
「私たちの完敗よ...この異変は私が独断で行ったこと罰を与えるなら私だけにして...」
「お嬢様!!私も罰を受けます!!」
「お姉さまいじめちゃ駄目!!」
フランと咲夜がレミリアの前に立ちはだかる...
別にどうこうしないのに...魔理沙がカラカラと笑う
「霊夢~やめてやろ~ぜ~?」
「別に何もしないわよ!!...ただこんなこともうやめなさいよね...」
悪ノリした魔理沙を私は小突きレミリアに話す...レミリアは黙ってうなづきフランはレミリアに抱き着く
「これで終了ね...良い暇つぶしになったよ~」
暦たちが私のところに来る...
「暇つぶしね...何で最後はずしたのよ?やる気満々だったクセに...」
「家族の絆ってやつ?それに心を打たれてね...ついつい球が滑っちゃった...」
一見思慮の足りない軽い奴と思っていたけど...意外ね
フランが開けた大穴からある人物が出てくる...
黒い髪に白のブラウス・黒のジャケット・スカートを身に着けた女性だ...
暦と煌炉に顔が良く似ており、少し疲れたような顔をしている
「や...やっとつきました...」
「お~い潤香~こっちだよ~」
潤香と呼ばれた女性は力なく笑いその場にへたり込む。魔理沙は彼女を見て笑っている
「おっ...潤香!随分とボロボロだな~」
「地下は埃っぽくて...はぁ...お気に入りの服もボロボロでドロドロ...今日は厄日ですよ...」
「潤香も煌炉もご苦労様!では帰ろうか!!」
暦は大広間の出口の方へ行き、煌炉は潤香を抱えてそのあとを続く...
暦は何かを思い出したように出口の前で止まる
「霊夢たちもご苦労様~!これから色々とあるかもしれないけどがんばって?博麗の巫女には興味があるからね...」
暦たちは部屋の外を出る...変わった子ね...あの裏がありそうな笑顔には不気味にすら感じるわ...
今度紫に会ったら大神家のこと聞いてみようかしらね
side暦
紅魔館を後にして、私たちは神社へと続く道を歩く...
気づけばもう夜だ...今日は楽しかったな~
煌炉に抱えられている潤香は眠っている...今日は大変だっただろうし明日はゆっくり寝させてあげよう
「楽しかったね!煌炉!!」
「今度はだれか護衛につかせてね...心臓に悪いからさ...」
(んん~?別に私一人でもどうにかなるけどな~)
私は心の中で思うが口に出すのはやめよう...近い未来に煌炉が胃に穴開けて倒れるような気がする
まぁ...暇つぶしとはいえ今回ははしゃぎすぎたかな?
...予定では戦うつもりはなかったが戦ってしまったし今度は誰かを連れて行こう
しかし良い収穫もあった...博麗霊夢・霧雨魔理沙の両名の力を知ることができた。
博麗霊夢...人の身でありながら吸血鬼であるレミリア・スカーレットを圧倒しこの異変にピリオドをつけた者...
中々の実力を持っている...天性の才能といったやつか
そして霧雨魔理沙...霊夢とは違い天性の才能というわけではないが...とっさの対応力・閃きが高い、本気ではないとはいえ、娘である潤香に大ダメージを与えたとなると相当な努力をしているということがうかがえる...
でも娘たちと戦わせたらどうなるのかしらね?華楠・境奈・煌炉・銖理・潤香となると...
華楠と境奈以外には善戦はできそうね
これからの成長に期待しましょうか...
「まぁ...時間はたっぷりとあるからね」
昔と比べて今は平和だ...娘たちにも今回のことは良い薬になるでしょうね...全員平和ボケしているしね
これにて紅魔郷は終了です
次は日常パートに入ります