東方五行大神伝   作:ベネト

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今回はオリキャラ1人も出てきません

簡単にオリキャラの説明をゆかりんがします


大神家について

side霊夢

 

紅い霧の異変が終わり、早1週間が経過する...

 

あれから何事もなく私のいつもの日常に戻った気がするわ...

 

「今日もいい天気ね...」

 

空は晴天...青い空が遠くの山まで続いている

 

私は縁側に座りお茶をすする...

 

「お~い霊夢~!」

 

遠くを見ると箒にのってこちらにやってくる白黒の魔女こと魔理沙が現れる...彼女は神社の境内に着地し私のところに来る...

 

 

 

 

「来たのね魔理沙...素敵なお賽銭箱はそっちよ...」

 

私は賽銭箱を指差すが魔理沙は私の横に座り置いてあるせんべいを食べる...

 

「むぐ...むぐ...夏も終わりだぜ...これからは過ごしやすい天気になるな~」

 

私の話は無視かしら?まぁ...いつものことだけど...

 

私はせんべいに手を伸ばす

 

「全く調子いいんだから...あれ?」

 

皿の中が空っぽ?...まだ食べていないのに?

 

 

 

 

 

「ん?どうした?霊夢?」

 

「魔理沙ー!!!私の分まで食べたわね~!!!」

 

「ちょっと待て!!!私はまだ一枚しか!!!」

 

私は魔理沙に掴みかかるが魔理沙はうろたえている...

 

彼女の一枚しか食べていないという話が本当なら...数が合わないわ...

 

複数皿に盛ったのに...もしや...

 

私は神社の中に戻り棚の中にある紅い袋を出す...そして皿の中にその中身を入れる

 

「なんだぜ?せんべいか?随分と紅いけど...」

 

魔理沙は皿の中にあるせんべいに手を伸ばそうとするが私は止める

 

「待って...そのうち来るわ...」

 

縁側にその皿を置き、しばらくその皿を観察しているとある変化が起きる...

 

皿の近くの空間が割れ中から長手袋をした腕が現れる...腕はせんべいを1枚つかみ空間の中に引っ込む...

 

やはりあいつの仕業か...

 

 

 

「あいつね...」

 

「奴だな...」

 

しばらくその空間もといスキマを眺めているとスキマ内から咳き込むような声が聞こえ始める...

 

 

「ゲホッ!!?何よこれ~!」

 

スキマが広がり中から犯人が出てくる...長い金色の髪・紫色のドレスを身にまとった女性こと八雲紫だ...

 

紫は咳き込みながらうずくまっている

 

「霊夢...あのせんべいは一体?」

 

「ハバネロせんべい...里のお布施でもらったんだけど...口にあわなくてね...」

 

とうがらしの何倍という辛さ...妖怪でもひとたまりもないわ...

 

 

 

「霊夢~!!水~!!!」

 

紫は口をパクパクさせながら苦しんでいる...まさに天罰というべきか...私の貴重な食料を食べたのだから...もう少し見てようかしら?

 

 

「霊夢~頼むわよ~お賽銭払うから~!」

 

紫は賽銭箱に千円を入れる...暦よりは少ないけど...まぁいいか

 

私は井戸の中の水をひしゃくですくい紫に渡す...紫は素早くそのひしゃくの水を口に含む

 

 

「う~辛!!!何てもの食べさせるのよ~!」

 

「アンタが悪い!!」

 

「...ひどい」

 

紫はすみっこにうずくまる...

 

何のために出てきたのかしら?でも紫がここにいるのは行幸ね...

 

紫はおそらく暦たちのことを良く知っているはず、それなりの情報は持っているでしょうね...

 

 

 

 

 

 

 

「紫...大神暦って...知っているかしら?」

 

紫は私の言葉に反応する

 

「え?ええ...知ってるわ?昔からの知り合いだし」

 

「大神家の人物全員の情報が欲しいんだけどいいかしら?」

 

紫は不思議そうに私を見る

 

「貴女が他人に興味を持つなんて珍しいわね...」

 

「良いでしょ! この前の異変の時には暇という理由で現れて!見た限り暦も娘たちも能力者でしょ?変なことされたらたまったものじゃないわ!!!」

 

「まぁ...そのうちの1人と戦ったけどやばかったぜ...」

 

「え?本当?初耳なんだけど?だれと戦った?」

 

紫は魔理沙の言葉に反応し魔理沙は胸を張りドヤ顔をする

 

「私の相手は潤香だ!!まぁ途中で煌炉に止められてしまったけど善勝だぜ!!」

 

「潤香ねぇ...まぁ...あの姉妹の1人を倒すだけすごいわよ...いいわ大神家のこと教えてあげる」

 

紫は縁側に腰を下ろし少し考えるように頬杖をつく

 

 

「で?何が知りたい?」

 

「そうね...まず何人構成の組織か教えて」

 

「大神組は母親である...大神暦を筆頭にその娘たち5人で構成された組織よ...全員は当然能力持ちの各自得意とする戦闘スタイルをもっているわ」

 

娘5人か...煌炉・潤香の他にもう3人いるのね...

 

 

 

 

 

「ふ~ん...その娘たちの特徴を教えてくれないかしら?...大体でいいから」

 

「そうね...では末っ子から始めましょうか...大神家 五女 大神潤香は魔理沙が戦った相手になるわね」

 

「どうだ!私も中々だろう?」

 

魔理沙はエラそうに咳払いをする

 

「彼女は普段人里でお悩み相談室を開いて里の人の悩みを聞いているわ...人里の人たちからの信頼は高く人格者よ...性格からして大人しいし暴力を嫌い姉妹の中ではそこまで過激な人ではないわね...」

 

「え?じゃあ!!あの中では弱い方なのか?」

 

紫は首を横に振る

 

「いえ...戦いは嫌いなだけで実力は本物よ...彼女の能力は水行の力を使う程度の能力...水を創造しそれを使って戦うわ...体を水にして変形することも可能よ」

 

「水行?」

 

魔理沙は首をひねる

 

「五行思想のうちの1つの力のことよ...万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からできるといわれているわ...紫...もしかして彼女たちの能力は五行が関係しているわね?」

 

私の言葉に紫は笑みを浮かべる...

 

「あら?勘が鋭いわね?」

 

「娘5人いて...そのうち1人が水行ならピンとくるわよ...次」

 

 

「次ね...大神家 四女 大神銖理も同じく人里で活動している子よ...最近人里で音楽のライブが開かれているの知らないかしら?」

 

「ライブ?ああ!あの大きなステージがあるところだろ?って!!まさか!!」

 

魔理沙はすっとんきょうのような声を出す

 

「何か知っているの?」

 

「そのライブ参加者に大神っていたな!!随分奇抜なメイクしてたから気づかなかったぜ...1回見に行ったのに...」

 

「そう...彼女はそこでライブ活動を行っている音楽家...一見軽く見えるけどアイドルとしての顔とは別に裏の顔をもっているわ」

 

「裏の顔?」

 

紫は慌てて手を振る

 

「い...いけない...これは口止めされてたわ...か...彼女の能力は金行の力を使う程度の能力よ!!はいはい!!次々!!」

 

知ってはいけない裏の顔ね...どうやら口止めされているのを忘れていたようだ...

 

そして紫の元気がなくなってきている

 

「大神家 三女 大神煌炉...煌炉は暦の補佐を担当しているわ...戦闘を得意とし性格は真面目だけど...すごい激昂しやすい子よ...武人気質というか...少し戦闘狂なところがあるわね」

 

この前見たときはそんな感じしなかったけど...人は見かけによらないわね

 

「能力は火行の力を使う程度の能力よ...文字通り火を使うことができるわ...それに冬場は彼女に触れるととても暖かいの...またあの子の抱き枕してみたいわ~」

 

紫は思い出話のように話す...何か感情的になっているし何か思い出でもあるのかしら?

 

「それに...」

 

「もういいわ!!次!!」

 

紫は口を閉ざし、一息をつく

 

 

 

「次は大神家 次女 大神境奈よ妹3人を統括する大神家ナンバー3よ」

 

「統括するだけ...前の人よりすごいのよね?」

 

「そうね...恐ろしく頭の回転が速い子ね...能力は土行の力を使う程度の能力よ...土で作った式神で戦うわ...惰性が強いのか戦闘面は能力で作った式任せだけど実力は前の3人より格上よ...」

 

「ナンバー3だけあるな...」

 

「そうね...5人の中では厄介な部類に入るわ...え~と普段の彼女は人里で皿や壺を販売している陶芸家をしているわね...かなり質の良い作品ばかりだから人気があるわ...」

 

「陶芸家ね...あ」

 

そういえばこの前お布施でそれっぽいのもらったような...あとで確認しておくか...

 

「陶芸?興味ないぜ...」

 

「...陶芸の他にもなんとか新聞の端に今日の境奈さんとかのモデルコーナーも担当しているらしいわ...かなり気まぐれな子なのよね...行動が謎が多いというか」

 

紫は頭を抱える...紫が頭を抱えるということは相当癖の強い人物のようだ...

 

それに紫が言っていた新聞はおそらく文々。新聞ね

 

よく文が置いていくから流していたけどそんなコーナーがあったのか...

 

 

「次で最後...大神家 長女 大神華楠よ」

 

「おっ...最後か?」

 

「能力は木行の力を使う程度の能力よ...ただどういう力か不明なのよね...」

 

「どういうこと?植物を操れるじゃないの?」

 

紫は首をひねる

 

「本人いわく操ることは出来ないらしいわ...私も実際には戦っているところは見ていないし...でも実力は大神シスターズの中ではトップよ...幽香ともほぼ互角のようだし...」

 

「幽香と~!?」

 

魔理沙は変な声を出す...まぁ気持ちはわかる

 

風見幽香 幻想郷にある向日葵畑に住んでいる妖怪...根っからの戦闘狂で私も魔理沙も戦ったことがある...もう戦うのは勘弁だけど...

 

「まぁ2人が驚くのはわかるわ...幽香に聞いてみれば彼女の能力の内容が分かるんじゃないかしら?...さて華楠の話の続きね...彼女の性格は冷静かつ厳格ね...あまり目立つような行動もしていないし境奈とは違ったベクトルで謎の多い子よ」

 

...まぁ紫の話で大体の人物は理解できた...でもそれなりに強いし不安が出てくるわね

 

 

 

 

 

 

「ねぇ...大神家が幻想郷の脅威になる可能性はあるのかしら?」

 

紫に尋ねるが彼女はポカーンとした後笑う...

 

「それはないわ~!0%よ!昔は敵対関係にあったけど...今は暦も丸くなったわよ~...ん~そろそろ時間ね...」

 

紫はスキマを開く...ちょっと待って...昔は敵対関係にあった?

 

 

「紫!ちょっと」

 

「おやすみ~!」

 

紫は私の話を聞かずにスキマの中に入り消える。あいつ~肝心なことを言わないで~!!

 

「ん~?昔のことだろ?別にいいんじゃね?紫もああいってたし」

 

「そうだけど...」

 

いかせん大神家の者は謎が多いわね...今度暦に聞いてみようかしら...

 

 

 




潤香=水行の力を使う程度の能力
銖理=金行の力を使う程度の能力
煌炉=火行の力を使う程度の能力
境奈=土行の力を使う程度の能力
華楠=木行の力を使う程度の能力

これで小説のタイトル通り五行の能力者をまとめることができました
ややこしい時は彼女たちの名前を見てくだされば混乱しないと思います

ではこれにて
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