東方五行大神伝   作:ベネト

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6ボス後編


太陽と幸運

side霊夢

 

「うにゅ!!!許さない!!神の力を盗もうとした奴はこうだ!!!」

 

空が力を高めていくと辺りに巨大な火の玉が大量に展開される...

 

意図的に創られた太陽と呼ぶべきかしら?1つ1つに大きな力を感じるわ...

 

やはり今回の異変の黒幕だけあり桁が違うわね...

 

暦の方を見ると何やら考えているように首をひねっている...

 

 

 

「うーむ...どうしよ...」

 

「暦!!何か策はあるのよね?」

 

「一応はね...この状態を掌握することができる術はもっているよ...五行相剋(五行裏封陣)」

 

暦が術を発動すると辺りの空間に巨大な五行陣が展開される...

 

これは...地震異変の時に暦が天子に使った術!!

 

...確かこれは天人である天子の鉄壁の体を問答無用で無効化した術!!

 

詳しい力は分からないけど...これは暦の術では切り札だったはず!!

 

辺りに浮いていた巨大な火の玉も陣に触れただけでどんどん小さくなって消滅していく...

 

 

 

「うにゅ!!!また変な技を使って!!!」

 

空もそれに警戒したのか暦から距離を取るが僅かに影響を受けたのか動きが鈍くなってきている...

 

「この術は触れたもの全てを奪いつくしていく特殊スペル...いつまで耐えられるかしらね?」

 

暦はトランプを空に投げていく...

 

「...う...お前の力何か嫌...」

 

空は暦の攻撃の脅威に気づいたのか防ごうとはせずに距離を更に開けるが暦が許すはずもない...

 

暦は空の後ろに現れてトランプを扇のように広げる...

 

 

 

「そんなんじゃ避けられないよ?」

 

暦が放ったトランプは軌道変えて空へとホーミングするように飛んでいく...

 

空はそれを腕についた棒で防ぐ...

 

 

 

「うにゅう!!!!」

 

トランプは空の棒に刺さったまま...彼女は暦を完全に警戒したのかそのまま上空へ飛び上がり力を溜める...

 

「...あれ?」

 

「うにゅー!!!(サブタレイニアサン)これで燃やし尽くしてやる!!」

 

空の体が炎に覆われて赤い巨大な球体へと変貌する...

 

まるで太陽ね...辺りの気温が上昇した気がするわ...

 

そして...この大きな力の所為か...暦の術陣が消滅していく...

 

「長くはもたないか...」

 

「神の火を食らえー!!」

 

その球体からは大量の光弾が暦へ降り注いでいく!!

 

「あらら...力はある程度奪ったはずなんだけどな...」

 

暦は光弾を掻い潜り空へトランプを放つが...トランプは彼女の下へ行く前に消滅する...

 

「無駄だよ!!そんなんじゃやられないもん!!」

 

「これじゃダメ...火力が足りないか...」

 

 

「今度はこっちの番!!」

 

空は暦を狙い撃つように光弾を放っていく...

 

暦の奴はそれを見切りながら少しずつ距離を離していく...

 

 

 

 

「調子が悪いな...こっちは余り使いたくはないけど...」

 

暦は空から離れて足元に五行の陣を展開し両腕を向ける

 

 

「五行相生(五行表封波)」

 

暦の両腕から高濃度の5本のレーザーが空へと放たれ...その5本のレーザーは空の本体がいる赤い球体を貫き球体を消滅させる!!

 

「うにゅあ!!?そんな!」

 

空は直撃はしなかったものの...ふらついて辺りを漂っている...これは大きなスキよ!!

 

「暦!!今よ!!」

 

「火力は充分だったみたいね...これでとどめ...」

 

ぽすん...

 

暦は空に手を向けるが手からは黒い煙が出るだけで終わる...

 

 

 

「...」

 

「...どうしたのよ?」

 

「...エネルギー切れかな?いやー...やっぱり燃費悪いわ...この姿...」

 

暦は五行モードから子供の姿へ戻る!!こんな時に!!!

 

空の方はチャンスとでも言うような顔をして棒を向け力を溜める!!

 

 

「やっぱり私はついているんだ!!メガフレ...」

 

 

 

どかーん!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

派手な爆発音が聞こえ目を開けるとそこには...

 

黒焦げの姿で地面に落下する空の姿があった...

 

私は何もしていない...周りにいた暦の娘たちもだ...

 

 

「何が起きたの?」

 

空の方へ向かうと彼女は完全に伸びているみたいね...

 

体は黒焦げ...腕に着けた棒は壊れているみたいだし...戦闘続行は不可能ね...

 

「暦...何かしたの?」

 

暦の方を向くと彼女は長い髪をひもで縛りながらこちらへと来る...

 

「...ついているのは私の方だったって話だよ」

 

暦は私にトランプを見せる...

 

 

 

「...これってさっき投げてた奴じゃない」

 

「そうだよ...私手製のダンガンの一つ...対象に当たったら爆発するのよね...」

 

彼女はそれを壁に投げるとトランプは赤く光った後爆発する...

 

「いつのまに仕掛けたのよ...」

 

「その子が気にせずに戦ってくれて助かったよ...ずっとその棒に刺しっぱなしで行動してくれたからね」

 

...そういえば空の奴...トランプを棒で防いでいたわね...あの時の奴か...

 

 

「まぁ...これで仕留める気はなかったよ...棒に刺さって不発しちゃったから大技で行ったんだけど...それでも仕留めきれなくてね...良かったよ♪幸運が働いてくれてね♪」

 

暦は鼻歌を歌いながら娘たちの方へ向かう...

 

「少し危なかったんじゃないの?」

 

もし幸運が発動しなければ私達の方が黒焦げだったというのに...

 

でも...結果オーライね...これで異変は終了よ...

 

私はお札と縄を持って空へと向かう...

 

暴れられないようにちゃんとやっておかないとね!!

 

 

 

 

 

 

 




短いですがここまで

ではこれにて
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