東方五行大神伝   作:ベネト

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神霊廟異変...


崩壊した神霊廟

大神潤香が倒された後にて...

 

夢殿大祀廟前にて...異変の黒幕である霍青娥が待ち受けていた...

 

「ふふ...後わずかね...潤香はちゃんと仕事をしてくれたのかしら?」

 

勿論潤香が負けた事は彼女は知らない...博麗の巫女一行が近づいていることも知る由もない...

 

そんな油断している彼女の足元の地面から、彼女のキョンシーである宮古芳香が現れる...

 

 

「あら?どうしたの芳香ちゃん?ご飯の時間かしら?」

 

「あ~!せーが...じゅんか...負けた...」

 

芳香の一言で青娥の顔が引きつる...

 

「...は?何を言っているの!!あの子が負けるなんて!」

 

「みこたちー来るー!...どうする?」

 

急な大ピンチに青娥は膝から崩れ落ちる...

 

 

 

 

side青娥

 

「あの子!何やっているのよー!!!」

 

周りを跳ねている芳香ちゃんに煽られながら私は策をめぐらす!!!

 

あの子大神の血族だから強いのに!何を負けているのよー!!!まだ時間がかかるというのに何てこと!!!それに芳香ちゃんの話では一行?複数何て聞いていないわー!!!

 

...か弱い娘々では、止めることはできないわ!

 

「どうする?考えて娘々!!!今からでも何からの策は...」

 

 

 

 

「どうするの?お姉ちゃん?潤香が作った時間は大切にしないと!」

 

「...は?」

 

幼い声が響き、後ろを向くと、そこには金色の長い髪の少女がいた...

 

白黒の着物に...姿が潤香と瓜二つ!!!この子!!潤香の母親!!!何時の間に私の後ろにいたの!?

 

彼女は岩に座り退屈そうに私を眺めている...

 

「お初だね...間欠泉異変の時以来♪やっぱりこの香りはお姉さんだね?」

 

「貴女...潤香の母親...何で私の事が...」

 

「その香水の匂いだよ...流石の私も元が狐だからさ?鼻は利くのよね?特殊な香りだから覚えているの♪」

 

彼女は満面の笑みを浮かべる...見た目は子供...口調も子供だけど...わざとらしい!!勘で分かるわ!!この子も同類よ!私と同じくお腹が真っ黒な同類ね!!

 

「な...何で潤香の母親が?まさか私を討つために?」

 

「違うよ?只お礼に来ただけだよ...決心のつかない娘の背を後押ししてくれてありがとう...ってね♪」

 

母親はペコリと頭を下げる...

 

...こいつ...この異変の事をもう理解している...潤香が言うはずないし...何て洞察力なの...

 

「要件はそれだけ?今すごい忙しいのですわ!」

 

「要件はそれだけだよ?じゃあ!後は回れ右して頑張って!」

 

「回れ右?」

 

私は言われたようにその方向を向く...

 

 

 

 

 

 

「おい...霊夢...次の奴だ」

 

「分かっているわ...明らかに怪しいわ」

 

「まぁ...切れば分かるでしょう」

 

「...まるでドラク〇のラストダンジョンの道中みたいですね!!」

 

そこには臨戦態勢の博麗の巫女一行が!!!ああ!もう!来るのが早すぎる!!!

 

「大神家の当主様!!助け...」

 

後ろを向くと、すでに潤香の母親の姿が無い!!逃げるの早いわよ!!!

 

「ううう!!芳香ちゃん!!!助け!!」

 

芳香ちゃんの方を向くと、彼女は穴に入る準備をしている...

 

「すまん...せーが...勝てない勝負はしないんでな」

 

彼女は穴に入って逃亡する!!!NOOO!!芳香ちゃーん!!!

 

 

「娘々死にたくない!!!」

 

私は夢殿大祀廟の戸を開けて大霊廟へ逃げ出す!!!まだ手はある!!!屠自古さんに!!復活した彼女がいる!!

 

「屠自古さん!!物部様!!!敵襲です!!助け...」

 

目の前の光景に私は口を閉ざす...

 

 

 

 

 

 

 

「おら...布都...1400年前はよくも謀ってくれたな...おら...」

 

「お...落ち着け屠自古!!!1400年前の事なら水に流せ!」

 

その光景は、屠自古さんが物部様の胸倉を掴んでいる様子...最悪だ!!仲間割れを起こしている!!

 

「お...落ち着いて下さい!!御二方!!」

 

「大体!!そちの脚が大根になっただけじゃろう!!!我が悪い訳では!」

 

「天誅!!!」

 

「うぎゃああああ!!!」

 

屠自古さんの体が放電を起こし、物部様の体を黒焦げにする!!!ああ!!貴重な戦力が...

 

「わああああん!!ロクなのいないわ~!!!!!」

 

私は大霊廟の戸を開けて神子様の部屋を開ける!!

 

 

 

「...何です青娥...騒々しい」

 

部屋の棺桶には復活した聖徳太子こと!豊聡耳神子様が君臨していた!!!良かった!!儀式成功!!!

 

「ほら!神子様!!!寝ぼけてないで賊を倒してください!!」

 

「押さないでくれ...頭がぼーっとする...」

 

私は神子様を強制的に外へ出す!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side神子

 

「う~!」

 

とりあえず復活は成功したみたいですね...あまり実感はないですが、かなりの時間が経過したと思う...やっと私が民を導く世が来たのですね...

 

青娥はもちろん...屠自古や布都も協力してくれたみたいです...なら寝ぼけている暇はないか...

 

「ん~!青娥...良い...残りは私に任せて...」

 

私は部屋から外へ出る...さて...賊というのは...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドドドドドドドドド!!!!!

 

「おい...黒幕来たぞ」

 

「こんな...キラキラした奴が...あの子が守っていた者?」

 

「ふむ...特殊な人間みたいですが...切れば何とかなるでしょう」

 

「魔王降臨ですね!!!」

 

「!?」

 

私の目の前には、4名の殺気だだ洩れの少女達が...特にあの紅白がやばい!!

 

「ちょっと待て!青娥!!こんなの聞いていない!!!...青娥?」

 

(さらば!)

 

と書かれた紙一枚が私の後ろに置いてあった...青娥!!逃げたな!!!

 

だが!!まだ私には!!仲間が!!!

 

「屠自古!布都!!出番...って!」

 

遠くを見ると...そこには黒焦げになっている布都らしきモノと放電しきって倒れている屠自古の姿が!!!

 

何で...こうなっている!!!

 

 

 

「う...そうだ!!河勝!!って!しまったぁ!!!」

 

あいつはシ解仙の修行を蹴ったんだったー!!!!

 

「潤香ー!!!...ダメだー!!」

 

彼女の方は探さないとー!!!何処にいるんだ!!!

 

「うわあああ!!孤立無援!!!ま...待て!!私が君と戦う理由がない!!そ...そうだ!!和を以て貴しとなす...」

 

がし...

 

話の途中で紅白に掴まれる...何だこの子!!何で怒っている!!

 

「喚いていないでさっさと終わらせるわよ...」

 

「待って!!私...覚悟出来てない!!」

 

「だったら覚悟しなさいよー!!!!」

 

紅白の鋭い声が私の耳を貫く!!

 

「うわああああ!!痛い!!!耳がぁ!!!!!」

 

私は無様に床を転げまわる...

 

 

 

そして...この後紅白にみっちりと折檻を受けることになった...せっかくの復活が何てことだ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 




ギャグパートならすぐに書けるんだが...

ではこれにて
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