最後のオリキャラ投入します
紅い霧
side暦
幻想郷にとうとう夏が来た...
暑い日々が続く日々となると、海のない幻想郷の中では暑さをしのげるところがなくて辛いかも...
「う~暑い~」
私は自室の窓から身を乗り出し庭の大きな池を見ると池で泳いでいる鯉は涼しそうに悠々と泳いでいる...
「いいな...私も入りたい...でも...幻想郷には避暑地もないしなぁ...」
海の無い幻想郷では夏のイベントが外に比べて全くない、川で遊ぼうにも大きな川があるのは妖怪の山ぐらいだ、あそこは天狗がいるから行くに行けないしなぁ...
「はぁ...暑いし退屈だよ~何か面白いことがドーン!と起きないかなー」
空を見るといつも通りの晴天だし何も面白いことが起こるわけもなく...
「ん?」
ふと遠くの空を見ると空が赤い?
...まだ昼前だし夕方まではまだ時間があるはず、少しずつその赤いのがこちらへやってくる?私は外に出てそれを確認する。
「これは...」
...これは霧?色はともかく何か妙な力を感じるわね?人為的力を感じる...明らかに自然現象ではなさそうだ...
「あ!いいこと思いついちゃった!!」
少し暇だし、この赤い霧も気になる。体も訛ってないか確かめるのにも丁度よいかもね...私は紙と筆を用意する。
同時刻
side煌炉
「うわぁ...暑い」
私は洗濯物の入った籠を持ち物干しざおの前に立つ...
今日は絶好の洗濯日和だ...この前までは雨ばかりだったのに一気に晴天の続く暑い日になったな~
「まさに夏だな...始めますか」
私は籠に入った洗濯物を干していく...家族5人分あるとなると、それなりに量はあるがもう慣れた...
15分後全て干し終える。
「ふぅ...終わり...あ?」
ふと遠くを見ると何やら赤いものが、こちらへと近づいてくる...
おかしいな今日は晴れのはず、その何かはどんどん近づき屋敷を覆う。
「っ!...何これ?霧?でも赤いし...って!その前に洗濯物回収しないと!!」
私は干した洗濯物を籠に入れ、それを抱えて屋敷の中へと避難する...
「何だよ...一体!?」
籠を床に置き窓を閉める...
何だこれ?幻想郷に住んでかなりの年月が経つけど...これはない!!霧が赤い、もはや何かの陰謀ではないか!何か変な力も感じたし...
「母さん!!」
私は母さんの部屋へ急ぐ、この天変地異だったら母さんなら何かを知っているはず
「母さん!!空が赤い..って?あれ?」
母さんの部屋には誰もいない?暑いから外へ出たくないとか言ってたのに...
机を見るとメモ用紙が置いてあり何かが書かれており、それに目を通す...この手紙を読まなければ良かったと私が後悔することも知らずに...
(皆へ! 赤い霧が出たので発生源で少し遊んできまーす)
「な!?遊んでくる?あ...明らかに危なそうなことじゃないかー!」
今の母さんは戦闘能力がないというのに!何てこと!!明らかにこの霧は人為的作為を感じるし、下手をしたらとんでもないことに!!!
「煌炉お姉様どうしました?」
私の背後にはいつの間にか妹の潤香がいた。私は母さんが書いたメモを見せる。
「見てよー!これー!」
「あれま...」
「どうするよ!!今の母さん子供の姿よ!」
潤香は髪についている長い紫色のリボンを弄るが、それがほどけてリボンが床に落ちる。
「何か...嫌な予感がします...他の姉さまに連絡をとっておいたほうが良いかもしれませんね」
「わかった!」
私は連絡用の通信機を取り出す他の姉妹にもこのことを伝えないと!
人里
人里の端にある空き地そこには野外ステージがあり、そのステージ中央には大神銖理が歌っていた。そして観客席には20~30名ほどの観客がおり、現在進行形でライブの真っ最中であることがわかる。
「Oh year-!! 皆~!赤い霧が出ているけど楽しんでいるか~い!!!」
(year-!!!)
(シュリちゃんサイコー!!)
(赤い霧なんか気にしないぜー!)
多くの観客のボルテージが上がる中、1人耳をふさいでステージに上がる女性がいる。その女性の名は上白沢慧音...人里で寺子屋の教師をしており人里の守護者でもある人だ...慧音は銖理に近づき大声で叫ぶ...
「おい!銖理!!歌うのをやめろ!!早く客の避難を!」
「止めてくれるなッス!センセー!今サイコ―にハイに...!?」
慧音は銖理の頭を両手でつかむ。
「そうかそうかー!では強制終了だな...フン!!!」
「ゴフッ!?」
慧音の頭突きをくらい銖理はステージに沈む、観客席はどよめくような声が辺りに響く...
「次食らいたいやつはいるか!?」
慧音が観客に向かい叫ぶと観客は蜘蛛の子をちらすように野外ステージから退散し観客席はもぬけのからになる。
「よっと」
慧音は銖理を担ぎステージを後にするが銖理の落とした通信機はだれもいないステージで寂しく鳴るだけだった。
妖怪山
妖怪山のある民家の中にて写真撮影が行われていた...
そこには、この民家の主こと射命丸文が一心不乱に写真を撮っており、そのカメラの先には大神境奈が色々なポーズをとっている...
「う~ん~いいわね~では次のポーズをお願いします」
「こう?」
境奈が次のポーズをとると文はカメラのシャッターを押す。
「ふう~これくらいあれば充分ですね~境奈お疲れさまです」
「随分とったね...流石のアタシも疲れたよ」
境奈が近くの椅子に座ると文はカメラを置く...
「では次は全部脱いでしまいましょうか!!」
文の衝撃の言葉に境奈は凍りつく...
「は?何かの冗談よね?いくらなんでも新聞には使えないって!!」
「いえいえ~新聞には使いません...これからはお楽しみタイムですよー!!」
文は手をわきわきさせながら境奈に近づき境奈は後ずさりする。
「いや!待って文!!マジで待って!!MATTE!!」
「待たないわ!ほらほら~遠慮しないで~!」
「いやー!!」
文は境奈の身ぐるみを手慣れた手つきで剥いでいき...あっという間に境奈は生まれた時の姿になる。
「さあ!行きましょう2人の愛の場所へ!!」
「いだだー!!髪を引っ張るなー!」
文が寝室に境奈を連れ込もうとし境奈は必死に抵抗する。2人がそうやっていると部屋に文の部下である犬走椛が部屋に入る。
「文さ~ん頼まれたもの買ってきましたよ~とりあえず領収し....」
椛は2人を見て固まる。
「椛ですかご苦労様です...領収書はそこに置いといてください」
「椛ー!助けてー!」
「あ...えっと...ごゆっくり」
椛は買ったもの・領収書をその場に置いてその場から去る。
「椛ー!!」
「さあ!いきましょう境奈ー!」
バタンと寝室の扉が閉まる。脱ぎ散らかされた境奈のコートの内ポケットで鳴り続いて通信機に彼女は気づくことすらできなかった…
向日葵畑
幻想郷にある大きな向日葵畑には一軒の家があり、ある妖怪が住んでいるその妖怪の名は風見幽香...今現在彼女は怒りに満ちており天をにらんでいた。
「だれよ!この霧やったのー!目にもの見せてあげるわ...」
「落ち着け!!幽香!!君が出て行ったらこの向日葵達はどうなる!」
そして幽香のとなりには長い緑色の髪をした女性...白のノースリーブのタートルネックに同色のローライズジーンス・腰には長い黒の腰巻をつけており、よほどスタイルに自信があるのかお腹を出している...彼女の名は大神華楠...大神家姉妹の長女である
「離しなさい華楠!!この霧を起こした奴に目にもの見せないと私の気が済まないわ!!!」
「だから落ち着け!!頭に血が上った状態では返り討ちになるぞ!!」
(大神家 長女 大神華楠(カナン)通り名:不滅の大森林)
華楠は幽香を羽交い絞めするが幽香は暴れる...そして華楠の懐の通信機が鳴り彼女はイライラしながら手に取る...
(華楠姉さん!?煌炉だけど)
「今は忙しい...切るぞ」
華楠はそれだけを言い通信機を切る。
side煌炉
ブツ...
華楠姉さんに一方的に通信機を切られる...銖理も境奈姉さんも出ないし...話すらできなかった...
「どうやら私達のみで行くことになりますね...」
潤香が私の肩をポンと叩く
「う...うがー!!!」
私の絶叫が屋敷内に響く...
最後のオリキャラ投入完了です
次回から本格的に紅魔郷です
紅魔郷では暦/煌炉/潤香の三名が出撃します
ではこれにて