東方五行大神伝   作:ベネト

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最近暑い...

夏本番ですね...


異変の終着点

一方その頃の暦達はまだ是非曲直庁のカフェにて談笑をしている...

 

映姫と暦は昔の話に花を咲かせ会話は盛り上がり良い雰囲気を醸し出していたが暦はその間に会話だけではなく他の事に集中していた

 

暦は談笑しながらメロンソーダーに手を伸ばし映姫に気づかれぬように異変の内容を把握しようとひそかに妖力を手繰らせて博麗の巫女の行動・娘たちの行動をそれぞれ感じ取り各個人が何をやっているかを見通している...

 

(...華楠はここまでね...まさか博麗の巫女たちが華楠と幽香のコンビを倒すとか...成長するにも程があるでしょう?)

 

暦は心の中で溜息をつき他の姉妹の行動を把握する...

 

 

(...煌炉は八雲家か...動く気配はなし...銖理は神社ね...こちらも動く気配がないということは昼寝しているな...境奈は人里の甘味処で食事中か...あれ?)

 

姉妹の中の一人大神潤香の動きが把握できないことに暦は首をひねる...

 

(...潤香人里にも神社にもいない?どこへ行った?特殊なところにでもいるのかしら?)

 

暦は探索を霊夢たちに向ける...

 

 

 

side暦

 

霊夢達の妖力を辿るとその妖力はこちらの方へと近づいてくる...どうやら異変の原因に気づいたようだ...流石の洞察力と誉めてやりたいが今回の異変は只の現象に過ぎず黒幕など存在しない...時間の経過に身を任せることしか解決方法はない...しかし...

 

(霊夢達...どんどんこっちに向かってきているな...私も早く退散でもしようかな?)

 

私は残ったメロンソーダーを飲み干すと店全体にアナウンスが流れる...

 

(業務連絡ー!四季様ー四季様ー至急公務室にお戻りくださいー)

 

映姫ちゃんに緊急連絡?いったいどうしたのだろうか?

 

映姫ちゃんはアナウンスを聞いた後に立ち上がり私に一礼をする

 

 

「すみません暦さん...どうやら緊急の用が出来てしまったようです...私はこれで失礼します...」

 

「うん!分かったー頑張ってね!」

 

私が返答すると映姫ちゃんはもう一回一礼をしカフェを出る...

 

急な緊急連絡となると異変が絡んでいるのかしらね?早く終わらせて帰ろうかしら?

 

今回は異変に関わらない方がいい気がする...

 

華楠は本気を出して彼女たちに負けたようだし私としても無駄な力は使いたくないな...

 

「...帰って寝ようかしら?」

 

私はレジで会計を済ませて是非曲直庁を後にする...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三途の川

 

是非曲直庁からの帰り道私は来た時と同じように三途の河の水面を渡る...

 

やはりこの川...水遊びするには少々危険かもしれない...

 

私とてこの中に沈んでしまったら二度と帰って来れない気がする...

 

しばらく歩いていると三途の河の水面を強く叩くような音が聞こえ始める

 

「...あら?」

 

三途の河の先を見ると河の中に沈みそうな小野塚小町を発見する...

 

「ごぼ!ごぼ!!し...沈む~!」

 

「...どうしたの小町?死神なのに三途の河で水泳なんて...」

 

「これが水泳に見えるのかい!?」

 

小町は溺れながらも私を指差しツッコム...

 

この状況でボケるのは止めておこう...

 

 

 

 

 

「はいはい...今助けるよ~DNA(ゲノム・チェーン)」

 

スペルを発動し赤と青の鎖が小町の方へ飛ぶ...これで良し...残りは引っ張るだけで済む...

 

「た...助かった~!...うぇ!?」

 

小町は鎖に手を伸ばすが小町の手は鎖をすり抜けてしまった...

 

「あ...そういや私のこの鎖は生命体は通過しちゃうんだった...」

 

「暦~!助けておくれ~!沈んじまう~!!」

 

小町の体がどんどん三途の河に沈んでいく...

 

困った...これでは私としても助けようがないな手を貸そうにも現在の私の足場は不安定であり私も彼女と共に沈んでしまう...かと言って

明日の新聞に死神三途の河にて溺死とか書かれたら私としても後味が悪い...

 

 

「...どうしよ」

 

「何見てんだい!!このままアタイが溺死したらアンタ恨むからね~!」

 

小町は鎌を私に向ける...

 

「...あ...助けられるかもよ!...その鎌ちゃんと掴んでおいてね!!」

 

私は鎖を鎌の刃に発射する...

 

鎖は鎌の刃に巻きつき固定され私が引っ張ると小町の体も三途の河の中を動く...

 

「お!これなら!!」

 

「はやくしておくれ~!」

 

わめく小町を何とかしながら私は三途の河の岸までたどり着き彼女を岸に上げる...

 

 

 

 

 

 

 

「ぜぇ...ぜぇ...死ぬかと思った」

 

小町は咳をしながら岸に横たわる...

 

「死神が三途の河で溺れるなんて...どうせ船の上で昼寝でもしてたんじゃないの?映姫ちゃんが言ってたよ?部下の一人のサボりがヤバいって...」

 

小町は私の言葉に指をさす...

 

「いやいや!アタイは真面目に仕事してたさ!!人間に突き落とされたんだって!!」

 

人間ね...何となく誰かは分かったけど聞いとくか...

 

 

「人間?もしかして紅白・白黒だったりする?」

 

「...ああ...そうだよ...ここから先は生者の立ち入りは禁止だといったのに負けちった...」

 

やはり霊夢と魔理沙か...ということはこのまま是非曲直庁へ向かったのだろうか?

 

「ということはさっきのアナウンスは...」

 

ああ...これから先の未来が視える...私としても早く逃げよう...ごめん映姫ちゃん無力な私を許して...娘の中で最強の華楠を倒した以上流れは彼女たちに向いている...私の能力といえども勝てない勝負となってしまう!!

 

 

「どうしたのさ?青い顔して?」

 

「...ううん...頭痛いから病院いっている...うんじゃ!」

 

今日は早く帰って寝よう...今日は私はここに来なかった...異変は知らない...これで突き通そう...

 

私は永遠亭方面へと逃げる...

 

 

 




まさかの暦が逃亡...

ですが花映塚はまだ続きます

ではこれにて
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