東方五行大神伝   作:ベネト

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前回の翌日...華楠はどう感じているのか!?




華楠の悩み

華楠が復活した翌日...

 

大神華楠は妖怪山の中腹にて体育座りをして空をぼんやりと眺めていた...その眼は虚ろで自慢の金色の目はくすんでおり1分に1回は溜息をついている...

 

 

side華楠

 

「...はぁ」

 

これで69回目の溜息か...昨日のことを思い出そうとすると頭が痛くなる...

 

まさか幽香が私との肉体関係を望んでいたとは...

 

彼女の行為に私の理性は吹っ飛んでしまい互いに何度も達してしまった...

 

あのあとは互いに気まずい空気になってしまったことは鮮明に覚えている...まぁ...煌炉も紫・藍と経験があるようだし別に珍しくはないが...

 

 

「あー!もう!!」

 

一時のテンションでしてしまったんだ...仕方ない...幻想郷には常識は通用しない...これで通していこう...

 

 

 

 

 

「...ふぅ...///」

 

頭の中を空にしようとするがすぐにあの時のビジョンが頭に思い浮かび顔が熱くなるっ!何故だ!?

 

 

「う...うがぁー!!!」

 

私は体から雷を放出させて気を紛らわせる...

 

「くそ!忘れろ!!忘れてしまえ!!」

 

今度はすぐ近くにあった木に頭突きを何度も繰り返す...これで記憶がなくなってくれればどんなに良いか!!

 

 

 

 

 

「...どうしたの?華楠?」

 

「...冬までまだ早いよ?」

 

私が振り向くとそこには冬嫌いの私の同志秋静葉と秋穣子が心配そうな顔で私を見つめていた...

 

 

「静葉に穣子か...安心しろ...只記憶をなくそうと必死になっているだけだ」

 

「駄目だって!おでこ腫れてるよ?穣子~お薬塗ってあげて...」

 

「分かったお姉ちゃん!」

 

静葉は私を木から離し穣子は手に持っていたバスケットから傷薬を取り出し私の額に塗る...

 

 

 

「すまん...」

 

「もう...謝るならしないの!」

 

穣子は薬を塗り終えた後軽く私の額を小突く...

 

「どうしたの?何かあったの?」

 

静葉は私の横に座り頭についた紅葉の髪飾りを弄る...

 

言えるわけないだろう...あんなこと

 

 

 

 

「...色々あったんだよ色々な」

 

「ふ~ん!言いたくないんだ~!....ところでさ?今日の華楠...何かいつもと匂いが違うけど?」

 

「うそっ!」

 

私は自分の匂いを嗅ぐ...馬鹿な...あの行為の後に風呂入ったし...帰ってからもいつもの紅茶風呂に入りびたりだぞ!!

 

...特に変わった感じはしないが

 

 

静葉・穣子の方を見ると薄ら笑いを浮かべていた...

 

「その反応...なるほどねぇ...」

 

「お姉ちゃんの鼻は効くものね!」

 

こいつら気づいたのか?ありえない...

 

 

 

「...はぁ」

 

「まぁ...気にしなくていいじゃない?ここは幻想郷よ?何でもありなところなんだから!!」

 

穣子が私の肩を優しく叩くが何故か心がすごく痛い...

 

「...まぁそうなんだが...何というか初めてだったし心がついていかないというか?」

 

 

「過ぎたことを気にしてもダメ!前に進んでいかないと!!どうせ一時の事なんだしすぐに慣れると思うわよ?」

 

「...すごいな君たちは...私より先に進んでいるな...」

 

静葉と穣子はそれぞれ別の方向に目をそらす...

 

 

 

 

「...か...神だもの当然よ」

 

「...そ...そうだよ!!華楠よりもすごいんだからね~だ...それ!」

 

「わぷ!!」

 

穣子が私にスプレーのようなものを吹きかける...何だかサツマイモのような匂いがする...

 

 

「な...何だ?」

 

「私特製!スイートポテトフレグランス!華楠の匂いも今から私たちと同じだよ!!」

 

「ほらほら!行った行った!そろそろ日が暮れるわよ?」

 

...日を見ると沈み始めている...今日は帰るか

 

 

 

「何というか世話になったな二人とも...今度何か奢らせてくれ」

 

「ふふ...楽しみにしているわ」

 

「またね~!華楠~!」

 

手を振る二人を背に私は歩き出す...いつまでもクヨクヨしててはダメだな...

 

昔の私を思い出してしまうな...これではあの世にいるあいつに笑われてしまう...

 

「ふふ...」

 

紆余曲折あったが何とかなりそうだ...幽香とも今後とも今まで通り以上の良好な関係を築いていけそうだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...」

 

「...」

 

 

華楠が去った後2人の秋神は急に死んだような目になり2人そろって体育座りをし夕日を眺める...

 

そして穣子はバスケットからワインボトルとグラス2人分を取り出す...

 

「...お姉ちゃん」

 

「...何も言わないのよ...穣子...」

 

穣子は震えた手でワインを注いだ後ポツリポツリとつぶやき始める...

 

「...華楠取られちゃったね...相手誰だろう?」

 

「...知らないわよ...でもあの匂いは確実に女ね!穣子!お酒入れて!今日はヤケ酒よ!!」

 

「うん!!」

 

 

 

 

 

 

 

「冬前でないのにあの2人...あそこで何やっているんだろう?」

 

そんな2人を偶然見つけた椛はおかしなテンションになっている2人を遠目で見守ることしかできなかった...

 




というわけで秋姉妹久々の登場でした!

ちなみにこの小説は百合展開がありますよ?

ではこれにて
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