side霊夢
奇跡を起こす力を持つ早苗の能力...ある意味暦とよく似ている...苦戦を強いられるのは確定ね...
だが暦と比べてムラはないみたいだし彼女より厄介かもしれないわ...
「さぁ!行きますよ!!」
早苗の弾幕が私に放たれる...よく見たらこの弾幕配列が綺麗に整っている...奇跡の無駄使いね...
「あまいわ!」
私はそれを避けて早苗に接近する...見た限り彼女は外の世界の人間のはず...戦闘経験はあまりないと思うし時間をかけなければすぐに制圧できる...
そして少し見たけど彼女はあまりにも隙がありすぎる...戦闘経験の違いというものを見せてあげるわ!
「それ以上近づくと危ないですよ!!」
「!?」
早苗の放った弾幕の1つが鳥居に反射しこちらに戻って来る!?
「よけられ...がっ!?」
当然避けることができず光弾は私の背中に着弾し私は無様に石畳に倒れる...
「それそれ♪追撃ですよ!」
早苗は更に倒れている私に追い打ちのように光弾を放つ!
「きゃああああ!!」
私は吹き飛び石畳に叩きつけられる...こいつ!完全に調子に乗っているわ...後でのお仕置きが楽しみね...
「ぐぐ...」
軽い攻撃と思ったけど威力が高い...魔理沙が一撃で昏倒した時と同じようにこれも奇跡の力だというの?
「あはは!!どうです?貴女は私に勝つ見込みなぞなかったのですよ!!」
「アンタ...調子に乗ると後で痛い目になるわよ」
私が立ち上がると早苗は笑う...
「満身創痍じゃないですか!!立つだけでも精一杯!貴女じゃ私には勝てませんって!早く倒しましょうか!」
早苗の周りに星形の布陣の弾幕が現れる...
「さあ!これでトドメです!あの子を追いかけないといけませんしね!!」
星の弾幕が散らばる...仕方ないわね...これは使いたくなかったけど仕方ない...
「博麗の巫女をなめんじゃないわよ!!」
私は再度早苗に接近する!
「また同じ手ですか~!何度やっても無駄ですよ!!」
また弾幕が私に飛ぶ...今度は石畳やその他もろもろの障害物に反射しながらこちらに来る...
「今度は全弾命中に奇跡でも起こしましょうか!!」
「残念だけど!!それは無理な話よ!!宝具(陰陽鬼神玉)」
私は懐から大きな陰陽玉を取り出し彼女へ投げつける...
陰陽玉は光弾を弾きながら彼女へとスピードを増しながら接近する
「ちょ!!なんですか!?この陰陽玉は!!きゃああああ!!!」
早苗は陰陽玉に着弾し彼女は陰陽玉の下敷きになる...
「...お...重いです...」
早苗は恨めしそうに私を見上げ私は彼女の前に立つ...
「これでアンタは一回休みね...」
私は陰陽玉をグリグリ動かす...
「いぎゃあああああ!!!痛い!痛いですって!!!」
「さっき調子に乗ってると痛い目に合うといったわよね?」
私は陰陽玉に寄りかかる...
「や...やめてください!死んでしまいます!!」
「...」
早苗の顔が青ざめる...
「も...もしかして切れています!!?」
「ええ...激怒しているわ...博麗の巫女を舐めたらどうなるか...教えてあげる」
「ひぃぃぃ!!!」
早苗は半泣きになってもがくが陰陽玉はピクリとも動かない...それもそのはずこれは私特製の陰陽玉...簡単に動かせるわけもない...
「...えう...うぇえええええええん!!」
「...!?」
早苗は大泣きし始める...
「許してください~!私が悪かったです~!!」
...まさか...泣くとは...案外精神的にもろいのね
「...」
私が呆然としていると神社の方から走ってくる人影が陰陽玉をどかす...緑色の長い髪の女性...大神華楠だ...
「よっと...」
「か...華楠?」
「ひぐっ!!」
華楠は私の前に近づき私の体力を回復させる...
「...あら?楽になったわ」
「...残りは任せたぞ霊夢...この戦いはまだ終わっていないぞ」
...そうだった!早苗の他に指示した神がいる...まだ私の戦いは終わっていないんだ...
「ありがとう!華楠!」
私は神社の方へ向かう...暦が先に行ったんだった...急がないと!
side華楠
「...ひっぐ!」
「...」
私の目の前には泣き崩れている早苗がいる...
やはり彼女に似ている...懐かしいと思うと同時に切ない過去を思い出す...
「大丈夫か?」
彼女に近づき早苗に近づき彼女の前にしゃがむと早苗は私に抱き着く
「うわあああああん!!怖かったです!怖かったー!!」
「...」
私は彼女の頭を撫でる...よく頑張ったと思う...霊夢相手になあいつによく似ている...
あの方たちの相手は母さんに任せよう
次回6ステージ&EX
ではこれにて