東方五行大神伝   作:ベネト

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人里にて


あややっと!甘味処

そして人里の甘味処...そこの内部には大神境奈と射命丸文がテーブル席に座りそれぞれが注文した物を頼みそれぞれそれにパクついていた...

 

side境奈

 

「あやややや~♪境奈とデート~♪」

 

アタシの目の前で文が大きなパフェをスプーンで突っつきながら満面の笑みを浮かべている...随分とご機嫌そうだ...

 

「機嫌が直ってよかったよ...」

 

その前に何故アタシが文とここにいることになったのかを説明しないといけない...

 

 

 

昨日...

 

「境奈なんか大嫌いです!!」

 

「は?」

 

文に部屋に呼ばれて第一声が放たれる...いきなり大嫌いとは...流石のアタシも傷つくわ...

 

「...何故に?」

 

アタシが尋ねるが文はそっぽを向く...

 

「...私に完全態の姿でボコるなんて許せません...」

 

確かにあれはヤバかったかな...文と椛黒焦げだったし...

 

「わ...悪かったわよ何か今度償いでも...」

 

文はズイっと私の前に来る...

 

 

 

 

 

 

 

 

「なら!私とデートしてくださいな!!」

 

 

 

 

 

 

 

「...」

 

というわけで今の状況である...

 

今思えばあの時の文演技でもしていたのかしら?

 

アタシは辺りを見回す...

 

しかしこの甘味処色々な人が来るようになったな...

 

アタシ達の席とは反対方向には母さんが雛と一緒にケーキを食べていた...何があったかは知らないが詳しくは聞かないようにしよう...

 

そして奥の席には煌炉と藍がおり仲良く餡蜜を食べている...これもいつも通り...仲睦まじくて何よりね...

 

そしてアタシ達の席の後ろには銖理が黒髪の子とアイスを食べている...

 

あの子誰だろ?どこかで見たような...

 

「何だろ?身内が多い...」

 

「境奈!よそ見は駄目ですよ!!」

 

文がアタシの顔を掴みアタシの目線を文の方に戻す...

 

そして自分のパフェを食べた後アタシの手を引く...

 

 

「今度は私の部屋に来てください!」

 

「え?急に?」

 

お勘定をレジで払いアタシたちは妖怪の山の方面へ向かう...

 

 

 

 

 

 

 

 

妖怪の山文の部屋...

 

「ここで待っててくださいね♪」

 

文は隣の部屋に入りアタシは居間に独りソファーに座る...

 

「また...あれか...」

 

正直慣れた...文と椛と経験したし今日何が起きてももう驚かない...

 

 

「あやや~♪お待たせしました~!」

 

「はいはい...今日はどんな感じ?」

 

文の方を振り向くと彼女の姿が変わっていた...

 

 

「...」

 

今の文の姿は昔の白と黒の天狗装束の姿...昔の凛々しい彼女の姿が思い浮かぶ...

 

「えへへ...どうです?懐かしいでしょ?」

 

文は生足をちらりと見せ着物の襟を少し着崩しながらアタシに抱き着く...彼女の柔らかい胸がアタシに接触する...

 

「...うん...きれいだよ文...まさか今日はその格好で?」

 

文は照れ臭そうに頬を赤らめ隣に座り甘えるようにアタシの膝に頭を乗っける...

 

「今日はやると思いました?残念!やりませんよ?汚れたらコレ洗うの面倒ですし天狗の至急品ですからね...これ1枚しか今はありませんしやるといたら今度予備が至急されたらです!今日は境奈に甘えるだけ...正直つらかったんですよ?貴方と戦うことは...」

 

「結構楽しんでいたと思うけど?アタシをずたぼろにして...」

 

文は頬を膨らませる

 

「もう!それとこれは話は別です!!今日は...ずっとこのままでいさせてください...」

 

「はいはい...」

 

「おっと!その前に!」

 

ちゅ!

 

 

彼女は急に起き上がりアタシにキスをする...

 

「!?」

 

「今日はこれくらいで押さえておきましょう!!これ以上は私の理性が持ちませんので!!」

 

彼女は顔を更に真っ赤にし再度アタシに力強く抱きしめる...

 

 

こうやって冗談をいえる仲間がいること自体アタシは恵まれているようね...

 

アタシは文の頭を撫で彼女が満足するまで彼女を撫で続けて微笑み続けた...

 

 

 




残念!エロはありません!

ではこれにて
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