東方五行大神伝   作:ベネト

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タイトル適当になってきた...


月での弾幕ごっこ その3

side魔理沙

 

「くらえ!」

 

「くっ!」

 

レミリアの突進攻撃を受け依姫は後ろへと後退する...

 

流石に吸血鬼としての身体能力があるから依姫と渡り合えているようだ...

 

「地上で最速・最強の私だ!圧倒的な実力でしょ?」

 

レミリアは調子にのるが...

 

 

 

「速さは文がいるよな?」

 

「力は萃香ね...案外取り柄なんてないんじゃない?」

 

 

 

 

「聞こえてるわよ...」

 

 

私たちのつぶやきにレミリアがまた不機嫌になる...

 

 

依姫は身を起こし地面に刺さった刀を抜く

 

 

 

「ふぅ」

 

「どうした?降参は認めないわよ?」

 

「...羽から煙が出ているわよ?」

 

 

「え?」

 

確かにレミリアの羽から煙が出ている...

 

いくら月にいるとはいえ日光が弱点なのは相変わらずか...

 

咲夜が日傘をレミリアに投げ彼女は日傘を開く...

 

だがまだ羽の煙は消えていない

 

 

「危なかったわ...日光の下では長く生きられないのよね」

 

「その傘...カバーできていないみたいだけど」

 

 

依姫は何もせずレミリアを見るだけだ

 

 

 

「どうした?何もしかけてこないの?」

 

「私が攻撃すれば貴女は一撃で負けるわ...だから見ておこうと思ってね...美しいスペルカードとやらを...」

 

 

「ふん...クイーン・オブ・ミッドナイト!」

 

レミリアの周りに赤い弾幕が現れて依姫の元へと飛んでいく

 

 

 

「天宇受売命」

 

依姫の体が光りレミリアの弾幕を踊るように避けていく...

 

 

「飛び道具は当たらないって訳ね!なら!」

 

レミリアはまた依姫に向かい急降下し突進をする...

 

 

 

 

 

 

「天照大御神よ...圧倒的な光で夜をなくせ...」

 

依姫の新たな神の力により巨大な光の柱が現れレミリアを包み込む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「げふ...」

 

そしてレミリアも負け砂浜に倒れる...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃

 

 

八雲紫・藍は月の賢者の住処である賢者の海に到着していた...

 

彼女達二人だけであり一緒にいたはずの煌炉の姿が見えないようだ...

 

 

 

side藍

 

「藍...ここが賢者の住処よ」

 

紫様はスキマを開き中を覗いている...

 

そして現在の私の精神はすごい揺れていた...

 

何故なら一緒に来るはずだった煌炉の奴が急に雲隠れをしたからだ...

 

正直あいつのことが頭から離れない...

 

 

「丁度留守みたいね」

 

「でしたら!帰って来るまで待ちます?」

 

「何を言ってるの?今がチャンスじゃない?」

 

「???」

 

 

「月の賢者の家に忍び込んでめぼしいお宝を盗むのよ」

 

 

...空き巣か...思っていたよりしょぼいな...

 

 

紫様はスキマの中に自分の手袋をひっかける

 

 

 

「それは?」

 

「お宝を探すのは貴女の役目よ...良いの手に入れてね」

 

「ですが...漁るだけで宜しいので?」

 

「うふふ...いいのどうせ地上の民は月の民には力では勝てないわ...大神家の者ですら怪しいところだわ」

 

「もしかして煌炉がいないのも?」

 

 

紫様は頷く

 

「ええ...彼女を動かすのは骨が折れるわ...やり過ぎて怪我をされるのも困るし...今回はお留守番ね♪」

 

「...」

 

煌炉の奴が大人しく言うことを聞いた?珍しいこともあるものだな...

 

 

「そう...力ではかなわないわね...力では...」

 

紫様は不気味に微笑みスキマを覗く...

 

 

 

 

 

 

「紫様は賢者の家が留守だと知っていたのですか?」

 

「もちろんよ!何のために霊夢に稽古をつけて吸血鬼たちを月に行かせたと思ってるの?」

 

「え?でも...あのロケットは...」

 

 

「私はその気にさせただけよ...さぁ藍!私が満足する品物をもってきなさいな」

 

紫様に言われ私はスキマの中に入る...

 

満足する物か...

 

高価な物にしようかな?

 

 

そんなことを考えながらスキマを抜け私は目の前の光景を見て思考を停止させる...

 

 

 

「えー!?」

 

 

「どうしたのよ?」

 

 

紫様が来るが私は指を向ける

 

 

 

「ほら!ここ竹林ですよ!満月もあるし!獣の声も!ここ幻想郷ですよね?」

 

 

そう…辺りは見渡す限り竹林が広がっている…

こんなの月にはなかったし、夜空に月が見えている以上私たちがいるのは幻想郷だと一目で分かった…

 

「いけない!満月が閉じてしまう!」

 

紫様がスキマの方を見るがスキマは元通り閉じる...

 

「っ!」

 

 

 

「そう...月の周期のわずかな乱れ...そして完全な数であるはずの28を欠いたトラップ...」

 

 

 

声が聞こえ私たちはその方向を向くと長い金髪に白の襟付きのシャツにロングスカートを身に着けた女性に銃を構えた月のうさぎがいた...

 

 

「もう貴女たちは戻れない...師匠が何千年前に仕掛けたトラップによってね...」

 

 

女性は不敵に笑い辺りに不穏な空気が流れる...

 

 

 

 

 




儚月抄もあと僅か...

次の話を考えないと...


ではこれにて
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