ソードアート・オンライン 疾風の剣士と紅の槍使い 作:響家825
そこで二人は、互いへの想いの丈を打ち明ける。
そして二人のとる道とは・・・?
~第11層 タフト 主街区 酒場~
「何か、いろいろ会ったな、ここまででさ。」
夜遅い酒場のカウンター席で、エアはアリシアに問いかけた。
「そうだね・・・なんか、人生の殆どを経験した気分だよ」
普段なら、こんなにしんみりとした会話はしないのだが、
レインと・・・特にリーンが先に寝てしまったので、
二人はこのような会話をするに至った。
「私、多分エアと会ってなかったら、きっと死んでたよ・・・」
アリシアの呟きは、静かな店内に響いた。
「どうした?アリシア?」
エアの疑問は聞こえなかったらしい。
「私ね、友達が死んじゃった時、どうしていいかわからなかったの。
たぶん、エアが一緒じゃなかったら、自分で自分を殺してた。
あの時、エアがいてくれたから、私は、生きることができたんだよ?」
アリシアの言葉は、ただただ、まっすぐだった。
「アリシア?」
「!?な・・・何?」
その時、エアは見てみぬ振りをしていたが、アリシアの目に見えてしまった。
「涙・・・」彼女は、泣いていた。
あの時のような涙ではなく、静かに頬を伝う涙。
「エア・・・私・・・どうしちゃったんだろ・・・涙・・・止まんないよ・・・」
涙を流し続けるアリシアに、エアはどうする事もできず、ただ
「アリシア、ちょっとこっち向いてほしい。」
そういって、抱きしめてあげる事しかできなかった。
「!? エ・・・エア!?」アリシアは明らかに動転していた。
「ゴメン、アリシア。なんか、こうしてあげたくなった。」
エアも、気が動転していた。それでも、この気持ちは伝えるべきだと思った。
いや、伝えたかった。
「アリシア・・・話がある。」エアはアリシアの目をまっすぐに見据えた。
「私・・・も」
先に想いを伝えたのは、エアだった。
「俺、ずっとアリシアといて分かった。俺は・・・アリシアが好きだ。
ゲームの中だってことはわかってる。それでも、この気持ちだけは、本物だ。」
ありきたりだった。でも、エアのストレートな気持ちだった。
「私・・・もね、エアに助けられて、ずっとそばにいて、気付いたの。
私は、エアが好きなんだ、って。
エアの気持ちも、薄々気付いてた。だって、ずーっと私のこと見てるんだもん」
アリシアの言葉は、笑顔で、心からの言葉だった。
二人は、どちらからともなく、唇を重ねた。
「「・・・・・・・・・・・」」
~しばらく、二人に無言の時間が流れた~
「アリシア、俺と・・・その・・・恋人になってくれないかな?」
アリシアの返事は、決まっていた。
~「当たり前でしょ」~
はい。というわけでですね、エアとアリシアのCP成立です(爆照
なんとなく雰囲気を大人っぽくしてみました
(ただバーにしただけじゃん等のツッコミはNGでお願いします・・・)
ここからしばらくは、淡々とエア×アリシアのイチャラブ&ギルドの設立を
書き続けたいと思います。
ではでは、次のお話にご期待いただければ・・・