ソードアート・オンライン 疾風の剣士と紅の槍使い   作:響家825

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無事にボスを攻略し、第11層 タフトにたどり着いたエアたち。
そこで二人は、互いへの想いの丈を打ち明ける。

そして二人のとる道とは・・・?


第4話 きみのこころ

~第11層 タフト 主街区 酒場~

 

「何か、いろいろ会ったな、ここまででさ。」

夜遅い酒場のカウンター席で、エアはアリシアに問いかけた。

「そうだね・・・なんか、人生の殆どを経験した気分だよ」

普段なら、こんなにしんみりとした会話はしないのだが、

レインと・・・特にリーンが先に寝てしまったので、

二人はこのような会話をするに至った。

 

「私、多分エアと会ってなかったら、きっと死んでたよ・・・」

アリシアの呟きは、静かな店内に響いた。

 

「どうした?アリシア?」

エアの疑問は聞こえなかったらしい。

「私ね、友達が死んじゃった時、どうしていいかわからなかったの。

たぶん、エアが一緒じゃなかったら、自分で自分を殺してた。

 あの時、エアがいてくれたから、私は、生きることができたんだよ?」

アリシアの言葉は、ただただ、まっすぐだった。

 

「アリシア?」

「!?な・・・何?」

その時、エアは見てみぬ振りをしていたが、アリシアの目に見えてしまった。

 

「涙・・・」彼女は、泣いていた。

あの時のような涙ではなく、静かに頬を伝う涙。

 

「エア・・・私・・・どうしちゃったんだろ・・・涙・・・止まんないよ・・・」

涙を流し続けるアリシアに、エアはどうする事もできず、ただ

 

「アリシア、ちょっとこっち向いてほしい。」

そういって、抱きしめてあげる事しかできなかった。

 

「!? エ・・・エア!?」アリシアは明らかに動転していた。

「ゴメン、アリシア。なんか、こうしてあげたくなった。」

エアも、気が動転していた。それでも、この気持ちは伝えるべきだと思った。

いや、伝えたかった。

「アリシア・・・話がある。」エアはアリシアの目をまっすぐに見据えた。

「私・・・も」

 

先に想いを伝えたのは、エアだった。

「俺、ずっとアリシアといて分かった。俺は・・・アリシアが好きだ。

ゲームの中だってことはわかってる。それでも、この気持ちだけは、本物だ。」

 

ありきたりだった。でも、エアのストレートな気持ちだった。

 

「私・・・もね、エアに助けられて、ずっとそばにいて、気付いたの。

私は、エアが好きなんだ、って。 

エアの気持ちも、薄々気付いてた。だって、ずーっと私のこと見てるんだもん」

 

アリシアの言葉は、笑顔で、心からの言葉だった。

 

二人は、どちらからともなく、唇を重ねた。

「「・・・・・・・・・・・」」

 

         ~しばらく、二人に無言の時間が流れた~

「アリシア、俺と・・・その・・・恋人になってくれないかな?」

 

 

アリシアの返事は、決まっていた。

 

~「当たり前でしょ」~




はい。というわけでですね、エアとアリシアのCP成立です(爆照
なんとなく雰囲気を大人っぽくしてみました
(ただバーにしただけじゃん等のツッコミはNGでお願いします・・・)

ここからしばらくは、淡々とエア×アリシアのイチャラブ&ギルドの設立を
書き続けたいと思います。

ではでは、次のお話にご期待いただければ・・・
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