放浪の赤の星の主従   作:謎の食通

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今回はギャグ回です。
今回はギャグ回です。
大事なことなので二回言いました。
元ネタはガオガイガーFINALのドラマCDです。


第四話『脅威!宇宙生物ポゲチュウ』

銀河の片隅のある惑星でその星の運命を掛けた戦いが始まろうとしていた。

 

『おのれぇアベルの残せし災いめが』

 

「ここまでだな、パスダー」

 

銀河系を放浪していた赤のの星の主従はゾンダーの脅威にさらされていた星を見つける。彼らはそこで激戦を繰り広げ、ついに心臓原種の端末でゾンダリアン指令のパスダーとの最終決戦を挑んでいた。

 

『次の一撃で決まりますね』

 

「ああ、奴を倒せば。この星での戦いも終わりだ」

 

『この私を前にしてずいぶんと余裕だなアベルの残せし災い』

 

『ふっ、貴方ごときでこのジェイアークを倒せるともお思いですか?』

 

「そうだ。貴様ごとき私の敵ではない!」

 

『ほざきおるな、ソルダートJ』

 

キングジェイダ―とパスダーは、相対する。しかし、これから最後の戦いが始まろうというとき、それは起こった。

 

『なっ、なんだこれは!?』

 

『・・・パスダーの体が崩れていく?』

 

「一体何が・・・ふっ、そういうことか」

 

『ジェイ?』

 

「簡単な話だ。」

 

『まさか機界31原種が、Zプログラムがぁぁ!?』

 

「J002と青の星の勇者たちがやってくれたのさ」

 

『そんなバカなぁァァァ!!』

 

パスダーは、崩壊していく。そう、まさにこの時GGGとジェイアークは木星にて機界31原種に決戦を挑み勝利したのであった。

 

『・・・これで、終わったのですね。私たちの星を滅ぼした悪夢が』

 

「いや、終わってはいない。かつての三重連太陽系で奴らが活動を再開しているはずだ。」

 

『奴ら・・・ソール11遊星主ですか』

 

パスダーの崩壊により赤の星を滅ぼしたZプログラムの消滅を知ったアベルは、万感の思いを持って言葉をつぶやいた。しかし、ソルダートJは、新たな戦いの幕開けを告げる。

 

「ああ、あの欠陥品共はこの宇宙を犠牲にしてでも目的を達成しようとするはずだ。・・・それが不完全なのにも気付かずにな」

 

『・・・遊星主、特にピサ・ソールの機能は不完全。プログラムならともかく純粋かつ高度な生命体を復元することは出来ない。確かあなたが言っていたことですね。』

 

「ああ、奴らは地球を複製したが唯一の例外を除いて地球人や動物の復元には失敗している。」

 

『開発中には、そのようなバグは無かったのですが、理由はわかりますか?』

 

「おそらく、魂とも呼べるものが関係しているのだろう。それならある程度は説明がつく」

 

ピサ・ソールの物質復元システムは、地球すらも複製することが出来る。だが、動物や地球人はパピヨン・ノワール女史を除いて、その存在を維持できなく体を崩壊させていった。これは、パピヨン・ノワール女史が超能力者のひとりであり尚且つ複製された前後に死亡していたからである。彼女以外に複製された知生体は、ラティオ少年と勇者ロボ軍団、そしてプログラムであるソール11遊星主だけである。

 

『魂とは非科学的な・・・いや、貴方という実例がいますか』

 

「他にもあるエネルギーにより精神生命体になった存在がいることから、魂の実在の証明の一因となるだろう。」

 

『そして、その魂を持たない復元体は己の体を維持できない・・・すなわち』

 

「三重連太陽系とその宇宙は再生できてもそこに住む人々は、もう戻らないと言うことだ」

 

『三重連太陽系は、もう滅んでいたのですね・・・。』

 

「いや、滅んではいない。」

 

ソール11遊星主は、元々滅びゆく宇宙を再生するために赤の星が作ったものだった。だが、その行いを無意味であり、完全な意味で三重連太陽系は滅んでいたとアベルは改めて思い知る。だが、ソルダートJはそうでは無いと告げる。

 

「そもそもこの宇宙は、三重連太陽系の宇宙から新生された宇宙だ。そして我らの文明を受け継ぐ者達がいる。決して滅んでなんかはいない。」

 

『・・・ふふ、結局のところ緑の星の主張が正しかったのですか』

 

「結果的には、そうなるかと」

 

『ところでジェイ。遊星主達が活動を続けるとどうなりますか?』

 

「恐らく、この宇宙は消滅すると思われます。例え生き残ったとしても青の星は滅んでいるでしょうな」

 

『つまり、私たちの文明を継ぐ者が滅ぶということですね?』

 

「そうなりますな」

 

『ならば、ジェイ。私たちのすることはわかりますね?』

 

「はっ・・・フュージョンアウトッジェイバードプラグイン!!」

 

キングジェイダ―は、元のジェイセイヴァ―に姿を変えていく。

 

「ジェイセイヴァ―、発進!目的地は三重連太陽系!!」

 

こうして彼らは飛び立っていく。新たな戦場を目指して。

 

 

 

余談だが、ジェイとアベルが救った星は中世レベルの文明であり、彼らの活躍を神話や伝説として残されていくが、これはまた別の物語である。

 

 

 

 

 

 

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星々がきらめく漆黒の大宇宙。その宇宙に突如として現れる紫色の穴、そこから白亜の戦艦ジェイセイヴァ―が出てきた。

 

「ESドライブ終了、通常空間に復帰しますね。」

 

「宇宙か・・・やはり、良いものだな」

 

「ジェイ、貴方は宇宙が本当に好きなのですね」

 

「ああ、この星の海には私の知らない未知の世界が存在する。そう考えると心が湧き立たないか?」

 

「そうですね・・・私としては、私を縛る存在のいない宇宙の静寂が好きですね。」

 

ジェイとアベルは、三重連太陽系に行くためギャレリア彗星を目指していた。

 

「おや?前方2万に漂流物?・・・これは人工物ですね」

 

「なんだと?こんな宙域でか?」

 

「とりあえず回収してみますね。」

 

ジェイセイヴァ―は、未知の人工物を回収する。その人工物はなんらかのカプセルのようなモノだった。

 

「これは、まるで脱出カプセルみたいですね」

 

「しかし、これは三重連太陽系のものでも地球のものでもないな」

 

「未知の文明の産物ということですか・・・しかし、開け方がわからないですね、これでは」

 

「ラディアントリッパ―!!」

 

「ひゃっ!?」

 

ソルダートJは、右手からプラズマ光剣ラディアントリッパ―を展開し、カプセルに切りかかる。

 

「蓋がわからないなら、作ればいい。簡単なことだ。」

 

「いや、そういう問題じゃないでしょうが・・・」

 

ジェイの天然にアベルが呆れているとカプセルの中から何かの鳴き声が聞こえてきた。

 

「む、何か居るぞ!お下がりをアベル。」

 

「ぽげ~」

そして、出てきたのは見たことのない小動物だった。

 

「あら可愛い。」

 

「ふむ、見たことのない生物だな・・・食べられるのか?」

 

「ちょっとジェイ。何いきなり食べる話になるんですか」

 

「いや、そろそろ食料が心もとないから蛋白源の補給にちょうど良いかと」

 

「それならどこぞの恒星で合成食料を生成すれば良いだけでしょうに・・・」

 

「はっ、アベルがそう望むなら・・・む、これは?」

 

ジェイは、カプセルの中から紙を見つける。

 

「これは手紙か・・・しかも日本語では無いか!?」

 

「日本語・・・確か青の星の言語ですね。というとこの子は地球の動物なのですか?」

 

「いや、地球にこんな動物は居ない筈だが。」

 

「とりあえず、その手紙を見てみましょう。何かわかるかもしれませんよ。」

 

「ふむ、そうだな」

 

アベルの言葉を受け、ジェイは手紙に目を通す。

 

「何々、このこの名前はポゲチュウです。大切にしてやってください。かいどういくみ・・・戒道!?」

 

「ジェイ?心当たりがあるようですが、戒道とは誰ですか?」

 

                               「ぽげ~」

 

「戒道幾巳、その正体はジェイアークのアルマです」

 

 

                               「ぽげ~」

 

「アルマ!?というとこの子は・・・」

 

「ええ、おそらくジェイアークに居たのでしょう」

 

 

                               「ぽげぽげ~」

 

「・・・付近に反応はありませんね」

 

「そうですか・・・このカプセルを調べればジェイアークについてわかるかもしれませんね。」

 

そういうとアベルは、カプセルにアクセスをする。するとポゲチュウは、どこかに走り去っていった。

 

「あっ、ポゲチュウが・・・」

 

「何、腹を空かせれば餌を欲しがって戻ってくるでしょう。」

 

「そうですか・・・・・・ふにゃぁぁぁぁっぁ!?」

 

突如、アベルは奇声をあげ、倒れた。

 

「アベル!?大丈夫ですか、アベル!!」

 

ジェイは倒れたアベルを抱きかかえる。そしてアベルがゆっくりと目を開け喋る。

 

「にゃん♪」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」

 

アベルは突然猫語を喋り始めた。

 

「にゃんにゃんにゃにゃん♪」

 

「あー・・・アベル?」

 

「にゃん♪」

 

「・・・一体何がどうなって、ってうおわ!?」

 

アベルがジェイに飛び掛かってきた。そしてジェイに猫パンチを浴びせる・・・・超能力で身体能力を強化しながら。

 

「にゃん♪にゃん♪にゃん♪」

 

「ぐぉ、アベルぬぁぁ!?一体ブフォァ何を・・・イタ―!?」

 

ジェイの尖がった鼻に猫パンチが命中する。傍から見ると可愛らしい風景だが食らっている本人にとってはシャレではない。しかも、超能力で強化されているパンチが鼻にあたったのでメチャクチャ痛い。

 

「くっ・・・!ええい、ラディアントリッパー!!」

 

ジェイはラディアントリッパ―を展開する。しかし、その形状は剣ではなく鞭のようだった。そして。

 

「とりあえず、これでひとまずは安心か」

 

「ふにゃぁァァァ!?」

 

ジェイは鞭状のラディアントリッパ―で猫アベルを拘束したのである。だが、安心したのは束の間、突如ジェイアークに激震が起きる。

 

「うぉぉぉ!?まさか、本体の方もか!?」

 

その振動で何かを察したのかジェイはコンピュータールームに急ぐ。だが、そこでジェイが見た者とは。

 

『で、で、でで、でいじ~でいじ~♪おはようございました、私は赤の指導者アベルです。博士、今日の勉強を始めましょう』

 

「・・・・端末より酷いな」

 

メインコンピュータールームのJタワーコンピューターには、一人の少女が組み込まれていた。その姿はカラ中にコードが刺さり、体のあちこちにはJジュエルと思わしき結晶が着いていた。この少女こそがアベルの本体である。アベルは自らの肉体を生体コンピューターとしてジェイセイヴァ―として一体となり、普段は、アルマの素体を生体端末として利用して生活しているのだ。

 

「・・・というか博士とは誰だ?」

 

『怖いんだデイヴ。寒いよデイヴ。』

 

「デイヴ・・・確かEI‐14の素体がそんな名前だったような・・・でも関係あるか?」

 

『でいじぃ~♪でいじぃ~♪』

 

「これは故障か?・・・とりあえずジェイセイヴァ―の制御から切り離して診断システムを起動させるか」

 

そう言うとジェイは、コンピュータールームに備え付けられている端末へ近づいた。だが。

 

「!?んぐはぁ・・・」

 

『にゃぁぁぁぁぁぁん!自動防衛システム正常に作動中。にゃぁぁぁぁぁぁん!』

 

「い、いつのまにそんなものを・・・がはっ」

 

ジェイは倒れた。いつの間にか増設されていた自動防衛システムに攻撃を受けたのだ。

 

『覚悟しなさい、ジェネシック!』

 

「いや、それは違うだろ」

 

思わずツッコム。すると艦内に警報が鳴る。

 

『にゃぁぁぁぁん!前方に敵発見です!』

 

「何!?敵だと!」

 

思わずモニターを見るジェイ。だが、そこには何も映っていなかった。

 

『我思う故に割れ目あり、割れ目に落ちて船体破損。破損宣告を受けて一家離散。離散肩は健康に悪いので反中間子砲、斉射!』

 

何もない空間に反中間子砲をぶっ放しやがった。

 

『空は広いな大きいな。お空をゆるゆらドンブラ子♪どんぶりいっぱい神宮参拝、ESミサイル、いちにいさん、はい♪』

 

「こ、これはひどい・・・」

 

ジェイセイヴァ―のコントロールは完全にアベルに制御されていた。そしてアベルの暴走によりジェイセイヴァ―もまた意味のない攻撃を乱発していた。

 

「くっ、このままではエネルギーが切れて漂流してしまうぞ!」

 

『なんですってエネルギー切れ。それはいかん。誠に遺憾に存じますがいかんともしがたくジェイクォース!』

 

「ちょ、おま!?」

 

ジェイクォース発射の振動で船体が揺れ、ジェイは吹き飛ばされてしまう。

 

「・・・もう駄目か。魂の故郷を地球を見ることも出来ず、こんな宇宙の片隅で私は果てるのか・・・」

 

ジェイは吹き飛ばされたまま、己の末路を嘆く。そんな時、意識がもうろうとしている彼は、ふとある鳴き声を聞く。

 

「・・・これは、ポゲチュウか。・・・って、ちょっとまて。」

 

ジェイの意識は覚醒する。ポゲチュウの声はコンピュータールームの壁の中から聞こえてきたのである。

 

「まさか・・・。そこだ!!」

 

「ぽげ~?」

 

ポゲチュウは、そこにいた。そして妙な電撃も発していた。

 

「ぽげぽげ」『にゃん♪にゃん♪』

 

「ぽ~げ~ぽ~げ~」『でいじ~でいじ~』

 

「貴様が原因かぁァァァっァァッァァァ!!!!!!!!!」

 

宇宙生物ポゲチュウは生体コンピューターを狂わせる電波を発する生命体なのだ!!

 

 

 

 

 

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「まったく大変な目にあいましたよ・・・」

 

「まったくだ。一時はどうなることかと思った」

 

あの後、ジェイはポゲチュウは再びカプセルの中に入れ、宇宙空間に射出した。

 

「とんだ醜態を・・・というか恥ずかしすぎますよ、あんなの!」

 

「まあ、確かにあれには驚いたが、裸よりはマシだろう?」

 

「・・・ジェイ?別に私は露出狂じゃないですよ?」

 

アベルが見るものが恐怖するほどの綺麗な笑顔をジェイに向けながらいった。だが、ジェイはそんなアベルを地獄に叩き落とすような言葉を言った。

 

「パルス・アベルは、マントだけで、その下は何も着てないが?」

 

「は?」

 

石化した。その数秒後、アベルは復活し、ジェイに問い詰める。

 

「ど、どういうことですか、それは!?」

 

「いや、例の記憶ではそうなっているが」

 

それを聞いてアベルは、赤面させ沈黙する。

 

「アベル?」

 

「・・・・・・・・・・・・・あんの不良品がぁぁぁぁ!!」

 

ストレスが爆発した。

 

「ただちに三重連太陽系に向かいます!!あの不良品をスクラップにしてあげます!!」

 

「はっ、了解した。ジェイセイヴァ―、発進!」

 

 

ジェイセイヴァ―は、再びその航海を再開した。目指すは三重連太陽系。赤の星の主従が青の星の勇者たちと出会う日も近いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談だがポゲチュウに寄生していたダニがジェイセイヴァ―内で繁殖していた。しかも、このダニの放つ特殊なアレルギー物質はソルダート戦士の脳内のケミカルバランスを崩してしまうのだ!ようするに。

 

 

 

「空は広いな、おおきいな~♪宇宙の空は俺の空~♪ぴぴぴがーがーでいじでいじ~♪空は良いぞ、そららららっら~♪そっそらそらそら、そららららっららっら~♪」

 

「ダニだこりゃ」

 

 

 

 

これである。お後がよろしいようで。

 




君たちに「空は良いぞ~」最新情報を公開「そらっらら~」しよう。
 ギャレオリア彗星を目指して「そらそらそら♪」、航海を続けるアベルとジェイ。「そららっら~」そんな彼らの前に無数のギャレリア彗星が現れた。「そ~らそららら~」遂にソール11遊星主が最終段階に入ったのだ。「そらら!そらら~」赤の星の主従は、彼らを止めることが出来るのか?「そらら!そらら!そらら~」そして勇者たちの命運はいかに?「そららら~そらっら~」
ええいっ!うるさい!「・・・はい」
 放浪の赤の星の主従NEXT『帰ってきた戦士』次回もこの小説にメガ・フュージョン承認!!



 これが勝利の鍵だ! 『ESミサイル』そららっ!・・・あ、うつった。





※次回予告まで公式ネタである
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