新米クソ雑魚提督の艦これ日記   作:タケノコ軍曹

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最後に投稿したのが5月……?どう書いてったけ……?(痴呆)


とんだな……30日目 仲間編 その…これ本編じゃないですね 前編

 何か筑摩さんに初めて出会った事を思い出してたはずが、殆ど利根が出張ってたような……。ま、まあ良いでしょう。

 

それよりも新しく来てくれた最後の仲間。一ヶ月もあって3人目増えただけかよと思っちゃうかもしれませんが、仕方ないじゃないですか。建造できた艦装、筑摩さん以降新しいの来てくれなくて喚ばずに全部近代化改修に使っちゃったんですよ!しかも、駆け出し貧乏鎮守府ですからそうポンポンと建造できるわけもなく……。

 

そんな我が貧乏くじ運なし鎮守府ですが……な、ななな、なんと!先輩提督―――サタデー提督が空母艦娘さんの艦装を送ってくれたのです。

 

 

 

 

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「提督!艦むすの艦装が送られてきましたよ!!」

「へ……?え、何で?」

「ええっと、送り主は……『サタデー提督』さんからですね。」

「ああ……、そういえばそんな約束してましたね……。」

 

 サメ……あの夜のことは思い出さないようにしていたため、クソ雑魚提督はサタデー提督からの報酬の事をすっかり忘れてしまっていたのだ。いっそのこと報酬とか良いからあの日を無かったことにしたいくらいだ。そんな阿呆な事を考えていたクソ雑魚提督の渋った表情(※果物で酸っぱいやつに当たったときのような顔)に、「もっと嬉しそうな表情してくださいよ~」と女―――明石が困った顔で言う。

 

「提督に起きた悲しい事故なんぞ、新しい艦娘さんには関係ないんですからね。来たらまずは笑顔で出迎えましょう!」

「それはそうなんですが……少し待って貰えますか?今私の頭の中を鮫が泳いでいて笑顔がつくれないんですよ。」

「鮫をぶっ○す映画でも見てさっさとふっきてくださいよ、もう……。」

 

あの惨劇(?)の夜からクソ雑魚提督は鮫が嫌になっていた。あの時獲った鮫の肉は捨てる―――などという罰当たりはせずに勿論ちゃんと頂いた。艦娘たちだけでなく、厨房の人、売店の従業員、憲兵さんたち……鎮守府にいる人達に片っ端から振る舞った。兎にも角にも冷蔵庫に入れときたくなかった。鮫特有のアンモニア臭を嗅ぐだけでトラウマを刺激されるからだ。

―――結果、クソザコ提督の作る飯はめちゃんこ美味いことが広まり、艦むすさんだけでなく鎮守府勤務の人たちからねだられるようになってしまったが、それはどうでもいいことである。……いや、憲兵お前さんたちは駄目やろう?

 

「さっき届いたものを確認したんですが、な、ななな、なんと!」

「なんと?」

「空母です。しかも正規空母―――の上の上!一航戦【赤城】の艦装です!!」

「なんとおおおお!!!??」

 

一航戦【赤城】。特に軍事オタクでもなかった提督でも知っているビックネームな空母である。決して鮫を引換券に変えて譲ってもらえる艦むすでは無い。

 

「……ちょっと太っ腹過ぎませんかね?」

「期待されているってことじゃないですかね~?」

「本心で言ってるんですか?」

「…………テヘ♪」

「ハハハ。こやつめ。」

 

最早指揮官としての能力はさじを投げられてしまった位には分かっているつもりだが、着任間もない頃に比べれば少しはまともになったのだ。……ただ不測、重要な戦いの時は指揮系統は旗艦に全て丸投げしているが。

 

「まあまあ。私的には大破状態では絶対進軍させないだけでも提督として花丸ですよ。」

「そんな大前提な、至極当たり前のことで褒められてもね……。」

「(結構いるんだよな~……)」

 

「いや、多分大丈夫だろう」と進撃して轟沈、からの心病んで(提督or人生)辞めていくケースが今なお頻繁に起こっているのだ。その点考えれば明石のクソザコ提督への高評価も納得はできるだろう。……身内贔屓で大分甘いが。

 

「という訳で早速赤城さんを呼びましょうよ~。」

「まあ、待ってください。ちょっと片付けますから。」

「待つのは良いんですけど……提督、こんなところ(・・・・・・)で何をしているんですか?」

 

こんなところ───明石がそういうのも無理はない。実の所、彼女らが会話していた場所だが屋内ではなく、外……船着き場である。艦むすさん達は専用のカタパルト(?)から出撃、帰還するので提督がこんなところに来るのは来客をお出迎えするくらいなもの。───なのだが……。

 

「妖精さん製の簡易キッチンは持ち運び楽なだけでなく、お片付け簡単で良いですね~。」

「いや、あんたなに出店出してんですか?」

 

そこにあったのは運動会とかで使われる日除け用のテント───「たこ焼き」「東京カステラ」「箸巻き」とかの文字がデカデカと縫われてたらお祭りでよく見る店である。訝しむ、というより呆れた目で見てくる明石に「まあまあ、これでも食べてください。余り物ですから冷めてますけど。」と言って適当な英語が羅列されている紙に包まれたものを差し出した。

 

「これは……バーガーですか?」

 

包を開くと出てきたのはバーガー───パティの代わりにフィッシュフライを濃厚ソースとタルタルソース、トマトとチーズが挟んである。余り物だから出来たてではないのが残念だが、それでも見た目匂いどれも食欲を刺激してくる。幸いな事に、明石は今日朝食はドリンクタイプの栄養ゼリーだけだった。もし、朝食がっつり取っていたら食欲なぞ湧かなかっただろう。早速一口、男と比べると小さな口かぶり付く。料理を美味しそうに食べる美少女の姿はいとをかしである。

 

「───!美味しい!!凄く美味しいですよ提督さん!!パンズも凄く美味しいですけど、この魚のフライ……このソースとの相性の良さ、良いですね~!!」

「ああ、それサメ肉なんだ。」

「また鮫ですか!!??」

 

すまない、また鮫なんだ。

 

「いや……私だって本当は見るのも嫌ですよ。でもですね?鮫の料理で飯を食ってたものとしては素材を捨てるわけにはいかないんですよ。」

「それで出店……あれ?鎮守府で全部振る舞った筈では?」

「木曽が大量に釣ってきまして……。」

「責任もって全部食わせましょうよ。」

 

とはいうが、鮫は一匹一匹が比較的大きいから全部食えというのは酷な話ではある。なので少しでも冷蔵庫のスペースを開けるために、暇な時はこうして鎮守府外でも調理したサメ肉を配っているクソザコ提督であった。

 

「それより早く片付けて赤城さん迎えましょうよ。」

「ええ、そうですね。」

 

最悪、サメ肉はフライにしたやつをいっきに揚げて、それを食堂とかで無料提供したら処理は出来る。ただ、出来れば料理全般に言えることだが特に揚げ物は出来たて───は無理でもせめて油がベチャっとなる前に食べてほしいものである。───すいません~!コンビニのホットスナックって何時に行けば出来たて食べれるんですか?夜行って一つ余ってたから買ったら後悔したよ。そんなどうでもいい話は置いておいて場面を戻そう。

 

出店のテントをパッパと片付け、残ったのはキャスター付きの簡易キッチン、そしてテーブルと椅子───折りたたみタイプのやつだ。片付けるのに一分もかからないだろうそれらに手をつけようとしたときであった。

 

「待った!そこの店主!」

 

動かした手を止め、声のした方を振り向く。其処にいたのは一人の長身の女性。

黄金色の髪、碧眼……日本では滅多に、いや海外に行こうが見れんだろう美女が其処にいた。

 

 

 

 

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一瞬見惚れてしまい呆けた間抜け面を晒すクソ雑魚提督。容姿が阿呆みたいに高い娘たちで目が肥えていたとはいえ、金髪碧眼の王道外国美人が心の準備もせずに突然現れたらこうもなろう。

 

とはいえ、それも一瞬。少なくとも、すぐ隣にいる明石が気付けない位だ。この鎮守府に来てから毎日美少女と顔合わせしているおかげで一般人と比べ少しは耐性が付いたようである。

 

「て、提督……!?あの人───艦娘は【ネルソン】ですよ!うわあ……私生で初めて見ちゃいましたよ。」

「【ネルソン】……。有名人なんですか……?」

 

まるで大御所の芸能人に出会ったファンみたいな反応をしている明石、一方「サメ映画で真っ先に食われてそう」位しか分からない提督は明石にこっそりと尋ねた。

 

「ネルソンて言えばビッグ7ですよ、ビッグ7。此処日本で言えば戦艦【長門】がその一人だと言えば凄さが分かりますよね?」

「そいつは凄いですね……。サイン、欲しいですね……。」

 

戦艦長門と言えば日本を代表する艦の一隻。「日本を象徴する戦艦は大和!!」という人がいれば「いやいや、長門だろう!」と意見が割れるくらい有名な戦艦だ。そんな長門と並ぶと言われれば、正直日本艦しかよく知らないクソ雑魚提督の低能な脳みそでもどれだけ凄い戦艦なのか察することだろう。

 

「サインか!良いぞ!」

 

さすがビッグ7だ。懐も何もかも大きい。あのネルソンからサインを貰えることになり、明石はホームランボールを取った観客の様に喜んだ。サラサラっと(ネルソンが持参していた色紙に……なぜ持っているのか?おそらくビックセブンだからだろう)サインを書いてもらった明石。じゃあ今度は自分もと思い嬉々とした表情のクソザコ提督にもサインを書いて渡そうとするネルソンであったがふっと何か思い出したのだろう。漫画なら此処で頭にはてなマークがついてそうな不思議そうな目をしながら明石に問いかけた。

 

「む?そう言えば何故明石がこんな所にいるのだ?お前たちは基本部屋から出てこないのではないか?」

「それ……。そっちの鎮守府の私が唯の引きこもりなだけなのでは?あとこんな所にいる理由は、此方の私達の提督を呼びに来たからですよ。」

「ほう……。貴様が此処の提督か。……ふむ。」

 

さっきまであまり関心が無さそうなのが一変。興味深そうな目でクソ雑魚提督をみやるネルソンの視線に何処か居心地の悪さを感じる。そりゃあこんな美人の強そうな眼力で見られたら大抵の男はタジタジですよ。

 

「余の提督には及ばないが中々良い面構えだ。」

「ど、どうも……。」

「だが!何処か優柔不断そうな男の面だ!具体的には己の艦むすに指揮系統ぶん投げるようなそんな面だ!!」

「そんなことも初対面で分かるんですか!?」

「当然だ!!何故なら余はビックセブンだからな!!」

「凄いや!ビックセブン!!サイン下さい!!」

 

「いや、そこは少しは悔しがるとこですよ提督……」と呆れた目で見やる明石をよそに、キラキラした尊敬の眼差しで見る提督。が、ネルソンはそんな提督にお手上げポーズで首を横に振った。

 

「駄目だ!貴様はメジャーリーガーのホームランボールを躊躇いなくオークションに出しそうな面をしている。」

「それは言いがかりでは!?」

「いいや……。余はそれを実際にやった男を知っておる。そやつの名は『サタデー提督』と言ってな。余のアドミラルの戦友なのだが、そやつと貴様は何処か似た顔の相を感じる。」

「名誉毀損ですよ!?訴えて勝ちますよ!!?」

「二人共そろそろ話を戻してくれませんかね?───ねえ!?」

 

話が脱線し始めて思わず止めにはいる明石。そんな明石に思うところがあったのだろうか「うむ、すまぬ」と素直に謝るネルソン。言いたいことがあるがビックセブンが謝罪したのだ。駆け出しの雑魚提督にこれ以上何かいう度胸などありはしなかった。

 




中途半端なところで切ってすいませんorz
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